8月31日金曜日

皮剥げば真白き肌よ新牛蒡 かわむけばましろきはだよまりこさん

今期3度目ともなればさすがに時刻表は学習するJR。仕事を済ませさっさと駅へ。個人利用最終日の31日ともなればさぞや賑わっていることと30分早く到達したプールは変わらずカランとしていた。拍子抜けしたが悠々と飛び込み開始。300、200、飛び込み 300、200、飛び込み、50、飛び込み、50。の数字はバタフライ。長水路ガイシプールで300バタをやるスイマーはいないであろう。このあたりで浅田真央が4回転半のジャンプを決めているのかと冬場の変わるスケートリンクを想像して泳ぐ。1時間半で帰ってくる。ほぼ万全で仕上がる。これで大会当日ゴーグルが外れたら災難と覚悟を決める。雨だった空はプールを出ると晴れていた。

今朝の雨である。轟音で目が覚める。構造は分からないがベランダに直下する雨水の菅がある。ここに溜まった雨が落下するたびけたたましい排水音になるのだった。白い大輪の朝顔が10個ほど開いていたのに豪雨が静謐を無惨にする。ことのほか暑い8月が終わった。

安物の麦焼酎はガソリンの味がする。ガソリンを飲んだことも無いが飲めば多分こんな味であろう。不味い買い物をした。どうしょう。店をやってればシライくん用に詰め替えるのだが、どうしよう。詰替えようがない。

こんなことを知っているであるか、とわらび餅売り場の相方にアスペルガー症候群言おうとしてつまづく。アスペルガーが出てこない。出てこない症候群にときどき悩まされている。事務所に何人もの女性がいるのだがヤマモトさんのほか、何年経っても名前を覚えられない。メガネをかけた一番古いヒト、とか顔の四角い奇麗なヒトとか、お子さんが二人いらっしゃるおでんの好きなヒトとか、真っ黒いヒトとか、すべてこんな具合である。事務所とはあまりかかわりがないといえばすべてだが、関心がないというのも困ったものである。覚えられない症候群にも悩まされる。ヤマモトさんはアタクシの仕入れ会計係である。これは忘れようがない。

このごろうっかりほっておいたウィルエクササイズを取り出してトレーニングを再開。腕の筋肉をサボると長水路200Mバタフライは途中100Mで溺れる。やることはやり終えた。あとは来月22日を迎えるだけである。

厨房メモ 新牛蒡と鶏もも肉の炊き合わせ 

新牛蒡・美白です 鶏もも肉 人参 市販の昆布だし 砂糖 塩 醤油 

ざっと炒めて煮込むだけ ひとまずあるから圧力鍋で牛蒡を柔かくした。あなたの料理は最高よ、と認知の始まっているスエさんにほめられた。とても認知があるとは思えない。ヒトは歳をとると哀しい。

隣町・吉田城 この日はもの凄い渋滞で、吉田大橋からしかたなく撮った。

8月30日木曜日

サンダルやオバサンも履くクロックス

猫も杓子もクロックスである。クロックスのサンダルがワゴンの中で700円で売られていた。クロックス風というべきか、履くうちに足の形に窪んできてマイサンダルになるようであるが、体型からどうにも日本人には似合わないサンダルではあると思うけれど。他人様のことだ。アタシャあんなもの履けない要らないもちろん買わない雪駄でいい。雪駄で運転は出来ないが。

夕方を挟んで アスペルガー症候群を扱った モーツアルトとクジラ と 沈黙の要塞をDVDでみる。二つのDVDには何の関係もない。5枚レンタルしてきて残った2枚であった。わらび餅売り場の相方の一人のお嬢さんが、いわばアスペルガー症候群ではないかと考えたりする。24歳になるお嬢さんは社会とうまく呼応できない。就職しても続かない。仕事は出来るし頭もいい。それだけに自分に正直であるため人間関係が上手に出来ないようだ。ご本人は苦にもならないであろうが相方の母は難しい生活を強いられている。ご本人も多少気が付いているようだが、その母ご本人もちょっと自分に正直に生きる面がときどき強く現れる。映画はハッピーエンドで終わっていた。足を投げだして3時間。少しは休息になったであろう。ラジオ体操最後の深呼吸の時間でもあった。明日はそのラジオ体操をやりに行く最終日である。8月が終わる。その先に待っているのは秋の通学団である。考えるとくたびれるが考えないわけにもいかない。付き添いがはじまる。

厨房メモ 切り干し大根のサラダ 

切り干し大根 キュウリ すりゴマ ラー油 醤油 酢 市販のコールスロー 無ければマヨネーズ 

切り干し大根は洗って水で硬めに戻す キュウリは小口切り ざくざく切った切り干し大根を硬く絞り すべてを混ぜる。

月蝕が終わった月。

8月29日水曜日

飛び込んで水の厚さを知るプール

ラジオ体操ができない。

たしか第2というのもあったはだ。ちょっと寄り道をしてネットで出してみた。第2もちゃんとできたはずなのに、第2など音楽まで忘れ去っている。ガイシプールに行くと1時間ごとに水底の確認と、沈んだままいたりしてたら問題であろう。ラジオ体操をやらされる。むろんやらなくてもいい。やらなくてもいいがやってソンはなかろうと手を振るのだが辺りを見回す。辺りを見回してちょっと遅れて手足を動かす。チャンチャカチャカチャン、チャンチャカチャカチャン、さすがにメロディだけは追っていくことはできる。忘れてなかった。ここが悲しい。あれほどしみこんでいたラジオ体操の手足が円滑に動かない。国営放送はどうでもいいのである。こんなものがすっかり忘れ去っていたことの事実が悲しい。この悲しみを浴びてすでに3年は経つ。いくたんびに出来てる人の後を追っているのである。

体中が痛い。飛び込みすぎであることは分かっている。足もくたびれている。今日は泳がない、筋トレしない、ジェット風呂で体を癒す。ウォーキングもしない、蛸の炊き込みご飯を作るつもりが娘から ゴメン、行けなくなった とメールが入る。明日の予定であった。

鳴いてはいるが蝉時雨が弱々しくなっている。ベランダからはほとんど聞こえない。数が減ってきているのであろう。季節の音として大好きな音の一つである蝉時雨。明日は仕事が二つある。レンタルしたDVDを2枚見なくては。たくさんポッチのあるリモコンの操作方法が難儀である。

地球の影、手を振るアタクシが見える。

厨房メモ さつま芋の蒸しパンなんて どう。 

ホットケーキミックス さつま芋 レーズン 

なんでもいい耐熱容器に 賽の目にカットしたさつま芋 ホットケーキミックスに入れ レーズン レンジでチン 1分。ラップはかけない。容器には丼なんかいいよ。

8月28日火曜日

月蝕やビール片手の眼を凝らし

夜空の心配をしつつ仕事を終えて名古屋・笠寺へ。

今期2度目のガイシ・プールである。片道きっちり1時間。隣接するガイシ・ホールは 嵐 もいないようでひっそりしていた。プールも空いている。1時間飛び込みの練習をする。一人というのは心細いがやってるうちに一人であることも忘れてくる。しかしほとほとくたびれる。スイムはバタフライで400、200、200、200ほど。あまり覚えてない。都合2時間、くたくたにくたびれる。まだまだ飛び込み足りないがいくらか手ごたえを覚えつつ、帰らねば、これまでにない練習量である。

何もこんな時にやらなくてもいいのとおもっていても手が動いている。気になるとやってしまわないことには気持ちが落ち着かない。製氷室の掃除をする。あまりに乱雑なので解凍を試み掃除しながら薄赤くぼんやり上ってきた月蝕の観察。ようよう捉えることはできるが、暗くてピントがあっているかどうかわからないままシャッターを押し続ける。案じていた雲は切れ間が生じていてどうにか観察できる。東京は雨だそうな。くたくたでシャワーも浴びたいがそんな暇はない。月蝕は刻々変幻している。アタクシは徐々にパワーを取り戻す。ワカサギの空揚げ、生野菜、ホウレン草のおしたし、納豆、冷奴、つくだ煮ののり 焼き海苔 ここにぐい飲み、といっても頂き物のプリンの空いたカップ。厚口のガラスでちょうどいいのであるここへ芋焼酎 残り物のレバー炒め、というものもあった。こんなものを作りながら食しながら夜空の観察も続けねばならない。なんで日々かようにせわしいのか。むろんパワーの源は食のなかにあるのではないか。鉄分だらけの選択である。

さっきはのはいったいなんだったんよ、と言わんばかりに満月が煌々と照り輝いている。夜半の月。

厨房メモ 冷奴のキノコあんかけ 

豆腐 ナメコ シメジ エノキ ブイヨン 砂糖 塩 醤油 ナメコ以下をさっと火を通し水溶き片栗粉でとろみをつけて冷奴にどーーん、と乗せる。

8月27日月曜日

赤札の夏帽子買う昼下がり

満月である。この月が明日赤く掻き消える。ベランダから見えている。1000ミリの望遠で捕えようと準備はいいのだが、雲ひとつ無い今日の夜空に明日は前線が南下して来るのだそうである。蝙蝠がひっきりなしに飛び交っている。月にかふもり。花札になかったか。

