ヒースローからDublinへ

 
 ヒースローとうちゃーく!!9月のロンドンは寒いかもしれないからごまちにもこもこ着込ませて、飛行機を後にしました。
 意外にも空港は全然寒くなく、むしろ暑いぐらい。我々が乗っていたのは飛行機のエコノミーの中では前の方だったので、割とはやく降りれました。さて、一緒に飛行機を降りた人達と一緒にイギリスに入国してしまってはいけません。トランスファーの方に行かなくては。。。と緊張しながら、やたらばか広いヒースローの中を走る移動バスにのってターミナル4から国内線・近距離線乗り継ぎのターミナル1へ。バスの中では、ごまちを連れた我々は、やけに周囲の人に親切にされ、「赤ちゃん連れなのだからこっちへ」と席までゆずってもらう始末。こんなところからもヨーロッパにきたなあ、と実感です。

 さて、ターミナル1では間違えてイギリス入国のながーい行列についてしまうというハプニングもあったものの、何とか問題なくアイルランド行きのゲートへ。途中、同じ飛行機で日本からきた個人旅行の人達から、アイルランドがとってもきれいで素敵なところときいてさらにわくわく。
 さてここからがたいへん。アイルランド行きの飛行機が出る96番ゲートというのは何と、本当に最後の最後の番号だったのです。確認すると案内図の中には表示されていなくて80番以上はひっくるめて矢印表示されてしまっています。変なドーム式のゲートを何回も迂回して通りすぎ、途中何度かWHSmithのようなおみやげドラッグストアを通りすぎ、やっと離れ小島のような90番台のゲートへ。。。ごまちは最近おぼえた「ヒコーキ!」という単語を連発しながらおむつの入ったリュックをしょっててくてく歩いていきました。お母ちゃんは、イギリスにきた喜びでいっぱいでした。この国内・近距離線の乗り継ぎターミナルは、留学中のお父ちゃんに会いに来た時に乗り継いだことがあります。その頃に比べて、お父ちゃんと結婚して、ごまちを授かって、こうやって家族旅行している現実が夢のようで、しあわせをあらためてかみしめていました。お父ちゃんはといえば、 もっとも近距離であるはずのアイルランド行きがえらく遠いゲートであることに文句をたれながら、「イギリス人がいかにアイルランド人をないがしろにしているか」の蘊蓄をぺらぺらと垂れ流していました。

 アイルランド行きの飛行機が出発するまで2時間ほどあり、まずはゲートを確認したものの、結構時間が余ってしまいました。遠い遠いゲートまで歩くのに時間はかかりましたが、その後は手持ちぶさた。去年ベルギーとチェコに行った時は帰りが乗り継ぎだったので、おみやげ屋さんを渡り歩くのに一生懸命で全然時間が気にならなかったのですが、今回は行きなので、Duty free shopもなく、乗り継ぎ時間待ちの時間がもったいなく感じてしまいました。ごまちのオムツをかえたり、写真を撮ったり(本当は外国の空港で写真を撮っちゃだめ)、それなりに楽しんだりしましたけどね。
アイルランド行きの飛行機の乗り場はどんづまりのようなさいはての地。すこーしだけベンチが置いてあって、そこにいかにも体格のよいアイルランド系の人々がどっかりと座って新聞などを読んでいました。飛行機で1時間の距離なのですから、国際線といっても東京から札幌にいくよりもずっと短い距離です。飛行機はAer Lingus。アイルランドの象徴である4つ葉のクローバーをかたどったマークです。航空会社のシンボルカラーも緑色。これは、その後アイルランドに行ってから更に実感しましたが、アイルランドでは緑色が国のカラーなのですね。いたるところに、国を象徴する4つ葉のクローバーや緑を配置したデザインのものがみられました。

 そうこうしているうちにやっと搭乗です。近距離線ですから覚悟してはいたものの、すごく狭い機体で、ちょっと気が滅入ってしまいました。1時間の辛抱と自分にいいきかせ、ごまちがおとなしくしていてくれることを祈りました。席はごまちの気を逸らすのに都合のよい窓側がとれず、通路側。さらに気が滅入ってしまって、お父ちゃんにちょっとあたってしまいました。それで機内ではお父ちゃんがごまちを抱っこしていてくれることに。。。
 このときの機内が今回の旅行中一番ごまちが暴れた時だったでしょうか。。。とにかく大騒ぎ。お父ちゃんは、用意していた睡眠薬を使おうとまで言ったぐらい。1時間のフライトで使うことを想定していなかったお母ちゃんは、睡眠薬を荷物の奥にいれてしまっていてとりだせず、地獄のような1時間でした。でも所詮1時間の辛抱。周囲の冷たい視線に関係なく飛行機は黙っていても我々をアイルランドの地へ連れていってくれました。
 それにしても、イギリスやアイルランドでは、子供のしつけに厳しいときいていましたが、そのとおりですね。赤ちゃんを泣かせて周囲に迷惑をかけたらそれは親が非難される。それは当然のことですが、このときひしひしと感じました。去年のチェコではもっとみんなの視線はやさしかったのになあ。。。ごまちもすでに赤ちゃんではなくしつけの必要な一人の人間をしてみられるようになったこともあるのかもしれません。

 成田から遠い遠い道のりを経てやっとアイルランドの地に到着。アイルランドの空港はローカルな田舎空港の雰囲気です。さすがにここまでくると東洋人はほとんどみかけません。成田からスルーででてきた荷物はなかなかでてこなくてずいぶんと待ちましたが、特に問題なくピックアップ。
さあ、アイルランドでの活動開始です!
 
 

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