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8年9ヶ月ぶりの日記〜聖護院大根消失事件
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今回のエレノア日記は、なんと8年ちょっとぶり(滝汗)
ENNNニュース (Eleanor and Naggie News Network)!
のほうは、細々と続けてますが、
今日の事件は、日記として書かずにいられない・・・!
久々にケアンパワーに打ちのめされたので、ご紹介します(笑)。
聖護院大根(しょうごいんだいこん)とは。知る人ぞ知る京野菜のスター。
京都人クオーターである私としては、いつか、これで、「大根の炊いたん」
(煮物のことを、京都や大阪などの人は「炊いたん」という)
を作ってみたかった。あこがれでもあった。
そしてとうとう、北九州のスーパーに小ぶりの聖護院大根が出回り、
"美味しい私を食べて♪"のオーラに負け、買ってしまった。
実はワタクシ、ちょっとした体調の問題を抱えていて、生活リズムが狂って
料理もなかなかできない状態。だから、せっかくの聖護院大根も、料理する自信が
無く、やはり買ってからしばらくは、キッチンにお供えしてある状態でした。
しかし、表面がしわしわしだして、さすがに焦り、昨夜(丑三つ時(笑))、
もったいないので、思い立って、聖護院大根の葉の部分を切って植木鉢に植えました。
観賞用ぐらいにはなるだろーと。さらにその日は朝まで眠れそうになかったので、
今日こそ「聖護院大根の炊いたん」を作ろう!と、初めての聖護院大根に挑戦。
意外に固くて、特に面取りがしづらかったけど、格闘の末、24等分して下ごしらえ完了。
そして今日の午後から、本格的に昆布と鰹だしで炊いた。1回目の炊き終了。
あとは、冷まして煮てを3回ぐらい繰り返せば、美味しく味を含むはず。(^^)
しかし、その間ずっと、エレは大根を欲しそうにうろついていた。エレは大根が
好きだからなあ。ナギも好きだ。でも、ナギはどこかで大人しくしてるようだ。
(この間、すでに事件は起きていたようである)
ふーやれやれと、充実感に浸っていた時、中庭の戸を開けっ放しにしてたことを
思い出した。寒いから締めよう、あ、その前に、エレとナギのトイレをチェック
しとこうと思ったその時!
トイレシート(7枚敷いています)一面に、エレとナギのウンPとともに、
細かいバラバラしたもんが一面に。"なんやこれ!まさか異物排泄か?!"
失神しそうになったが、必死でこらえて観察した。青い茎とか枯れ枝の細いのがある。
バラバラしたのは・・・植木の土や!ま、まさか、、あんたら、、、?!
慌てて中庭に行き、昨夜植えた聖護院大根ちゃんの鉢を見た。無い!
凍り付いた。時間が走馬燈のように駆けめぐる。そういえば・・・今朝の朝ご飯で
ナギのあごが黒っぽかった気がする・・・。固まってる私の脇で、エレがさらに
他の植木鉢に顔を突っ込む。寒いから中庭に移動させた南天の鉢だ。下手したら
マズルを使って掘り返しそうなムードだ。慌てて部屋の中に戻らせた。
・・・・あああああなんてこったい。大根の切ったとこ再利用でエコしちゃったフフン♪
という私のちっちゃな自賛は砕かれた。エレとナギには、アレは大好きな大根
であって、生ゴミであって、それが目の前に置かれている。どうぞお召し上がり下さい
と受け取るのは当然のこと。完全に忘れてた。油断していた。
(お花の植木鉢ではそういうことが無かったから)
ヒュ〜(心の隙間風)。
私は、まるで、アリじごくみたいに鉢の中央がへこんでいる、聖護院大根の茎が
植えてあったはずの鉢の前で立ちすくしていた。体調のせいとはいえ、ちゃんと
エレとナギの目配りができてなかったツケは大きかった。過ぎたことは仕方ない。
あとは、彼女らが食ったであろう聖護院大根の茎と、それに付着していた土が
ちゃんと排泄されることを、神様に祈るのみだ。ああ、ちゃんと出すんだよエレナギ。
あとで、美味しく炊けるであろう聖護院大根、食べさせてあげるから。
※被害状況を撮影した画像は、後日、追加予定。
☆☆☆
教訓その1 「野菜の切れ端も、ケアンにとっては、ごちそうだ」
教訓その2 「ケアンは穴掘りが得意。届くところに食い物を植えてはいけない」
☆☆☆
続く☆TO BE CONTINUED...
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