腎臓
この日のメニューを列記しよう。
伊勢エビの前菜
テリーヌ
鴨のロースト
牛の腎臓
みて想像されるとおりの味。シンプルで、素材の味そのものなのがよい。言葉もない。
高級感あふれる味。 やはり王道だよね。
お母ちゃんはもともとテリーヌが好きだが、このテリーヌはほんっとうに堪能した。
うーん!と目を閉じてうなりたくなるほど。
割合あっさりとしていて、それでいてふわっとした香りがなんともいえない。
周囲に飾られているゼリーはベリー系のすっぱいさわやかな味。
ああああ、だんだんあほな蘊蓄たれ口調になってくる。。。
だって、本当においしかったのだもの。
しかし、お母ちゃんはこの頃疲れがピークだったので、せっかくの味を堪能して目をつぶると
そのまま眠ってしまいそうだった。
お母ちゃんの中では、肉のうちでは鴨がかなり上位にランクする。
というわけでお母ちゃんのメインディッシュは鴨に決定。
これは、うーん、普通の鴨だった。おいしかったけど。日本の高級フランス料理店で
食べる鴨の味とそんなにかわりなかった。(そいえば日本で高級フランス料理に行ったことって
あったっけ???ねえ、お父ちゃん。。。)
ソースの味がよかった。
お父ちゃんが食べたかったのはこれ!
なんと牛の腎臓。断面はもろ腎臓である。
で、お母ちゃんは正直いうと、一口目を食べるのに勇気が必要だった。
しかーし、予想に反しておいしかった。こりこりしていてかめばかむほどソースとからまる。
腎臓そのものにはあまり濃厚な味はなくて、それそのものよりも、
ソースとからんでソースの味を引き出すような食べ物なのであろう。
ちなみに、この上の鴨のローストとソースの色は似ているが味は全然違う。
違いについてはどう表現していいかわからないが、それぞれの肉に最もよく調和するソースなのであろう。
どちらも非常においしかった。
ただし、気を抜くと腎臓であることを思い出してつらかったが。。。
(これを読んだらお父ちゃんががっかりするかな?
お父ちゃんは大喜びで食べていた。そういうお父ちゃんを見ているだけ
でもお母ちゃんはしあわせなのだ。)
つづく
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