イギリス人の休日体験ツアー



はじめに

準備編
1日目(飛行機でロンドンへ)
2日目(Bristol国際凧揚げ大会)
3日目(Dean Forestトーマスデー)
4日目(世界遺産Iron Bridge)
5日目(フェリーでマン島へ)
6日目(Manx 電気鉄道
7日目(Manchester)
8日目(York国立鉄道博物館)
9日目(Ely蒸気機関博覧会)
10日目(飛行機で関空へ)

イギリス旅行感想


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2日目(ブリストル観光→カーディフへ)

ブリストルの橋

ブリストル凧揚げ大会を堪能した後、一路ウエールズ地方へ。
のはずでしたが、「ちょっとだけ」ブリストル観光がしたくなってしまいました。
ブリストルは、大きな橋とジョージア調の高級住宅地がみどころだそうな。(カセドラルも有名らしいけど、お父ちゃんは入場料のかかる建築物には全く興味をしめさないため、無視された。)

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ブリストルの大きな橋(クリフトン吊り橋)
もともと凧揚げ大会の場所を探している時に、ブリストルの市街地は少しだけみたんです。でも、変な渋滞があったり混雑した道路のラウンドアバウトが続いてちょっと緊張したりとあまりブリストル市街地をみる余裕はありませんでした。
お母ちゃんは、早くウエールズに行きたかったのですが、例によってお父ちゃんが、「ブリストルの吊り橋を本当にみなくていいか?」としつこく聞くんです。お父ちゃんがしつこく聞く時は、きっと何かおもしろいことがあるはず。。。
以前仕事でブリストルに訪れたことのあるお父ちゃんが、ブリストルの吊り橋だけは「あれは一見の価値あるかも」と言ったので、じゃあ、ということで行くことにしました。さっき市街地を抜けるときに、遠くから見ただけだったもんね。

ところが、吊り橋を渡ろうと思って探し始めると結構道に迷うもんです。地図だとすぐなのに、意外に高低差があって、なかなかその道にはいれなかったり。。。もともと港町で、川と港を中心に栄えた街なのですが、その川がずいぶんと渓谷様でえぐれているんです。(だから吊り橋が必要だったのでしょうけど。)
道に迷いながら街をぐるぐるとまわっているうちに、ブリストルの観光地は結構みることができました。で、ようやくブリストルの吊り橋にさしかかると、まあ、本当に、やっぱり、す・ご・い!
本当に一見の価値あり!でした。


橋のたもとから撮った写真。
怖いでしょう?
すごく高くて足がふるえます。
身を乗り出して写真撮影なんてとうていできません。


橋の中央ぐらいまで歩いて行ってみました。やっぱり怖い。。。
そこからの眺めは最高にきれいでしたが、やっぱり怖い。。。
むこうの岸辺にブリストルの港が見える。
河口側なのに、こちらの方が渓谷風。


橋のたもとは少し広くなっていて観光スポットに。。。
でも、1mぐらいの手すりしか無いのよ。
ちょっと身を乗り出すと落っこちそう。。。

自転車専用の通り道もあります。
現在でも庶民の生活道路という様子です。
こんな風に、自転車がスポーツとして市民権を得ているということも、お父ちゃんにとっては感慨深いようです。
お父ちゃんはいつか自転車でヨーロッパを旅行するのが夢だそうです。




ウエールズ地方へ。。。
   
さあ、今度こそ、ブリストルを出発して一路ウエールズ地方へ。。。
ウエールズ地方は、お母ちゃんは学生時代に一人旅をした時に訪れたことがあります。
とても田舎のイメージで、確か列車は蒸気機関車だったと思います。(いつの昔じゃ!?)
記憶は定かではないのですが、だって、トンネルに入る前に車内アナウンスがあって、「窓を閉めてください」と言われびっくりしていたら、周囲の人たちが、「煙が中にはいってきてみんな真っ黒になってしまうからね。」と言っていたんです。とても鮮烈な記憶なので間違いないと思うのですが。。。

その時お母ちゃんが訪れたのは、カナーヴォン。北ウエールズの中世の港街で、中世風の古風なお城や、英語ではない古風な言葉(ウエールズ語)を話すおばあちゃん達がすごく親切だったこと、いろいろよい印象がありました。
ウエールズ唯一の山(映画にもなったことがある)スノードン山に登りたかったのだけど、学生でお金がなくてケーブルカーの料金がもったいなくて戻ってきてしまったのが、あとあととても心残りでした。
お父ちゃんにとっては学生時代の指導教官がウエールズ出身の先生だったこともあり、ウエールズには行ったことがなくても割合と身近に感じているようです。そんなお父ちゃんの英語は先生の影響でウエールズ訛なのだそうです。

