ザグレブ→グラッツ→ハートブルグ(その1)

ザグレブのケーブルカー終点で。近くで買ったパンがものすごーくおいしかった。

●ケーブルカー

ザグレブの街の中心部がかなり急な坂になっていて、頂上に教会や城壁がある場所がある。そこへ行くのには歩いてでも行けるのだが、単純なつくりの短距離ケーブルカーに乗ることもできる。鉄道おたくのごまちが喜ぶだろうと、ケーブルカーに乗ることにした。

     
とても単純なつくりのケーブルカー。
頂上の駅からみているとおもしろい。横に歩く道(階段)がついていて、帰りは歩いて降りた。
ケーブルカーがのんびり優雅にいったりきたりする姿をごまちはいつまでも飽きずにながめていた。
駅の待合室の風景の写真をみてわかるとおり、ヨーロッパでは珍しく動物の乗車おことわりだった。

ごまちはこの頃から歩くのが嫌といってなかなか歩こうとしなくなってしまった。
ちょっと歩くと『疲れた』といって腰をおとしてしまうのだ。
2才になってだいぶん自分で歩くようになったものの、普段から少し歩くとすぐに『疲れた。抱っこして。』と手をのばしてくる。
お母ちゃんはごまちがかわいくて仕方ないので、小さい手で『抱っこ』とせがまれるとついつい抱っこしてしまう。このときごまちはすでに14kgあり、かなり重たかった。
お父ちゃんは、『かわいいのならなおさら』と、厳しくしつけようとして、『自分で歩きなさい』と言う。
普段お父ちゃんもお母ちゃんも働いていて、ごまちとこんなに長く一緒にいたことはなかったものだから、意外にごまちの強情で素直でない一面がみえてきてがっかりしたりもした。特に、ごまちは叱られるとき親の目をみないことを、お父ちゃんはしきりに心配していた。叱られて『ごめんなさい』と言うときに微妙に目をそらすのだ。
そんなこんなでごまちがすねている写真が上の写真である。

ケーブルカーの終点から少し歩くと大きな教会がみえてきた。
屋根に特徴があり、観光スポットになっているらしい。
でも実は歴史がそんなに古いものではなくて、それよりもその近くにある教会の方が由緒正しいもののようだ。
赤と白の格子縞をみるとどうしてもクロアチアのサッカーチームのイメージになってしまう。
         
工事中で中には入れなかったし、変な木で扉が覆われていた。残念。
右の写真が由緒正しい(らしい)教会。


しばらくその周囲を散策すると、教会もいくつかあり、また城壁の名残のような門もあった。
近くに学校があるらしく、高校生ぐらいの子供たちが大勢おしゃべりしながら歩いてくる集団にであった。
彼らが手に手に持っている菓子パンのような包みがおいしそうで、ついついたどっていったら小さなパン屋さんがあった。そこでメープルシロップのたっぷり入ったパンを買ってケーブルカーの終点の高台で食べたらおいしかったこと。


城壁の門の陰になる場所に人々の祈りの場所があった。
この地域は最近でも民族紛争の耐えなかった土地だからだろうか。
たくさんのろうそくがともされていて大勢の人たちが入れかわり立ちかわり祈りをささげていた。
写真をとることははばかられたのだが、観光客の人たちがどんどん写真を撮っている様子なので一枚だけ撮らせてもらった。


   
高台にあるケーブルカーの終点の駅とそこからの眺め。
ザグレブの街なみが一望できる。


ゆっくりと散策したのち、ケーブルカーに沿って階段を降りてもとの大通りに出て、アイスクリーム屋さんでアイスクリームを食べて、十分満足してザグレブを後にした。


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