〜 新選組 & 遥かなる時空の中で 〜

妄想はフィフティー・フィフティー(50/50)(謎)

◎** 京都旅行記 **◎

2005. 5. 15〜5. 17

・・・というわけで
今回は新選組(というか御陵衛士)と、
ゲーム『遥かなる時空の中で』に出てくる場所が多めの京都旅。
(「遥かなる時空の中で」に関してはコチラをどうぞ)

勤皇の御陵衛士と、京の都が舞台の『遥か(1)』。
どことなく、雅な香りを感じつつ・・・?


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一応、今年の大河ネタ☆(笑)(三条京阪駅にて)


■ 5月15日(一日目) ■

<ルート>
京都到着(14:30頃)→下鴨神社

この日(5月15日)は、京都三大祭のひとつ「葵祭」の当日だったりしたのでした。
祭の名残りが味わえるかもしれないと、京都到着の本日は、ホテルチェックイン後に、バスに乗って下鴨神社へ。

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見えにくいけど<賀茂祭>と出てる、下鴨神社総門。

名残りといえるものは、観光客の多さと、所々にまとめてあるパイプ椅子。それから、片付けしてる出店の人たち。
あえて日にちを外して旅行日程を組んだものの・・・やっぱり、ちょっと見たかったな〜。貴族装束の行列。

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こんなものがあった。(こんなものって・・・)
国歌「君が代」にうたわれた「さざれ石」

さて、下鴨神社に来たかった理由は、ただ葵祭の名残りを味わいたかったから、というわけではなく・・・

下鴨神社から続いている小さな森、『糺の森(ただしのもり)』。
そして、その森にある『連理の賢木(れんりのさかき)』。
目的はこの二つでした。・・・・・・ええ、そうですよ。「遥か〜」に出てくる場所なんですよッ(><)

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「史跡 糺の森」の碑と、道路側からの森への入口。
神社側から入ると、さらに神秘的な空気漂う深緑の世界。
ゲームでも、陰陽師のキャラクターが、森の木と会話したりするイベントがありまして・・・

そのキャラクターが会話していた、連理の賢木。
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縁結びの神の御力によって、二本の木が一本にむすばれたもの、と言い伝えられている。らしい。
「二本の木が一本に」という意識しかなかった自分は、この木が縁結びの社の一部であったことに少々驚きました(笑)
(なんかもうちょっと硬派な、というか、太い木だと勝手に思っていた(^^;)

それにしても京都。日差しが強いっす。暑いっす!
ワケあって糺の森内を少しばかり走った私は、下鴨神社と森をあとにして歩いているあたりで、相当にノドが渇いた。
で、喫茶店でお茶休憩・・・のつもりが、道中見つけたラーメン屋にて、餃子&ビール休憩になっていた(爆)

一杯の生中でちょい陽気になりつつ、お次は同行の母の希望で、出町柳の「出町ふたば」で豆餅を並んで買う。
それからバスに乗って、烏丸御池駅近くのホテルに戻る。夕食はホテル近所のお店で日本そば。京都のお蕎麦はマジ美味しくて好きだわ。


■ 5月16日(二日目) ■

<ルート>
伏見稲荷→泉涌寺→(京都駅)
→油小路通→西本願寺→島原→壬生周辺
→京都御苑

あれ? 後半、前回(11月)の旅行二日目とかぶってない?? というギモンはさておき・・・。

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伏見稲荷総門!

三条京阪から電車で伏見稲荷へ。あ、そう、冒頭の義経写真はこの時撮りましたよ♪ っていうか、こういうの絶対あると思ってた。(昨年は新選組のコーナーあったからね、この駅)

それにしても、昨日に引き続き、神(かみ)の社(やしろ)(=神社)続きになってるなぁーと、あらためて気付く。
ここまで写真が赤塗りばかりだよハハハ。

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伏見稲荷のシンボル、赤い鳥居のトンネル。

伏見稲荷は、「遥か」でも出てくるんだよね。イベントっぽいのはあんまり覚えてないんだけど。
そして、大河ドラマ「新選組!」オープニングイラストでも使われてた。赤い鳥居の先の社で、手を合わせる女の人の絵。そういや、あれは誰のイメージだったんだろう? 特に登場人物を意識して描いたわけではなかったのかな。常に死と隣り合わせの幕末の志士と、彼らの無事を祈る女性のイメージ。・・・なんだかほろり。

鳥居のトンネルは、だんだんと急な山道&階段になっていく。
ヘタレな我らが母娘は、頂上まで登らず。途中のきりの良いところで、道を変えて戻ってきました。

そ・し・て (←気持ち悪い)

JR稲荷駅から東福寺駅へ。
泉涌寺! 泉涌寺! ・・・っていうか塔中の戒光寺! 
御陵衛士のお墓!!!(バチ当たり(^^;)

