6月30日(月曜日)
緑陰や自転車ひとつ置き去りに からりと晴れた朝であった。 思う存分、着ていたシャツまで洗濯機に放り込む。子供たちを見送るお母さんたちの顔も明るい。鬱陶しい日が続いていたのでからりと晴れた朝の清々しさはお母さんたちの顔まで明るくする。広報板に貼ってあったオグシオの防火ポスターが欲しいという、バドミントンをやっているエイカワさんの奥さんへ剥がして差し上げる。時間があるので乱暴を承知で隣に庭へと張り出してきた大島桜の剪定をする。 問題はその後であった。一点にわかに掻き曇り、という状況が飛来。あれよあれよと思う間に雨が降ってきたのであった。降雨はそのまま夜間へと続く。やれやれ。布団など干して出てきていたら眼も当てられなかった。梅雨空は警戒が必要。オオシマザクラも狭い庭などに植えるべきではなかった。枯れてもともと。大きくなる木を小さく育てるための小枝を切る。 筋トレに出向いたスタジオでなにやら妙な教室が開かれている。太極拳かと見るほどにちょっと違う。トレーナーの名を見たらワイコさんではないか。あんなものいつ覚えたのだ。神妙な面持ちで人前に立っている。ハワイアンが一番滑稽である。若いヒトはいない。オバサン集団である。オバサンメタボの集団がカラフルな腰蓑を着けたようにして蠢いている。踊っているとは言い難い。蠢いている。をかしくてをかしくてをかしくて、をかしいが共に笑う人もいない。激しいアクションもないものだからオバサンメタボにはいいのだろう。血圧を測りなおしながら、蠢くハワイアン踊りを垣間見る。 夜の7時を過ぎたベランダに白く蠢くものがある。ちょっとぎくりとする。ふわふわと動く白い影が見える。Rなだった。合羽を着てたのだった。出来たカブを取りにきた。そんなものとっくにありません。一つはラップにくるんで冷蔵庫に保存しておいたが一つは糠漬けにしてしまった。味噌汁の実にするのだといっている。くまった。代わりに出したチンゲンサイは、あるよ。と気に入らないようである。大根はと出したら喜んでた。ヘンな娘である。お菓子と大根を持たせる。ベランダからまたふわふわと消えていった。 厨房メモ 茄子の田楽 茄子 赤味噌 砂糖 圧力鍋があると簡単 茄子は皮を向く 赤味噌はたっぷりの砂糖で味噌だれを作る 保存が利くのでたくさん作っておくといいかも ご飯に乗せてもおいしい。蒸し板を敷き蒸す おもりが揺れたらすぐ圧を抜く 取り出して味噌だれをかける。 |
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6月28日(日曜日)
コンビニに浮き輪の並ぶ季節かな 家賃払ってないのかな、新都市新聞社。立ち寄れるがアップできない、書き込めない。おーーい、どうしてるか昶さん。月末家賃にしては早すぎるけれど。 雨のプールに出向く。雨のひとしきり降る日に健康ハイランドの室内プールに出向く。なにやらにこやかにLGが急ぎ足でやってくる。ライフガードである。なにさ、アタクシはメガネがないと顔の班別が出来ない。知ってるお嬢さんであるのかとにこやかに笑ってお迎えしたら、シャワーお忘れではありませんか バカヤローである。むっとする。シャワーは風呂のシャワーでいつも済ませている。アタシャ顔と頭のぎらぎら脂を落とさないことには気持ちが悪い。塗れてるでしょ体も水着も。わかったのかわからないのか、河童ってキャップにありますねー、と話を交わしにかかる。女子と小人は救い難し。養い難しであったか。むっとした顔のまま返事はしない。不愉快な午後を持つ。 珍しくキンダさんが入ってきて一緒にバタフライを泳ぎ始める。キンダさんはパワーが横溢している。アタクシより多分お歳は上のはずである。パワーはあるが50mまでしか持続できない。休み休みアタクシのあとに付いてきている。泳ぎ終わって目方の話になる。キンダさんは57キロ。おお、理想の目方ではないか。アタクシも5キロは落としたい。5キロ落とせば5分は縮まるのではないか。マラソンである。酒飲んでますかと問われる。キンダさんはいっさいやらないのだという。そうか。アルコールが目方を増やしているか。冷蔵庫で冷えているワインも、足もとに転がっている焼酎もこれが終わったら、酒を断とう。ちょっと決意する。これまで何度も決意してはくじけている。大体があるものを終わらしてから断つというこがそもそもさもしい。アルコールを止めるか。マラソンのために。あるものを済ませてから。ちょっと真剣に考え始めている。キンダさんはバタフライのため。アタクシはマラソンである。牛乳は手始めに低脂肪に変えたのだった。グリコヘモクロビンも7.5と基準範囲を超えている。出来ることから始めるにはまず酒だ。けじめをつければいい。飲む日、飲まない日。いえ、ずっと飲まない日。夢は10k50分。 一食このくらいで済ませて置けばいいのだよね。煮豆 マグロ 玉子焼き シウマイ。 厨房メモ 椎茸と木耳の煮付け 椎茸も木耳も戻しておく。国産乾燥椎茸が望ましい 砂糖 醤油 塩 椎茸の戻し汁 カットし煮付ける。箸安めに最適。鉄分補給にも最適。 |
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6月28日(土曜日)
紫陽花や個室で受ける内視鏡 快挙、胃変なし。 テイナカ医院は随分久しぶりであった。アタクシもであろうが、先生随分お歳を召せられた感じである。そのくらいテイナカ医院にはかかってなかった。春の桜トンネルで偶然行き交って以来である。 ちょうど視線のいく壁に冠のある鳥のアップが日の丸構図でどーんと掲げられてあった。前には無かったような気がする。孔雀であろうか首から上のアップで嘴がコワイ。たぶん500mmくらいの望遠でシャッターを切っている。広げていたであろう羽がボケているものだから、孔雀の生首みたいな構図になっている。好みは様々。鳥も様々。 自分の胃の中を順を追って見ていく。ゆうべたらふく食したわりには何も残ってない。あたり前であろう。溶けかかった鶏肉など見たくない。カラオケルームのような胃の中を通過する。なにも異変はなかった。襞がごちゃごちゃある部屋に来て、ここがバリウムだとひっかかりますよと、説明がある。ひとまず一件落着。お礼を述べてテイナカ医院をあとにする。8時過ぎに出向いて9時前に終わっていた。テイナカ医院は繁盛していた。スリッパがボロボロである。一度引き出したスリッパをためらって戻し取り替えるスリッパもボロボロであった。大勢の人の履いた痕跡である。 ユニクロに速乾Tシャツの新聞広告があったので買いに行く。1枚750円である。うそー、と思わず疑う。ダクロンの速乾シャツがそんなに廉価のわけが無い。ダクロンではないとしてひとまずお試しという手もある。ま、いいであろう。買ってきて、さっそく試着してみる。足が軽い。5キロ走ってみる。30分11秒。綿混紡の速乾Tシャツはぐちゃぐゃである。このまま着ていれば汗まみれのシャツに体温を奪われていく。とても山では着られない。凍死する。大会で終わったあとも風邪を引く。750円のお値段しかないことの確認をしたのだった。誇大広告は偽装ではない。 健康ハイランドは筋トレ。夜のウォーキングを済ませ胃変がなかったので 乾杯をする。しかし、減量はせねばなるまい。体が重い。軽ければもう少し走れる。 写真はまだ青いハナイカダ。わが家の庭である。 厨房メモ 韓国風冷やしうどん うどん←冷凍 うどんのだし←ヒガシマル キムチ 胡瓜 うどんをゆがいて冷やし だしを入れて胡瓜の千切り 白菜キムチをどかっとのせる。半熟卵なんかのせてもいいね。 |
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6月27日(金曜日)
