○ビス穴隠し工具

[皿取錐]と[埋木錐]

テーブルやイスを木でつくる時は、“ほぞ穴”をノミなどでつくって組み立てるのが本道のようですが、そんな面倒なことはしない楽チン主義の私はもっぱらインパクトドリルでビスを打ち込んで楽しております。しかし、ビス頭が丸見えでは美しさに欠けます。手抜きしても美しさを失いたくなければ、ビス頭を隠すひと手間は惜しんではいけません。
下の写真は下穴を開けるための『皿取錐』と木栓をつくるための『埋木錐』です。
ビス頭より大きい径のビス穴を5〜10mmほどの深さに掘り、そこにビスを打った後、埋木をしてビス頭をかくします。
この2つがあれば、木工作品の出来映えはワンランクアップします。

▲左が『皿取錐』、右が『埋木錐』。サイズはいろいろあります。写真は9mmのもの。
▲『皿取錐』で深さ3mmほどの埋木用の穴をつくったところ。板材が厚ければもう少し深く掘ります。