このサイトのトップへ 第1回 ゼロマリオ 第3回 ゼロ三国志

ゼロゼルダ

ルピーを集め、ニワトリをいじめ、仮面をかぶってミルクを飲む。でも、そろそろ違った『ゼルダ』が遊びたい。というわけで、誰もが想像を絶するようなゼルダと何かの出会いを創造するコーナー。

ルール:「ゼルダ」とのand検索で、ヒット数がゼロとなる単語(「ゼロゼルダ」と呼ぶ)を探す。ただし、その言葉は単独で検索した場合、ヒット数500を越えていなければならない。3回戦行い、先に「ゼロゼルダ」を見つけた人の勝ち。

検索日:04/02/11

卯月:当サイトの主宰者。
田中:塾講師。競馬サークル「平坦巧者」代表(一応)。卯月とは競馬仲間。
三色犬:犬の勉強のためイギリスに留学。英語も堪能。ゲーム仲間。


 1回戦 [I]

卯月:ではさっそく1回戦。今回は『ゼルダ』だから、心して。
田中:そうそう、タクトとか仮面とかはダメだから。
三色:わかった。マリオよりは簡単そうだね。
卯月:そうでもないよ。ゼルダ・フィッツジェラルドとかいるし。
田中:じゃ、とりあえず最初は卯月さんから。
卯月:えっと、何にしようかな。
田中:また歴史系?
卯月:今回は歴史系も結構危ないかもしれないんだよね。とりあえず様子見で金時豆行こうかな。
三色:金時豆? なんで?
卯月:とりあえず、英米文学関係から遠いところで、しかも和っぽいから。
田中:確かにリンクは日本とか来てなかったよね。でも、海外向けにそのうち“ショーグン”とかと戦い出すかも。こわっ。
三色:いきなりいいかも。
田中:じゃあ、検索するよ。金時豆だけだと……8,210件。おお、かなり人気。流行中?
卯月:うーん、予想外。レシピ関係かなあ。
田中:ではゼルダとセットで……。ポン。すごい、4件。かなり減ったよ。
三色:惜しい。
卯月:まあ、最初はこんなもんだよ。
田中:主婦の日記が来てるね。ゼルダを遊びました、それから金時豆を料理しました、みたいな。
卯月:主婦とゼルダかあ。それは読めないな〜。料理関係は厳しいかもね。

――次回、1回戦[II]に続く。


 1回戦 [II]

卯月:じゃあ、次は田中さん。
田中:ゼルダかあ。ゼルダはいっつもあっちこっち行ってるよね。いろんなダンジョンに行ったり、雪山に行ってみたり。だからあんまり出歩かないやつがいいと思うんだよね。
三色:出歩かない?
田中:サザエさんっていうのはどうかな。ほとんどどこにも行かないし。お茶の間だし。
卯月:でも、海はダメだよ。前作は海だったし。
田中:そっかあ。じゃあ、一歩譲って、のりすけさん。のりすけさんなら大丈夫じゃない? 冒険しそうにないし。帰りに、偶然、波平さんと会うだけでしょ。
卯月:それも、頻繁に。いや、でもアニメは……。
田中:人気あるかなあ、のりすけさん。まぁ、とりあえず1回目だから様子見で、のりすけさんにするわ。
卯月:じゃあ、検索するよ。……のりすけさんだけでは、775件
田中:おっ、やった、少ないじゃん。勝っちゃうかも。
卯月:じゃあ、ゼルダとセットで……7件
田中:ふーっ、結構あるか……。相性いいんだね。
卯月:というより、ハンドルネームが来てるね。さんづけで呼び合ったりするから。
三色:小林さん、前田さん、のりすけさん、って感じ?
田中:そうか、人の名前はダメなのか。よし、ちょっと次がんばろう。

――次回、1回戦[III]に続く。


 1回戦 [III]