目高飼う画廊も雨に濡れており 復活、早朝ジョギング10k、59分51秒。 欲を言えば4分51秒を縮めたいがままならない。今夜のタイムリミットは21時である。これ以降飲んだり食ったり出来ない。意地汚いのでしっかり食しておいた。体が重くウォーキングに出る。歩きながら踵着地、踵着地と意識して歩く。油断すると爪先やら足裏全体でペタペタ歩行しているようなことになる。踵からの着地というのもやってみると難しいのであった。故障を未然に防ぐ走り方である。 健康ハイランドアイレクス、プール帰りの通学路に自転車を止め、あたりを見る。中学生、高校生、一般人、朝ほどの混雑というほどのことはないがほどほどにヒトが行き交っている。むろん加えて車はひっきりなしである。ここでナイフを持った不審者が出るというのも不自然である。下校時間には若干早く、そのまま帰ってきたら我が子を迎えに出向く親が一斉に通学路に向かう。行ってらっしゃい。地区の民生委員エフタさんまで来ている。エフタさんは朝も子供たちに付いていった。ごくろうさま。アタシャもうそんな元気は失せた。見守る程度しかできません。起きていると基礎代謝量の目減りがある。水が欲しくなってくる。早々と横になるしかない。朝コップ一杯の水を飲んできてくださいの指示があった。朝まで我慢の子である。21時を廻る。寝ながら図書館で借りてきたマラソンの本でも読むことにする。 二つ割りしたアボカト。長いあいだ扱ってきて店の人気メニューの一つでもあった。ころあいが難しい。ここまで来ているとやや、熟しすぎである。茶色の点々がある。一人で一つは多い。半分はそのままラップにくるんで冷蔵庫へ。因みに割るときはカナヅチを使用。ウソウソ。包丁を入れてタネを中心にくるりと回転させる。このタネは包丁の手元側の角に当ててかき出す。スプーンですくって適当な容器に移し少量のマヨネーズ、少量のお醤油を加えて練る。海苔でくるんでご飯を巻いてもよし、店ではトーストにバターを塗って上にのせた。絶品トーストになる。適当に切っておかないと食しにくい。 本日の厨房メモ。アボカトトースト。 |
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6月26日(木曜日)
紫陽花が雨に華やぐ通学路 午後、不審者騒動。 学校から電話が入る。ナイフをもった男が下校する子供たちの前に現れたらしい。一人は背中を突き飛ばされ、一人は頭を撫でられたという申告であった。住宅の子供たちである。ナイフを見たというのは一人。あとは見てない。タオルを持っていたという申告もあったりして、見間違いであったのか、通りすがりのただの人なのか。若い男であることだけははっきりする。子供たちの証言がまちまちではあったものの大事をとって学校から警察へ通報。事情を聞きにパトバイク一台とパトカーが三台集結する。夕刻、ちょっとした騒動になる。あったらしい発生時刻はアタクシの健康ハイランド帰りがけの時刻ではあったのだが、今日は休館日、出向いてないのであった。アイトウ家の姉妹も一緒であったが、見てないようだ。どこまでが事実かわからない。お母さんたちもちょっと笑っている。ナイフで追いかけられたというのではない。見たものがナイフであったのかどうかもあやふやである。 ベランダの床を洗う。埃がすごく吹き溜まりになる。ついでにブロックを飛び石にしてRなの進入通路をこしらえる。こうでもしておかないと庭の土を靴でもって運び込まれる。表から来るよう言い渡しているのだが、口うるさい男子に見られたくないというのがベランダから進入する理由であった。それなりの理由というものがあるものである。騒動のさなか、カラオケ騒ぎのご亭主に出あう。先日の説明をする。奥さんこの頃はいイヤーホーンで聞いているようだ。アタシの言うことはまったく聞かないものでと、納得されていた。鬱陶しい梅雨空、明日は晴れ予報。 厨房メモ 長芋とじゃこのかき揚げ 長芋 じゃこ 割り箸ほどの太さにカットした長芋とじゃこを混ぜる 上から天婦羅粉を降りかける。水をちょっと足す からめて静かに油へ落とす。 |
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6月25日(水曜日)
胃カメラの予約終えるや梅雨湿り 今朝の朝日新聞 <声> は人間ドックであった。裏面は検診で早期発見を である。胃がんに眼がいく。衰えぬ食欲である。大したことはなかろうとは思うが厭なものである。ま、いいであろう。若い時にかけたアメリカンファミリーのがん保険に3口入っていた。がんにはかかりそうもなく、何年か前に1口に減らした。2つくらい掛け続けておくべきだったか。ちょっと後悔している。 見ぬまに雑草がびっしりの庭になっていた。伸びる前に始末せねばと庭に立てば朝顔が咲いたあとがあったのだった。今朝咲いていたのである。蔓もぐいぐい巻きついている。Rなから去年預かった朝顔のこぼれた種から発芽した。驚かされたことにはもう一つ、カブがもっこり二つできていたのである。これもRなの預かりものである。カブ、カブといっていた。何を言ってるかと上の空であったがカブだった。地中ではなく地からはみ出ていた。ひとまず収穫する。Rなが来たら持たせようと準備していたのだが来なかった。ハナイカダの精力がすさまじい。ついでに11戸の庭を見て廻る。エムノさん宅の庭がすさまじい。背丈ほど伸びたギシギシやらオニノゲシが隙間なく庭を覆っている。ネコの死体があってもたぶんわからない。ここまですさまじいと刈る気にもならないであろう。しかし両隣はさぞかし迷惑であろう。アタクシ家の隣でなくてよかった。右隣のオバンは相変わらず野菜の収穫にいそしんでいる。胡瓜となすがぶら下がっている。左隣のオバンはトマトである。 下校するアイトウ家の姉妹に自転車で追いつく。妹のリナがタモと魚のカゴを持っている。自然観察で佐奈川に降りたようだ。掬った魚はさよならしたとカゴを振っている。カラである。貸してといったアタクシの自転車と格闘している。どうしても乗りたいらしい。サドルがあまりに高くて断念する妹のリナ。預かったランドセルと手提げ鞄はずっしりと重い。児童クラブに6時までいるRなが帰りにこの通学路を歩くことはない。5時を廻っていた。遅い下校である。アタクシは筋トレを済ませた帰りである。明日は降雨予報。 厨房メモ 中華風カレーというのがある←周富徳 豚肉角切り じゃが芋 玉ねぎ 人参 トマト にんにく しょうが カレー粉 八角←スターアニス 中華スープのもと 砂糖 塩 トマトケチャップ オイスターソース 片栗粉 豚肉はゆがいて余分な油を取り除いておく この豚肉をカレー粉で炒める 八角 を加え煮込むこと30分 別鍋で野菜を炒めカレー粉を振る これを豚カレーに入れる 煮込む トマトを加える 水溶き片栗粉でとろみ。近々これをやってみる。お子様カレーである。エバミルクを加えるのもいいようだ。乞う、ご期待。 |
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6月24日(火曜日)
ジョギングの途中で出あう夏の花 早朝RAN、 夕べの土砂降りが、からりと上がっていたのだった。5時、いささか眠いがのろのろ起き上がる。60分を16秒超過。60分走っているのである。16秒くらいなんとかならないものかと悔やむが結果である。目方が重い。なによりこれが邪魔をしている。 保健センターから封書が来ていた。先ごろの簡易人間ドック結果にしては封書というのはなんだ、と開けてみるとドキリ、がん検診だけ先に届けられたのであった。要精密、胃炎とある。去年の診断結果も合わせて記入されている。同じく胃炎。その前年度は胃潰瘍。ともに6ヵ月後要観察となっている。去年はそのままほっておいた。胃カメラを飲んだ記憶がない。今年である。ドキリ。ときどき胃が痛む。大したことはない。大したことはないとほっておいての今年である。誕生日直後というのも因縁である。テイナカ医院に電話を入れる。折りよく土曜日休暇を取ってあった。胃カメラ検診の予約を入れる。 ジーゼル機関車を自転車で追いかける。母の病院先へ支払いに走る。明日の仕入れにスーパークックマートに走る。TSUTAYAにDVDを返しに走る。健康ハイランドアイレクスへ泳ぎに走る子供たちが折った進入禁止のバーの修理をしてカラーコーンに掛けなおす。なんとせわしい午後なのだ。プールは1Kバタ。朝に走って午後に泳ぐのは快適な一日を過ごすことができたものと充足した気分になれる。 サーモンの刺し身、烏賊のオリーブオイル炒め キャベツとエノキともやしの豚コマ炒め ヒジキ 胡瓜のぬかづけ 生野菜 ご飯 チューハイ一杯 ハムクロワッサン 夕食の献立である。お昼は、肉じゃが クリームシチュー フレンチトースト ヒジキ丼 朝はヒジキ・こうなご丼 胡瓜のぬかづけ かぼちゃ。これで胃に異変が生じているとは信じがたい運動量と食欲なのであった。目方も増えている、どのあたりが胃炎であるか。 厨房メモ 鶏の空揚げ もも肉 塩 胡椒 醤油 ごま油 カレー粉 溶き卵 片栗粉 塩以下は混ぜておく もも肉をもみこむ カレー粉を入れるのがコツ。 間違って月曜日を削除してしまった。リンク先、新都市新聞社へ飛んでください。アップしてあります。 |
