おいしいですぞ!カボチャの種

初めてカボチャの種を自分で煎って中の実を食べたとき、それまで種を捨ててきたことを後悔しました。それほどのうまさが口の中に広がります。市販のピーナッツやアーモンドなど足元にも及ばないうまさです。
カボチャは、種の厚みが分厚いものを選びましょう。
最初のうちは実を取り出すのが「めんどうくさい」と感じますが、慣れればテレビを見ながらでもパクパクと・・・。
ちなみにインターネットで調べると、種の実には体に必要な要素の「亜鉛」が含まれているそうです。
カボチャの種の部分を取ります。
流水を当てながらほぐし、種だけをザルに取ります。おおざっぱで大丈夫。
種が小さいものや薄っぺらな種は捨てます(実が入っていません)。
日の当たる窓辺に数日置いて乾燥させます。(乾燥させなくても、そのまま煎って食べることはできます。)
よく乾燥させた方が煎る時間が短く済みますし、また、香ばしくなる感じがします。
フライパンで煎ります。
または、平置きタイプのオーブントースターでも可。
よく乾いた種の場合、煎りすぎると、中の実が炭になるので、ほどほどに。一粒はじけたら火から降ろしましょう。
はじけると粉々になってどこかに飛んでいってしまいますので、フライパンで煎る場合は、金属製の平たい鍋ブタで押さえます。
■食べ方(実の取り出し方)
左図ように先端部を歯で噛み取るか、指でむしり取ります。
種の両側から力を加えると、殻の合わせ目から割れます。力を入れすぎると粉々になりますので加減を。
ちょうどいい具合に乾燥していれば左図のようにきれいに2つに割れます。
中に入っている緑っぽい色の実を食べます。
口の中に広がる香ばしさとうま味。こころの中には「シ・ア・ワ・セ」という4文字が占領することでございましょう。