卯月:はい、次は三色さんの番。
三色:困ったなあ。あんまりいい言葉が浮かばないや……。
田中:ゼルダだからお城とか剣とか、そういうファンタジーチックなやつは駄目だよ。
三色:じゃあ、すぐには思いつかないから、1回目は好きな言葉でいい?
卯月:もちろんいいよ。なに?
三色:わかさぎ釣り!!
田中:そういうの好きな言葉っていわない。
三色:いやぁ、テレビ見てると、氷の上でわかさぎ釣りしてるでしょ。あれ、一度やってみたいんだよね。
卯月:……うーん、なんとなくわかる。
田中:それなら、トマト祭り! あれこそやってみたい。完熟かなあ。
卯月:ぜんぜん関係ないから。とりあえず、わかさぎ釣りね。
三色:リンクはわかさぎ釣らないよね?
田中:あいつはそんなちまちました奴じゃないよ。
卯月:ばらまかれた1ルピーとか拾い集めてるけどね。ま、いいや。とりあえずいくよ。はい、6,800件
三色:ああ、人気だ。みんなわかさぎ釣り好きなんだね。
卯月:はい、じゃあゼルダとセットで……うわぁ、惜しい。2件
田中:おおっ。
卯月:1件は、氷上わかさぎ釣りに挑戦。もう一件はゼルダの丘という地名がひっかかった。
田中:ゼルダの丘? 聞いたことないなあ。
三色:でも、氷上わかさぎ釣りはうらやましいなあ。来年、絶対行こう。

――次回、2回戦[I]に続く。


 2回戦 [I]

田中:次は卯月さん。
三色:マリオよりも簡単だと思ったら、意外と難しいね。
卯月:注意が必要なのは、『ゼルダの伝説』よりもゼルダ・フィッツジェラルドだと思うんだよね。ここを警戒していかなくちゃ、ゼロにはならない。
三色:ほぉ〜。
田中:ゼルダ・フィッツジェラルドとは?
卯月:簡単に説明すると……(長いので割愛)。
田中:“簡単に説明すると”といった場合はたいてい長いんだよ。
三色:“長くなるけど”といったときの方が短い。
卯月:ともかく、アメリカ関係とか恋愛ものとかはさけた方が無難。となると、アジア関係か。
田中:アジアねぇ。中国? インド?
卯月:シルクロード、敦煌……。ああ、じゃあウランバートルで。
三色:ウランバートル、いいねぇ。
田中:モンゴルの首都だっけ? 確かにゼルダの伝説とは遠いかも。それでは検索。はい、14,300件
卯月:まあ、地名だからね。このくらいは来るよ。
田中:これがゼルダとセットで……。8件。すごいぞ、2000分の1だ。
卯月:8件もあったか。
田中:えっと、中身はゲーム系のページで、『ゼルダの伝説』と『シャイニングフォース』の「ウランバートル要塞」。
卯月:やったはずなのに覚えてない。
田中:あと、本が来てるね。さっき言ってた、ゼルダ・フィッツジェラルドと、司馬遼太郎の『街道をゆく』みたいなやつで、ウランバートルだって。
卯月:それは読めない。警戒してたのになあ。
三色:アジア関係もダメってこと?

――次回、2回戦[II]に続く。


 2回戦 [II]