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6月22日(日曜日)
花菖蒲ケーキが届く誕生日 雨の花菖蒲を撮りに出向く。教室はマンツーマンである。職場の辞めた看護士であったが、ワンツーマンと言ってた。これはをかしかった。ワンツーマン、言うたびなんか妙な説得力があった。ぎょぎょランドの菖蒲祭りは今日までである。女子バレーの木村さおりは乳がデカイ。最近入ったテンノさんも乳がデカイ。ところでバックアタックってなんだ。にわか女子バレーファンである。 雨の菖蒲園にはヒトがいなかった。蛙もいなかったが、畝の中にちらほらいた雨合羽が、終わった花菖蒲を手で次々と摘み取ってはビニール袋に入れていた。ネコはいた。どこでも見かけるような縞々のネコが雨に打たれていた。裏手は山に続いている。ミニ動物園には山羊やらポニーやらたくさんの鶏はいるがネコのすむところではない。傘の中から1時間ほどあれこれポイントを見つけ撮る。指導する。どんなに水を霧吹きでつけてもほんものの雨にはかなわない。八木先生がよく言っていた。終わりかけた花も雨で精気を取り戻しているように思えたのだった。デジタルカメラの操作を指導しながらアタクシもちょっと撮る。こんなことがなければ花菖蒲など撮りには来なかった。 戻ってから3時間ほどフォトショップの指導をする。かつて教えられたことを教えるだけのことである。 3時間に近いTSUTAYAレンタルを消化する。長い映画であった。カタカナが覚えられない。ガイコクジンの顔が覚えられない。どのあたりがどうした手順の犯人であったのか朦朧としたまま映画は終わってしまった。3時間近くも費やしたのに。この頃の映画は手が込んでいて一筋縄ではいかない。 ペットボトルの蓋に穴を開けて如雨露にするのだという、如雨露づくりをすっかり忘れていた。Rながベランダの戸を叩いている。如雨露をこしらえている間絵を描くのだといって絵を描いている。誕生日なんだよといったのを帰ってからしゃべったのか、お姉ちゃんからとケーキのお裾分けをもらう。昨日誕生日だったようだ。そうか、一日違いか。Rなのお姉ちゃんは高校3年生、女子バレーアメリカ戦はファイナルになってあっという間に負けていたのだった。アタクシは目出度く67歳になったのである。 厨房メモ モロヘイヤご飯 モロヘイヤ←葉先使用 じゃこ 梅干し ご飯 モロヘイヤはさっと茹でる 刻む すべてをご飯に混ぜ込む。 |
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6月14日(土曜日)
十キロを走る佐奈川花菖蒲 降雨はないようだ。午後突如走るを決める。仕事を済ませ仕入れを済ませ戻ってきたばかりである。雨模様で朝が走れなかった。明日などといってると明日も雨かもしれない。走れる時に走る。道中快適に走っていたはずなのに、60分を43秒オーバーする。ちょっと口惜しい。腑に落ちない。どのあたりで遅れた。1分ではない。43秒である。もっとも43秒遅れるだけでも電車は発車する。乗りそこなう。 口惜しいが結果である。葉桜の下の伸びた夏草が刈られている。色づいてきていた小判草もあっさり刈られてしまった。午後4時を廻っている。健康ハイランドアイレクスは風呂だけとする。 夕方、エイカワさんが、ちょっとカラオケ聞いてみますかと誘いがある。歌いに行くのではない、現状確認である。4階へ上がる。正直アタクシも片方の耳が難聴である。戸口に立って聞き耳を立てる。聞き耳を立てないと確認できないくらいの音ではあるそれでもお隣りは苦になるであろう。覚えちゃいました歌、と聞こえてくるのは氷川きよしである。たしかに氷川きよしを繰り返し繰り返し聞かせれるのはつらかろう。おまけに被せて歌っている声である。管理人も交えてひとまず本人を呼び出す。騒音の中止を申し渡す。わかりましたと素直ではあるが聞いてくれない。このあたりがどうにも不可解である。氷川きよしだけじゃありませんとエイカワさん。 トルコ戦の女子バレーを見る。僅差で勝ったが木村さおりという選手が顔にかかる髪の毛を見るたび両耳へかきあげている。おかっぱ頭である。縛れなかったら短くすればいいのではないかと、くせなのだろうがこれも苦になる。なんとかせい。9時半のNHKドラマが野球の延長で同じく延びている。アタクシの就寝時間もそれに伴うが、企業の世界は知らないがドラマとしての見ごたえはある。今日は走ったし明日は雨予報である。寝るのが遅くなってもよかろう。 厨房メモ 烏賊大根 剣先烏賊が望ましい 大根 みりん 砂糖 薄口醤油 塩 それぞれを食しやすく叩き切って煮付ける。水溶き片栗粉で最後の仕上げ。 |
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6月20日(金曜日)
一匹の蛍彷徨う夜の川 蛍を見に行かないの、と遠い友からメールが届いたが行動が鈍い。蛍を見に行った記憶はこの25年や30年はないかもしれない。それくらい行ってない。気がないといえば気がない。その間蛍はなんかの弾みで見たかもしれないが、やはりかくとした記憶がない。金曜土曜の厨房の相方はお墓の横へ出かけて怖いので車から出ないで見ていたといっていた。なにもそこまでしなくても。写真という行動もあるが、どうもこれだけは蛍を撮ってなんなる、という思いはするのである。どんな蛍の写真を見てもこの1枚をアタクシも欲しいとは思わないのである。 蛍は部屋の中まで飛んできて蚊帳に止まっていた。草むらに二つならんだ光はヘビだから手を出すなといわれていた。言われたとおり手を出すことはしなかったが、今思えばヘビの目が暗闇で光るとは思えない。つぶして遊んだ覚えもある。こいつらは臭いのである。あまり好きなにおいではなかった。随分捕まえた。捕まえも捕まえても蛍は毎年出ていた。蛍の弱点はゆらゆら飛ぶことにある。捕まえるなと言っても無理な話しであった。もっとも蛍が蝿みたいに飛び回っても情緒がない。ゆらゆらでいいのだろう。蛍と団扇。蛍狩りというのは季語にある。今は狩ったら顰蹙を買う。手元の歳時記で蛍を開くと見開きに一杯に例句が連なっている。たくさん詠まれているのである。近くに川がある。片道1.2キロを早朝3往復走る川である。片道1.2キロの川をトンボは群がるが蛍は出ない。雨が降りそうな蒸し暑い夕方蛍は湧き出る。ゆらゆら湧き出るから魂にたとえられるのであろう。 蛍には悲しい思いもある。箱根の山中で一匹の蛍を見た。見た記憶は昨日のごとくいまだ生々しい。その数日前に2つ年上の女性から長い手紙を貰っていた。結婚することについて悩んでいた手紙であった。固い信念のように必ず返事をくれるよう手紙は結ばれていた。アタクシはどうせお盆に帰郷するのだから返事は出さずにそのままにしていたのである。多分好かれていたし、好きであったが2つも年が上であることにアタクシはためらっていた。帰郷して会いに行ったのである。そこで彼女がすでに自殺していたことを知らされたのだった。 ここで手紙の不思議を考える。手紙はすでに引っ越していた住所に届けられ、どんな状況が生じたのか、そこからアタクシを追跡し始めたのである。郵便としての状況なら、引越し先不明で送り返されたであったろう手紙の、執念の追跡である。手紙はボロボロになって一ヵ月後にアタクシに届けられた。今思っても総毛立つほどの執念であった。なんと手紙は勤務先へ届けられたのであった。どういう経路で届けられたのかどんなに考えてもわからない。しかし無念なことに、手紙が届けられたときはすでに彼女は自殺してこの世にいなかったのである。手紙はさっさと持ち主に帰るべきであったのだ。追いかけてきてはいけなかったのである。結果的にアタクシは重い手紙の返事を無視したことになる。箱根の山中で見た蛍はその人の魂であったといまだに信じている。死んでいる人から届けられた一通の手紙。嘘のような本当のことはある。あの世というものがあるならば、真っ先にその人に会いに行って事の仔細を申し開きしたい。もっとも2つ年上であったのに、22歳でなくなったままの人に会うのは、いささかつらい年齢にもなってはいる。 蛍で思い出したのである。蛍を見るより少し早いがずっとご無沙汰しているその人の墓参りに出向かねば。亡くなって47年目に入る。 厨房メモ さつま揚げとキャベツの炒め物 さつま揚げ キャベツ 人参 鞘インゲン 生姜 塩 胡椒 砂糖 中華味 水溶き片栗粉 カットし炒める。写真はギョギョらんど、赤塚山自然公園の菖蒲。 |