今回はお父ちゃんもお母ちゃんも訪れたことのない、南ウエールズ、ウエールズの州都カーディフを目指します。


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ブリストルの橋から高速道路にのり、一路ウエールズへ。
Severn河を渡る有料道路を抜け、M4道路を西へ西へ向かいます。
 
 
左がBridgewater Bayで、海側。
右が河のある内陸側。
広い河口にかかった橋を渡る時、ちょうど夕焼けの時間帯でした。あまりの美しさに、お父ちゃんが運転しながら撮った写真。
もちろん、お母ちゃんも助手席から撮っています。
左に広がる海が、またきれいでした。日本でいえばベイブリッジ風に感じました。


河を渡った瞬間より、標識がウエールズ語と英語の二カ国語表記になりました。まるで国境を越えてしまって、英国ではないかのような雰囲気です。

すでに夕方だったので、今夜の宿泊地がそろそろ心配になっていました。お母ちゃんは、ウエールズの首都Cardiffには一度どうしても行ってみたいと思っていましたが、大都市で泊まることが好きでないお父ちゃんがちょっとだけしぶしぶでした。
通り道であるNewportで泊まることも考えたのですが、単なる港の新興の町のようなので魅力があまりなく、結局Cardiffに向かうこととしました。

驚愕のCardiffの夜!!!


そして、M4道路インターチェンジをおりて、割とすぐにCardiff市街地にはいりました。ここまで所要時間ほんの30分ほど。既に日が暮れかかっているとはいえ、まだ多少明るくて、古都のたたずまいにわくわくしていました。

しかーし!です。

なんだか怪しげな予感はあったのです。
まずは、下の写真の騎馬警官。


  
もちろん、日本にはいない騎馬警官の姿をみて、ちょっとうれしかったのですが。
このいでたち。なぜ全身蛍光色?
しかも、やたらと警官の数が多い。騎馬警官も多すぎ。
その謎が解けたのはこの日の深夜になってからでした。


まだ時差ぼけの残っていた我々は、今日も少し早めに宿探しをして、ゆっくり落ち着いてビール三昧といきたかったので、まずは宿探しを始めました。
この日はまだ週末だったので週末割引がきくだろうと思われ、市街地のやや大きいホテルにまずトライしました。
我が家の旅のお供「Lonely Planet」によれば、Angel Hotelはお城の前の一等地にある高級そうなホテルでありながら週末割引で半額近くなるとのこと。割引に弱いお父ちゃんと、高級ホテルに弱いお母ちゃんの意見が一致して、まずはそこにトライしてみました。あっさりと、ガイドブックどおりの値段で、空き部屋があるとのこと。ただし、やっぱり高級ホテルだけあって、半額であっても普段の我々の旅行で利用する料金よりは高めなので、ちょっと他もあたってみることにしました。
(これが間違いのもと。)

市街地をうろうろドライブしながらB&B街を探したのですが、どうも街全体が荒んでいる様子にみえるんです。しかも、その後あたってみたホテル、B&B、すべて満室。安いホテルになると、ロビーには変なイギリス人のぷー太郎風のパンク兄ちゃん達がたくさんたむろっているのです。
こわいこわい。
しかも、その後あたってみたホテルでは週末割引となるところは一カ所もなし。
街の目抜き通りには、紙くずがたくさん落ちているし、酔っぱらいが何人も通りの隅っこに座っているし、本当に、すさんだ雰囲気でした。
そうこうするうちに、日もとっぷり暮れるし、早めにチェックインしてゆっくりするという計画もくずれ、我が家の車の中もすさんだ雰囲気に。。。

あるゲストハウスでは、まだ空室ありとの表示があったのでたずねてみたのですが、神経質そうなおばさんがでてきて、子供はお断り、と言われてしまいました。でも、その後気の毒に思ったのか、他に空いていそうなホテルを教えてくれて道順も教えてくれました。そのホテルは確かに空いていたのですが、法外な値段。
ゲストハウスのおばちゃんが言っていたのですが、その日はサッカーのゲームがあったので満室のところが多い、ということでした。だから、混雑時の料金適用だったのでしょう。