田中:そうかぁ。海外関係とか文学関係とかバツね。やっぱり和かなあ。
卯月:和風のゼルダって出てないよね。
三色:忍者屋敷とか? 
田中:海外で売れそう。石灯籠に火をつけると、ティロリロティロリロって壁が裏返る。
卯月:なんか違う。
田中:よし、じゃあ和もので。食べ物いくかな。
卯月:肉じゃか、きんぴら?
田中:安っぽいね。こないだ、TVショッピングですげぇおいしそうなカニしゃぶ食べててさあ。
三色:カニしゃぶ!?
田中:そう。生のカニをしゃぶしゃぶってするの。そうすると、白くなって、花が咲いたみたいになって、甘くて、おいしくて。
卯月:TVで見ただけでしょ。
田中:甘いんだって、きっと。というわけで、カニしゃぶで。カニはカタカナでお願いします。
卯月:はい、ではカニしゃぶ。4,400件
田中:思ったより多いなあ。カニしゃぶってポピュラー?
卯月:はい、それではゼルダとセットで……。
田中:来い!
卯月:4件
田中:悔しい。来そうな感じがあったのに。
卯月:おっ、これ面白い。プレゼントのページ。オホーツク産カニしゃぶセットと、ゲームキューブ+ゼルダの伝説、2名様プレゼントだって。
三色:ああ、プレゼントとかあるよね。ゲームって。
田中:しまった。きんぴらならプレゼントされなかったのに。
卯月:あとは日記かな。カニしゃぶ食べて、ゼルダを予約に行って。
田中:わりとうらやましい生活だな。
三色:プレゼントになりそうなものも要注意ってことだね。

――次回、2回戦[III]に続く。


 2回戦 [III]

三色:私の番ね。……困ったなあ。
卯月:確かに、ゼロになりそうでならないよね。
三色:カニしゃぶがわりとよかったから……。そういう方向かなあ。
田中:しゃぶ関係?
卯月:しゃぶ関係!? 危険な香りだね。
三色:いや、魚介類関係。この間食べにいったらおいしかったくら寿司はどうかなあ。
田中:くら寿司? くら寿司って有名な寿司屋?
卯月:チェーンの回る寿司でしょ。
田中:ああ。おいしいお店っていうから、銀座のよさそうなやつかと思ったよ。久兵衛とか。
三色:久兵衛っておいしいの?
田中:そりゃあもう。
(脱線して美食談義へ。関係ないので割愛)
田中:……というわけで、ウニは寿司になったんだよ。
卯月:はいはい。じゃあ、くら寿司ね。ポン。2,870件
田中:ちなみに久兵衛は?
卯月:8,030件。
田中:ほらね。
三色:何が「ほらね」?
卯月:はい、じゃあゼルダくら寿司で。21件。多かった。
田中:これまでで最多だ。
三色:えぇ〜。
卯月:えっと、ゲーム大会に出た帰りにくら寿司に行った人と、ゼルダの攻略本を買った人がくら寿司に行ったパターンの日記とか。
三色:日記はダメだね。よくある行動パターンはダメか。
卯月:ほとんどの日記に、すごく並んでたって書いてあるよ!
田中:なるほど。くら寿司もうまいのか。ちなみに、久兵衛とゼルダは?
卯月:10件。
田中:ほらね。
三色:少なかったってこと? あまり気軽に行けないお店の方がゼロになりやすいのかな。
――次回、3回戦[I]に続く。


 3回戦 [I]


田中:では、3回戦〜。これで最後だからね。
卯月:今のところ、わかさぎ釣りの2件がトップ。
三色:このまま行ったら私の勝ち?
田中:悔しいなあ。それに、だれかひとりはゼロゼルダを出さないと。
卯月:じゃあ、出しますか。……では、とっておきのイェニチェリで。
三色:イェニチェリ?
田中:何それ……。
卯月:オスマントルコの軍隊の一種で、バルカン半島のキリスト教徒の中から美少年を無理やり徴募してきてエリート兵に仕立て上げるってやつ。
三色:……。
田中:空想上のお話?
卯月:いやいや、本当にあるんだって。
三色:そういうアニメありそう。
田中:そんなの500いかないんじゃない? 20くらいとか。
卯月:好きな人は好きだって。日本中で500人くらいいるでしょう。
田中:じゃあ、検索するよ。イェニチェリ、でいいの?
卯月:いいよ。
田中:ほい、478件。残念。単独で500行かないものは、日本語として認められないので。
卯月:えぇー。何だよ。イェニチェリファン、がんばれ。
田中:一応、ゼルダと引いてみると……。0。まあね。
三色:もとが少ないから。
卯月:イェニチェリファンをあと30人増やそう。