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6月19日(木曜日)
指差して金魚の墓を数えけり ベランダの戸を叩いてRなが呼んでいる。蚊がたむろしているので開けたくはないベランダのガラス戸を開ける。自転車のお礼を言いに来たのだった。今朝修理しておいたのだ。Rなの乗る後ろの毀れていた座席を修理しておいたのである。母に言われたのであろう。入らないというRなをひとまず部屋に入れる。蚊の餌食にはなりとうない。登校で3班のどっちつかずの態度で歩いている理由を聞く。皆の前だと口の重いRなである。どうやら班を変えたいらしい。ひとまず班長というのが6年生にいる。班を移ってよろしいと班長のエムキに言われたようだ。それなりの子供の社会がある。それなりに悩んでいたらしい。 実力行使が効いたのだった。通達は一度である。今日から夜は止めないで欲しいと直接伝えた車のまだ止めてあったペナルティに、駐禁のステッカーをワイパーに挟んでおいたのだ。あろうことか同じ部屋で二台並んでである。許せない。住宅の駐車場である。罰則はないがあれでステッカーなど貼られると厭なものらしい。衆目にさらされる。言っても守らないペナルティである。駐車場を今日契約したと言うことだった。デカイ赤紙を貼られた。と文句の一つも言いたげであったが納得してもらった。60世帯、快適で安全な環境を保っていくには、引いてもダメだし遠慮してもいられない。恨まれるのは覚悟の上である。よもや刃傷沙汰まではあるまい。油断は出来ないが。店を閉めてようよう平穏な生活が保っていられるようになったと思っていたのもつかの間、覚悟の生活は新たに続くのだった。 もう一台も駐禁を貼られて観念したらしい。どこぞかのスナックで働いているようであるがその深夜帰宅にそのまま、無法駐車を決め込んでいる。聞けば夜中で、自分の駐車場に入れるのがコワイということだった。実力行使で一つ二つと問題が解決される。乗りかかった船である。体で立ち向かっていくしか手立てはない。60世帯の平等で快適な環境を維持していく望ましい姿勢である。やれば出来る。10年かかるといわれる共同生活環境である。まだ4年目だ。まさか、こんな環境が待ち受けていたなんて。 厨房メモ とり肉の香味ソース とりもも肉 塩 胡椒 ごま油 溶き卵 香味ソース(酢・醤油・砂糖・ごま油・長ネギのみじん)フライパンで片栗粉をまぶしたとりももを焼く 熱いうちに作っておいた 香味ソースをかける |
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6月18日(水曜日)
鉄道に何故か絵になるカンナかな 快挙。快適10キロラン、復活60分、 走る前、時間をかけて入念なストレッチの後、加えて用心にエアサロンパスを足に拭きつける。嗅ぐだけで筋肉痛も治りそうな刺激臭であるエアサロンパス。1.2kの往復をやっているうちおもしろい現象に出あう。半分が降雨、半分はまだ降ってない。結局は雨の中を走ることにはなったが、どうせ汗でぐちゃぐちゃ、初夏、降りしきる雨も結構こころよいのであった。59分55秒 残されたこの5秒が復活の今日はことのほか重いのである。故障した足の痛みは治らないものかと案じていたにほかならない。安堵する。幾多の登校が始まる前に快適ランは終了。そのままエレベーター前で子供たちを待ち、16人の子供たちを送り出し、シャワーを浴びゆっくりと朝食をとり仕事場へ。ニギスの天婦羅、おから、肉じゃがというのが本日の献立であった。 無くなってきてたのでアミカで乾燥ヒジキを買う。韓国産1K2100円。中国産は1800円と幾分安い。警戒されているだけ安い値がついているのかもしれない。探してもヒジキの国産など無いのである。日本の食材はいかに外国産に依存しているか。ヒジキだけ取り上げても明白なのであった。レジでブラジル系の女性が二人前立つ。なにやらこの手の女性は肉欲の塊のような存在である。人生したたかにやって来ているので目のやり場に困るということは無いが、いつのときも派手な身なりのはみ出した塊であるとしっり認識する。 健康ハイランドはたしか昨日は泳いだはずであると、筋トレ。ンコ騒ぎの昨日のお風呂は、断固法的手段を取ります と貼り紙はまだしてあるも普通の状態に戻っていた。更衣室で若い男性がケータイを手に操作をしている。目の前にはケータイ禁止操作もと貼り紙がある。Nさんと顔を見合わせて苦笑い。なんともいえませんねえ と若者の頭越しにNさんに申し上げる。裸のケツの痩せこけた貧相な若者であった。こんなのが日本の将来をになうひとりであるのか。少なくともどんなかたちにしろアタクシは世話にはなりとうない。 11時には寝るようにしてもまだ眠いのである。通勤の30分、運転している車の中で眠い。ある意味ではアタクシは健康である。朝に眠いのだ。明日も走りたいが自重して、ジンジャエールの焼酎割りを飲んでいる。焼酎はアサヒビール販売、大五郎 ニッカウヰスキーが作っている。ややこしい構図である。タピオカと原材料にある。石油精製品であろうがタコピオカをネットで引く。蛙の卵ではなく芋であったか。大五郎を飲んでタピオカを知る。 厨房メモ ニギスの天婦羅 ニギス 天ぷら粉 揚げ油 当地では開いたニギス6枚入りのパック250円である、1枚当たり40円。見た目は悪いが台湾産のキスよりボリュームがあって確実においしい。お勧め。 |
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6月17日(火曜日)
手もシャツも染めて桑の実採りにけり お風呂を調整していますので、 入れないというのである。え、また? 先日は落雷でボイラーが止まった。こんどは何なのよ。貼り紙を覗き込む頭に参加する。女性の風呂場で汚物が見つかったというのであった。ンコ? 状況の詳細は書いてないのでわからない。循環装置式なので女湯が汚れれば男湯にも巡ってくる。強制退会と損害賠償の法的手段に訴える。とある。だれがンコしたのかそりゃわからないでしょうというも、風呂場でンコとはねえ。このごろは何でもありの世の中であるし、猟銃を乱射してということでもないし、ンコか、ンコねえ。ボイラーが壊れたわけではない。シャワーは使えるということでアタクシはひとまず泳ぐ。 水が妙に重たい。隣りのコースでスクールが始まっていてそのあおりで水が重たいのかと思っていたのだが、終わっても水の重さは変わらない。泳ぎ終わって水着を脱いでことの事情が明らかになる。今日はアリーナのパンツ型の水着を今日は穿いていたのだった。スピード社じゃない。 1時間睡眠を余分にとることだけで体の動きが違う。夕べは1時間余分に熟睡できたのであった。100円レンタルの垂れ幕についつい引かれてTSUTAYAに寄る。見たことのなさそうな物を確認して3枚だけレンタルする。こわ、ヘビに全身巻かれているパッケージがある。あーー、こわ。 ウォーキングに出るとぼんやり光り輝いている満月が松の木にかかっていた。雰囲気がおもしろいのでウォーキングをやめて急ぎ部屋に戻り500ミリをセット。撮ってはみたが雲がベールで見た目ほどクリアには撮れなかった。 利用者の一人からここへ食事に来るのが楽しいと言われる。仕事場である。今日の誕生日に言うのであろうか草稿を見せられる。三ツ星シェフとある。ちょっと大袈裟であるが、食べ易いものをと日々心がけている。リクエストは採り入れる。それだけのことである。今日はいい日である。なんだがとてもいい日である。いい日は大事にしよう。 厨房メモ たたきごぼうのごま和え ごぼう 白ごま 砂糖 塩 酢 醤油 圧力鍋使用 ごぼうを加圧 すり鉢にごまを入れて擂る 砂糖以下を入れて和える。 |
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6月16日(月曜日)