路上で拉致され頭をカナヅチで殴られて殺された31歳の女性のこれまでの生活はなんだったんだろう。所持金がいくら持ってるかわからないまま拉致して殺害するなど、この三人の男たちのこれまでの生活もなんだったんだろう。生まれてこなければよかった、と殺された女性はいまごろ思ってるかもしれない。残されて生きていかねばならない母親があまりにも気の毒である。名古屋は尾張藩で普段から別種、名古屋県と思ってはいるのだけれど、世間から見れば愛知県下の事件であることが悲しい。

駅前周辺はこれでもかというくらい街灯がキラキラしている。商店の明かりで街灯など要らないのではないかというほど明るい。その道が一歩裏に入ると足元もおぼつかないほど真っ暗になる。申し訳程度の街灯しか点ってなく、男のアタクシでさえこれまで二度危険な目に出会っていたのだった。二度ともに車に追いかけられて、このときの経験から自衛手段にと、通販で買い求めた伸縮警棒がどこか玄関の下駄場にまだあるはずだ。深夜2時過ぎの暗い夜道である。毎日帰り道は緊張していた。第一に自衛にと持った警棒だって使いかたなど知らない。振り回せばいいという単純なものでもなかろう。果たしてその場に対面したとき使えたかどうかの自信もない。逆に警棒を奪われるという危険もあった。かといって日中なら安全かといってもこれも危ない。警官が拳銃で人を殺している。豊川のゴルフ場で警備員が殺された事件も進展は無くそのままである。人を見たら泥棒と思えの教訓はもっと凶悪になっている。明日はわが身、一寸先は闇という教訓もあった。転ばぬ先の警棒はまだ必要なのかもしれない。やな渡世である。

今朝の朝顔は13個である。日を負うごとに増えていく。数えても仕方がないものを朝に数えている。

厨房メモ 夏の白菜鍋 

白菜、豚バラ コンソメ ちょっと水 あったら白ねぎ コンソメだけをベースにして 白菜 豚バラ 白菜 豚バラ と重ねて焦げない程度の水を加え火にかける。

8月26日日曜日

もぎたてのゴーヤ地球の熱孕み

今週のzouhai10000pageに井川さんの、

騒々子が箒に触れて書いている。はからずも昨日立ち寄った写真展・風景 で、申し上げては何であるが、風景お定まりの紅葉とその道という作画があった。知己を得ている作者のKタオカさんが、このあたり、と作画の下を手で示し 落ち葉がここで切れてなくなっていたので と無念の表情を浮かべていた。せっかくの落ち葉の山道が露出しているのである。作者のKタオカさんはご夫婦ともども曲がったことは嫌い、まずは姿勢の正しい生活環境を整えていらっしゃる。ここでアタクシの箒の登場となる。車に箒を一本積んでおくんですよ。できれば竹ボーキがいい。塵取りと。そこらあたり一面落ちてるじゃないですか枯葉など。掃き寄せて撒くのですよ。むき出しの山道に、誰も撒いたとは思わない。手をこまねいて地団太踏むより作画せねば。絵描きはこの場所をデジカメで撮って家へ持ち帰り落ち葉満載の作画をしてますよ。ネコやタヌキを配置するのは難儀ですけど、箒と塵取りくらいは。真面目なご主人である。途方にくれた顔をなさっていた。脚立もスコップもノコギリまでもアタシは車に乗せている。

今号のレシピ写真は麦藁帽子の四人の子供が鉄棒にぶら下がっている。すかさずアタクシは後ろに回ってぶら下がる子供の後ろ姿と、カメラ放列のアホなおっさんたちの間抜け姿を撮ったのだった。撮った瞬間このアホなオッサンの中から罵声が飛んだ。どけどけ!邪魔だ。カメラマンたちはこうした手合いが多い。むっとしたアタシは撮った後このまま子供の前へ出て、こう言ったのだった。今、邪魔だと発言したヤツはどなたであるか。前へで出ろ。20対1である。シンと静まり返って誰も出てこなかった。目が合った一人に、お前か。と迫ったら、俺じゃない。20人くらいの意気地のない一団体であった。どこかのカメラ教室のオッサンオバサンたちであろう。もうちょっとぶら下がってて、笑って笑って、とこの間抜けな一団体はいたいけな子供たちに作画を強要していたのだ。作画する姿勢を取り違えているろくでもない奴等である。20人がみな同じ写真であろう。こんなことで満足しているようでは間抜けとアタシに罵倒されて当然である。

先週のzouhai10000pageの最終ページの花はアケボノソウ、今週はオシロイバナ。

ところでナリタさん、お手軽HP・風景覚書は検索してもヒットしません。おっしゃってたグーグルにおいても。otegaruhpから入って行っても探せません。風景というタイトルもあまりにも普遍的、ありきたり。探すにもあまりに多すぎて。当HPへの書き込みは 厨房日記から書き込めるよう手配してあります。どうぞよろしうに。

ベランダの日陰での温度計ではやくも38度を示している。オシロイバナは夕方から咲き始める。フォア・オクロック。の呼び名もある。花びらのようにあるのは萼。中に見える細い管が花。花弁は退化して無い。胚乳を取り出し白粉として遊んだ。今日はレンタルDVDを見ねば。ときには休息も必要だ。

表紙に自身の似顔絵を追加。

厨房メモ 出盛りキュウリ漬け 

キュウリ 人参 味の素 すりおろしニンニク 塩 キュウリはぶつ切り 人参は細切り 味の素以下を加えてビニールの袋に詰め込みそのまま冷やす。

8月25日土曜日

新しき居酒屋に入り遠花火

読書会の案内は来ていたがテキストの カラーマーゾフの兄弟 は読んでない。終わって移行する飲み会も久しぶりのことよかろうかと参加すべく出向く。ついでの書店に立ち寄るとカラーマーゾフの兄弟の新訳が積まれていた。これか。ま、どっちにしろどうでもいい。かつてはキタガワさんが中心となってかなり真面目に続いていた読書会も、なんとなくだらだらと魅力のないものになっている。キタガワさんも下関へ行き、アタシラも多少パワーが失せてきている。かつてのメンバーと居酒屋で旧交を温めなんとなく散会。カラオケに行く損ねた。

行きがけに時間があるであろうと写真展にも立ち寄る。いい風景、よくない風景が混在する。よくない風景がたくさんあったほうが見ていて気持ちがいい。いい風景はそれだけのもので飽きが来る。よくない風景の方が見ていて想像を膨らませることができる。所詮カメラマンである。楽しく写真を撮ることが大前提。ここを取り違えていっぱしの写真家気取りになると田舎町の嫌味なオッサン評論家になる。先ごろ市民展に入賞してそんな評論家になったオッサンが口角泡を飛ばしていた。どたなだったか名前を失念。記憶力の低下にその責を負うが意識下で避けているのであろう。市民展などに入選するとこんな どたなさん が続出する。写真展など黙って拝見するのが大人の流儀というものある。たとえ目の前の写真が絵はがきの範疇を越えてなくても。ヒトにはヒトの守るべき道というものが存在する。義理と人情もこの世界である。健さんが歌っていた。

タカクラケン、と叫んでいた昨日の世界水泳もある。タカクラケンか。ケンさんが出ているとは思えなかったが 字を見たら高桑健であった。ひとり高揚してないでアナウンサーもアイウエオを明確に発音しなさい、そんなことで今日は泳げない。仕事前40分。たぶん5キロ走破。こころは軽いが身の重さを振り切って走る。なにより自分のことであることが朝に清々しい。蝉しぐれはまだ降り注ぐ。朝顔が12個も咲き、ゴーヤがやっと生まれたてのカマキリのごとく二つ実をつけたのである。職場の庭から小ぶりのゴーヤを三つ取ってきた。明日これをフェンスの手の届かないところへ朝早く針金で吊るしましょう。これぞ悪ふざけの手本というものの実例をあのガキどもに示す格好の材料である。

どうにも気にかかっていた失せた俳句手帖を再度捜す。車の中としか考えられない。シートを剥がしてもタイヤを外しても見つからない。あきらめた目に、健康ハイランドへ持っていくシューズが目に入る。帰りがけに立ち寄ろうと予備のシューズを持ったのであった。結局使わなかったが邪魔だからと車の奥へ放り投げようとして硬いものが手に触る。あった。なんでこんなところに。ほとんど夢遊病である。シューズは袋に入れてある。入れた覚えがない。もしかするとこんな風に先になくした俳句手帖もどこかに紛れ込んでいるのであろうか。何故、靴の袋の中に入れたのか午前零時に煩悶している。こうして記憶力というものが日々後退していく。

