管理人敬白
本日(4/19)発売の「週間金曜日」に私のインタビュー記事が掲載されました。
私がこれまで取り組んできた保全活動のそもそものきっかけから現在に至るまでの経緯が総括的に紹介されています。書店で見かけられましたら、ご覧頂ければ幸いです。
1999年のサイト立ち上げから3年経ち、人々の、「安易なケナフ植栽活動」を初めとする、「誤った環境保全活動」への批判意識の高まりに感慨を覚えます。サイト設立当初は、「ケナフ=善」という認識に疑問の声を上げることすらはばかられる状況でしたが、そういった厳しい状況にも関わらず、驚くほど多数の方々に寄稿・情報提供していただきました。改めて厚く御礼申し上げます。
このサイトは、「ケナフ=善」という考え方へのアンチテーゼですが、同時に、私自身と、趣旨に賛同してくださった多くの方々の、誤った環境保全活動に対する「闘いの記録」でもあります。
HPには、いろいろな方からの感想が寄せられます。「問題はケナフだけじゃない。」という声も少なからずあります。それは、私も全く同感です。立ち上がって、声を上げる人がもっと出てきても良いはずですね。
ですから、是非「貴方」が感じる「環境保全活動の矛盾」を世間の人に声を大にして訴えてください。多くの人にこの問題の重要性を認識させるためには、様々な立場から、出来るだけ多くの人が声を上げることが必要です。
私は「カヤネズミの視点」で「安易なケナフ植裁反対」の声を上げています。それは、河川敷をフィールドにしてカヤネズミを研究する私の意見です。同じように、貴方だからこそ、言える意見・視点があるはずです。それはとても貴重なことです。勇気を出して、「貴方自身の声」を上げてください。
そのために、このサイトの活動の記録が、少しでもお役に立てれば幸いです。
2002年4月19日
「け・ke・ケ・KE・ケナフ?」管理人
畠 佐代子