紫陽花の一つは坊主頭かな 金鳥電子蚊とりも壊れるのだった。 スイッチを入れるとき液体が入っているかどうか振るのである。今日も振ったとたんその肝心のスイッチとなんやら金属片が本体から剥がれ落ちたのだった。しばし呆然とする。昨日、チビまる子の家でテレビのチャンネルが毀れて往生するの巻きをやっていた。たしかにテレビのチャンネルは壊れた。かたかたにゆるくなって映りのいいところでチャンネルに紙を挟んで動かないようにしたものだった。剥がれ落ちた金属片とスイッチを穴に戻して一応カチカチとやってみるが、修復不能の感は否めない。ヤバイ、今夜は蚊取りなしである。そんなわけにはいかない。パソコンからセキュリティを外しちゃったようなものである。 Sギ薬局まで走る。走りながら壊れた電子蚊とり。何年使っていたのか考える。Sギ薬局はたった今健康ハイランドアイレクスの帰りにエアサロンパスを買いに立ち寄ったばかりである。コンチキショーと思いつつもSギ薬局まで走る。部屋から比べると一つじゃ足りない。ついでに二つ買わねばとSギ薬局まで走る。壊れた電子蚊とりはこの最近買った記憶がない。たぶん20年くらい使っていたのかもしれない。カチカチ点けたり消したり、金属疲労がきてたのだった。 コバエキャッチャーというのもついでに買う。どこからともなくコバエが生まれている。一匹ニ匹ではあるが不愉快である。組み立てに難儀して、コバエの捕まえる糊面に指をくっつけ、あっち剥がればこっちくっつき。ようよう組み立てる。ゴキブリホイホイコバエ版である。組み立てはしたがこんなものでコバエがキャッチできるとは信じがたい。 基本的な構造は何も変わってない。 厨房メモ ふきご飯 ふき 油揚げ だし汁 薄口醤油 酒 米 ふきをだし汁で煮る この煮汁に分量の水を足し油揚げをのせてご飯を炊く 焚けたらふきを混ぜ込む。全部混ぜ込んで焚くというもあるが香りが失せるのが難点。 |
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6月15日(日曜日)
十薬やポンと置かれた月もあり 中3日であるが、走ってもいいよと足が言ってる。朝は眠くて走りそこないゆっくりと11時になって走る。予定だった写真教室は一週アタクシは間違えて伝えたようだ。おかげで久しぶりに完走。1時間02分44秒。ま、快挙であろう。右足の引きつるようにあった痛みが消えている。これだけで今日は上出来である。はっきり言ってうれしい。走り終えてもまだゆとりがあったのだった。調子に乗って無理はしない。続けて走りかけた15キロを、よせよせと自ら押しとどめる。 札幌国際ハーフマラソンを観戦する。カゴメのツナクリームスパゲティを食しながら札幌国際ハーフマラソンを観戦する。食しているカゴメのツナクリームスパゲティは不味い。もともとあまり好きではないスパゲティである。ちょっとまずいと思ったらもう食せない。潔く捨てて、ご飯にヒジキ、味付け胡麻を振り掛けて昼食を食し直す。カゴメのツナクリームスパゲティはハズレだった。いつでも眠くて、女子の優勝者のゴールを見損なう。それまで見ていたのにふっと寝入っていて肝心のテープカットを見損なう。黒い選手が入ってくる。 クールダウンに1k泳ぐ。ほてった足に水泳は最適である。さすがに最初のターンで足が重く、無理しない無理しないと思いつつ蹴る足が徐々に水に浮いてくる。 ホノカとリナの姉妹が飛んでくる。大きな蜂が五階の階段でバタバタしてて、スズメバチみたいだと大騒ぎである。六階から駈け降りてくるホノカを見た。スズメバチだったのか。殺虫剤とハエタタキを持って五階へ。 1Kバタフライのクールダウンが功を奏して明日も走れそうである。 厨房メモ 豚もも肉のジャム煮 豚もも マンゴー缶 ジャム1瓶 醤油 塩 コショウ もも肉を炒める 醤油 ジャムを加え 水少々 火を止める直前にマンゴーを汁ごと入れてさっと混ぜる。 |
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6月14日(土曜日)
卯の花や年金特別便の来る マフラーである。このクソ熱いのにマフラーであるか。と思っていたら続けて見かける。この田舎においても続けて三人のマフラーを目撃するとさすがにこれは当節の社会現象、流行ものであると思いなおす。もしかするとマフラーとは言ってないのであろうわからない。ネッカチーフというのもかつてあったが、このネッカチーフの焼き直し版であるものなのか。わからない。首にタオルを巻きたくなるほどの梅雨の中休みである。 通学路を塞ぐように垂れかかっている草を刈る。時間になっても子供たちが現れないと気がつけばそうか土曜日であったか。寝たのでアタクシは少し活力を取り戻している。いつ来たのか年金特別便がそのまま置いてある。返送すると、確定してある内容を改めて認めたようでしゃくにもなるが、これまでの人生で会社勤めはあれとこれ、思い起こしても二つしかない。よくぞいい加減に生きてきたものであるとわれながらいささかあきれ返っているのだった。しかもその一つは厚生年金に加入してない会社だだったようで、給料明細が残っていればいいのであるがと探すのだが、これがいまだ見つからないのであった。 筋トレに出向いた健康ハイランドアイレクスに妙なカプセルが出現していて、タなんとかマシーンとある。20分5百円。45分1千円とある。開けてみると蛍光灯みたいなものが周囲に張り巡らされている。日焼けカプセルのようである。お二階へ行って、おい、下にタイムマシーンが置いてあるぞ と言ったらすかさず、5百円ですと江戸時代です。斬られるかもしれません、とこたえたこのスタッフもよく心得ている。斬られるねえ、確かに時代劇はやたらとバッタバッタと斬っている。それも斬りっぱなしである。たくさんを斬った後風に吹かれて飄々と去っていく。河原でゴロゴロころがった死体はだれが片付けるのだ。筋トレを終えてタイムマシーンを見たら灯かりがついてファンが廻っていた。江戸時代へ飛んだヒトがいる。 厨房メモ きのことホウレン草のカルボナーラ スパゲティ シメジなど ホウレン草 ベーコン 卵 パルメザンチーズ 牛乳 オリーブ油 塩 コショウ ボウル卵 チーズと牛乳を加えておく スパを茹でる 茹で上がる直前にホウレン草を投入 茹で汁はとっておく フライパンにオリーブ油 シメジ ベーコンを炒める スパ ホウレン草を加える 用意してあった卵液を廻しいれ 塩 コショウ。 |
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6月13日(金曜日)
をんなけのない庭に咲け半化粧 嘔吐など、気持ちが悪くて眼が覚めたのであった。明らかに異常である。6時前から8時半までトイレの往復おびただしく、出勤時間ぎりぎりでひとまず収まる。ただ腹痛はまったくないのであった。熱も無い。このごろやたらと発熱するのでまずは体温を計る。嘔吐しつつこの原因を考える。たぶん刺し身ではなかったかと思い当たるものはそれくらいしかない。昼間、段戸湖畔で葉っぱを齧ったがそれはなかろう。時間も遅く売れ残っていた本めじマグロ半身580円、100円引きを買ったのだった。思い当たるのはこれくらいである。多いとは思ったが半身全部を食していたのだ。恐ろしい。食し過ぎということもある。午前中は警戒して何も食べない。17カロリーのアミノバイタルを飲むだけ。やれやれ。 花菖蒲を撮りに、仕事の帰りお腹を押さえて赤塚山の菖蒲園へ。明後日日曜教室がある。下見である。ひと気のない花菖蒲は変化に乏しく、お腹も心配だし加えて眠い。ざっと見て周りさっさと帰ってくる。プール休み、筋トレ休み、2時間ほど横になったのだった。ひたすら眠いのである。役所から60世帯に配る公報が届いていた。黙って置いて行くことはない。鳴らしたピンポーーンを知らなかった。無事熟睡していたのと安堵する。どこかで睡眠を取らねば。 厨房メモ ゴーヤとじゃこ ゴーヤ じゃこ サラダ油 しょうが だし汁 酒 酢 砂糖 塩 ゴーヤは薄切りで塩もみ ざっと熱湯を掛けて水気を切る じゃこはフライパンでかりっと煎る だし汁以下を混ぜてドレッシング ゴーヤに合わせたじゃこにかける。眠いので寝る。 |
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6月12日(木曜日)