厨房メモ ゴーヤサラダ キャベツ レタス オカヒジキ ワカメ スライスオニオン ゴーヤ バナナ酢・或はお好みドレッシング

オカヒジキ ワカメは湯通し 適当な器に具材を載せ一番上にゴーヤをスライサーで薄く切り載せていく バナナ酢をかける。

花をつけたのがホンモノ。その下はフェンスに針金で括りつけた。しかしこのホンモノもそのうち大きくなる。

8月24日金曜日

朝顔は先へ先へと咲き急ぎ

暑さはくたびれる。ただ汗をかくのはもっとくたびれる。秋の風は一日だけであった。TSUTAYAに立ち寄り、際もの記事の載った週刊誌を立ち読み。百円レンタルで5本は多いと思ったが、5本のうち1本やそこいらは見た映画ということもある。後ろの解説を読んでみるのだが見た映画が分からないというのが毎度毎度の難儀さである。むろん役者など名など見ても判別に苦しむだけである。適当に借りて出てくると、駐車場でナンバープレートをハンカチで覆い隠しているヒトらを見る。母親とその娘と子供、らしき団体である。なんで隠すのであるか。これってれきっとした道路交通法違反ではありますまいか。世の中にはお巡りさんが持っている拳銃でヒトを撃ってから自分も撃っちゃうというムチャムチャな関係を持つヒトもいるが、これも不思議なヒト達である。ナンバープレートを隠してからTSUTAYAに入って行った。前部のプレートを見たのだったが前は隠してない。普通前から隠すものだ。前は丸見えであった。あまりに不思議な情景なので写真に撮る。

同級生の絵画展を隣町へ観に行く。見慣れた職場界隈の風景が描かれている。火曜日からはじまっているタシロフォト教室の生徒の写真を近いのに見に寄れない。今日も気が付いたら5時を廻っていた。

ひとまずまた俳句手帖が掻き消えている。車まで行ってざっと見渡したのだがあるだろうと思っていた車の中にも見当たらない。外は涼しくなっている午前零時である。朝顔が11個も花をつけた。どうしちゃったの。

紙とガムテープか。隠せば隠すほどに目立つとも思うのだが。ナンバー隠し。反則金はなんぼ? もっともこんなもの見たのも始めてである。

厨房メモ 鶏もも肉と里芋の含め煮 あったら圧力鍋 

里芋は冷凍素材 市販のだし 砂糖 薄口醤油 彩りに人参 塩 以上を煮込む 圧がかかったら五分、あとは火を止め自然放置。

8月23日木曜日

巨大なるプール巨大なる水の嵩

びっくりする涼風である。目が覚めたらいきなり秋になっていた。明日から暑さはぶり返すという予報ではあるがひとまずホッとする。朝顔は毎日きちんと咲き続けているが葉っぱが傷んできてい夏の終わりを告げている。枝豆つまみについつい飲みすぎて夕方まで血の巡りが安定してなかった。こんなときひと泳ぎであるも健康ハイランドは休館日である。スーパーのあちこちと巡る。

プリントで縞が出てきて綺麗にプリントできなくがっかりした経験はお持ちであろう。他機種は存じ上げないがエプソンはヘッド・クリーニングというものをかける。何度も申し上げるがこのクリーニング代が馬鹿にならないのである。5回もクリーニングを決行すると見る見るインクの消耗しているのを発見する。挙句のはてはインクの量が少ないからクリーニングは行いませんと言ってきたりする。クリーニングしないことにはプリントができない。みすみすもったいないと口惜しい思いをつのらせながらもまだ残るカートリッジを新品に取り替えて再度クリーニングをかけることになる。あとでまだ残っているはずのカートリッジを付けてみたことがある。認識してくれない。怒り心頭腹が立つこと口惜しいこと。ところがである。

大発見をしたのだった。アタクシの発見をお伝えする。プリンターの電源を入れっぱなしにしてしばらくほっておく。長いほどいい。4時間か5時間。むろん急ぎのプリントには間にあわない。余裕を見ておくことも肝心である。あったまるからノズルが開いたのとちゃうやろか。クリーニングしなくても見事に問題は解決したのであった。プリンターの消費電力はわずか19ワットである。インクカートリッジを買うよりもお安い。4000PXのアタクシだけの環境ということはある。しかし同じエプソンなら試みてソンはない。こういうことをエプソンは明記してない。インクが売れたほうがむろんいいからだ。インクが無くなって新しく取り替えたときも要注意である。筋が出る。カートリッジを取り替えたらすぐにはプリントを行わない。そのまま待つ。因みにアタクシは撮ったデータのインデックスを作っている。最初のプリントはこのインデックスに使用する。多少荒れていてもインデックスなら我慢できる。様子を確認して本番に取り掛かるのである。お試しあれ。何回もこの手ですり抜けている。企業の裏をかくというのは小気味よい。

アキカが部屋に入ってきた。嫁入り前である。ダメだと言っても出て行かない。ヘンな噂を立てられると嫁にいけなくなるから外に出なさいと追い出す。小学2年生である。ホウレン草にかつお節とゴマをかけたのを見つけて素早く食っていた。こらっ。

厨房メモ 誰でもやってみるキムチごはん 

温かいご飯 キムチ かつお節 醤油 大き目の丼に入れて混ぜる。ご飯が進む これでビールなんかも飲める。

8月22日水曜日

逆転で決勝終わる夏の果て

人体の筋肉がいくつあるかPCに聞いてみた。

お答えします400個。200本ある骨の倍の数の筋肉があると言ってきた。腹筋界隈が痛むのである。力むと痛い。昨日、ガイシプールで1時間ほど飛び込みを繰り返していた。飛び込み台で体をRにして息を止め飛び込む。這い上がってはふたたび飛び込む。結果は、日頃使わない腹筋の存在証明が表に出てきた。腹筋を鍛えてきたウィル・エキササイズをしばらくサボっていた。使ってない筋肉は隠れる。じっと潜んでどんどん退化していく。そんな筋肉をたまに誘い出すと悲鳴を上げる。悲鳴は痛みという具象でもって形をあらわす。人体はやわい。強化し続けるのは難儀である。楽をしたいという存在意識が筋肉を引っ張る。使うことがやってくるなど想定していない。66歳である。あちこちやたらと休みたがる。結果は明白であった。

素潜りの世界記録保持者というご老人が外国にいらした。あえてご老人と申し上げる。CMでキラキラ光る海を潜っていった。筋肉は多少目覚めさせることはできても皮膚の衰えは現状をそのまま維持していく。皮と身だけのご老人が潜っていた。年齢を重ねた皮膚がひらひらひらひら羽のようにはばたいていた。たしか自殺したと聞く。傷み始めた筋肉は一週間で徐々に学習しつつ元に戻っていく。続けていかないとどんどんやわくなる。毎日飲み続けることも、人体を正常に保つための一つの手段であると考えている。衣服に隠された奥にあるものを何とか撮りたいと希求し続けることも、人体を正常に保つための一つの手段であると思ってはいけないか。週刊誌のさくらパパの見出しだけを新聞で見る。

餃子を焼いてお二階の泳子さんにお届けした。しばらくしてどこそかの枝豆だとお返しを頂く。Rなが顔を出した。むちむちとまるで肉団子である。千葉に行ってたようだ。2年生のアキカも顔をだす。おじさん、ひとりでさびしくない。よく言ってくれます。ときどきからかわれている錯覚におちいる。2年生のユウダイも顔を出す。タシロサンキタナイ部屋だねえ。これだけには おおきなお世話だ、とお答えする。冷蔵庫を磨く。白い冷蔵庫が白くなる。模様が消えた。模様ではなかったのか。

甲子園が終わると秋風が吹くと行ってたヒトがいる。夜の風が秋風になっている。

厨房メモ 夏のお餅ピザ 

冬の残りしお餅何故かあるのだ とろけるチーズ ケチャップ 乗っけて焼くだけの処理。

8月21日火曜日

脱皮したと守宮飼う子赤ら顔

JR笠寺駅に降り立って見渡す限りひしめく若い娘子の波に翻弄される。中学生を中心にしたハタチくらいまでの娘たちであろうか。壮観である。この中で男といえば一応アタクシと 帰りの切符をお買い求めくださーーい とわめいている駅員との二人だけである。間違っても男子中学生というのはいない。ジャリタレと言っては礼節を欠くがなんやら若い男の団体が来ているのであろう。ガイシホールに。アタクシは隣接してその奥に位置してあるガイシプールに用がある。

