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1998年 6月23日火曜日、雨
エレノア/脱皮の夏
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久しぶりのエレノア日記です。
エレノアもおかげさまで、来月に1才の誕生日を控え、だいぶ大人に(?)近づき、
落ち着きつつあるようです。子犬の頃がうそみたい(^^)。
※しかしケアンは、1才からがまた大変だそうです。覚悟しなきゃ(^^;)。

☆☆☆☆☆

6月に入った頃から、エレノアのアンダーコート(下毛)の抜け毛が目立って
増えてきた。しかし、ケアンテリアの本格的お手入れに挑戦に 書いたが、
ケアンテリアは換毛しないはず。なんでだろ〜?と悩んでしまった。(病気じゃないよ)

そういえば私、オーバーコート(上毛)は「ストリッピング」といって、死に毛を
手で抜かないと自然にはなかなか生え代わらないため、常に意識していたものの、
アンダーコートについては、本などでもほとんど触れられていないので、たいして
意識してこなかった。
でも、ホントのところ、どうなんだろう?

そこで、ニフティのケアン飼いの先輩方に話を聞いてみたら、ケアンといえど、
夏場はアンダーコートも抜け、「脱皮」するのだそうだ。

日本犬は、病気とちゃうか?というくらい、束状にドラスティックにコートが
抜けるが、ケアンの場合、それとは違ってダラダラと抜け続け、最終的には地肌が
透けて見えるくらい抜けちゃうらしい(^^;)。(だから「脱皮」)

海外のケアン本では、アンダーコートは「年に2回、強いて言えば春先に目立って
抜けるくらい。クシで取りましょう」とか「ショーに出すとき、体のラインに影響
するようなら、レーキやアンダーコートナイフなどでボリュームを押さえましょう」
程度にしか記述されていない。しかし、エレの抜け毛はそんな 生易しいものではない。
抱っこしたらTシャツにべったり、プルプルしたらその辺に毛がふわあ〜。。。

思うに、この「脱皮」現象って、蒸し暑い日本だからみられる現象じゃないだろうか?
ケアンの原産地スコットランドのように、蒸し暑くならない地方ならそれほど抜けない
のだろうが、日本で暮らすケアンは、しっかりと日本の気候に適応してるのかもね。
「じゃぱにーず・けあん」なんちって!(^_-)☆

そしてアドバイスを得て、いま私は、アンダーコートもせっせと「ストリッピング」
している。おそろしいくらい容易に抜けるので、ちょっとコワイ(^^;)。
でも、慣れるとハマる、楽しい作業だ。じっとしてるのを嫌がるエレをあやしつつ
W杯を見ながら、毛を抜き続ける梅雨の日々であった。。。


 ☆☆☆ 教訓「日本のケアンは脱皮する」 ☆☆☆


アンダーコートのストリッピングも、無理に抜くのではなく、 すいすい抜ける毛だけを
指で抜いていくのが良いようです。忙しい人は、細目グシで 抜け毛を取り除いていって
下さい。
スリッカーと併用すると、より効果的だと思います。
(でも抜け毛は延々と抜け続けますので、毎日まめにクシ入れしてあげて下さい)

バリカンで毛を刈る場合は、根元から抜くわけではないので、抜け毛は解決しませんし、
上毛が細る一方なので、ケアンらしい剛毛が失われることは知っておいて下さい。
私のお勧めはストリッピングですが、どの方法を選択するかはアナタの自由!(^_-)☆


続く ☆ TO BE CONTINUED...


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