成田からヒースローへ

 さあ、成田空港です。かつてイギリスに留学中のお父ちゃんを泣きながら見送ったことがある同じ場所から出発です。英国航空は第一ターミナルときいてちょっとうれしかったです。というのは、2年ほど前に第一ターミナルはショッピングセンターが工事中だったので、きっと今回は新しい素敵なお店をたくさんみることができると思ったからです。しかし、予想に反して、前回工事中だった場所は同じく工事中で、お店に何の変化もありませんでした。
 
 チェックインカウンターは、すでに出発2時間をきっているためか、あまり混んではいませんでした。といっても少しは並びましたが。アナウンスで、その日の英国航空ロンドン行きは満席であることを知りました。お母ちゃんは、並びの席がとれるかどうかすら心配になってしまいました。去年と違って1歳半になったごまちはバシネットに放り込んでおくわけにはいかず、きっと膝の上に12時間のせていなければならないことでしょう。それなのに、間の席とかになってしまったら。。。?個人チェックインで、チェックインが遅くなると、並びの席がとれなかったりしますから、かなり不安になってしまいました。まあ、旅行を決めた時点で、飛行機内でごまちがあばれることは覚悟していましたから、新たに覚悟をきめただけですが。(覚悟を決めても何にもなりませんけどね。フライトの間じゅう、お母ちゃんは食事もできず、ずっと立って抱っこしてあやすことを覚悟したのです。)あとは持参した眠り薬がきいてくれることを祈るばかりです。

 という不安は瞬時に解消されました。なんと、バシネットのリクエストがすでにはいっているとのこと。バシネット装着可能な、スクリーン前のやや広い席を確保してくれるとのこと。4日前にあわてて切符を予約したにもかかわらず、そのような便宜をはかってくれた旅行代理店のおじさんに感謝しながら、チェックイン終了。12kgに成長したごまちをどうやってバシネットに寝かせるのか疑問は残るものの、スクリーン前であれば足もとで遊ばせてもいいわけだし、かなりほっとしました。

 さて、搭乗まで少し時間があるので、腹ごしらえすることに。時間もないのでフードコートで簡単にすませることにしました。お母ちゃんは冷やしたぬきそば、お父ちゃんは中華セットとビールです。お父ちゃんはビールがないと生きていけないので、やっとビールがのめる状態になってほくほくしています。お母ちゃんは、長いフライトの間、お父ちゃんが酔って眠ってしまうとごまちの相手を時々かわってもらえなくなるのでちょっと不安でした。

 前日から風邪をひいてしまったごまちには、ヨーグルトにまぜて鼻水止めをのませました。ごまちは風邪をひくとすぐに中耳炎になってしまうので、飛行機の気圧の変化で耳を痛がるのをおそれたためです。ところがこれが大成功!ごまちはまもなくベビーカーの中ですやすやと眠りはじめました。お父ちゃんと二人、これにはびっくり。鼻水どめの薬は、副作用で眠くなることがあるというのは知っていましたが、これほどとは!前日夜遅かったせいもあるでしょうが、ごまちは眠くて眠くて仕方ないようで、その後、出国審査を通り過ぎても、搭乗が始まっても、時々目をぼやっと開けるものの、またぐっすり眠ってくれました。というわけで、とってもらくちんに飛行機に乗り込みました。

 席はリクエストどおり、バシネット装着可能な席でした。満席ときいていたので窓側3列のうちもう一席は別の人が来るものと思っていましたが、なんと、その席には誰も来ませんでした。ラッキー!空席がでたのでブリティシュエアウエイズが便宜をはかってくれたのでしょう。有り難い。ヨーロッパ線では子連れの人は少ないのでこのようにラッキーなこともあるのでしょうね。

 ところでそのバシネット。まさか本当にごまちをバシネットに寝かせられるとは思っていませんでした。ところが。なんとごまちぐらいの子供用のバシネットがブリティシュエアウエイズには用意されていました。それは、ベッドというより揺り椅子。ロンドン到着直前に気が付いたのですが、このベッドは角度もかえられるのです!すごーく有り難かったです。そして何より、意外にもごまち自身がこの揺り椅子を気に入ってくれた様子。全然嫌がらずに座ってくれて、その中でおもちゃをいじったり、お菓子を口にいれたり。あまりにもらくちんで、お母ちゃんは映画をみる余裕まであったのです。ブリティシュエアウエイズは今回は行きも帰りも、ポータブルテレビ付き。ですから、映画の選択肢が多くてとても楽しめました。
とにかく、今回のブリティシュエアウエイズは、食事もおいしかったし、ビデオの種類も多かったし、バシネットも使いやすかったし、お菓子ももらい放題だったし、子供用のおもちゃもかわいいものをもらえたし、いいことづくめ。
ひとつだけ難をいえば、ビデオのうち日本語対応だったものが少なかったことかな?


 
 

 さて、ごまちはといえば、食後に飲んだ鼻水どめの薬がよく効いて、すぐにすやすや眠ってしまいました。すっごくらくちんだったのはこのためですよねー。ごまちに感謝感謝。結局用意したごまちの眠り薬はまったく使う必要もなく、快適なフライトを楽しむことができました。
 
 
 
 
 

 日本からイギリスに行く途中で最も印象的だったのが、フィヨルド上空です。言葉ではちょっと言い表せないほどきれいでした。お母ちゃんは独身時代にノルウェーを一人旅したことがありますが、その時のすばらしい景色が忘れられません。それが今回は、上空から眺めることができるなんて。。。眠っていたお父ちゃんを思わず起こしてしまったほどです。ごまちも寝ぼけ眼でながめていましたが、そのうち窓に張り付いてみていました。
 
 
 

 飛行機が着陸態勢にはいるロンドン上空では、ロンドン市街地がとてもよくみえました。お父ちゃんとお母ちゃんが結婚式をあげた思い出の地、Hummersmithはどこだろう、と目をこらしてながめているうちに飛行機はヒースローに着陸しました。
 
 

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