ジャングル・ブック

原題:『The Jungle Book』(1967年公開)


てっきりこのサルさんは仲間かと・・・  

『ウォルト・ディズニー最後の大傑作』。

そう・・・完成作までは見届けられなかったものの、この「ジャングル・ブック」は

ウォルトが企画からの全てをタッチした最後の作品となりました。

ディズニー作品らしいナイスな脇役たちが勢揃い。皆がみんな魅力的!

 

STORY】
何年か前、ヒョウのバギーラがジャングルで拾った”人間の子”モーグリは、無事に狼の家族のもとで育てられ、群れのなかで元気に暮らしていました。けれど10年程の月日がたった頃、このジャングルに獰猛な虎のシア・カーンが戻ってきたことで、バギーラはモーグリを安全な人間の村へと連れて行くことにしたのです。とはいっても、ジャングルに残りたいモーグリがそう簡単に言うことをきくはずもなく・・・。そんな折、モーグリが出会ったクマのバルー。それから、サル、ヘビ、ゾウにハゲタカ・・・そして、人喰い虎のシア・カーン。味方もいれば、敵もいる、そんなジャングルでのハプニングのあとに、モーグリが帰る場所とは――。


PICK UP

@アジアン・テイスト
  原作がインドのボンベイ出身の英国人作家、ラドヤード・キップリングの小説だけあって、この作品の舞台はインドのジャングルなのですね。背景の色合いとか・・・なんとなく素朴なアジアン風味。

Aやんちゃなコドモと
  いかにも育ち盛りな男の子・モーグリの、ちょっとした仕草が可愛らしい。歩きながら地面を蹴ったり、小枝をぱしんっと投げてみたり。無邪気なだけじゃなく、ふてくされるあたりとかね(^^) そして初めて出会った”女の子”への反応も・・・自分の心に正直でよろしい(笑)

Bすてきなオトナの動物たち
  そんな”坊や”を囲む動物キャラクターたちは、みんなそれぞれイイ大人! おだやかで、笑えるシーンであってもどこかシブい。落ち着いた中年声(笑)が多いせいかな。それにしてもモーグリがうらやましい・・・(←それは自分がバギーラ好きだからv) と、たとえば敵役の動物であっても、嫌さよりも渋さを感じてしまうんですよね。ユーモアだけど、全体的にうるさすぎないところがこの作品の魅力かと!

 

−−−ジャングル・ブックは、こんな人にオススメ!−−−

◎黒ヒョウ・オオカミ・クマ・サル・ゾウ・ヘビ・トラ・ハゲタカのどれかが好き(爆)
◎ラブロマンスより、男の友情!
◎最近、目が疲れ気味のひと。(素朴な緑色が多いので・・・)
 


BGM:「The Bare Necessities/ザ・ベアー・ネセシティ」


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