こちらでは、保険の関係で医者を選び通う事になるが、最初にかかった所はクリニックで小さな所、そこで診察を毎回受ける。先生は5〜6人いて毎日2人くらい違う先生がクリニックにいる。自分の指名した先生(保険に届け出た)のいる所へ通うが面識もない先生だし、その先生に会う事は少ない。毎回違う先生が診察。診察は毎回予約で予約時に次の先生が分かる。
産む場所は、大学病院となる。だから、そのクリニックの先生達は大学とクリニックを交代でまわっているので、出産当日大学にいる先生に見てもらう事になるので、どの先生にも慣れておく必要があるから決まった先生が普段見るわけではない。
そこで、産む場所の大学を知っておく必要があるので、そこのクリニックでは、病院の見学を出産近くになると行っている。まずは、クリニックで、予約。大抵平日の夜に行っている。
19時半病院前に集合。アキもつれてきても良いという話だったので、親子3人で参加。パパは、そこの病院の隣のビルで働いているので仕事帰りに待ち合わせ。
ロビーにお腹の大きな、アメリカ人夫婦が8組くらいいた。同じ時期に出産だと思うが大きさは私なんかと全然違い、歩き方も貫禄がある。日本人とアメリカ人の身体ってやっぱり違うな〜と実感。助産婦さんがいろいろ説明。緊急の入り口、受け付け場所を確認。
分娩室の見学をするが子供は入っては行けないという事で、アキをあづけてこなかった私達は、アキと外で待つのと交代で説明を聞く事となる。最初にみんなでの説明時に私が行き、後で主人だけ説明を受けるので、みんなを待たせる事になる。
雅子様も体験されたLDR(Labor Delivery Recovery)で陣痛から回復まで同じ部屋で過ごすという個室がアメリカでは当然のようになっている。日本のように陣痛から移動する事はなく、妊婦さんが隣で一緒に分娩する風景もない。プライバシーはしっかりしているようだ。部屋は、きれいで、テレビやシャワー室があり付きそいの旦那もくつろげる感じ。子供の処置をする台も備え付けられている。ベットも分娩台にすぐに変化するようになっている。ドクターを呼ぶためのコールがここではポイントのようだ。出産が重なり、他の部屋へドクターが入ってしまうとほっとかれる恐れもありそうだ。
アメリカでは、保険の関係で出産した時間から48時間で退院しなければならない。LDRから入院室へ1日くらいは移るようだ。1つフロアーを上がり入院室がたくさんある。それも個室でくつろげる空間になっている。
日本では、個室は贅沢な感じで、特別だが、こちらの多くはそのようになっている。日本のように分娩〜入院で30万近く払う必要はない。確かに2日で退院なので、その間くらいゆっくりしたいものだ〜
見学後 やっぱりいろいろ不安になった。説明中もそうだが、英語も分からずに実際ここで産めるか不安になった。アキの時は里帰りをし、産む前や後は母がいろいろセッティングしてくれたし、1週間は病院でいろいろ体制を整えられたのに、今回は自分の身体も一番しんどい2日目で病院を出なくてはいけないので、、、
他の見学に来ていた夫婦のいちゃいちゃぶりもすごく印象的だった。お腹の出ている妻の後ろに常にべったりで椅子代わりになってる旦那さんとかもいて、立ち会い出産がアメリカで多いのも納得。ホントに2人で出産するぞ〜という感じが強かった。