写真集 古いグラフ誌

X−a042−001
Kiss Pictures T+U TREVILLE リブロポート
1989年,1990年 B上 各1648円 2冊セット価格で
売り切れました!
★古今の有名無名な写真家のキスシーンの写真のみで編まれ
たポケットサイズの写真集。説明はいりませんね。Tは人間
中心に、Uでは人だけでなく動物までもキスしてる! プレゼン
トに最適なちょっとおしゃれな写真集を二冊セットでお勧め。
価格
\1,200
X−a042−002
猫 TOKYO WILD CATS 武田花写真集 
中央公論社 1996年 B上 4800円
★文学者の夫、あるいは父が先に逝くと残された妻、娘がまた作家になる
という系譜が世に存在する。その代表的な一族が幸田露伴〜文〜青木玉
〜一族だが、ここの武田泰淳の一家も似たような歩みが存在する。ご存知
の如く、泰淳の妻・百合子も夫の死後、作家として名を成した人だが、その
娘・花さんも写真家でありながら文章を良くし、母とそっくりの名文家として知
られている。自らの写真入りのエッセイ集を多く出している武田花だが、本
書は彼女の代表的大判の本格的写真集。ライフワークとも呼べる町中の
野良猫たちをモノクロの写真で捉えたもの。巻末にもちろん母・百合子を
彷彿させる彼女の自由闊達なエッセイが収録されている。猫好きな人に最
適のプレゼント。また猫嫌いの人ものんびりとひなたぼっこをしている野良
猫たちを見ているだけでいつしか心癒されます。当店一押しの名写真集で
す。売り切れました!!三留まゆみさんお買い上げ。
価格
\2,000
X−a042−003
ねむたいライオン 椎名誠 朝日新聞社 1992年 
初 B上 1100円
★ご存知椎名誠である。彼は若いとき写真学校に通っていたこともあって
写真の腕もなかなかのもので旅先で写真を撮ってはまとめて何冊も写真集
を出している。本書はアフリカ冒険旅行の時のもの。全編モノクロの小型版・
薄い写真集だが、写真につけられた解説文も含めて間違いなくシーナワー
ルドである。動物好き、アフリカ好きの方へのプレゼントとして最適。しみじみ
とした味わいがあります。
価格
\600
X−a042−004
Fetish Girls Eric kroll  2002年 
TASCHEN 初 B上 2500円
★表紙に『エリック・クロールのフェティシュ・ガールズ』と書いてあるように、
美術書専門の出版社タッシェンの日本向け仕様の版。英文と共に日本語
訳も載っています。それにしてもフェチって奥深い。もっとエロで下品なハー
ドなフェチも今日では多く見受けられる中、クロールのこの写真集はえらく
まっとうなノーマルフェチです。きれいでオシャレなので恋人同士でも安心し
て読めます。変態的な激しいフェチがお好きな方には物足りないかも…。
価格
\1,800
X−a042−005
ビーフケーキ 1950−1970年代のアメリカ筋肉マンの雑誌
F・バレンタイン・フーベン3世 2002年 TASCHEN 初
 B上 2500円
★女の体を撮った写真集はこの世に数限りなくあるが、何故か男の肉体の
写真集はまずほとんど存在しない。同じ生き物なのに考えてみると不思議
だ。女体の美が存在するのなら男の肉体の美というのも確かに存在してい
るはずだと思うのだが…。本書はタイトル通りに戦後のアメリカの雑誌に登
場したムキムキの男達の写真やイラストを丹念に収集・再編したもの。主に
ボディビルダーを中心に、あのシュワちゃんも若き日の姿で登場している。
決してヘンな趣味の方のための本ではないが、やや『さぶ』的感覚が全体か
ら漂うのは何故だろう。だがこれだけは言える。鍛え抜かれた男の肉体は
美しい。三島由紀夫の墓前に供えたい一冊。英文にところどころ日本語訳
もついてます。タッシェンの日本向け仕様。
価格
\1,800
X−a042−006