ここのホールとプールでは彼岸のあっち岸とこっち岸ほどの差異がある。過去の思い出ばかりにすがる66歳と今のチケットを熱望する10代の娘たちの群れの間に何本かの鉄道が蛇行する川のごとく架かっている。群れをすり抜けて場違いな66歳のアタクシがなおも進むと、進まねば本日満を喫して出向いてきたプールに行きつけない。男の姿がちらりほらりと見えている。見るからに胡散臭そうないでたちのダフ屋である。いたいけな中学生に そうでもないかしっかりちゃっかりしたたかであるか中学生 チケットの値段交渉などしている。何枚ものプラカードを見る。今日のチケットを譲ってくださいとどのプラカードにも書かれている。ここでコンパクトカメラを取り出して撮影する勇気などとても持ち合わせが無い。ひるんだ66歳のアタクシはダフ屋の脇をすり抜け隣接するプールへと急ぐ。タワシだかアラシだかが来ているようである。嵐 と頬に黒々と書いた娘たちが闊歩する。時にオバサンっぽい顔も見えるが総勢がジャリである。この中では気の毒にハタチを過ぎた顔さえもオバサン顔である。

ガイシホールへと続く遊歩道は現代のファッションに溢れかえっている。あの妖怪顔のヤマグチサヨコも甦ってここに立てばびっくりであろう。とても死んでなんかいられない。死んでなんかいられないのですよヤマグチさん今日この頃のファッションは。牛蒡のようなすらりと伸びた足の間をよろよろと66歳のアタクシがホールの奥のあるはずのプールへとよろめき急ぐ。

レインボープールが日本碍子の傘下になりガイシプールとなったのであった。やっと我に戻る空間となる。世界競泳が千葉の国際総合水泳場 なんて役人っぽいネーミングであるか アタクシは世界競泳を尻目に名古屋のガイシプールである。はるばる1時間半かけてやって来たのである。ひとしきりバタフライを敢行する。飛び込んでは這い上がり、飛び込んでは這い上がりの飛び込みの練習をする。そうかこれであるかという足の指の感触を会得する。蹴り出すのだ。蹴る。ポンと蹴って飛び込んでみる。これだったのかとなんなとか飛び込みは会得できた感触を持ってプールを出る。2時間を経過したホールにはまだいたいけな中学生の群れと怪しげなダフ屋がチケットの交渉をしているのであった。弓道の部活帰りであろうか、体操服に弓を担ぐ5人の中学生がとりわけ健全な姿で眼に映ったのだった。今日は目的が違う。目のシャッターだけにとどめておく。ここからプーへと続く連絡道になる。ヒトの群れは途切れる。

厨房メモ めぐり来て白菜餃子を作ったのだった 

白菜から出る水は、30人のおやゆび姫さまのおっしゃるごとし絞って捨てた 30人の本日のお客様には水餃子 アタクシの分は焼いたのだった。美味かった。それを済ませここガイシである。すでに2時になっていた。

8月20日月曜日

掃き出すも内へ内へと蟋蟀は

蟋蟀の初鳴きである。たぶん。

取り立てて聞き耳を立てているわけでもないからすでに鳴いていたかもしれない。コロコロではなくキリリと鳴いている。ショバの取りあいか、テリトリーを誇示しているのか。

一人だが話しかけるとき必ず体のどこかをタッチしてから話しかけてくる男がいる。これがどうにもわずらわしいのである。男だ、オッサンだ。こうしたことに不愉快な感じを受けるのはアタクシだけのことであるか。しまった、と思ったところでもう遅い。チョン、と腕なり背中なりをつつくのである。突付かれたところの指先の感触がそのあとずっと残りともすれば突付かれたところから腐ってもいくがごとしの後味の悪さが続く。ある日、触るな、と言ったのであろうかこのごろこの男と出会わない。健康ハイランドの会員である。

住宅にもこの手の人間が一人いるのであった。役員の一人が話しかけるときチョンチョンと体のどこかを突付く。机に腕を伸ばしていれば腕に、丸めた背中を見せていれば背中に。いつもは警戒して突付かれてはならぬと体を離していたのだったが、今日の集会には油断をしていた。遅れて入ってきたからにはそのまますっと座るであろうと席を譲った瞬間、何も言わずにいきなり背中を突付いたのである。どいて、というアクションであろうか。思わず、 触るな と怒鳴っていたのであった。よせばいいのにそうして座るなりまた、背中をチョンチョンと突付いたのであった。アタシャ頭に血が上った。こういうのって激昂し易いタイプ と判別されるのであろうか人間的に。再び怒鳴ったのである。そうした場ではない。今宵は9月からの通学団の編成を語り合う思考し納得する厳粛な場だったのである。突付かれたアタクシ、突付いたヒト、会長と書記。四人はこの厳粛なる会の進行を見守るオブザーバーであったのである。場の雰囲気を硬直せしめたかもしれないが、アタシャあなたに体のどこぞかをタッチされるほど打ち解けてもいないしカンケイもない。気安く触るなと言いたいだけのことであったが省略していたのであった。触るな!

この役員はご婦人である。ご婦人にチョンチョン、とタッチされて喜ぶ男もいるであろうが、不幸にもアタクシにはそんな技量の持ち合わせは無い。歴代の妻であってもそうした話しかける時に体のどこそこをつついて話しかける習慣は無かった。たぶんこうしたタイプのヒトは日常的に癖になっているのであろうがヒトを不愉快にさせる行為のなにものでもない。ヤクザならこんな些細なことであっともここから東西を分けての抗争が始まる。ヒトの体にた易く触るな。お二階のA子さんならどうする。うれしいがそんな習慣は無いようだ。それが普通である。

花火大会にRなは来なかった。理由を今日聞いた。母は日本字が読めない。差し込んだ案内が読めなかったのである。来年と、母は笑っていたが可哀想なことをした。1年生なのだ。わが家に遊びに来てればRなに直接言っておいたのに。一番の不手際は会長にある。日本字を読めないことを知っていたのだ。

厨房メモ 快便ヨーグルト 

たまにはこんなレシピも 難儀な方は試みてもお安いもの ブルガリアヨーグルト 明治おいしい牛乳 ミキサー 分量は適当 ミキサーは必須 

たまたま教えてくれたヒトが明治おいしい牛乳のファンである 何でもいい 妻は酪農牛乳でやっていた スルスル。

8月19日日曜日

 ケンケンパケンケンパバアの夏休み

暑いのでどこも行かない。ケンケンパアであった。

朝の8時に中学の廃品回収のお手伝いをする。その最中にとなりのババアが扇風機を持ってきてファンが外せないかという。忙しいのでそれを見た会長は手を貸せないとはき捨てている。そうもいくまい。廻すけど取れない。レンチを持ってきて外すが芯が曲がっていてファンは外れない。ゴミにだしたいのだけれど袋に入るかやあ、状況がわからないババアである。さすがのアタクシも入れてみたらいいじゃないのよと追い払う。お手伝いは大したことではない。物置から溜め込んでおいた古新聞を運び出すだけのことだ。集まってきた中学生は何人もいる。センセイも一人いらっしゃってる。父兄もいる。アタシらに大した用事は無い。まったくないと言ってもいい。自分たちのことである。自分たちでやりなさい。

だらだらと作業が続く。一番厭なパターンである。さっさと詰め込みさっさと運んだらどうであろうか。役員だということでお二階のA子さんと4階のイトーさん6階のマチダさんがいらしている。出てこない役員もいる。こんな作業で全員出てこいと指示する方がおかしい。ご苦労さんということで終わって缶ジュースが振舞われる。欲しくないが断わるわけにもいかない。欲しいヒトが貰いにくい。集会所で飲むのだと指示がある。だらだらと座り込んでアタクシと会長、お二階のA子さんと4階のイトーさんと缶コーヒーを口にする。せっかくの休みの貴重な朝の時間の30分以上をこんなだらだらした無意味な時間の消費となる。この会長どうもだらだらがお好きなようなのである。アタクシはお二階A子さんの短パンから投げ出された足を眺めている。

セーヨクなどスイカのタネほどしかないと、Hなさんのメールにある。アタクシは比喩的にはアボカドのタネなのだそうだ。でもスイカのタネほどでもあるにはあるのだ。まったくないのもなあ。色香も失せたらアートはできまい。いつの日か記憶に刻まれた 女性のセーヨクは灰になるまで というのは誰が言ったのであろうか。セーヨクではなかったのか。なんだったんだろう。ショクヨークかな。

温度計を物干しに吊るしておいたらあっという間に50度になって目盛を振り切っていた。50度だ。温度計に難点がある。プラスチックで後部が薄く物干しの鉄柱に接触していた。しかしそれほどの暑さであるということに変わりは無い。熱風が吹いている。朝の始動から全体がずれ込んでしまっていてお昼が2時に終わる。食欲が無い夕食に焼酎のロックを飲んで勢いを付けてみる。

キャベツの千切りにレタス オカヒジキ、パセリを刻んでスライスしたゴーヤの一番上に玉葱スライスがのせてある。豪勢な生野菜である。レタスを食べると眠くなるといつも妻が言っていた。本当に眠くなってたのだろうか今となっては確かめようもないが。