そんなことなら、最初にあたってみたAngel Hotelの方が良心的でずっといい。ということで、まだ空室があるかどうか心配しながらAngel Hotelにもどりました。
カウンターのお姉ちゃんにちょっとだけ嫌な顔をされましたが、問題なくチェックイン。なんと、イギリスで初めて、エアコン付きの部屋でした。
時間が遅かったためか家族用の広い部屋をかしてくれたし、ごまち用のエキストラベッドもいれてくれました。やっぱりこういう時は、高級ホテルに限ります。

ホテルの外観。うつっていませんが、手前向かい側がカーディフ城。
お部屋は結構広くて、ダブルベッドが一つとエキストラベッドが一つ。
続きの間のように廊下があって、その先にバスルームがありました。
バスルームも結構広い。
ばっちり海外ニュースもみれるケーブルテレビ付き。
机も広い。
我が家の旅行はいつもスーツケースがかなり大きいので、狭い部屋に泊まるときなど、スーツケースの置き場に困るぐらいなのですが、ここでは全然問題なく広げれました。

さてさて。
ふとみると、机の上にぴらっと一枚の紙が置いてありました。

「ようこそエンジェルホテルへ。今日は2005サッカー対抗戦最終戦イングランド対ウエールズの試合があり、街が混雑しています。どうかご了承くださいませ。」

という内容。

なんと。サッカーの試合、と先のおばちゃんが言っていたのは、まさに、イングランド対ウエールズの正念場の試合だったのです。しかも、どうも文面から察するにイングランドが勝ってしまった様子。つまり、ウエールズ人にとっては飲んで大騒ぎせずにはいられない状況だったようなのです。
これで、街がすさんだ様子だったのも、警官がやけに多かったのも、パンク兄ちゃん達がたむろって道ばたで大騒ぎしていたのも全部納得です。
そう、街で大騒ぎしていたパンク兄ちゃんたちは、あの有名なイギリス人のフーリガンさん達だったのです!
せっかくの旅行なのでいろいろなものを見たり聞いたり体験したいと思っていますが、これも、イギリス名物がみれてよかったと考えることができるのかしら。。。?





お部屋はこんな感じ。
なんと、左の奥の方にみえるのは、暖炉です。
冬になったら本当に使っていそうな雰囲気です。

これは反対側の写真。
奥に廊下があって、そこからバスルームに行けます。
お母ちゃんは、水道が部屋から遠かったので、哺乳瓶を洗うのが面倒でした。

と、高級ホテルを喜んでいたのもつかの間。
エキストラベッドはごまちがもぐりこんですぐにがたんと、このような姿に。さすがイギリス。




2日目の夕食

すでに時刻は8時をまわっていました。
ホテル内のレストランのラストオーダーの時間がせまっていると知り、外に食べに出掛ける元気も(サッカーの試合のあった日に外にでる勇気も)なく、あわててホテルの中のレストランにかけこみました。
ごまちは眠くて眠くて目をこすりながら行き、席につくとすぐにイスにごろんと寝転がって眠ってしまいました。
やや高級な雰囲気のレストランだったので、大人と子供の時間と場所の区別をするヨーロッパで、眠くてむずかる子供達を連れていくのは顰蹙の行為だったのかもしれません。でも、どうせ横のバーではサッカー観戦が終わって飲んで騒いでいる人たちがたくさんいたし、あまり肩身が狭く感じること無く十分お料理を堪能できました。

全体に田舎っぽい味でしたが、素材そのままの味で満足、満足でした。

 
   
マッシュルームスープ。
本当にマッシュルームをミキサーにがーっとかけて作ったのではないかと思われるほど濃厚。


  後でみてみるとこの時の料理の写真は少ないです。
よほど疲れていたのか。
ビールは、ウエールズ地方の地ビールがなくて、イングランドのビールを飲みました。レストランは、別にウエールズ郷土料理をあまりあつかっていなかったようなので、せっかくのウエールズですがちょっと残念でした。
それにしても、メニューも英語とウエールズ語の共同表記だし、ウエートレスのお姉ちゃんはすごく訛っていたし、一応ウエールズ気分は味わえましたよ。

 
シャケの切り身のソテー。
お父ちゃんは、イギリスにきたらこれが食べたかったようです。

 
お母ちゃんはハムのグランビーソースかけ。お母ちゃんは、グランビーソースのかかったものが食べたかったのでした。
インスタント風の味ですが、これが食べたかったので満足です。





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