いやまさか、泉涌寺の門前(つまり総門に入る手前)に墓地があるとは思いませんでしたからね!? 前回は。
そう・・・「おーっ、ここが伊東先生たちと縁の深い泉涌寺かー!!」とか張り切って、早々と総門をくぐってはいけなかったわけですよ(笑) 今回は前回の調査不足を反省し、事前にネットでしっかり墓地の場所を確認していったので、お墓参りもバッチリばっちり。(しかも、昨年の時はなかったと思われる『戒光寺墓所』の案内板も出来て?ましたから、きっと大河ドラマの影響で伊東甲子太郎や御陵衛士の魂に手を合わせたい、と訪れる人が増えたということなんでしょうね。もちろん、自分含め)

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御陵衛士と縁の深い(本当に深い)戒光寺

戒光寺の本堂内にて、丈六釈迦如来像を拝み・・・なんだかこちら、ものすごく居心地がいいんだわ・・・しばしの間、しんとした空気に心が洗われる。この釈迦如来像を、伊東先生たちもきっとその目で見上げていたはず・・・。

で、それから、お隣の寺にある那須与一のお墓参りもしてきたりしました。
今年の大河、与一役は誰になるんだろ〜?

このあと、皇室の菩提寺・泉涌寺の本尊を拝観して、帰りにもう一度伊東先生のお墓にご挨拶をして、泉涌寺をあとにしたのでした。

その後のルートは、昨年11月の二日目をほぼおさらいといった感じです。
京都駅から、油小路通り(本光寺)を経て心で涙し、西本願寺で大砲の練習をする新選組にウンザリな坊さんらの様子を想像し(笑)、きらびやかな唐門に目を奪われて。かつての花街・島原では、こちらも前回見逃した『角屋』の外観をしっかり見てきて(重要文化財なんですね! 知らなかった)、そのまま北上して壬生へ。
壬生寺、八木邸・・・今回は八木邸内部には入りませんでしたけど、お店のほうで『屯所餅』を一箱購入。賞味期限が三日間なので、人様用のお土産にはできないもんだから、もっぱらホテルででも食べようと自分ら用でする(^^;

仕上げは、四条から地下鉄に乗って、レッツゴー京都御苑! 夕方でもまだまだ明るい良い季節。犬の散歩姿をあちこちに見ながらv公園内を史跡散歩。私もここで犬の散歩してーーー!!(><)
ちょっぴり寂しくなってきたので、一匹のかわゆいノラ猫としばし戯れて帰る(笑) あ〜、このネコちゃんの写真撮るの忘れちゃったよ。(残念)

この日はこのとおり、「遥か」より新選組が多めで一日終了。
とにかく、またまた”歩いた”旅行二日目だったのでありました!


■ 5月17日(三日目) ■

<ルート>
仁和寺→知恩院→円山公園→(ねねの道)高台寺月真院

「遥かなる時空の中で」の、かわいこちゃん最強八葉(←自分命名)永泉さん!!
この永泉さんは、仁和寺の法師なんです。仁和寺にある法師・・・。徒然草・・・・・・。
(永泉さんを徒然草に描かれた法師と重ねるとちょっと笑えるんですが(失礼))

永泉のように、出家した皇室の方々が住まう御寺・仁和寺。桜の季節も終わったので混雑もなく、広い敷地と建物をゆっくり・ゆったりと歩いて回りました。宝物館もすごく良かった。ちなみに仁和寺は、中学の修学旅行以来でした。

今日のテーマは<修学旅行の再現!?>
というわけで、仁和寺からバスに乗って東山方面へ、お次も中学以来の知恩院を拝観。・・・でも、ここは総門くぐってからの思い出が全くなかったりする・・・(汗)

修学旅行の再現は、これにて終了。(早いな!)
ここまできたら、伊東先生たち御陵衛士の屯所に行かない手はありませんッ。
円山公園を通って、龍馬さん&中岡さんの像の写真を撮って

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坂本龍馬(左)&中岡慎太郎(右)

ねねの道にある、高台寺月真院へ。
もう時間があまりないので、門から中を覗いて(だから怪しいから(^^;)、そこからくるりと引き返す。
でも、月真院の門前で私がうろうろ動いていたおかげで(おかげで?)、またも歩いていた人たちが『御陵衛士屯所』の説明書きに足を止め始めたりしてた。 皆様、御陵衛士をどうぞ宜しく。伊東甲子太郎先生をどうぞ、どうぞ宜しくーーー!!

そんなこんなで、今回の京都旅行もそろそろお別れの時間が近付いてまいりました。
今回はしっかり、見逃す場所なく巡り通した!! 今のところ、後悔は思い当たらず! VERY GOOD!!!

グッドな感じが、旅行記にはあんまし出てない気もするのですが (日にちが空いちゃったからな・・・(^^;)


京都旅行記第二弾☆ これにて、一件落着!!



written by yumi 2005. 5. 28

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