――次回、3回戦[II]に続く。


 3回戦 [II]


田中:よし、最後か。卯月さんみたいに華々しく散るのもいいな。イェニチェリって……。
卯月:もう、それはいいから。
田中:今までの流れを考えると、西洋はダメ。日常的なものはダメ。芸術関係も危ない。残るは社会問題かな。
三色:どういうこと?
田中:ゼルダの世界にはないような、現代的諸問題。
卯月:公害とか? 
田中:ゆとり教育の弊害とか。
三色:はぁ?
田中:ほら、問題になってるじゃん。子どもの思考力が落ちてるって。
卯月:そうなると、ゼルダの謎解きもできなくなると。
田中:それじゃゼルダと関係ありになっちゃうか。まあいいや、面白そうだから、それでいってみて。
三色:それって?
田中:ゆとり教育の弊害、で。
卯月:フレーズだから500越えないかもよ。
田中:いいよ。500越えなくて失格でも。最後だし。
卯月:ではいきます。849件。
三色:おお、いい感じ。
田中:いけるかも!?
卯月:ゼルダとセットでは? ポン。2件
田中:いやぁ、2件かぁ。わかさぎ釣りと同じ!
三色:でも、わかさぎ釣りはもともと6000件近くあったから。
卯月:それじゃ今のところ、1位はわかさぎ釣りだね。……ということは、もう三色さんの優勝決定だけど。とりあえず最後、ゼロに挑戦しますか。
三色:もちろん。

――次回、3回戦[III]に続く。


 3回戦 [III]

三色:最後は得意分野の犬で行くよ。
卯月:そういえば、『ゼルダ』に犬って出ないよね。
田中:あれ? 出てないっけ。
卯月:『マリオ』によく出るワンワンがいたかな?
三色:犬に謎を解いてもらうとかあってもいいのにね。
卯月:匂いで敵の後をつけて、扉を開けるとか。
田中:ハチ公をスイッチの上に乗せたり、マリリンを泳がせたり。
卯月:泳いだのはマリリンじゃないから。マリリンに逢いたい、だから。
田中:あれ? そうだったっけ。
三色:全然わからない……。もう発表していいかな。
田中:すみません。どうぞ。
三色:最後はジェントルリーダーで。
田中:犬の種類? 紳士的で立派な犬っぽいね。
卯月:訳しただけ。
三色:で、ジェントルリーダーは、犬のしつけに使う道具。口輪みたいだけど口輪じゃなくて、犬に負担をかけず……(以下、専門的な話が続く)。
田中:聞いたことないなぁ。
卯月:ないねぇ。
田中:名前からすると、TOKIOの城島茂っぽいけど。
卯月:じゃあ、検索します。少ないかな? ポン。おおぉ〜、9080件。大人気だ。
田中:知ってなきゃ、いけない言葉だったね。
卯月:では、ゼルダとセットで……。うわっ、なんと1件
三色:すご〜い!!
田中:なんで!? その栄えある1件は?
卯月:基本的には犬の日記なんだけど、最近ゲームの『ゼルダ』をやってないっていう話が書かれてる。
三色:ほかの人の日記が来なかったのが不思議。
田中:確かに。犬好きはゼルダ嫌いとか?
卯月:うーん、謎が深まる……。ゼルダちゃんって犬はいないのか? とにかく今回は、三色犬さんの圧勝ということで。
田中:やっぱり専門用語が強いかなぁ。

今回のまとめ 誰も見たことのないゼルダはこれだ!

ジェントルリーダーをつけた犬とともに、すべてが凍ってしまった世界で悪戦苦闘するリンク。氷に穴を開け、わかさぎ釣りをしてビンに詰め、謎を解く。各ボスはどこか影のある元イェニチェリの少年ら8人だ! (ただしゆとり教育の弊害により、謎解きは簡単に)。

――次回は歴史ゲームでおなじみの三国志の予定。ゼロ三国志でお会いしましょう。

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