ブリュージュ


あこがれのブリュージュ!
中学生の時にやたら旅行ガイドブックを読みあさっていた時期があって、 その頃に読んだ、「運河と花で彩られたため息のでるような美しい街」の フレーズにあこがれ続けていたブリュージュ。
いさんで駅に降り立ったが、駅は市街地から離れた場所にあるためか、 素っ気ない駅でちょっと拍子抜けした。駅前にはレンタルビデオ屋さんなどもあって なんだか現代的な様子。そして、旧市街地に向けて歩いていくと だんだん、中世の街並みが広がってくる。緑も美しい。 どこからともなく、馬の蹄鉄の、 「かっぽかっぽ」という音がきこえてくる。観光用の馬車のようだ。 やっとうれしさがこみ上げてくる。

喜びいさんで歩いていると、ぽつりぽつり。。。雨だ。 ベルギーの気候は、雲の動きがはやくてとても移り気。以前ロンドンからベルギーに 来た時には、「うわあ、寒いー!」と思ったほど。その時は日帰りだったので、 「たまたま寒い日だったのかな?」と思っていたが、今回滞在してみて、どうやら そうではないらしいことがわかった。とにかく、風が強くて天気もかわりやすい。

さて、やっと旧市街地に入った頃、大雨がざーざー降ってきた。 ごまちのベビーカー用のフードを持ってきてよかった。 お父ちゃんもお母ちゃんも普段は傘を旅行に持ち歩かない方だから、二人とも びしょびしょ。といってもお母ちゃんは商店の軒先に雨宿りをしたので、 ほとんどぬれずにすんだ。しかも、頭だけはぬれないですむようにいつも 帽子を持ち歩いている。問題はお父ちゃん。実はお母ちゃん痛恨の失敗がこのときに 発覚したのだ。唯一の頼りであった、日本語のベルギー観光ガイドをごまちの ベビーカーの中に入れていたのだが、どうも途中で落としてしまったらしい。

駅を降りた時には確かにあったのだが、さて街の中心地で観光しようと思った 時には無くなっていた。お父ちゃんがざーざー降りの雨のなか、走って駅まで の道を戻って探してくれたのだが、見つからない。お父ちゃん、ずぶぬれ。 本当にお父ちゃんに申し訳ないと思ったよ。お母ちゃんが何か失敗してもお父ちゃん は決してなじるような行動はとらない。そこから何とか一番いい方法を探そうと してくれる。今回もそうだった。とりあえずすぐに探しに行ったけどみつからな かったので、別に持っていた地図を頼りにこの日のブリュージュ観光を続行する ことにした。





つづく

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