喫茶マウンテンOFF会その1
2000年9月10日。

恐れていた待ちに待った『Glistening Object OFF登山会(暗黒)』決行の日。

前回遭難したわしとして今度こそ登頂したい次第ですが。

ちなみに参加者は以下の通り。

DHA
carrot
MOJYA氏
アール。氏
kazumi-1氏

主催者が言うのもなんですがこの5人貴重な休日を何に使ってんだか
という痛いツッコミはさておき、マウンテンへ向かう。

とりあえずMOJYAさんが車に乗せてくれるとのことなのでcarrotくんと便乗しいざ出発。
アール。さんとkazumi-1さんは地下鉄組なのでいりなか駅での待ち合わせ。

さすがに今度は迷わず到着したのですが地下鉄組は未到着。
携帯電話で確認したところ『今駅に着いた』とのこと。
事前に地図は渡しておいたのでしばらく待つことに。

が。

20分ほど経っても2人の姿は一向に見えません。
道に迷ってるのかなと思いいりなか駅の方へ探しに向かうと前方より歩いてくる2人を発見。

『や どもこんちわー』
『いやー、反対方向に行ってたよ
地図の意味、無し。

そんなこんなで参加者もそろい店内へ入ろうとしたところ
『DHAは経験者だから』というわけのわからない理由でわしが引率。

店内は他の客で満席。
まったく君達折角の日曜の午後をなんに費やしてるんだよ!<我々含む

ええ、OFF会ですよ?他の客もそれらしい気配をぷんぷんさせてましたよ?ああん(悶←意味不明

で 店員が寄って来る。
『お客様5名様ですか?お席のほうバラバラになってしまいますがよろしいでしょうか?』

『許さん。なんとしてでも5人分の席を用意しろ』
という内容を当り障り無く且つ丁寧に伝える(吐血)。

なんとかテーブルを移動させたりして5人分確保できたため着席。
早速注文を取ることに。

以下注文メニュー。

DHA:甘口バナナスパ・ストロングコーヒー
carrot:ラベンダーミルク氷
MOJYA:マンゴースペシャル(辛口 ※
アール。:クランベリーミルク氷
kazumi-1:甘口抹茶小倉スパ・コーヒーフロート

※最初『バラカルピス氷(ケミカル系芳香剤風味とのウワサ)』を注文したのですが
ウェイター曰く『材料切れちゃっててできません』。
そんなに注文入らない人気商品なのでしょうか。

前回同様異常なまでのドキドキ感の中料理を待つ。

最初に来たのはkazumi-1さんのコーヒーフロートとわしのストロングコーヒー。

フロートしてないフロート
コーヒーフロート。そもそも『フロート』って『浮かんでる』って意味だったのでは。どちらかというと『埋めてる』。

強いコーヒー
見た目が普通でいまいちつまらない感の否めないストロングコーヒー。ちなみにお菓子付き。

コーヒーフロートはフロートでない点を除けば普通です。
ストロングコーヒーの方はまさにストロング。
スゲー濃いんですけど。
飲んだあと口の中がザラザラしてるような錯覚に陥ります。

ところがMOJYAさんやcarrotくんは『いつも飲んでるのこんな感じだよ』『別に普通だと思う』などと申しております。
あなた達普段なに飲んでるんですか?

とりあえずストロングコーヒーは甘口対策に残しておくことにしてみたり。

次に来たのはかき氷(標高30センチ)群。
アール。さんのは量さえ除けば普通のかき氷。
ただしcarrotくんのはなかなかの芳香剤っぷりをかもし出しており、
MOJYAさんのも負けじと危険な風合いです。


標高30センチクランベリーミルク峰
アール。さん御指名のクランベリーミルク。今回一番無難です。量を除いて。

食用芳香剤
carrotくん御指名、ラベンダーミルク。ほのかに匂います。

発汗作用付きかき氷
かき氷系メイン、MOJYAさん御指名マンゴースペシャル(辛口)。電波系(死)

かき氷の辛口(闇)をたべてMOJYAさんの一言。

『これ…ヤバイよ…』

その言葉に反応し群がる他4名。

えーと。

食えば食うほど汗ばんでくるかき氷とはいかがなものか。
口に入れた瞬間はマンゴーの甘味があるのですが直後に口内がヒリヒリします。
さらに飲み込む時謎の辛味成分(聞くところによるとチリソース)が喉を刺激してむせます。
それが30センチ。新しい拷問でしょうか。

それに比べアール。さんのは勿論のことcarrotくんのもラベンダー臭いながらも意外とおいしい。
氷の量が量なだけに小規模な雪崩も起きてましたが
2人とも『結構おいしい』『いけるいける』と着々と減らしていきます。

かき氷を3分の2ほど食ったcarrotくんが
『ねえねえ見てよコレ』
と突然口から白い息を吐いています。

ああ、冷蔵庫とか開けたときに出るアレね。
つまり口内がフリーザー並みの温度なんだ!

