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１９９８年　４月１６日木曜日、晴れのち曇り
エレノア、初ヒート（発情）！”これでアンタも大人の女”
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３月は何かと忙しかった。３月末には、弟タローが、実家のある大阪で結婚式を
あげるんで、あわてて着ていくものを用意したり、ドタドタバタバタ。

そんな中で、１つ気になることがあった。そう、２月の終わりくらいから
なーんかエレノアの様子がヘンなのだ。ヘンといっても病気じゃない。

女の子なのにマウンティングをはじめたのだ。。。私がパソコンしてると、何度も
左足に対し「する」。（お前はそんなにオカーチャンを愛してるのか？）
（マウンティングとは、ワンコが人の足などを抱きかかえて、腰をうにょうにょ
　する行為・・・ｷｬ(*^^*)）

聞くところによると、女の子でもするものらしい。
”自分のがえらいんだぞ〜”と権勢を示したり、ストレスがたまってたりすると
やっちゃうとか。うう〜ん、権勢は負けてない自信があるんだけど、ストレスは
あるのかもしれない。反省。

しかし、体が丸みを帯びてきたし、毛艶もいい。瞳もうるうるした感じ。
これは変だ、まさかこれが噂のヒート（発情）では？！

それに気づいた頃、エレノアは７ヶ月半才。小型犬は、７〜１０ヶ月で発情が
来るそうだから、来てもおかしくない。だから、あわててこの辺りの勉強を
開始した。が、いわゆる決定的な特徴が見られない。つまり、

発情前期：局部が腫れぼったくなり（後ろから見てわかるくらい）、固くなって
くる。出血が始まる。しきりに局部を舐め出す。云々。

こういうのが、エレにはまだなかったのだ。ということは、マウンティングしたから
といって、ヒートの兆しとはいえないようだ。じゃあ、いったいいつ来るのか？

そうこうしてるうちに、３月のドタバタがはじまった。そのうち、なんだか
エレの局部がふくれ気味になってきた。そして月末、大阪に帰省する日が来て
しまった。焦ったのは、エレを行きつけのペット屋さんに２泊預けることになって
いたため、もし、今の状態＝ヒートだったら、やばいんじゃないかということ。
でも、出血などはまだないし、、、。それで、預けに行ったとき、ペット屋さんの
オーナーさんに聞いてみたら、いきなりエレの局部チェック(^^;)、そして、
「うん、確かに近いね。でも、まだきてないよ(^^)！」とのことだった。

ちょっと安心。それでも、オス犬などに気をつけるようお願いし、エレを預けた。

翌々日の夕方、大阪からまっすぐ北九州に戻り、エレを引き取りに行く。特に何事も
なかったようだ。そして、車で帰宅し、ふと「どんな具合かな〜？」と、エレの
大事なとこチェックをすると、おや〜ん？なんか赤いモノが付着してる。。。
別にケガしてるわけじゃないし、、、ということは！！

エレ、おめでとう！ダンナと２人、バンザーイ＼(^O^)／
お赤飯は、、、よう作らないし、売ってるところまで買いに行くのが大変だったので
パス(^^;)。いい加減な”親”で、許してね、エレ。

しかし、室内飼いゆえに、出血の汚れ対応が待っていた。知り合いのケアンは
きれい好きで、しきりに舐め取るので、おむつ無しでも大丈夫だったとのこと。
「じゃあ、エレも楽勝かな？」と思ったら、この子は無頓着なのかダメ(^^;)。

オムツを用意してなかったので、取りあえずワタシのお古のパンツ（失礼）を改造し、
あてがってみた。でも、無頓着とはいえ、エレも時々は局部を舐めるので、
その時にずれてダメ。一時しのぎにはなった。

そして、犬用のピンク のかわいいパンツを買った。ティッシュをセットして着せる。
「う〜ん、かわいい！」そういっておだてると、本犬（ほんにん）はまんざらでも
なさそうだった（笑）。しかし、このオムツには落とし穴があった。

そう、おしっこのときは、都度都度ぬがせてやらなければならないということだ。
（人間のオムツはそれも吸い取るが、エレのはカバーにティッシュをセットしたただけ）

うんＰは、ボタンを１、２個はずしておくことで、オムツをしたままでもできるが
おしっこはそうはいかない。しかも、ヒート中は、普段より尿回数が多かった。
かくして、ワタシはエレのおしっこタイミングについていけず、おもらしさせて
しまった。濡れたおむつは洗えばよいが、替えてもまたすぐにおもらしさせてしまう。
ワタシがもっと気をつけていればいいんだけど、結構大変。


　☆☆☆　教訓「オムツはおしっこも吸い取るタイプを探そう（あるのかな）」　☆☆☆
※1999.8.17 追記：ワン用おむつカバー、販売されています


結局、オムツはあきらめ、「もう、好きなだけ汚し！」とエレにいい、あきらめた。
実は、すでにソファとかホットカーペットカバーなど点々と汚されていたので
あきらめがつきやすかった。（カバーは来シーズン買い換え予定）

しかし、エレにもまめに舐め取るようにしてもらった(^^;)。そう、「ちるちる！」
と声をかけ、私がエレの片足をカパッと開けたら、舐めさせるようにしたのだ。
意外と覚えてくれたので、助かりました？
また、ウエットティッシュを居間に常備し、汚れを見つけては拭き取ることにした。

もう１つ、ケアンは長毛なので、毛に血がこびりついて困った。でも、思い切って
その周辺を毛刈りして解決？！（後ろから、大事なトコが丸見え〜になったが（涙））

そうこうしてるうちに、約１０日がたち、エレの出血はおさまった。局部も、
腫れがややひいて、柔らかくなってきた。本に書いてあるとおり(^^)！

どうやら本番のヒート突入！ 薄い液体は分泌されるけど、血液ほどじゃなく、
またエレは、こちらは割と舐め取ってたので、思ったほど汚れは出ない。
でも、オス犬達の迷惑にならないよう、その日から散歩には気をつけることにした。
ルートを変えたり、庭で遊ばせるだけにしたり。

そして今日、はっきりはわからないけども、分泌物もなく、発情は収束しつつある
ようだ。局部はまだ少し腫れぼったいけども、もう終わりかな。

☆☆☆☆☆
獣医さんの書いた本（「犬の繁殖読み本」（誠文堂新光社））によると、
発情前期（出血のあるとき）は５−２０日で平均１０日、そして発情期は７−１２日
で、平均８日だそうです。


続く　☆　TO BE CONTINUED...

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