厨房メモ タンドリーチキン 

ムネ肉で試みた 鶏ムネ肉 ヨーグルト ニンニク カレー粉 ガラムマサラ パプリカ 醤油 塩コショウ 

ぱさぱさしていたが最初から薄切りにして漬け込めばけっこういい線いくであろうという手ごたえを感じる。分量は適当。こんな野蛮な料理に分量などありますかいな。どうもアタクシはコショウを振る時にキャップを外す癖があるようだ。今回も思いっきり噴出する。真っ黒になったチキンを水洗いする。なんでこうなるの。2回振りかけてクロコショウ一瓶はほぼ無くなる。

8月18日土曜日

ぽつねんと一つ花火が打ちあがり

生物と無生物の間 を書店で手に取る。

ダメだ。ちらちら読むに多分途中で読みおおせなくなると確信する。相性というものが本とアタクシの間にも存在すると考えている。あきらめて放棄する。隣にあった スナップ写真のルールとマナー・日本写真家協会編 を抱える。ついでに目についたその隣の 梅が何とかというカメラマンの、木村なんとかという賞を取った写真集を覗いてみる。梅も木村も名前は知っている、知っている。くたびれて思考能力が欠如している。出てこないだけのことだ。ぱらぱらと覗いてみただけで辟易する。美しいものだけが写真ではないことは少し知ってはいるつもりだが、梅もダメだ。とても相性があわない。受賞しただけいい写真集なのであろうか好みから程遠い。

子供たちの花火大会の監修をする。火傷などの事故は無かった。写真を撮る。肖像権の問題はあろうが普通に撮る。子供たちはおおはしゃぎである。二時間結構くたびれたのであった。

厨房メモ 鶏ムネ肉 とゴーヤのサラダ あったら圧力鍋 市販のコールスロー

鶏ムネ肉は蒸し板を敷いた圧力鍋に入れ念のためとクッキングシートで覆う 蒸すこと10分自然放置 ほかに様々な仕事を継続中であるほっとく ゴーヤは頂いた路地ものかなり苦い 塩もみしたあと蒸してみた ほとんど苦味は消える 鶏ムネ肉を取り出しフォークを使ってほぐす ゴーヤを絞って市販のコールスローで調味 食感はシーチキンのごとし お安くていいよ。あったらキュウリ参加ももちろん理想。

8月17日(金曜日)

クレーンもぐったり伸びてる盆の明け

新しい橋を作っている。

国道1号線を跨ぐ陸橋である。活動を始めた。アタクシはずっと活動しっぱなしである。泳いでいる走っているたまには自転車のパンク修理に没頭するくたびれるのである。おまけに今日は夕方ふたたび仕事場である。わらび餅売り場会議というものが月一ある。急ぎ筋トレに励み急ぎ風呂に入り急ぎ帰り急ぎ早めの夕食をとり急ぎ職場に戻る。会議はこんかいも始まっていた。あら。毎回、遅刻。なとかせにゃ。体制に軟弱なあたくしである。仕事はしてる。一応文句は言わせない。走りすぎで痛んだ大体四頭筋がやすらいで来ている。ようよう二日目にしての安らぎである。

いつも拝見している。ぶらぶらしている巨大な胸がとうもノーブラではないかと、アタクシは見ていない。人様の視線である。一応カメラマンである。状況は俯瞰的に観察する。お尻も大きい。首から下にかけてざっくりおおきなTシャツをお召しになられている。全体的に巨大なのである。ピラミッド、はあまりにも失礼であるか比喩的には適切ではある。健康ハイランドアイレクスでお見かけするお若い女性である。なんとなくだらしない。なんとなくそれがいい。だらしないのが美しいという状況はある。設定がすべてを許容する。

健康ハイランドのマシーンだらけの空間である。あちらこちらと散策するように空いているマシーンをつなぎながら筋トレに励む。ノーブラお嬢さんもアタクシも。どんな拍子かマシーンで正面から顔があう。とたん笑って挨拶してくださったのである。思いがけなくアタクシも慌ててお返しする。このごろ時々プールでも出あう。ノーブラお嬢さんはむろんノーブラでなんかいられない。認識して下さっていたのである。多分。ヘンなおっさんが絶え間なくバタフライをし続けている。認識はこんなところから開始する。

本日の宝である。ノーブラお嬢さんが笑顔を下さった。笑顔って対人関係を和らげる。うつくしい。

朝顔は白花が二つ。水色が三つ。絶え間なく元気が続く

厨房メモ フレンチトースト 

食パン6枚切り用 バニラエッセンス←必須178円ほどである 牛乳 玉子 砂糖 バター

牛乳以下を混在バニラエッセンスを数滴掛ける 食パンを浸す バターをしいたフライパンで両面を焼き上げる 久しぶりに本日は食す。生パンが好きなアタクシには遠い食物である。仕事である。30人が残さない。

8月16日木曜日

あちこちに路駐の増える盆休み

あちこちで40度を越えているようだ。

自転車がまたパンクしている。今度は後輪であった。健康はイランでが休館日なのでゆっくり休もうと思っていたのに自転車修理の時間にあてがうことになる。陸の孤島で自転車屋さんなどあるわけない。パンクに出会ったとき皆さんどうしているのであろうか。午後の陽射しが猛烈で暑くてめまいがしてくる。外したチューブに空気を入れてパンクの箇所を調べるのであったが、入れて行くそばから入れた空気が抜けていく。もの凄いパンクであった。随分パンクは修理したがこんなパンクも初めての体験である。

修理が終わったついでに自転車を磨く。買って数年経つが多分一度も掃除をしてないはずである。A可が駆け寄って来て吹き出ている汗にびっくりしている。ホームセンターで買ったMTBは自転車屋さんにタイヤが薄いといわれ、買ってすぐ厚いタイヤを取り替えたはずであるが数年も毎日乗っているといつのまにやら磨り減っていた。亀裂が入ってひびだらけである。5段だか7段だか変速機は作動しない、後ろのブレーキは効かない全体が高い。スチールだからおまけに重い。見てくれだけのMTBである。買った当初からずっと気に食わないでいるMTBである。そろそろ変え時なのであろう。足が届かないので二度ほどものすごい転倒をしている。そのときしたたかに打ち付けた肩の痛みが半年ほど消えなかった。よくがまんして乗っているものである。ずっと店までの通勤に使っていたが今は10分ほどの健康ハイランド専用と買い物自転車になっている。ママチャリンの方が軽くて楽そうだ。

NHKで大文字焼きの中継をしていた。テレビで見ていてもしょうがない。途中で見るのを止めてウォーキングに出る。戦場に掛ける橋 を見てみる。懐かしい。懐かしいが始まって間もなく面白くなくなり我慢の限界が来て消す。当初は随分感動したはずなのに。はて何に感動してたのだろうか。若いときの感動などというものはそんなものである。たぶんヒトに教わっている感動を。

懐かしい名前を本の広告で見る。生物と無生物のあいだ・講談社・現代新書。書評・本の雑誌8月号 渡邊十絲子氏・詩人とある。あれ、競艇評論家ではなかったの? 久しぶりに感動を味わう。こっちの方がよりアタクシ的感動であった。

渡邊十絲子と書簡が届くたび妻が彼女からだよと書簡を持って来た。

南瓜のコロッケ 

南瓜 ひき肉 パン粉 塩 コショウ 

南瓜は蒸しても茹でても ラップにくるんでチンしても ひき肉と つなぎのパン粉を混ぜて丸めて揚げました。面倒なので玉葱省略 結構おいしい。

8月15日(水曜日)

          盆休み重機は首をながーーーくして

鮎飯。

アウトドアライフの献立として探検家の格好をしたオジサンが鮎を焼いて焼いた鮎をご飯の上にのせて炊き込んだのだ。うまい、うまい、と子供が食していた。探検家の格好をしたオジサンは面目躍如、得意満面である。これって、やってみる価値はある。焼いた鮎をね。思いも付かなかった。探検家の格好は伊達ではない。こと料理となれば好奇心が湧いてくる。

2匹250円。ばりばりの養殖鮎である。イワシくらい太っている。大きい。ちょっと心配した。これってホネがあるよなあ。ホネはしっかりしてるよなあ。ご飯は2カップゆえに1匹でいいだろう。2匹を焼いて1匹は皿に乗せて解体した。ちょっと醤油を垂らした。1匹はすでに電気釜の中である。ここではてなと思ったのに好奇心と期待感が先行していた。ご飯が炊き上がった。なるほど鮎がそのままいる。テレビ画面の通りである。ここで探検家の格好をしたオジサンはほぐしていた。アタクシもほぐす。ほぐしながら嗅いでみるが鮎の香りはない。ま、養殖だものな。箸よりフォーク方がほぐし易い。ばりばりほぐす。ほぐしてご飯とまぶす。一心不乱にご飯と鮎をまぶす。ひつまぶし である。うまくいけば仕事で使える。いいぞいいぞ。