後少しがまた険しい
やっとここまでたどり着けましたがこのあとヘヴィなバニラアイスが中に潜んでいる為油断できません。

ちなみにラベンダーの香りの素と思われる謎の青い粒(上の写真 テーブル上の水色の物体)を発見したとき
ホントにコレは食用だったんだろうかと怖くなりました(血涙)。

MOJYAさんは『辛いよ〜辛いよ〜』と顔を引きつらせながらも少しずつ進みます。

さらにしばらくしてある意味メインイベントであるスパが到着。
kazumi-1さんの前に抹茶小倉スパが、わしの前にバナナスパが置かれます。

和菓子に分類?
kazumi-1さん御指名、有名な抹茶小倉スパ。相変わらず凄い量です。

黄色い高峰
わしが指名したバナナスパ。憎らしいほどの存在感です。左上に見えるわしの手は多分震えてます(吐血)

抹茶小倉スパにトッピングされているのはさくらんぼ、小倉あん、生クリーム、桃(だと思われるもの)。
バナナスパの方はさくらんぼ、チョコ、生クリーム、バナナ。
さらに麺と共にバナナまで炒めてありやがられます(日本語変)。
そのときでした。

うげっぷ。

バナナスパの匂いをかいだ瞬間前回の悪夢が甦りました。

ヤバイですよ!?まさか匂いだけで腹いっぱいになるなんて予想もできませんでしたよ!?

とりあえずフォークをぶっ刺して食べていくことに。
案の定3口目くらいで限界を感じました(弱)。
甘口対策のストロングコーヒーも全く効果無し。むしろ相乗効果。

わしはその日
バナナに火を通すと半透明になり酸味が増すことを学びました。
皆さんも覚えておいて損は無いですよ!得も無いけど!

なんとか少しずつ食っていったのですが、なんと今回5合目前あたりで遭難。
食事抜いたりして準備してたにもかかわらず情けない限りですね。死。

不意にわしの口から出た
『人間って…弱い生き物なんですね…』
という言葉もただただ空しく響くのみ。

いや、言い訳させていただくならば生命の危機を感じたというかもう帰って布団で寝たい衝動に駆(略)。

遭難の意志表明としてスパにフォークを突き立て墓標代わりにする(滅)。

*「墓がある。文字がかすれていて読むことができない。
わしには高すぎです。甘口スパは(倒置法)。甘口スパは冷めると糖分が固まりフォークが立ちます(豆知識(←いらねえ))。

kazumi-1さんは?と思い見てみると
呻き声をあげながら少しずつ食べておられます。

小倉あんを有効に活用しながら濃緑色の麺をすするkazumi-1さん(ステイタス:猛毒)
ある意味涙を誘います。
てか 本人が涙目です。

で 数分後。

『…食い終わりました…』

今ここに勇者王誕生。

素晴らしいですkazumi-1さんカッコ良過ぎですぜ!
初登山で登頂なさるとは!
尊敬したいんだか尊敬したくないんだか微妙です!

『じゃあコレも食ってください』とわしのバナナスパを差し出すも
全力で拒否されましたが。

結局わし最後はマンゴースペシャルを横から突ついて食べてました。
他の料理ならまだいくらでも入りそうでしたので強いて言えば
胃の許容量を超えたというより胃の許容範囲を超えた感じだったのでしょうか(謎)。

結局最終的にわし以外全員登頂成功。
なんか主催者としてダメな気もしますがこの際どーでもいいです。

終戦直後のマウンテン(笑
惨劇の後。奥に見えるのが抹茶小倉の皿。

皆放心状態なのでとりあえず下山する。
本来OFF会ならばこのあとまた別の場所へ遊びに行きたいところですが
『安静にしたいね』という意見で合意。
普通の喫茶店で休憩することにする(死)。

いやぁ、そこの喫茶店で食ったミートスパゲティはスゲー美味かった(笑顔で吐血)。

ホラやっぱり他のものだったら食える(←失礼です)。

謎の物体
おまけ。
コレは何でしょう?
1.嘔吐物だと思う
2.鳥の糞だと思う
3.マンゴースペシャル(辛口)が溶けたものだと思う
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