東京のクリームソーダ 片岡義男 光琳社出版 1998年
初・帯 B 3800円
★かつて若者達に圧倒的な人気があった作家、片岡義男が撮った東京の
風景の数々。カラーでセンス良くまとめられている。どこか考現学的。失礼
だが意外に面白い。小説はあまりピンとこない作家だったが、この写真集
では見直した。これもひとつの片岡ワールドなのか。めっけもんです。
価格
\1,500
X−a042−007
高橋由美子写真集 TORICOLORE ワニブックス 1996年
 初 B※箱やや痛み 3200円
★ちょっと前のアイドル高橋由美子の大変凝った写真集。というのは、本書は箱
入り三分冊のセットもので、それぞれシチリア、ベニス、東京でと撮影地が異な
る。ゆえにタイトル、トリコロールとなるわけだ。彼女、青年誌のグラビアではよく
みかけ、テレビでもCMなどによく出ていたが、元々は確か歌手のはず。だが曲
も歌っている姿もよく思い出せない。昨今流行の肉体で売るセクシー系グラビア
アイドルとは異なりあくまでも清純なお色気が彼女の持ち味で、昔ながらの正統
的アイドルだった。このところ見かけないのは結局、トウがたって出番がなくなって
しまったのだろう。脱いだりバラドルになるより女優として舞台や時代劇に活躍の
場を移した方が彼女には向いていると思うのだが…。
価格
\1,600
X−a042−008
影山莉菜写真集 Dancing Doll 藪下修撮影 ワニブックス
1991年 帯・初 B 1950円
★ストリップを変えた伝説の美少女――と帯にあるが、知る人ぞ知る彼女は
伝説的人気ストリッパー。小柄な体ながらしなやかに躍動する彼女の魅力が
本書にはいっぱいつまっている。決してグラマーでも巨乳でもないのだけれど
時代が彼女をスターにしたのだろう。いろんな意味で貴重な時代を感じさせる
一冊である。
価格
\2,500
X−a042−009
UNRELEASED FILMS NAE YUKI バウハウス 1999年
C※カバー各所破れ有り 3600円
★裕木奈江写真集である。テレビなどで見かける彼女は、いつもおどおどした
小動物を思わせる内気でおとなしい役柄を得意としているが、この写真集では
180度イメージ転換。メキシコ?の褐色の大地の中で、素っ裸で飛びはね躍動
しています。ホント驚かされました。一体あの奈江ちゃんにこんな一面があった
とは誰が想像したことでしょう。バイクを跳ばすは、トイレでタバコをふかすわ、
裸で大地に埋められるは…でも全然Hじゃない。健康的で意欲的です。写真集
としてみた場合、大変オモシロく良くできています。店主は気に入りました。実は
元からファンでもありますから。シンガーとしてもいい仕事してますよ、彼女。
※表紙の紙が薄くかなりヘタレていますが、本体は程度良好、問題なしです。
価格
\1,300
X−a042−010
one,two,three 高岡早紀写真集 撮影/篠山紀信
ぶんか社 1995年 初 C※裏表紙キズ・汚れ。
全体的ヘタレ感 4500円
★昨今話題のお騒がせの人・高岡早紀。女優としての実績はともかくもこんだけ
マスコミで取り上げられるのだからそれなりの人気はあるのだろう。その人気の
秘密は?ずばりこの写真集を見ればわかるはずだ。細い折れそうな華奢な体に
さぞや重たいだろうと同情するほどの大きなおっぱい。十代で彼女が出てきたとき
驚いた。黒髪長髪の典型的な美少女なのにアンバランスな巨乳!その頃は巨乳
などという言葉はまだなかったが、当時いわゆる“堀江しのぶ”型グラマーという
のは言い換えれば“健康的デブ”と極めて同義であった。それを体は細いのに
おっぱいだけ大きいという今日で言う正しい“巨乳”の定義を確立したのはこの人
の存在が大きいのではないだろうか。※表紙カバーが柔い紙なのでヘタレてます
が中身はキレイです。
価格
\1,300
X−a042−011
