赤ワインとグラス

 前回、ガラス食器とビンの透明感を表現しきれていなかったので、再度挑戦した。
 ワイングラスはM田氏から結婚のお祝いとして贈られたもの。
 ビンは重ねぬりをほとんどしなくて、大たんな筆づかいで一色に仕上げた。
 グラスの中のワインの表面は、にじみをうまく用いることができた。
 今回は、額装できる絵を、と考えていたが、一色ではモチーフが沈むので、思いきって二色で背景処理をした。