motiondive2

motiondive .tokyo ・・・Win & Mac

md3がFinalだと聞いていたのですが、ついにリリースされました。
基本的にはやはりmotiondive。華麗なA-Bチャンネルスイッチングがメインです。
前バージョンの3がホームユース、パーティーユース的な使い方も想定されていたのに比べかなり現場仕様。
購入時点ではかなり機能がシンプル。今後プラグインとして強化されると思われます。
QuickTime書き出し機能は削除され、直接DVD等に録画する方法が推奨されています。
かなりmotiondive2の路線な気がします。それプラスm7のBPM機能といった感じかな。
フェーダーレスポンスがかなり良くなっています。BPM180位でもクロスフェードが使えます。
前バージョンで使っていたテキストレイヤーはそのまま使用できます。

オフィシャルサイトに掲載されていた3との相違点での感想としては・・・
（マシンはPowerBook G4 17inch 1GB RAM と、DOS/V Pentium4 1.5GHz 768MB RAM）

解像度無制限・・・マシンパワーが許せば、ですが。でもこうなるといつまでも使えるソフトといえるかな。
デュアルモニタ環境でのデュアルプレビュー・・・少し重いかな～。コンソールの見えている方はプレビューしない方がいいです。
読み込みファイル数・タブ数無制限・・・無制限はいいのですが、3は素材がHDDのどこにあっても良かったのに、今回はインポートするしかないみたい。
素材のムービーのインアウト点の設定が可能・・・これ、超便利な感じです。ポイントを保存してくれるとGoodなんだけど。
タップ機能による自動ABスイッチ・・・この機能が使いやすく、テンポにあわせた過激スイッチングが楽勝でできます。
BPMに合わせたムービーの長さの自動調節・・・これもイイ！これに合わせてムービー速度も一発で合わせられるのでGood。
各種エフェクトが完全にプラグイン化・・・これは今後に期待ってとこです。前バージョンにあったトランジションエフェクト、アクションレイヤー、エフェクトレイヤーは現状ではばっさりなくなっています。
※2003/11/24：「Action」と「3D Wipe」プラグインが公開されました。

独自に感じたこととしては・・・

BPMタップとスイッチングのタップを駆使するといいと思います。
ショートカットのカスタマイズができそうなので、独自に割り当てて使いやすくできると思います。

motiondive3 ・・・Win & Mac

バージョン3です。基本的には2のイメージを引き継いでいますので違和感ありません。
しかし大きな機能追加及び既存機能の見直しが図られました。
内容的にはすごいメジャーバージョンアップとなっています。
A-B切り替え時のエフェクトが多彩になりかっこよくなっています。
従来のA-Bレイヤーとテキストレイヤーに加え、アクションレイヤーとエフェクトレイヤーが追加。表現方法に幅が出ます。
操作をレコードして、更にそれをタイムラインで編集し、QuickTimeに書き出せます。
つーことでリアルタイムパフォーマンスはもちろん素材制作やムービー制作も可能になりました。
キーボードによる素材選択も従来よりやりやすくなっています。
このバージョンがファイナルだそうですが、もう機能面での不満はほとんどないと思います。

motion dive 2.1 ・・・Win & Mac

直感的に使えつつ、高機能で安定度の高いVJソフトです。
軽快なスイッチングを中心としており、映像を演奏する感じです。
添付されるムービーも非常に気持ちよいものです。
リアルタイムでテキストを入力して表示できます。この機能はうれしい。
しかもー、テキストのモーションは自分で作れます。（Flash4が必要です）
mp3やwavを使ってのDJプレイも可能です。うまくループ作るとかなりいけるはずです。
プレイデータを保存して、フリープレーヤで再生可能。
デュアルモニタ対応でスキャンコンバータ不要。
トランジション、インクエフェクト機能も充実しています。
VJ以外に、プレゼンテーションなどでもばっちり使えます。
ショートカット一覧表アップしました。

motion dive Player ・・・Win & Mac

フリーウェアのmotion dive Playerです。
上のmotion dive 2.1で書き出したプレイデータを再生できます。
イメージは、PowerPointのプレゼンテーションパックにビューワーを同梱したような感じで配布できます。
motiondiveが入ってないパソコンでもデータの再生ができます。