かとう・れいこ写真集 愛してくださいますか。山岸伸撮影 
(株)ビックマン平成3年 B 1600円
★今では伝説の人・かとうれいこ。グラビアアイドルとか、バラドルなんて言葉が
まだない時代登場し、大きいおっぱいと豊満な肉体に愛くるしい笑顔で男たちを
魅了した、故堀江しのぶの正統的後継者。多くの青少年はお世話になったは
ず。元々は参院議員れんほう先生と同じくクラリオンガール出身。(1990年、第
16代)つまり和製アグネスラム。けっこうギリギリまで脱いだけれど汚れて落ち
ることなく歌を唄ったり転身をはかったもののいつの間にかとんと名前を聞かな
くなった。まだ老け込む歳ではない。巨乳を駆使してもう一花咲かしてもらいた
い。――と思っていたら、いつの間にやらプロゴルファーの奥様におさまって、
先年女児を出産されたとネット情報で確認。うーんもったいない。何が?!。
価格
\3,300
K−d045−013
松金洋子写真集 限界D.N.A ぶんか社 2003年 初・帯
 B※裏表紙に一部切れ目部分アリ。本体美品。2800円
★現在人気グラビアアイドル、Hカップの巨乳オッパイ星人・松金洋子さんです。
Hなのはオッパイだけではありません。大変お買い得です。
価格
\500
X−a042−012
『CAPA&CAPA』写真集 東京富士美術館 1992年 B下
 ?円
★“戦争から平和へ”キャパ兄弟のメッセージ―――と副題にあるように、報道写
真家として知らぬ者はいない、ロバート・キャパと弟で、ライフ誌などで活躍したコ
ーネル・キャパの兄弟による写真展図録。戦争と平和の真の姿をレンズを通して
見つめ続けた優れたフォトグラファー兄弟の全容を知るに最適な一冊。お望みの
方には、「潮」のキャパ特集号も一緒につけちゃいます。
価格
\1,000
X−a042−013
BLOOMING−MINAYO SEPTEMBER 28 
DAVID HAMILTON撮影 (株)スコラ 1992年 B 2800円
★おニャンコにいた渡辺美奈代の写真集ととるか、あの名匠デヴィッド・ハミルト
ンが彼女をモデルに撮った写真集ととらえるか判断は分かれるところだ。エロを
期待した人は失望するかも。ハミルトン特有の紗がかかったような芸術世界で、
美奈代ちゃんが妖精のごとく撮影されています。ヘアも乳首も写っていません。
彼女のファンには物足りなく、ハミルトンの好きな人にはモデルがちょっと…かも。
でもキレイ。たぶん彼女には一生の思い出になったことでしょう。
価格
\1,700
X−a042−014
中学一年の学習年鑑 昭和34年版 学習研究社 昭和34年
B下※経年劣化のシワ・シミ有り 250円 箱入り
★学研が出していた学習年鑑シリーズの一冊。表紙が近未来SFぽくカッコイイ。
年鑑であるから、この一年の動きとして、昭和33年の事項が載っている。例えば、
○宇宙時代がくる ○アルジェリアの独立運動とフランス ○総選挙と第二次岸
内閣 ○原水爆禁止運動 ○南極大陸横断に成功 ○日本へきたバチスカーフ
○関門トンネルの開通 などなど。これにスポーツから日本の国土などの社会
科、生物の生活などの理科、それにノーベル賞受賞者一覧などの資料がついて
全536ページ。口絵のアスワンハイダムの建設のイラストなど眺めているだけで
楽しいし、良くも悪くも懐かしくこんな時代に僕たちは生まれ育ったたのだなあと
感慨深い。戦後の復興から高度経済成長へのスタートを切った時代と呼べよう
か。「すすむ日本の開発」というページには只見川の電源開発計画の写真ととも
にこう記されている。
 《海が埋めたてられて、新しい工業地帯がつくられ、山奥には、ダム建設の音
が高く山々にこだまし、荒れはてた野原が、美しい耕地に、すがたを変えつつあ
ります。 日本の各地に、たくましい開発の音が、ひびきわたっているいるので
す。 とぼしい資源にせまい国土。人口ばかり多く、食料もたりず、すぐこう水に
