ヘラクレス

原題:『Hercules』(1997年公開)


ペガサスに乗るヘラクレス(少年時代)  

題材は、その名のとおり、ギリシャ神話の英雄ヘラクレス。

・・・とはいっても、ヘラクレスのお話を知らなくても、(たぶん)大丈夫。

ゴスペル・ソングにのって進んでいく、冒険と、闘い。そして、恋。

軽く見られがちな作品ですが、ところがどっこい。結構グッときますよ〜。


STORY】
はるか昔。ギリシャ神話の時代。オリンポス山で、神々の支配者ゼウスと妻ヘラの間に、ひとりの男の子が
生まれました。ヘラクレスと名付けられた赤ちゃんは、生まれながらにしての怪力の持ち主でした。が、
その力を恐れた黄泉の国の支配者ハデスは、ヘラクレスを誘拐し、人間界へと追いやってしまいました。
やさしい人間の夫婦に拾われ、成長したヘラクレスは、やがて自分が神の子であることを知ることに・・・。
神殿で、父ゼウスと再会するものの、神に戻る方法はただ一つ・・・「人間界で真の英雄となること」。
それから、ヘラクレスの修行が始まります。師匠は、これまで多くの英雄たちを訓練してきた「ヒーロー・
トレーナー」のピロクテテス。またの名をフィル。彼のもとで強くなり、怪物を倒し、大都会テーベで一躍
有名人になったヘラクレスは、意気揚々と神殿のゼウスに報告に行きますが・・・。
それだけで終わるわけはないんだ。こっからが面白いんだよ。・・・まぁ見てみてくれよ!(爆)


PICK UP

@ゴスペルねーちゃんず(・・・ナメてるなぁ、この言い方(^^;)
  この物語でナレーションを務めるのが、「ミューズ」という5人の女性。冒頭で、重々しい堅物ナレーション
  を追い出した(笑)彼女たちは、物語の所々に出てきては、ゴージャスなゴスペルを聞かせてくれます。

ACGヒドラ
  コンピューターグラフィックが大活躍。もう気持ち悪さ全開ってかんじですね。
  ちなみに「ヒドラ」とは、首が何本もある怪物。切っても切っても生えてくる〜、みたいな。
  「美女と野獣(クリスマス編)」の、パイプオルガンの悪役といい・・・CGは恐さを表すのには最適ですね。

B「恋してるなんて言えない」(I Won't Say(I'm in Love))
  この作品のヒロイン・メグ(本名メガラ)の持ち歌です。自分の恋を否定するヒロインですよ。もしかしたら
  ディズニー初!なんじゃないですか!? 過去に恋人に裏切られた経験があったり・・・それまでの
  甘ちゃんヒロインたちとはワケが違います。オトナです。日本語版だと工藤静香です。なかなか上手い。

 

−−−ヘラクレスは、こんな人にオススメ!−−−

◎ギリシャ神話の世界、または古代の世界観が好き。
◎ホラー関係に強い。(目ン玉投げるシーンがあります)
◎はっきりいって、つまらなそうだと思ってる。(←過去の私です。ハイ(苦笑))


BGM:「Go the Distance/ゴー・ザ・ディスタンス」


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