そしておもむろに食したのだった。そして茫然自失する。バラバラに散らばったホネが口の中で暴れてうっかり噛めない。散らばったホネの断片を掘っては捜し、捜しては取り出す。ここでアタクシはご飯を食べてるんだか、ホネを取り出してるんだか分からなくなってくる。おまけに何の味もない。言ってみればホネご飯である。お年寄りにこんなもの食わせたら端からバタバタ死んでいく。大事件になる。探検家のバカヤロー。子供の嘘つき。信じたアタクシのお人よし。用意してあるヒジキを混ぜ込み、ヒジキの鮎飯 にするつもりが頓挫する。メガネを外し大骨小骨、を捜しては取り出す。なんなとか一杯だけご飯を片付ける。バカヤロー探検家。バカヤローお調子ものの子供。これが昨日であった。

恐る恐るまだ残る炊き込み鮎飯の電気釜の蓋を開ける。いろいろ色が変わっている。赤や緑色はない。あったら驚く。焦げたような感じのご飯になっていた。しかし参った。アタシャ、猫に生まれてなかったことに悲観する。ずっと保温のままだったのである。どこなく生臭くとてもヒトの食するご飯には変化してないのであった。教訓、好奇心もほどほどに。

走りたくてうずうずしていた。陸上競技場外周を走る。鉄分を摂取している。こころなしか調子がいい。40分走る。5キロくらいは走破したであろう。厄介なのは終わったあと30分ほど吹き出る汗が止まらないことであった。もしかすると走った後の達成感はこの吹き出る汗を感じることにあるかもしれない。走りましょう

厨房メモ 鮭飯 

生鮭 ご飯 塩

生鮭は骨を外し塩を振ってあらかじめ焼いておく 炊き上がったご飯にほぐしてまぶす 玉子なんかスクランブルにして混ぜ込むと彩りもいい。これは美味しい。

8月14日(火曜日)

止む雨の合間にせわし蝉時雨

お盆で道路が空いている。すいすい。建設中の橋の工事も盆休み。重機は止まったまま。この頃の看板には 休工中 とある。ラグーナ前に来ると子供を乗せた車が渋滞。上り車線だけなので下りのアタシはすいすい。帰りはこのまま続くであろう渋滞に巻き込まれないよう山越えして豊川へ、すいすい。しばらくこの状態が続くであろうすいすい。筋トレだけと出向いた健康ハイランドも空いているのであった。心なしか住宅も静かである。自衛隊も静かである。みんなどこかへいっちゃった。本を返しに立ち寄った図書館は混んでいる。避暑地だ。

走ろうと早起きしたらいきなり雨の朝であった。出鼻をくじかれ、しぶしぶ走るのは止め雨の止むのを待ち、通学路の世直しにとりかかる。ますます垂れ下がってきた街路樹ナンキンハゼの枝をノコギリをふりかざして払う。通学路に立ち並ぶナンキンハゼ。程なく夏休みが終わる。小さな子供たちに枝は降りかからないが同じ道を出勤途上の自転車が枝を避けて真ん中を疾走する。アブナイ。

わらびもち売り場の相方の子供が実家からおばあちゃんと一緒に帰ってくるようだ。新幹線に乗れるのでおおはしゃぎなのだそうな。子供は乗り物が好きである。お隣の国では乗り物が落下して何人か死んでいる。ウォーキング途中で不思議な光景を見る。せっせと歩きながらタバコを吸ってる男性がいる。ヘンなヤツである。こんなヤツは歩かないで寝てなさい。邪魔でしかない。ところで盆休み、みんなどこかへ行っちゃって明日はひとりで仕事である。作るのも盛るのも洗うのも。冷凍の里芋をどんと買い込む。里芋を煮る。豆腐をどんと買い込む。味噌を掛ける。出盛り茄子をどんと買い込む。キノコのあんかけにする。手間を省く。里芋は豚バラ肉と煮るから動物性たんぱく質は摂れる。眠いので早めに寝る。たまには休息も大事だ。

厨房メモ キクラゲの豚バラ炒め 

キクラゲ 豚バラ ゴーヤ エリンギ ニンニク小片 塩 コショウ キクラゲは水で戻しておく 食材を適当にカット 塩と胡椒で調味 昨日までのタンドリーチキンのタレがある。このタレを利用した。

8月11日日曜日

朝顔とよくぞ付けた小便器

zouhai今週号騒々子の井川さんが髭剃りについて書いている。シックの二枚刃で何年もつということだった。理由は髭が薄い。

これについてはアタクシも同様。見れば二枚刃だから井川さんと多分同じタイプのシックであろう。井川さん同様、多分2ヶ月は替えずにそのまま使っている。3ケ月も夢ではない。アタクシも髭が薄いのである。薄いというより細い。なよなよとしている。アタクシの性格そのもののようでもあると悲観した昔もある。コシがない。毅然としていないのである。

一度髭を伸ばしてみた。わけは様々ある。致し方ない状況というのもある。伸ばさざるを得なかったのである。得なかったのであるが努力はしても伸びてこないのである。伸びるには伸びるが腰砕けである。途中で成長が止まる。止まってくせ毛というのか、一定方向になびくのであった。ちょろっとしているのである。あまりに情けなくてすり落とした。とにかく人体に毛が無い。さっぱりしているのである。毛がないから夏は涼しいかというとそんなことはない暑い。井川さんと違う方向性が一つある。アタクシはこれで毎日頭髪も剃っているのである。休館日以外は頭髪を剃るのは欠かしたことは無い。ついでだが剃るにも髭はあまりにも薄すぎて剃刀では剃れない。笑い事ではない。あまりに薄くて腰がないので肉を剥ぎ取ることになる。これは辛い。辛いから髭は電動シェイバーにしたのであった。

剃刀で髭を剃っているとこころなしか髭を剃っているのか肉を剥ぎ取っているのか煩悶する。而して、アタクシのシック二枚刃は毎日頭髪剃りとなっている。これで三ヶ月は替えてない。毛の一本一本が極端に細いのである。タシロさんって禿げてるわけじゃないのね。禿げてない。透明なのである。

東名で追突事故。

後部座席の介護福祉士の母と赤ちゃんが亡くなった。助手席は危険といつも後部座席にいたのであろう。その助手席にいた3歳の子供とお父さんは重態である。追突したのは観光バス。いったい何があったのか。58歳のドライバー。会社に恨みでもあったのであろうか。お盆のこの時期渋滞は必須の条件である。被害者は海水浴へ行く途中の災難。58歳のドライバーも多分家庭はある。車は凶器であること。災難は予測できないせめて心して運転せねば。

厨房メモ ナスの味噌かけ 

ナス 市販のかけて味噌・このごろ豆板醤掛けてみそが出たできれば 圧力鍋 

ナスを縦半分に切り敷板を敷いて蒸す 圧がかかったらすぐ火を止めおもりを傾けて蒸気を抜く ナスは柔らかナス紺も健在 味噌を掛ける 健康美 高校生である。

ペルセウス座の流星群を観察する。未明ということでひとます2個。子供を実家に預けてきたのであろう。お二階泳子さん。ご夫婦で帰ってくる。アタクシは空を見上げている。ペルセウス座の空を見上げている。

8月10日土曜日

涼む人ボリューム上げる甲子園

Rなの朝顔は元気である。

萎れては蕾の次々が花開いている。油照りの蝉の大合唱も元気である。やけくそになって鳴いているようにも聞こえる。A可と弟のH海と久しぶりに出あう。物置の屋根にボールが乗っかってしまったのだと樋をよじ登って屋根に上がろうとしているH海を制する。アブナイ。庇が出ているので胸が使えて上がれない。二人とも黒々と日焼けをしている。聞いたら海水浴に行ったようだ。紀梯子をかけて屋根に登らせる。A可は2年生であるがこいつはたぶん小顔美人になるな。そんな要素を持っている。他の子供たちともまったく遇ってない。それぞれの夏、お盆が始まったようだ。帰省ラッシュの高速道路の映像が映し出されている。アタクシは暦どおり。明日は日曜日で孑孑の最終チェック。酷暑である。ほかに何もできない。

小松菜とゴーヤとレバーをオリーブオイルで炒める。ヒジキと高野豆腐の煮物は作り置きのもの。生野菜、どさっとゴーヤのスライスと玉葱がキャベツの上に載せてある。ホウレン草とワカメのバナナ酢和えちりめんも載せた。シジミの吸い物。芋焼酎をストレートで、土曜日だ。暑いし。鉄分補給、夕食の献立。太腿が痛かったので今朝は走るのを控えてじっとしていた。じっとして朝顔と向かい合い開いたばかりの朝顔のスケッチをしていた。