山間にマタタビ白く雨上がり 現着15分前の山あいで、突如 がけ崩れ通行止め の点滅。進めない。近くに田口の町があり圏外を免れる。世話人のケイ藤さんにケータイを入れる。山間にもう一本道があると三都橋・みつはし へ迂回する。ここで奥方のMIKA隊員が待っている手はずであったが、吠えたくる犬と朝もやしかいない。ちよっと慌てる。どうしたんだ。連絡するケータイは圏外を表示している。しばらく待つ。どうしたんだ。ちょっと歩いて見晴らしのいい場所でケータイを空にかざすも圏外の赤い表示は消えない。どうしたんだ。待ち合わせしたときは動くべからず。それどころか移動するも道がわからない。この道も工事中の通行止めである。霊泉を売る店先の公衆電話が眼に入る。ここで公衆電話から再びケイ藤さんへ電話している最中にMIKA隊員の車が現れる。やれやれ。 その後のMIKA隊員の運転が凄かった。連続するヘアピンカーブをするすると飛ばしていく。アタクシは小回りのきかないハイラックサーフの巨体をなだめつつ、かろうじてMIKA隊員の車に追従する。舗装はしてあるも結構凄い山道で、場所によっては対向車とのすれ違いは出来ない。できればあまり走りたくない見通しの効かない山道である。結局1時間以上遅れて現着。雨が降り出している。下見のときとダブルの大幅な遅刻であった。着いてから聞き及べばもう一本舗装路ではない林道があることを知らされる。詳細を聞くもわからない。うつろな返事になる。詳細を知っても走る気には到底ならない。 トヨカワの小学校である。知ってる先生もいるであろうと見渡すと、あら、テルさんがいらっしゃる。テルさんもびっくりしている。ナカオさんも挨拶に来られる。2年前に校長先生になっていたのだった。高度1000メートルの段戸湖で、営業中おわせになった御礼を申し上げる。 子供たちは元気でかわいい。なるたけ遊び方に徹して、午前と午後、昼食を挟んでの二回に分けた森の散策を終える。小学5年生である。モミ ツガ ヒノキ サワラ ミズナラ ブナ コバノトネリコ アセビ キハダ ホウノキ ミズメ ヨグソミネバリ、呪文のような名の羅列である。樹木の名前など覚えまい。植物の持つ不思議と逞しさと森へ入る楽しさだけを満喫してもらえればいいのではないか。たくさんを求めるな 先生になるな。帰路もMIKA隊員の後に付き、冷や汗をかきつつ、ヘアピンカーブをくねり一気に山を下りる。 MIKA隊員お疲れ様でした。お世話かけました。ありがとう。 樹の音を聞いて楽しんでいる。このあとこの子は隣りのこの胸に当てて心音を聞いていた。 厨房メモ たまにはあっさり蕗ごはん 蕗 米 油揚げ だし汁 薄口醤油 酒 油揚げと蕗を煮ておく 炊飯器のお米に煮汁を入れ水を目盛まで加え油揚げを乗っけておいて炊く 出来上がったら煮ておいた蕗を混ぜる。一緒に混ぜ込み炊き上げてもよいがふにゃふにゃ蕗になる。 |
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6月11日(水曜日)
扇風機気がつきゃずっと部屋にいた 走る。 走ったが挫折感に襲われる。故障した右足の痛みが再発。残り2kで足が止まる。痛みはあったのだが調子は上々だっただけにいささか口惜しい。結果最後は休んでは走っての1時間06分22秒。70歳まで加齢もある。日々走るたび東京マラソンが遠くなっていく。体と着地のバランスが悪いことから来た答えであろうが、右ひざのうしろの筋肉がつる。これがいつまでも引いていかない。郵便局やら図書館やら用事が生じて、プールに行く予定の健康ハイランドアイレクスは風呂だけ。休足日とする。泳ぐにも足は使う。ベッドで横になる時間をこしらえたのだった。動きすぎである。 職場のロッカーで、財布から現金が抜き取られるという報告が入る。2度目であるということから思い違いではなかろう。昔、財布の現金が抜き取られると言う事件があったことを思い出す。その子が入店してから現金が抜き取られたのだった。しばらくしてその子はやめた。抜き取り事件もなくなった。バーの荷物置き場など薄暗く空いている場所にバックやら衣類など置くだけのことで防ぎようがなかった状況であった。その子が抜き取ったのではないかもしれないが、当時はやめていったその子に疑いの目は決定付けられたのだった。虫も殺さぬ顔をお持ちのおとなしいきれいな子であった。ヒトは見かけに寄らぬもの。最近入ってきた5人の人の顔を思い浮かべている。まさか、 窃盗も病気である。窃盗が出来ないような環境を構築するしかない。ロッカーはたて細だがちゃんと鍵はかかる。それぞれ鍵を掛ければ病気も防げる。そうか、抜き取り事件であるか。職場のだれそれに疑いの目を張り巡らすのはヤナものである。 小判である。持ってけドロボー。わざわざ庭に植えた小判草である。彩づいてきた。 厨房メモ さわらの揚げサラダ さわら 酒 醤油 片栗粉 揚げ油 レタス 三つ葉など さわらは5センチほどの棒状に切って酒と醤油で下味 片栗粉をまぶし揚げる レタスなど混ぜてお好きな市販のドレッシングで和える。 |
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6月10日(火曜日)
町工場扇風機ばかり忙しげに 朝である。後ろにダンプが付いていた。赤信号で止まったとたんドアが開き運転手が降りてきてタイヤのそばにたたずんだ。しばらく動かない。うなだれた顔が一点を注視している。見えている手の片方はゆるく前に行ったままである。こんなとこでやるものか、立小便であった。 次の信号でダンプカーは左折する車線に入り、アタクシの横に並んだ。荷台の横に産業廃棄物収集車 熊谷ゆかり とあった。先ほどのあれはどう見ても ゆかり ではあるまい。 午後、常日頃からある慢性的な睡眠不足、には打ち勝てず、ベッドに横たわる。眠ったか眠れたのかわからない。小一時間ほどで起き上がり筋トレをすべく健康ハイランドアイレクスへ。 夕方、半井小夜天気予報士が、やたらと胸の強調する上っ張りを着て天気を占っている。あきらめて雨具の用意はしてあるも、明後日木曜の天候が気になり占いを見るとやはり雨だった。雨の原生林というのもいいではないか。 賞与、と言うほどのものではないが夏季一時金が支給される。1万7240円。頂けるものは大金である。売れていれば仕方がない。カメラのケームラに立ち寄るとまだあった19800円也の中古28-300レンズを買う。使い勝手のよかったズーム28-200を毀したのだった。それのカバーである。毀したレンズより径は小さく軽い。たぶんこれを売ったヒトは、手ぶれ補正の新商品の下取りに手放したのであろう。箱も定価表も付いていた。保存状態はいい。右から左へと今年から支給されることになった夏季一時金は、レンズとなって手堅く具象化される。 桑の実。このごろはあまり見かけない。子供の頃体中紫色になって食したものだった。民家の庭先で熟れて、しきりと鳥に突付かれていた。 厨房メモ 長芋と海老のコロッケ 長芋 海老 パン粉 塩 コショウ コンソメ 長芋は擂る 海老は叩く ちなみにアタクシはフードプロセッサーで共に粉砕した 塩 コショウ コンソメ で味を調えつつパン粉を混ぜて適当な固さに持っていく。これを具材にコロッケとして揚げていく 海老の香りがし、もちもちしていて美味かった。これでバージョンがいっぱいできる。海老の代わりにシーチキン、海老の代わりにコーン。 |
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6月9日(月曜日)
サングラス慌てて外す人もをり 降ったり降ったり降らなかったり、 やっかいな梅雨空である。体もなんとなくだるい。書きかけたものを少しは進めねばと決意し午後はパソコンの前に座る。ぼそぼそ声がする。どこの階からかと外を覗けばお隣だった。なにやらぼそぼそお隣とお隣でしゃべっている。ぼそぼそと言うのは、ぼそぼそだけに鬱陶しい。開けていたベランダの戸をそっと閉める。午後の時間は早い。ややもして4時を廻る。 気分転換に健康ハイランドの風呂に出向く。泳がない筋トレしないお風呂だけ、と迷わない。だるい体にどこぞか気の緩みもあったのか、頭を剃っていてうっかり耳に剃刀が当たり耳を切る。このかみそりシック、で切ったのは始めてであった。それもあろうことか耳を切っている。当てただけなので流れ出る血。と言うほどではない。しかし確実に眼は覚めたのだった。 そう、25年にもなるの! ハラさんお住まいのマンション。マンションでさえ住民バラバラ勝手行動満載で、落ち着いたのが5年ほどだったという。5年くらいは要するものであるな住民が融合するのは。住宅は建って4年目に入る。あと1年。Nさんに車庫証明の署名捺印をする。 コリアンダー Rなから預かったハーブである。触ると臭気がきついのでそっとしてある。朝日新聞の1枚かれんだーにの6月の花としてあった。 厨房メモ チヂミ 蛸 ニラ チヂミ粉 チヂミ粉はお好み焼き粉を使っても可 そのばあい多少ふっくらする ソースはお好みで お奨めは市販のオニオンドレッシング 蛸は切る、叩っ切る アブナイ ニラは小口きり チヂミ粉120グラム 水200CC 混ぜてフライパンに伸ばしフライ返しで押し付けてなるたけぺらぺらにして焼き付ける。ドレッシングで食す。 |
