自然と共存する農法が コーヒーの世界を変え始めています。

地球にやさしい認証コーヒー

スペシャルティコーヒーの中でも、さらに環境に配慮し持続可能な営農によって栽培されているコーヒーに認証されます。 有機無農薬、公正な取引、環境保護 などが主となっています。 今世紀に入りより注目されつつある このような地球環境を考慮した農業や食、そしてライフ・スタイルは ブームで終わらない大きな流れになる予感がします。 そして人の営みと地球の未来のためには必ず大切に考えならなければならない事なのだと思います。 デ・スティルでも今後、なるべくこのような地球に優しい それでいて美味しいコーヒーを取り上げていこうと考えています。

オーガニック・コーヒー

JASマークは 日本の農林水産省が有機栽培と認めた農産物などに付けることのできるもので 

1. 種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培 する。
2. 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。
3. 遺伝子組換え技術を使用しない。

などの有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができ また日本でオーガニック(有機栽培)農産物として販売することができます。

レインフォレスト・アライアンス

RAINFOREST ALLAIANCE

世界的に地球環境への配慮が求められています。
そんな中、10年程前に 中南米の熱帯雨林と農業の共存を目標として 無理な開拓をせず森林を共存し野生動物や植物の生態系を保護しながら農作物を栽培している農家に熱帯雨林同盟(Rainforest Alliance)の認証制度が作られました。国際的なNGOで、ニューヨークに本部を置きます。 この認証を得るためには数々の基準を満たしていなければなりません。  コーヒーに限らず カカオ バナナなど 熱帯で栽培される農産物の農園に認証されています。

1. 除草剤など化学的農薬は使わない
2. 蜂の巣を残す
3. 農園の労働者に十分な賃金を払っている   など。

こうした基準を満たしている農園に対して認証を行っています。マークには環境の変化に敏感で、環境が悪化した際に最初に姿を消す動物として “カエル”が描かれています。“カエル”の変わらぬ生息は、環境保護のバロメーターなのです。栽培農園も特定されているため、生産履歴が明確な、安全、安心を追求したコーヒーでもあります。消費者が、この認証済みの農園のコーヒーを買うことで間接的に熱帯雨林の鳥獣保護区域の維持に寄与することになることを目的としています。

バード・フレンドリー


Bird Friendly  / 
Smithsonian Migratory Bird Center of the National Zoo

スミソニアン渡り鳥センター(米国・国立スミソニアン動物園内機関)が認証している、環境と動植物の保護に有効である熱帯雨林による日陰栽培で生産された オーガニック・コーヒーです。化学肥料や農薬を用いない栽培により、生物多様性を守りながらの農業を実現。これにより 渡り鳥の休息地を確保しています。 バードフレンドリー(鳥にやさしい)ラベルの使用を許可することで、その普及を図り、地球環境を守っていこうという活動を行っています。
 御客様がこのコーヒーを買うことによって得た収益はスミソニアン渡り鳥センターの研究調査資金として、世界中の渡り鳥保護、生態系保護のために還元される事になります。