口座を作る

 

基礎を学んだら、あとは実践あるのみ。
でも、実際にネットで株をやるといっても、証券会社とかよくわかりません。

色々なサイトに、ネット証券会社の比較ってあるけど、例えば、
「プロが使う分析ツールを使える!」って実際どうでしょう?

プロじゃないし、最初から使えこなせないよ!

私は(まだ)庶民なので、手数料が安く、使いやすいのが一番良いです。
チャートとかは、YahooファイナンスとかInfoseekで十分。
プロの分析ツールが欲しくなったら、そのとき、そっちに口座を作ればいいと思ってます!

会社の先輩や友人を見ると、みんな、E-tradeに口座を作っていました。
どの本にも、E-tradeの口座開設方法が載っていたし、
手数料も、ほりえもんとフジテレビを和解させた北尾氏が、
「最安にする。他が下げれば、うちもさげる」と豪語しています。
というわけで、E-tradeでいいんじゃないでしょうか?

でも、1つの証券会社だけだと、ネットならではの問題が発生します。
たとえば、株価が暴落した場合、E-tradeがシステム・ダウンしたらどうしますか?
そういう時のために、いくつかの口座に分散した方がいいという考え方もあるみたいです。
そんなに資産を分散できないよ・・・
そういうときは、セレブになった未来を考えてみましょう!

私の場合、仕事で中国に行って、中国のハングリー精神に感動したので、
中国株もやりたいなあって思っていました。
最近では、E-tradeやライブドア証券でも、取引できるようになりましたが、
E-tradeは、中国株の手数料はそんなに安くありません。
中国株は、マネックス・ビーンズ証券や松井証券の方が安かったりするようです。
また、
例えば、デイトレーダーのように取引回数が多い人は、
有名な 株の助 が使っている、ライブドア証券 がお得みたいです。

あまり、たくさん選択肢があっても困ってしまうので、
ほんの少しだけ、有名どころを並べてみました。

E-Trade証券

★★★★★

ソフトバンク・インベストメントが親会社。
手数料も、当分は一番安いでしょう。
50万円までなら、735円→525円→472円とドンドン下がっていきます。
入門書では、ほどんとの本が、E-tradeに口座を作っているので、
新しいことを始める時にも、一番有利だと思います。
私もここをメインに使っています。
資料請求や口座を作る方は、こちらから!

ライブドア証券

★★★★★

ほりえもんが、最も力を入れている金融事業です。
力を入れているだけあって、新しいサービスがドンドン追加されます。
デイトレーダーには、有利な使い放題のサービスもあるようです。
新しいサービスを提供するスピードが早いし、E-tradeの対抗としては、
楽天よりも将来有望な気がします。

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ジェット証券

★★★

サイバーエージェントやGMOインターネットが投資している証券会社です。
藤田社長、熊谷社長が、バックアップについてます。
人と違う証券会社を使いたい人には、いいかもしれません。
アイドルファンドという不思議なファンドがあったりします。
堅苦しくなりがちな金融業会っぽくなくていいですね。
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マネックス・ビーンズ証券

★★

日興ビーンズ証券とマネックス証券が合併して、強力な証券会社になりました。合併効果でサービスが充実しています。
日本株の取引手数料はちょっと高めですが、中国株の取引手数料は最安レベルです。
資料請求や口座を作る方は、こちらから!


トレイダーズ証券

★★★

中国株に特化した証券会社です。
特化しているだけあって、取引手数料は最安レベルですし、中国株の情報も最も充実しています。
日本株はE-trade、中国株はトレイダーズなんて人もいるようです。
資料請求や口座を作る方は、こちらから!


初めて口座を作ろうとすると、特定口座(源泉徴収あり)、特定口座(源泉徴収なし)、一般口座 の選択で戸惑います。
私も最初はよくわかりませんでした。どの説明もわかりにくく、なんでこんなことするんだろう?って感じでした。

これも金持ちの策略?

と言うのが私の感想です。わかりやすく例を書くとこんな感じです。 

口座タイプ
説明
特定口座(源泉徴収あり)

株取引をして、利益を上げるたびに税金が引かれます。
その代わり、確定申告とかしなくて済みます。
扶養家族がいくら稼いでも、税務署に報告がいかないので扶養でいられます。

いいことばかりのようですが、そうでもありません。
例えば、50万円の株が10%上がり、55万円で売れました。
利益は5万円のはずですが、源泉徴収で4万円(2007年末までは4万5千円)になってしまい、手元の資金は54万円になってしまいます。
手元の資金が1万円でも減ってしまうのは、次の取引を考えるともったいないですよね。

また、次の取引で50万円の株を買い、45万円に下がってしまったとします。
手元の資金は、49万円になってしまいますが、1万円は戻ってきません。

得をしたらとられ、損をしたら返ってこないという罠が待っています。

もちろん、ぜったーいに損をしないならいいかもしれません。

特定口座(源泉徴収なし)

こちらは、年末までの取引を基に税金が引かれます。
20万円以内の利益であれば、確定申告の必要もありません。

「源泉徴収あり」のような理不尽なことは起こりませんが、20万円以上の利益を上げた場合は、確定申告が必要です。税務署にも報告がいくので、扶養家族であることを死守するには収支に気をつける必要があります。

また、年間取引報告書を証券会社が作ってくれることになりますが、そこに微妙な落とし穴があります。

例えば、1株50万円の株を買います。それが40万円になってしまいました。
20%下がったので、税金対策のために、売ることにしました。
でも、どう考えてもその株は上がると思いなおして、すぐに、1株40万円で買い戻したとします。
マイナス10万円が確定し、40万円で買った株が残ってることになりますよね?

ここで面白いのは、売買するタイミングに気をつけないと、その前後関係が無視されてしまうことです。
50万円の株に、40万円の株を追加購入し、その後、40万円の株を売ったことになってしまうと、1株平均45万円で買ったことになってしまうことです。

この例でいうと、マイナス10万円の確定ではなく、マイナス5万円が確定することになってしまいます

一般口座

こちらは、年間取引報告書も届かず、自分で全て管理する必要があります。
しかし、自分で管理する手間がかかる分、上記のような理不尽なことは起こりません。
もちろん取引履歴なども、全て残しておく必要があります。

特定口座(源泉徴収なし)に書いたような不思議なことも発生しません。
デイトレーダのような取引が非常に多い人や、株取引の経験が豊富な人は、一般口座にするのが一般的です。

自分で管理するのが、最終的には、一番無駄なく出来ますからね。

どのタイプを選ぶかは個人の自由です。
一番自分にあった口座を作りましょう!

口座ができたら、いよいよ取引開始です!