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栽培品種はイセヒカリで決まり イセヒカリは人間がつくりだした品種ではありません。人間がつくったものには、なにかしら問題を抱えているもの・・・と、わたしは思っていますので、このイセヒカリの不思議とも思える出生の物語に惹かれるのです。イセヒカリは生まれてきたお米。稲の神様か、日本人のご先祖さんたちの霊がおくりとどけてくれたとしか思えない稲なのです。(わたしと、この稲との出会いは「プロジェクト※」の中で紹介しています) |
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▲市島町で実験栽培された5つのほ場のうちのひとつ、八十市学舎の田んぼ(無農薬/有機栽培)。米ぬか除草法が失敗し、草ぼうぼうの中で瑞々しく育つイセヒカリ。とてもうつくしい稲です。 (雑草と共生させて栽培すると、蛋白含量がグンと少なくなります。そういう結果がでました。) |
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イセヒカリとは:
「平成元年、二度にわたる台風の襲来で、伊勢神宮神田のコシヒカリはなぎたおされて泥まみれになった。その中に、2株並んで直立する稲があった。それは黄金に輝く穂を持ち・・・」 イセヒカリは卓抜な稲で 1.普通の栽培でまず倒伏することはない ----------------------------------------- |
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イセヒカリはおしいいお米!
でも硬質米なので、炊き方が・・・。 現在、世の中に出回っている電気炊飯器のほとんどはコシヒカリなどの軟質米を炊くようにプログラムされており、そのため硬質米のイセヒカリはおいしく炊けません。イセヒカリに魅せられ、栽培を手がけた篤農家の多くがイセヒカリから離れていった理由は、そこにあります。硬質米・軟質米の炊き分け機能付き炊飯器は製品化されていますが、高価です(今は安くなっているのでしょうか?)。羽釜が一般的に使われていた昔、瀬戸内圏では、硬質米がよく食べられていたそうです。 |
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