喫茶マウンテンレポート
2000年8月13日。

突発的にわしとcarrot君の2人で山登りを決行しました。

山といっても『喫茶マウンテン』ですが。

(※喫茶マウンテン:その殺人的メニューにより名古屋はもちろんのこと全国的に悪名名高い名の知れた喫茶店。)

以前から1度行ってみたいなぁ と思っていたのですが、
人の道を踏み外すのもどうかと思ったいまいち踏ん切りがつかなかったもので行ってなかったのです。

というわけでマウンテンへ向けていざ出発。場所よく知らないけど。
とりあえず以前BBSのオフ会で行ったことがあるというcarrot君をナビゲーションにハンドルを握る。
場所は名古屋の地下鉄『いりなか駅』の近くの坂を登ったところらしい。

carrot君曰く、『ペーパ○ムー○の横の坂を登っていった』とのこと。
と言うことは必然的にペー○ーム○ンを探すことになるのだな。

で、いりなか駅に到着。とりあえず血眼になってペ○パー○ーンを探すことにする。
まことに怪しい野郎2人。

そのときcarrot君が○ーパーム○ンを発見!
ああ、確かにペ○パー○ーンって書いてあるね!
『店舗募集』って紙が貼ってあるのは気にしないことにするよ!

しばらく辺りを走行しマウンテンを探すもののなかなか見つからない。
墓地ならいくらか見つかりましたが全く意味が無いので無視。
結局このままではラチがあかんということで道行くおばちゃんに聞くことにする。

carrot君『すみません、喫茶マウンテンってどこですか?』
おばちゃん『マウンテンはそこの信号の次の交差点を左に曲がってまっすぐ行った所ですよ』

ありがとうおばちゃん!
でもあなたのまるで何か変なものでも見るかのような眼差しはわしもcarrot君も見逃してませんので。
あなたの笑顔は明らかに引きつってましたよ?

そんなこんなでマウンテン到着。駐車場が結構埋まってるあたり侮れません。
向かって右手がサボテン畑
外観は怪しい洋館ライク。駐車場脇にサボテンが生えてたのはよくわかりませんが。

とにかく中へと入ってみる。内部は思いのほか普通。
もっとすさまじいかと思った(例:忍者屋敷になってるetc.)ので残念です。

ウェイターにメニューを渡され究極の選択開始。
とりあえずノーマルメニューは眼中に無い為、甘口スパを頼むことにする。

☆甘口☆
・甘口小倉抹茶スパ
・甘口バナナスパ
・メロンパン風スパ
・しるこスパ

どれもこれも脊髄反射でも思いつかないようなメニューだらけです。
結局新メニューと思しき『メロンパン風スパ』に決定。

carrot君は以前のオフ会にてトラウマを負っているようなので『ピカンテピラフ激辛』を選択。

普通ならば料理が出てくるまでの時間は待ち遠しいと思うのですが、今回に限っては
絶叫マシーンの順番待ちをしている心境にかなり近いと思われます。

そんなこんなで脅えていると料理を待っていると隣のテーブルのカップルにかき氷が届く。

あ〜かき氷もいいな〜。氷の高さ30センチ強(目測)じゃなければな〜。
普通のかき氷もあるらしい(のか?)のですがどうやら皆考えることは同じらしい。

素晴らしい。嫌が応にも期待が膨らみます。

しばらく待つこと十数分。ついに『メロンパン風スパ』登場。
わしの脳裏に『グリーンジャイアント』という言葉が浮かびました。大きくなれよ。
ちなみにメロンを練りこんだと思しき麺はきれいなエメラルドグリーンの光沢を放ち、
さらにトッピングでメロンと生クリーム(いずれも熱い)が鎮座しておられます。

現物は256倍ぐらいイヤです
これがメロンパン風スパ。画像悪くて見にくいので泣きたい気分ですが当日はもっと泣きたかったので安心です。

てか 多い!なんですかこの量は!3人前はありそうな気配です!
carrot君のピラフも他に類を見ないほど多いし。大盛を注文した覚えはないのですが。
コレ1つで3食分ぐらい
写真奥に落胆としたcarrot君の足が見えますねうぷぷ。

え?山盛りだから『喫茶マウンテン』?
現物を目の当たりにした今は笑えない。

とりあえず恐る恐る頂くことにする。

1口目:ん?
2口目:うげふふ?(脂汗
3口目:うん゙〜!?(涙目

3口で限界を感じた食べ物は久しぶりです。

生クリームは温めるもんじゃありません。メロンも。

それでもなんとかネタ的に完食せねばならぬという使命感に駆られ食べつづけたのですが、
人間無理なものは無理です。気合とか根性でどうにかなる話じゃありません。

てか 喉を通らないのです。胃が本気で嫌がってます。

結局7割ぐらい食べてギヴアップ。
これをマウンテン用語で『遭難した』といいます。
※豆知識:ちなみに完食することを『登頂』、店を出ることを『下山』といいますが
知っていても人生になんのプラスも無いのでどうでも良いです。

これは英断だったと自負しております。
あのまま無理してたらあたり一面緑色の惨劇となっていたのは間違いありません。

なお もともと辛いの苦手&小食なcarrot君がそのピラフを完食できるはずも無くあえなくリタイア。

個人的に出された食べ物を残すのは嫌いなのですが、
これは多分食べ物じゃない(予想:緑の悪魔)ので問題無いと思います。

ちなみに帰りに車を運転中、地面からの微妙な振動が胃をシェイクしてかなり厳しかったのはいうまでもありません。

挙句翌朝下痢気味でした。

看板までもが怪しい
さようなら。また来ます(吐血)。
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