「決戦」プレイリポート 序章



プレステ2を買ったものの、今はとりあえずやりたいソフトがない。
そんなとき、「とにかく映像はスゴイよ〜」と会社の人が貸してくれた――『決戦』。

とはいえ、当時の私は正直なところ・・・少し胸中複雑でありました。
なぜなら、「決戦」といえば、「信長の野望」でおなじみコーエーさんの戦国モノ。
はっきりいって、戦術シミュレーションとかって苦手なんだよなぁ・・・、
以前、パソコンで「毛利元就三矢の誓い」の体験版をやったときも、なんかやられまくってたし。
・・・と、いま思えばかなり笑えるくらい、ヤル気無し〜な状態でした。

ですから最初は
「とりあえず軽く手をつけて、映像・雰囲気を見たらお返ししよっと」
くらいの気持ちで、ゲームをスタートさせたのです。

・・・と、その前に、一応解説書を読んでおく。
東西両軍、数人のキャラ(武将)が紹介されている。
うーん、あまりピンとくるキャラがいないかな・・・。
歴史は好きなんだけれど、戦国時代や関ヶ原の戦いって、どうもあまり興味がなくて。
名前は知っているけど、別に・・・って程度。見たところビビビッとくるキャラもいないし(爆)
(・・・あ、でも、のちに私が心奪われる(笑)とある武将も、ここに載ってるんですけどね(^^;)

コントローラーやシステムの説明も、どうせわかんないのでさらりと一読。
・・・・・・だが!

解説書の最後に、キャスト表が載っているじゃないですか!!
えええっっ!?このゲームって声付いてるのォ!???
うわー、うわー!!!

徳川家康:玄田哲章

家康が玄田さんなんだー!!
すげーすげー、家康がシュワちゃんかぁっ!!!(爆)
玄田哲章さんといえば、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えでお馴染みですよネ(^^)

石田三成は森功至さん。(「あるある大事典」などのナレーションでよく聞きません?)
真田幸村は堀秀行さん。(「ドラゴンボール」のギニュー隊長!(わかる?(^^;))
本多正信に八奈見乗児さん。(タイムボカンのボヤッキー!)
伊達政宗なんて置鮎龍太郎さん。(いろいろ出てます!)

その他にも、知ってる声優さんがわんさか出演されているのがわかり、一気にやる気が倍増!
うれしい誤算です(^^)

そんなこんなで、ゲームをセット。まずはオープニングムービーから。

霧の中、対峙する両軍。そこに号令をかける徳川家康。
「徳川が命運、この決戦にあり。・・・進めーっ」

おおお、ホントにシュワちゃん声だ!!

騎馬隊。足軽隊。鉄砲隊に大砲。
そんな戦場の様子から一転、寂しげな音楽のなか登場する女性。
十字架を首に下げた、細川ガラシャ。
画面に読まれた、その彼女の辞世の句を切り裂くように、再び戦場の場面へ。
「狙うは家康の首、ただひとぉーつ!!」

うわーっ、ギニュー隊長!!(だからマイナーだって(^^;;;)

馬で駆ける真田幸村。そして、くのいち三人組!
サスケ、コスケ、サイゾウ。真田十勇士をモデルにした女の子たち。
三人とも騎馬上でかっこよく鉄砲を構え、リーダー?のサスケ。
「お命、頂戴!」
バーン!と放たれた弾を、家康が紙一重でかわし、現れる「決戦」の文字。

うわぁぁぁ・・・!!

いやスゴイです。
映像のリアルさも確かにすごいけど、何より作りが・・・。ドラマティック!

思えば、このオープニングですでに、ハマリの前兆が見え始めていたのかもしれません(笑)

(っていうか、このリポート、こんなに詳しく説明してたら恐ろしく長くなるぞ・・・)

さて、ではタイトル画面。
ゲームに入る前に、まず「環境設定」を見てみます。
とりあえず、字幕表示と振動もONにしておきました。

環境設定を終えると、確認のメッセージが出る。

この設定でよろしいですか?
 × いや、まて    うむ 

大爆笑っっ!!!

殿様・・・殿様なのね・・・っ
「決戦」好感度、ここでさらにアーップ!(大笑い)

そうして、「いや、まて」を数回繰り返し(バカ)、ようやく「初めから」でスタート。
最初は東軍、つまり徳川家康のほうしか選べないのね。
私は別にかまわないけど・・・でも好きでこのゲーム始めた人は、結構残念だったんじゃないかな。
歴史シミュレーションで関ヶ原の戦いをやる場合、「西軍で勝ちたい」って思う人が多いわけでしょ?
(・・・な〜んて、知ったかぶってみる)

で、本当はこのまま、1周目のリポートを続けるつもりだったのですが・・・。

思ったより語りたい場面が多いみたいなので(^^;
序章として、いったんココで切りましょう。

少しは雰囲気が伝わってますかなぁ・・・?



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