おそわれる。こうした多くの悪い条件をはねかえして、住みよい、平和な、豊かな
国にするため、昼も夜も、さまざまな努力が、つづけられているのです。》
 まだ公害など、言葉どころか、想像すらもできなく“開発”が盲目的に善である
と誰もが信じていた良き時代。私たちはその結果、豊かさと引き替えに何を失っ
たのだろうか。本書を読んで懐かしさとともに考えさせられた。
価格
\1,200
X−a042−015
科学大観第1号 世界文化社 昭和35年 200円
※専用綴じ込み厚紙付き
★今日でも週刊○○○とか称して、毎週ごとにシリーズの分冊を発行してそれを
買い集めて一冊に纏めれば全集として価値があるような商法がある。一冊ごと
は2,300円でも気がつけば結果としてかなりの額を払うことになっている。考えた
人は頭がいい。だがこの売り方は今に始まったことではない。古くからあり、
世界文化社は本書のようなばら売りの画報で知られていた。当時のことだから
週刊ではなく月刊だが、おそらく申し込むと毎月発行日になると近所の本屋さん
が配達してくれるのだろう。で、本書は子供向け「科学大観」誌の第一号で、動物
(哺乳類)の特集号。豊富な図版と写真と読み物で子供が楽しみながら学習でき
るよう工夫されている。本書は左綴じでバインダーのように専用収納板に四つ穴
に紐を通して既に綴じられているが、この一冊のみ。注文したものの次号からは
解約したのだろうか。ちなみに、世界文化社ではこの他に、「家庭画報」(180円)
「学習画報」(180円)幼年向き「科学ブック」全18巻(160円)を出していると広告が
専用収納板紙に載っている。それによると科学大観は全24冊とのことだった。
価格
\1,500
X−a042−016
マドンナ写真集 ※洋書
★説明はいりませんね。あのマドンナおばさんのずっしり重たい写真本です。
価格
\1,300
X−a042−017
安倍なつみ写真集
★元モーニング娘のなっちである。オジサンである店主はここまで書くのだって
恥ずかしい。かつてはがんばってモー娘全員の名前と顔を覚えたこともあったが、
もう今のメンバーは誰が誰だか何人いるのかもう知るもんか!そういいつつも、
個人的には、妹の方がカワイイのではと思うオレはロリコンか!でもこの写真集
を見る限りお姉さんも清純でまんざらでもない。全然Hじゃないんだけれどね。
価格
\800
Z−010
雑誌 暮らしの手帖86号 暮らしの手帖社 1966年
C 220円
★花森安治は男でスカートをはいたからではなく本当にヘンな人
だ。花森は戦時中は大勢翼賛会宣伝部にいて、「欲しがりませ
ん勝つまでは」の名コピーを応募作品から選び流行させた。そして
戦後、一転して自らが主宰者として、暮らしの手帖社を設立、ご存
知の今も続く主婦向け、家庭向けの雑誌を発行した先人となった。
新しい暮らし、ライフスタイルを提案し、読者の意識を啓蒙しようと
いう試みはその後クロワッサン誌、最近ではクゥーネルなどに綿々と
受け継がれているがそもそもすべてはこの雑誌から、花森が始めた
ことからなのだ。戦時中の体制側の走狗から、一転してこの転身。
むろんそこに深い反省があったのだと思うが、どうにもその辺が僕
にはもうひとつ見えてこない。それはともかく、花森安治は大した
才能の持ち主だ。東大美学科卒だけあって、この表紙も抜群のセ
ンスだ。この号の内容は、いつもの商品テストとして、携帯する旅行
時計と二万円前後のステレオ電蓄を。さらにキャンペーンとして「お
かずパンにバイキンがいっぱい」を訴えている。デザイナーとして、
コピーライターとして、イラストレイターとして、そして編集者としてと
もかく花森は素晴らしい。そして同時に素晴らしくヘンである。
価格
\1,500


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