一ヶ月の献立プランを作る。仕事である。懐メロのテレビを見ながらゴーヤチャンプルー、あったかソーメン どっさりおから、などと埋めていく。ちなみにチャンプルーとは沖縄の方言で ごちゃまぜ のこと。硬い豆腐もあるがふつうの木綿豆腐しよう。沖縄には行ったことがない。いつか行くことがあったら真っ先に食してみたい沖縄の硬い豆腐である。たぶん冷奴、というわけにはいくまい。チャンプルーにするしかないのかもしれない。

厨房メモ でさかり茄子のしょうがいため 茄子 生姜 ごま油 おかか 茄子は大振りに切って フライパンで焼く 焼くフライパンになんでいい蓋をして蒸し焼きにする 出来上がったら取出しおかか、醤油で食する。けっこういけます、簡単メニュー。

8月9日金曜日

鳴き声が存在大の牛蛙

葉が落ちて白い実が付く頃になると風情が出てくるのであるが、今時のナンキンハゼは腹立たしい。びっしりと隙間無く繁った葉が枝を垂らす。歩いていても首を下げねば顔に当たる。反対側からは巻きつくものを求めて葛の蔓が伸びてきていてこれも腹立たしい。歩くには歩道の真ん中を歩くことを余儀なくされる。その横を無灯火の自転車が無言で駆け抜ける。見るに見かねたのであった。

ノコギリを手に伐採の朝でる。容赦なく枝をたたっ切る。ゴミの日である。次は火曜日。街路樹も植えればそれでいいというものでもなかろう。中途半端な行政の姿勢にも腹が立つ。朝顔のスケッチをしてナンキンハゼの邪魔な枝を落としてまだ7時であった。走りましょう。暑い。無理はしなく3周回ってビン缶拾いながら帰ってくる。いつものホームレスがあれはどう見てもワンカップであろう。4本手にして指定席のベンチへと帰っていくのを見た。アタクシも酒飲みではあるが朝からは飲めない。朝から飲むのはお正月と20年来決めている。

浴衣らしき帯と運動靴の片方が落ちているのだがすでに一週間拾いに来てない。だらしがないのである。アタシャこういうの大嫌い。いらなきゃそのうち捨ててやる。見てろ。お二階A子さんから サザエたべる? どうしたの? ダンナが獲ってきた。んーーー、んーーーん、正直に言って。んーーー、いらない。夜勤帰りのダンナさまと目が合った。遠くだが。そのまますっと上がっていった。こういう態度もアタシャ嫌いなのである。挨拶ぐらいしろよ。朝だろ。むろんA子さんには罪はないがサザエには罪がある。いらない。

ミルクが鼻の辺りがただれていた。弟のいちごもそうらしい。風邪みたい。そうですか。なんかにやけていて気に食わない旦那様である。サーファーだとも聞く。ふーーん。ますます気に食わない。

厨房メモ 豚レバーと小松菜の炒め物 

豚レバー 小松菜  もやし 塩 コショウ 鉄分補給メニュー。ついでのシジミのお吸い物。いいよ。

8月9日木曜日

フライパンの上を駈けるか油照り

痒くて目覚める。寝てるうちに蚊に食われたのだった。明かりつけて見てみると足と手二ヶ所がぷっくり膨らんでいる。卑怯な蚊である。寝込みを襲うとは。電子マットのスイッチが入ってなかった。こんなもの効くのかとちょっといぶかしんでいたがちゃんと効いていた。

陸上競技場外周を走る。一周間は間があったかもしれない。4周で止めるつもりがついつい6周に入ったのだが久しぶりのランで気息奄々。降りしきる蝉時雨が背中に重い。摂取しているFeがヘモクロビンを形成し酸素の供給を始めたのであろうか、こころなしか毎朝鉛のように重い足は軽くなっていた今朝であった。Rなの朝顔に水色が咲いていた。朝顔らしい色合いである。朝は忙しく昼にでも間に合ったらスケッチして残しておこうと考えていたのに朝顔だ。しおれて無惨になっていた。

筑前煮を作る。餃子も焼いてあるといったら、餃子はなあ、今日は筑前煮だもの餃子は ヘン というのだった。ダメか。ウーーン ヘン。おからは。旦那が食べないからちょっとだけ。あ、細切り昆布が入っているダメだ。おまえなあ、ヘンとかダメばかりじゃないか。昆布がなんでダメなんだ。うーーん。しかし、筑前煮と餃子でご飯というのはおかしいものであるか。娘というのもむつかしい。次回は鶏団子をリクエストして帰っていった。来年一月に新居が完成する。今の勤めはやめるといっていた。新居は遠い。ここへ立ち寄るのもそれまでになる。

ちょっと空いた時間孑孑の原稿書きに毎日忙殺している。7月発行と宣言した。すでに8月が二週目半ばになっている。大変だ。

厨房メモ 人参嫌いな筑前煮 

鶏もも ごぼう こんにゃく レンコン しいたけ 里芋・冷凍 酒 みりんでも 砂糖 塩 醤油 オリーブオイル 水 あったら圧力鍋 鶏もも ごぼうもやわーなる 

一口大に切った鶏ももをオリーブオイルで炒める カット野菜もついでに炒める みりん 砂糖 塩 醤油を加える 圧がかかること4分 熱源を切る自然放置。本日からオリーブオイルに目覚めたのであった。健康志向。動脈硬化の予防。

8月8日水曜日

油照り十十焼ける音のする あぶらでりじゅうじゅうやけるおとのする

久しぶりにランニングマシーンで走るつもりが頓挫する。シューズを持ち忘れた。取りに戻るのは暑いし面倒である。と考えたが筋トレもできない。どうしよう水着の用意も無い。仕方ない。風呂へ入って帰ってくる。思いがけなく浮いた30分で、必要に迫られていた一編の詩を書く。取っ掛かりは朝から考えていた。朝顔にしようか、表彰状にしようか。どちらも夏の素材だ。暑い。

名古屋から同人誌Kんらんが届く。暑中見舞いと雪原の写真が入っている。ご自分の写真であろうな。ちよっと涼風が吹き込む。健康ハイランドは明日から4日間夏季休館になるのだった。溜まりに溜まっていたことごとくを一挙に解決できそうだ。貴重な4日間。恒例夏のキャンプのお誘いは欠席の返事を投函する。のんびり遊んでもいられない。月末はレインボーカップ、最後の調整がかかっている。ごめんなさい。

お持ちしようと焼いてはいたがお二階A子さんが折りよく顔を出す。餃子だよ。喜んでもらっていただける。75個焼いたのだった。そのうち5個はアンコが切れてヒジキを詰める。明日娘の愛が来る。それも含めてのついでの75個である。むろんアタシも頂く。ヒジキ餃子。焼いておいてチンすればいい。焼き上がりが翌日も味わえる。手間いらず。なんか顔が焼けてるみたい。そう、鼻の皮がむけてきている。背中もカイイ。部屋に入ってきた泳子さんと並んで立つとつくづく泳子さんは小柄なのであった。150センチないのであろうか。ヒトの奥様である。カイイ背中をかいてもらうわけにもいくまい。近々、ハッシュドビーフをお届けするからと快活に階段を登っていった。

厨房メモ 冷奴のきのこあんかけ 

豆腐 ナメコ エノキ 人参 ブイヨン 水溶き片栗粉 

キノコをさっと煮る ブイヨンで味を調える 水溶き片栗粉で軽く固める 豆腐に掛ける それだけ。

8月7日火曜日

思い切り手足伸ばして夏の月

オジサン、と声が飛ぶ。Rなであった。通りの向こうの自販機から買ってきたのであろう。両手に抱えてお茶やらジュースやらが見える。朝顔が咲いたぞ。というと駆け出していった。アタクシはゴミだしついでのあたりの清掃である。台車にゴミ袋4つ載せたつわもの奥様がエレベーターから降りてくる。一回分じゃなかろう。もっともアタクシのゴミ袋も凄いことになっていた。上げたら洪水である。冷凍したものが解けて水が侵出していた。あれを片付けこっちに周りRなであった。うれしいのだかうれしくないのだか反応の無いやつである。朝顔と写真撮るかと声をかけたら、夕方来るね と階段に消えた。夕方か、朝顔だぞ。ベランダに廻るともう萎れていた。8時半である。

塩コショウが切れたので塩とコショウを振り掛けるソーメン炒めである。塩コショウはダイショーの一体化したもの。塩とコショウは別々のもの。ここに問題が生じた。暑いせいもある。塩はいいそのまま振りいれた。コショウである。何を思ったかキャップを外して振り入れたのであった。半分なくなる。そっと山積みに掛けられたコショウの部分を削ぎとる。出来上がったラーメンに同じことをしたお客を思い出す。あの時はお客と一緒に笑ったがやれやれ、一人でかき出す。