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6月8日(日曜日)
夜明け前眼下広がる卯波かな NHK俳句を見る。たぶん生涯二度目である。アナウンサーの顔に覚えがある。みょうに穏やかな顔をしていて、いかにもNHKの顔という感じはしているけれどレトロな面立ちで、朝にはまことにいい感じである。この時間の日曜の朝と言うと、部屋にいることはまずない。いたとしても、出かける仕度の最中でテレビなどつけてる時間はないというのが正直なところである。休日はせわしい。どこにも行かなければ10キロを走っている。今朝は、 5時から空模様ばかり心配していた。降るか降らないか。7時に各階の役員に変更があった場合は通達せねばならない。9時開始の美化運動・住宅の草取りゴミ掃除である。空模様を1時間半にらんでいるのはいささかくたびれたが、一応決行と考えて大薬缶で麦茶を沸かしたり駐車場を閉鎖したり7時になる。雨模様だが緊急伝達は中止。アタクシはひとまず腹ごしらえと部屋に戻りNHKを点けたのだった。天気予報を見るためである。そのあと、おや、と言う感じでNHK俳句に行ったのだった。 黛という字はシロにクロなのだ。漢語林を引いてみる。代はとってかわる。人の眉にとってかわる黒いすみとある。黛まどかが出ていた。朝にきれいな人である。むろん名前くらいは知っている。朝にきれいな黛まどかを見ていて不遜なに考えを思いめぐらす。あんなおきれいなお顔をしていて、あのときは、あんなこともあのようなことも、まさかあんなことまでするのであろうか。と朝に不遜な考えを思いめぐらす。拝見したところ、とてもそんなふうには見えないからエロチックである。朝に穏やかな面立ちのアナウンサーが 徒歩で歩いて500キロを行ったのですか などと相槌を打っている。 パラパラと降っては来たが雨はそれ以上降ることはなく空が明るくなってきて、無事美化運動はバーベキュー、豚汁、焼きそばなど一大イベント会場となって1時にお開きになったのである。豚汁製造、焼きそば返しと息つき間もなく動きっぱなしで、後片付けをしてから健康ハイランドの筋トレに出向き、くたくたにくたびれた日曜日なのであった。次のイベントは12日木曜、二時間走ってブナの森へ。午前と午後小学5年生とともに歩く。雨を覚悟の山歩きで、しばらく使ってなかった合羽やら、スパッツ・登山靴とズボンの裾の雨避け の所在並びに、取り付け確認をする。 霜柱、花よりも茎からほとばしり出た水分が凍っておもむきの出る生態のから名がつけられた。生態を観察しようと買ってきて庭に植えた。冬に枯れては今時精を盛り返す。 厨房メモ スペアリブのマーマレード煮 スペアリブ サラダ油 赤ワイン 醤油 黒コショウ マーマレード 圧力鍋 フライパンで強火 スペアリブに焼き色をつける 圧力鍋に材料のいっさいを入れる 12分ほど加圧 自然放置 蓋を開け煮汁を煮詰める。 |
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6月7日(土曜日)
五本指ソックスの叉夏が来る 電話売ってちょーーだい、のCMはくどい。きゃーもきゃーもとくどくて田舎臭くてハラがたつ。男子バレーを見ている。 昨日は筋トレだったから今日は泳ぐ。この頃のプールはほどほどにすいていて好ましい。のんびりと1kバタフライ25分残りの5分をバック。土曜日なので隣の2コース使ってギッコンバッタンとオバサンたちの水中運動が始まってるのをお客さんであったキューシマさんとひややかに見る。 帰って来るとエイカガワさんが鉄板を洗うのだと、亀の子たわしとバケツを持って下りてきた。亀の子たわしじゃなあ。カナダワシを用意しましょうよと、買いに走る。鉄板はいいとしても網は去年の残骸がこびりついていて、明日できるようだったら肉を焼く前に金網を焼いて叩き落していけばいいのにと思うのだが、きれいにしたいようだ。真面目なヒトにはこのあたりが言い含めない。しかたがない、カセットボンベに付けるハンドバーナーをがあることを思い出し、エイカワさんは鉄板の汚れ落とし、アタクシは網をバーナーで焼く。二年生のユウダイが、タシロ、タシロ、と小うるさい。せめて、タシロサンといいなさいと怒鳴りつければ、シライサンはシライサンと言えるけど、タシロはさんとは呼べない、タシロだよ。アタシャお前たちの仲間か、こ生意気な餓鬼である。アキカも寄ってきてカナダワシで鉄板をこそげ落としている。1時間ほどで鉄板も網もきれいになったのだった。タシロサンいいもの持ってますねえとハンドバーナーを感心そうに覗いているエイカワさん。捨てなきゃバーベキューセットなど2セットあったのだ。ここへ越してきて、もう野外パーティはやるまいとすべて捨てたのだった。ちょっと悔いている。こんなことをここでやることになるなんて。 どのみち、アタクシは肉は食わない。酒は飲まない。昼間っからの酒盛りは苦手である。焼きそばの指導と、豚汁づくりに徹する。ホントは草も抜きたい。ひとまず明日の午前中降雨がないことを願うだけである。もう一度60世帯の出欠を取るのがめんどくさい。手間である。厭である。明日の日取りはアタクシが決断したので仕方がないが、うっかり名古屋のマスターズと重なってしまい断念しての美化運動開催である。決行したい。そうでなくとも日曜にやらねばならない予定をどんどん延ばしている。 6時でひとまず終了した鉄板洗いを、おもしろいからもっとやっていたかったと言うアキカを続きは明日もあるからと帰す。男子バレーの途中30分のウォーキングに出て、三日月が雲に見え隠れしているのを見ながら歩く。 半夏生・ドクダミ科 半化粧 片白草 好きなので買ってきて去年植えたのだった。増えてきている。水道のそばに植えた。花穂は立ち上がる。今頃林縁で、ひらひら半分白い葉を付けるマタタビも好きである。 厨房メモ エノキつくね 鶏ひき肉 えのきだけ 卵 酒 塩 片栗粉 ボウルに材料のすべてを入れて混交する 蒸す 低カロリーぽん酢で食す。 砂糖と醤油と酢とオイスターソースで甘酢を作って絡めれば贅沢な一品もとなる。 |
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6月6日(金曜日)
雲行きは怪しく日曜草むしり フォトコンの応募で商工会議所まで走る。このところ佳作続きの市内のフォトコンである。キタムラでプリントを受け取り、裏面にタイトルほかを貼り付けそのまま提出。こまごまと忙しい午後である。この間に郵便局に立ち寄り、工場から出庫する一両だけのJR機関車を撮影し、信用金庫にも立ち寄る。 健康ハイランドはお二階筋トレ。終わって下に来たらワイムラさんが声高に手振りを交えてしゃべっている。ここの帰りにもう一つあるスポーツクラブに立ち寄ってスイム指導を受けるのであるとおっしゃる。指導の仕方が違うということでかなり気合が入っている。いいじゃない。燃えてるときは。どうやらバタフライの指導のようだ。両手を肩の先に上げている。なんでも練習し続けるしかない。数ですよ。と言いたいがこれまで何度も進言している。アタクシは頷くだけだ。ずっとランナーを続けているワイムラさんの身体つきは筋肉マンである。体脂肪を削ぎ取り骨格だけの身体つきである。ワイムラさんのフォームは見ている。腕も上がらない。体自体が錘っぽい。力が全体にみなぎっている。力を抜くようにと進言したが期待できない。ただ夢は持ち続けたい。1キロ走れれば10キロ走れるとおっいゃり言葉どおり走り続けているワイムラさんである。目標に向かって語る顔は美しい。ワイムラさんの年齢はいまだわからない。 日曜の天候が気がかりである。曇り予報が朝から雨に変わった。美化運動の後のバーベキューの用意に進退をきわまっている。豚汁、焼きそば、おにぎり、当日準備することでひとまず決着。70人分である。 厨房メモ バナナケーキ バナナ 小麦粉 ベーキングパウダー 砂糖 卵 バニラエッセンス 小麦粉以下を混ぜる 耐熱容器に移し 上にカットしたバナナをのせて オーブントースターで焼き上げる。工夫と創作には欠けるがけっこう食せる。月曜の相方がやっていた。 |
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6月5日(木曜日)
