Dublinの夜

 今日こそはアイルランドビールを浴びるほど飲むぞー!
Dublinが近付くにつれお父ちゃんはそわそわしはじめていました。とにかく「ビール!」と目を血走らせながら運転していたので、お母ちゃんのへたくそなナビに惑わされてとうとう道に迷ってしまったようです。Guinness visitor centerの閉館時間ぎりぎりであることにあせりを感じながらも、現在地がわからず、しかも渋滞にはまってしまって困り果ててしまいました。
 と、そこへ白バイのおじちゃんの姿を発見。かなりあせっていた我々はその強面の白バイのおじちゃんに道をきくという暴挙にでてしまいました。なんと帰ってきた返事は、「Follow me!」。びっくりしながらも白バイの後についていくと何度かくねくねと道を曲がって無事Guinness visitor centerに到着しました。本当にびっくりしました。まさか白バイに先導してもらって走るとは。。。よっぽどその日暇だったのか、国の一大産業であるGuinness Beerにくる観光客には、公務員もサービスしなければと思ったのか。。。

 すでにGuinnessの工場の周囲はホップのものすごくいい匂いがたちこめていました。映画にでてくるような古い雰囲気の煉瓦づくりの工場の中へトロッコの引き込み線があり、道路沿いには倉庫のような建物が建ち並んでいます。
 Visitor centerの中は、アイルランドにしてはとても近代的でおしゃれなつくり。Guinness博物館の入館料がやや高くて悲しかったけど、大人一人につき1杯のGuinnessビールの試飲ができるとのこと(別料金)。お母ちゃんは博物館はどうでもよかったので早くビールの試飲がしたいなあ、と思いつつ、ほくほくしているお父ちゃんのあとについて博物館の中へ。中は日本でもよくある、キリンやアサヒのビール工場見学と同じような感じです。ビールの酵母や熟成の行程が、凝ったつくりのディスプレイで説明されていました。お父ちゃんはうれしそうに延々とビデオを回し続けているので、お母ちゃんとごまちはあくびの連発です。
 そうして待ちに待った試飲です。試飲の会場は、Guinness博物館の最上階、ものすごく見晴らしのよい展望ルームの中にありました。すっごくおしゃれ!外国のドラマの中で、仕事帰りのビジネスウーマンが彼と一杯のみにいくシーンのような雰囲気です。本当に、仕事帰りの人達もいたのかもしれません。なぜなら、そこは試飲の場所でありながらしっかり料金がかかりましたから。
 そこでのGuinnessビールは最高でした。しかも、泡の上にアイルランドの四つ葉のクローバーのマークを泡で描いてくれるのです! Dublinの市街地が360度一望できるところもすばらしいです。お母ちゃんはすっかりいい気分になりましたが、すでに時刻は5時すぎ。日本時間ではそろそろ深夜になるころですから、酔いと眠さで朦朧としてきてしまいました。
 お父ちゃんももう少し飲みたかったみたいだけど、運転があるので我慢我慢。少しだけ飲んであとは酔いをさますために、1階にあるおみやげセンターへ。

 そこがまたすごかった。これでもか、というくらいのGuinnessグッズの嵐。コップや栓抜きなどを売っているのはまだわかるけど、エプロンや帽子、ライター、トランプなどあらゆるものがGuinnessのロゴで付加価値をつけて売られていました。おばかな我々一家は、「日本では買えないし。。。」といいつつ、ついつい大量に購入してしまいました。お母ちゃんはエプロン、帽子、Tシャツ。。。お父ちゃんはたくさんコップを購入。ビール会社の出しているコップ(ジョッキ)でその会社のビールを飲むのがいいのですって。確かに、そのコップを使えば、その会社のビールが最もおいしく飲めるように設計されているというのはわかる気がします。

 さてさて、おみやげ屋さんが閉店するぎりぎりまでおみやげを選んだ後、今度こそ宿探しです。車にもどってB&B街を探すことに。やや繁華街から離れていてしかもあるいて飲みにでれる範囲で探しました。いつもはお父ちゃんが探すのですが、今回はお母ちゃんが探すことに。。。一軒一軒きいてまわったのですが、どこがよいのか判別がつかず、結局やや安いところにしてしまいました。この宿は結果的にはあまりよくなかったです。隣がユースホステルで、若者がいつもたむろしていたし。都会で泊まるときには、値段よりも安全をとることがやはり必要ですね。しかも、この宿の最大の欠点が朝食がコンチネンタルだったことです。がっくり。。。


 ところで、宿も決まって落ち着いて、さあ、夜のDublinに出発です!ごまちをベビーカーにのせて、てくてく繁華街の方へ。繁華街は歩いて10分ほどです。


 

 途中の橋の上で写真撮影。なかなかステキな夜景でした。今夜はアイルランド最後の夜なので、どうしてもアイルランド料理が食べたかったので、かなり長いこと探して幾つかのお店にトライしたのですが、その日はなぜかどこもいっぱいで、予約がなければ入れないとのこと。結局、疲れ切ってしまって、夜遅くまであいているイタリア料理のお店にはいりました。
 たとえアイルランドでイタリア料理を食べようが、それはイタリア風のアイルランド料理。(だって日本でイタリア料理っていっても、たとえどんな本場っぽくても日本風でしょ。)
 日本では食べられないイタリア料理の味に結構お母ちゃんは満足しました。ちょっとステキにワインなども楽しんだし。ごまちはベビーカーの中ですやすや眠っていてくれたのがまたよかったのかな。

    
 
 


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