合板のアクは気にしない・・・おおらかな施主さん
2年前に施工応援に行かせていただいた豊中市のSさんから施工応援の依頼があり、9月17日に行ったときの話です。

1階リビング、階段室、洗面所の一部を1日で仕上げたいとのこと。ご主人、奥さん、小学1年生の男の子、そして、私の4人で作業。壁面の一部に合板があり、持参したアク止め液を塗り、乾燥後に直接、佐野の名水を施工(施工マニュアルでは下塗材NGUの施工が必要となっていますが、佐野の名水は十分な接着力を持っていますので、自己責任で施工するDIYの場合は下塗材NGUを省く人は多い)。
階段室はすでにご主人が水性シーラーを塗布していましたので、アク止め液を上から塗るかどうかを確認しましたところ、そのまま施工していいとのこと。2年前に施工した台所(佐野の名水-1白色を施工)が全く汚れていないことと、佐野の名水なら合板のアクを短期間で分解してくれることをご存知なのでおおらかなものです。なので、そのまま施工しました。案の定、しっかりとアクが仕上げ面に出てきました(下の写真)。
でも、これが、早ければ2週間で消えてしまいます。
夕方4時頃までに約20平米を塗り終わりました。写真を撮らせていただきましたので一部をご紹介します。

▲仕上げ面に現れた合板のアク。太陽光や蛍光灯の光が当たる場所なら光触媒効果が働き、アクは分解されてきれいに消えてしまいます。
▲夫婦と子どもの合作壁面。壁面照明が手作り壁の良さを浮き上がらせています。
▲記念の子どもの手形。ほんとによくお手伝いのできる男の子でした。
手形を押すときは、壁材が少し固まりはじめたときにしっかりと強く押すと、きれいな型が残せます。写真の手形は、押すのが早すぎたようです。
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