しゃがみ込むお尻も円く走馬灯 中四日である。走る。6時半はやや肌寒い。気温は快調だか右足の痛みが残る中完走。60分が4分29秒を越える。よしとする。上書きしていく筋肉痛はその徐々に効果を出してきているようである。目標は11月のシティマラソン10k。走れない夏を挟んであと5ヶ月である。なにやら一ヶ月は長いのに1年は早い。 美化運動とそのあとのバーベキュー大会の出欠をとっている。さすがに掃除は出ないがバーベキューには出ると言う住人はいなかった。ドアホンのチャイムの音がいつの間にか聞き取りにくいほど小さい。よっく見たら受け側の受話器の下に小から大へとスライドするスイッチがあったのだった。仕業はアキカである。なんやらいじっていた。音を小さくしたのだ。こんなものがあるなんてと、始めて知る。 ドアに鍵を掛け忘れた。アキカとRながなだれ込んでくる。アタクシは夕飯の最中である。昨日はありがとうとRが言っている。多少はわかってるようである。朝はしっかり食べている。昼は昼で味見を繰り返しながらしっかり食している。夜もたぶん量は多いであろう。走っているのに目方が減らないどころか、ときどき増えているのがこのところつらい。 厨房メモ そうめん炒め そうめん ベーコン ししとう 木耳 バター そうめんは固ゆで 木耳は戻しておく すべてを炒める。 |
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6月4日(水曜日)
夏燕だけがせわしい空き店舗 どういうわけかいささか足がだるいので、健康ハイランドを一休みして横になってましょうかと考えるうち、プールの仕度をしている。結局行ってしまって、ちょっと600くらいで止めましょうと泳ぎ始めたのだが止めれるわけがない。そのまま1kバタフライを続ける。キックを打ちながらも足の重いのがわかるのだった。 仕事帰りそのままホームセンターKーマに立ち寄り、軍手100双と草取り道具を調達。いろんな呼称を覚える。軍手は1双。草を掻き集める熊手みたいなものは、ピーコック・ホームレーキ、似た形で先が固定しているのはアメリカンレーキ。どんな小さな橋でもちゃんと名前がつけられてあるように、どんな道具にも名前はついているのだった。とりわけ、軍手の数え方は、158円の軍手だっただけにいささか大仰のような思いもしたのだった。 トントンと音がする。何の音かと聞き耳を立ててたらベランダのガラス戸を叩くRながいる。なにさ、外は真っ暗である。8時になる。お母さんが帰ってこない。6時45分には帰ってくる母がすでに1時間を超過している。背中を見るとまだランドセルを背負って、手には水筒がある。朝見送ったそのまのまの姿である。鍵が無いから入れないらしい。児童クラブから帰ってきたのであろう。びっくりするからベランダなんかから来ないで表から来るように外へ行かせる。ひとまず部屋に入れてクッキーとクランチを食べさせる。そわそわと落ち着かない。小学2年生である。不安げな顔はしてないが部屋を出たり入ったり落ち着かない。電話を貸してくれとどこかへ電話を入れている。勤務先らしい。アキカも夕方ガチャガチャとノブを回して何か叫んでた。アキカも父がいない。アキカはそのままどこかへ行ったようだった。8時過ぎに母は帰ってきたようで、ありがとうと言いに来たRなはけたたましく階段を駆け上がっていった。これなのに朝の二人は二人とも、お早うの挨拶も出来ないのである。 厨房日記 烏賊と里芋のピリ辛煮 烏賊 里芋 にんにく しょうが 長ネギ 酒 みりん 醤油 あったらコチジャン 唐辛子 圧力鍋使用 カットした材料を入れて にんにく以下の調味料も入れる ひたひたの水 5分加熱 火を止め急冷 蓋を開け少し煮詰める 圧力鍋だと烏賊もやわーー煮える。 |
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6月3日(火曜日)
ドッキリとする一枚の絵や夏薊 森永の おいしい牛乳 を飲んでみたのは二度目であるが、味も素っ気もなくましてや、おいしいとは少しも感じない。208円というのは安い牛乳の145円から比べると随分の差がある。念のためと思って2度飲んでみたのだった。おいしい の基準はなんなのだ。デカ玉という飴がある。口の中で消失する時間を計ってみたら10分であった。子供頃5円のデカ玉をよく口へ放り込んでいた。たぶん5円だったろう。なかなか消失していかなく、吐き出して枕元へ置いたものだった。それに比べると大してデカくはない。体重計に乗ったら66キロの表示が出た。眼を疑う。走った後か泳いだあと計ると63キロである。3キロも食ったり飲んだりしている計算になる。 15時に雨が上がると予報である。14時半にさあっと陽が差してきて舞台の幕を開けるがごとく雨が上がる。ほぼ予報どおりである。土曜日は晴れで日曜日は曇り予報である。どうやら予定通り住宅の美化運動は出来そうである。焼きそば100袋に付随する肉と野菜。豚汁100杯に付随する野菜と肉。万が一裏切られたことを考えると前日仕入れはアブナイ。当日調達と決める。焼きそば100袋がフイなってたたずんでいるのを見るのは悲しい。 昨日泳いだので筋トレに励む。幾度も胸のプレートを拝見してそのつど頭に入れているのに、美穂子という名前は覚えたのだが苗字が覚えられない。おひとり小さなお子さんがいらっしゃるインストラクターと腰痛の話になる。しばらく姿が見えないと思っていたらぎっくり腰で休みを取っていたと聞く。腰痛はアタクシにはひとまずない。くしゃみをしてぎっくり腰になったらしい。くしゃみか。くしゃみなんかでね。 Rなとアキカが急襲する。棒キャンディーとキットカットを齧りながらチャンネルを変えている。アタクシはご飯を食べている。しばらくソファでテレビを見ていたと思ったらすっ飛んで出て行く。いそがしい奴らである。5年生のエムトはきららの里、日曜下見のブナ森、野外教室へ行ったようだ。 厨房メモ なめたけスパ スパゲティ なめたけ きざみ海苔 バター スパをゆでる なめたけを加える 海苔のせる。 |
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6月2日(月曜日)
万緑を背に釣り人は棹を振り 筋肉を2日続けて酷使したので軽く泳ぐ。1kバタ、100バック。30分。ワイムラさんが、月曜日にプールに来るなんて珍しい、とおっしゃる。そうかもしれない。泳ぐサイクルなどあまり気にしてないが、ひとさまの方がよく知っている。そうかもしれない。 今、常用している水着は、スピードである。スピードのハーフパンツである。つまり膝上まで長くてあとはない。これですら着け始めた頃は気恥ずかしかった。男の水着は短パンツ型である。なるたけ水の抵抗を無くすため、極力裸に近い水着を大会では穿いた。つまりあのあたりだけ纏っている切れッ端のごとくである。フルハシヒロノシンがあんなスパイダーマンみたいな水着を穿いてたか。 極論を言えば水着は付けてないのが競泳として理想の極致ではないか。抵抗が何もない。ついこの間まであんなスパイダーマンのようなスーツ型の水着はなかった。フルチンは許されるものではないものだから、極力切れッ端のような小さな水着を穿いたものである。それでいてもスピードの水着は全体のサイズが小さいというが通り相場であった。水泳をやっていれば知らないヒトはいない。体を、体というより腰の部分を締め付けるのである。だからMサイズのヒトはLサイズを買った。アタクシはずっと一貫してMサイズかSサイズであった。腰の辺りにあるかななきかの水着である。フルチンみたいで泳ぐやすかった。それがスーツになった。ハーフパンツになった。面積は大きくなるから着るのも脱ぐのも面倒である。お値段は嵩張る。おおむね一着が1万円を2.3千円越す。安くて8千円くらいである。バカバカしいのでアタクシは持ってない。大体があんなスパイダーマンでプールサイドに立てるものか。恥ずかしい。もっとも大会では今、スパイダーマンが大勢いるというのが現況ではある。切れッ端短パンツ型の水着は肩身が狭くなって入るがまだ売られている。 北島康介が北京大会、短パンツで泳げばいいのである。いいじゃない。短パンツ。要は実力以外何もない。スピードの水着に、どこ見てもスクリューなど付いてないのである。 厨房メモ やっこサラダ 絹ごし豆腐 レタス 胡桃かピーナッツ ふりかけ・カツオ風味 市販のお好みドレッシング レタスは千切るサラダボールなどに敷き詰める 豆腐をそのままのせる 胡桃など載せる ふりかけをかける ドレッシングをかける お好みで醤油などかけても。スプーンで崩しながらすくって食す。 |
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