シジミ汁を食す。せっせと鉄分補給食品である。しかしこれが又、まことにちまちまとめめしい。わかっている。汁の中に鉄分は溶け出すのを。分かっているが身を食してもいいだろう。箸の先でせっせとつまみ出す。一つ鉄分、二つ鉄分、三つ鉄分。くたびれる。口の中はじゃりじゃりしてくる。おお、鉄か。鉄の実体か。砂と思わずに鉄と思うことでひとり納得する。砂鉄という言語もあるではないか。四つ鉄分、五つ鉄分、口の中はどんどん鉄っぽくなっている。ヒデキは鉄分が不足してもシジミは食うまい。砂がイヤだとアサリも食さなかった。朝からシジミ鉄を堪能する。

健康ハイランドアイレクスのプールで倒れたご婦人は死んだようだ。え、お知り合い? 知り合いじゃないけどあのヒトいつもプールの真ん中を泳いでくるので注意したら食って掛かられた。ノナカさんである。ああして激怒する人は血圧も上がるからね。冷ややなノナカさんである。ゆっくり1000バタをこなしあとは流して帰ってくる。

炎暑である。詩集がどさどさ届けられる。この暑いのに厚い本をゴメンなさいとムラサキさんである。確かに厚い同人誌である。ガニメデは嫌いだ。暑苦しく処分にも難儀である。

Rの朝顔。大輪の白だった。

厨房メモ 鶏団子とタマネギの煮込み 

鶏ひき肉 タマネギ 赤唐辛子 葱・青い部分も捨てずに 玉子 パン粉 塩 コショウ コンソメ あったら圧力鍋 

葱を裁断し、鶏ひき肉玉子 パン粉 塩 コショウ と混ぜてこねる。別鍋にコンソメ 赤唐辛子をいれた湯を沸かす ここへ丸めた鶏団子を滑らせ湯で固まらせる 別鍋でタマネギをぐずぐずに煮込む ここで圧力鍋があったらいいね 固めた鶏団子を投入 軽く水溶き片栗粉でとろりとさせる。手順はややこしく思えるが簡単。ひり辛。

8月6日月曜日

海の町コンビニ浮き輪が窓塞ぎ

R奈はずっと顔を出さないが、預かった朝顔がベランダへとぐんぐん蔓を伸ばしてきて夕方気づいたらとうとう蕾をつけていた。ほっといても咲くだろうと思っていたが一応朝夕の水遣りは欠かしてなかった。ついでのヒョウタンボクもピンクの花をつけている。ついでの金柑も白い花が咲いている。ついでの三椏など春の用意がもうできてて硬い蕾が見えてきている。R奈は見に来ているかどうかわからない。散水のたんびにめんどくさいが念のためにと水道の栓は取り上げたままだ。

職場用に置いてある冷蔵庫に水が溜まる。水など溜まっても仕方がないのだが毎日拭いてないと床が水浸しになる。一ヶ月も留守をすることはないがほっとけば洪水になることは必須である。重い腰を上げて原因の追究。どうやら排水孔が詰まっていると判断。乱暴だが針金を差し込んでごしごしやること数回。水を流して様子をみる。掃除した受け皿に溜まる排水。どうやら開通。便秘の解消である。古い型の冷蔵庫である。冷蔵庫の下に引き出しになっている水受け皿があって冷凍庫の溶けた水がここに溜まるなんてくたびれるが仕方がない。溜まるだけじゃない捨てないとやがて満杯になって洪水と化す。困ってくたびれる冷蔵庫でもある。でも、冷える。ここがいい。冷える。

問題はもう一つあった。自宅用のデカイ 384L の冷蔵庫である。勝手にバラバラ氷ができるが、できない。引越しのあとから不調になっている。デカクて新しいだけに腹立たしい。いろいろこころみてみているがこんかいも言うことは聞いてくれないようだ。ほっとく。生きていくに大した問題でもない。冷えればいい。冷蔵庫である。

夏のトナカイになった。鼻が真っかかである。会う人ごと問われる。どうしたの。連日の炎天下であった。低い鼻だが顔より多少突起している。メガネも掛けられる。陽も当たる。

厨房メモ 夏こそコラーゲン 手羽先スープ 

手羽先 塩 コショウ あったら圧力鍋 なければぐつぐつ煮込むしかない。

ひたすら煮込むだけ

8月5日日曜日

サーファーはキャッチする波見つからず

赤羽根海岸へ。

世界大会最終日である。波乗りの写真など何枚もあるのに飽きずに出向いているのであった。花火の写真など仰山あるのについついまた撮っているのと同じ思考パターンである。何年もロングビーチには来ているのにびっくりするほど遠い場所に駐車。ほかに空いてないのである。びっくりする遠い場所はあとで、えーーー、ここにでるの?というロングビーチへ降りる近道であることを発見。思いがけずに発見したこの近道は今日の一番の収穫だったかもしれない。

昨日のプールで日焼けしているのにまた強烈な陽射しである。台風が去って波は小さくなっていた。3時間海浜にカメラを構えて立つ。陽射しと暑さでめまいがしそうだがこのところ鉄分はしっかり補給している。1リッター持った水分もつとめて補給する。世界大会最終日とあって波に乗りそこなうサーファーはいない。ただ高い波が来ない。カメラを構えて待っている時間のほうが長い。ギャラリーはもの凄い数である。ブラジルが一番うるさい。マナーも悪い。缶ビールを飲み終わったら放り投げている。モンスターに近いブラジルもいる。ヒトとは思えない、思いたくない、恐ろしい。2時間で帰る予定が最終までついついカメラを据えていて、とうとう3時間になっていたのであった。頭の上でなにやらしゃべっている。振り向くとカメラが回っている。アタクシの頭を越えて違うカメラも回っている。くたびれたので座り込んでいたのだ。どうやら名のある日本のサーファーなのであろう。競技の解説をしている。そうであろうがアタシャどうでもいい。鬱陶しいのでその場を移動する。唾も跳んできそうな距離だったのである。あとから来たのだからもう少し離れろよ。とアタシは言いたい。

夏の冷蔵庫大掃除となる。始めたら止まらなくなっていた。ことに冷凍室の大掃除となる。やたらと冷凍して冷凍室が満タンになっていたのである。食せないであろうと判断して記述できないほどのすべてを捨てる。捨てながら職場の二つある冷凍庫も案じる。開けたくない。またたくまに二つの大きな指定ゴミ袋が一杯になる。問題は二つの袋の口を閉めながらしみじみと述懐する。ゴミ出しは明日ではなかった。明後日だ。溶け出すとどうなる。昨日、今日と御油祭りであった。そんなには出向けない。

厨房メモ このごろ凝ってる冷麦炒め 

冷麦 ゴーヤ シーチキン キュウリ 水耕ねぎ 塩 コショウ 炒りゴマ きざみ海苔 冷麦はさっと茹でて水で洗う 結構しょっぱい、しっかり洗う ゴーヤを炒める 冷麦を炒める いろいろをどさっと載せて食する。

8月4日土曜日

飛び込んでしばし夢想のバタフライ

快天である。

顔は真っ赤々。5時間プール会場にいたのであった。灼けます。焦げます。アオヤギさんは立ちくらみがするとしゃがみ込んでいた。アタクシとて同じ。なにしろ貧血症なのである。くらくらする。恒例夏クラブ市民水泳大会。管理者は健康ハイランドアイレクス。カメラを持ち込んだので健康ハイランドアイレクスのTシャツを着る。カメラは時にとかく嫌われる。用心のためである。通行証みたいなものである。ここは大事。

バタフライ、個人メドレーともに優勝。情けない優勝はである。同世代で出場者がいない。ゆえに完泳すれば優勝。こんなメタルや賞状が溜まっていく。一応、大会であった。ゆったりと50メートルの屋外プールでコースひとり占めはいいものである。のんびりと泳ぐ沈まないように泳ぐ。

ワカサギの空揚げ、ヒジキと高野豆腐の炒り煮、高野豆腐とさつま芋と小松菜の煮付け、納豆、ワカメとホウレン草のおしたし しじみのおつゆ。これらにゴマを振り掛ける。鉄分補給はほぼ完璧ではなかろうか。アタクシの夕食。加えて納豆も食したのであった。食し過ぎ。たくさん作ったが労働は大したことはない。せっせと鉄分補給をしている。これにサプリメントも飲み込んでいる。炒り煮鍋は鉄製。ほぼ完璧であるが完璧すぎる。くたびれる。やってられない、やらねばならない。根っからの料理人である。

厨房メモ コーンそうめん 

そーめん コーン バター 塩 コショウ 

茹でたそーめんに バターで炒めたコーンをどかっと載せる。

8月3日金曜日

蝉時雨降って傘出す黒い人

知らなかったということはおそろしい。

アタクシのPCにはCD-RWが付いてない。安いからって衝動買いしたPCにはRWが付いてなかったのである。買って間もなく取り付けたのはバッファローの外付けである。書き込みに不具合が生じて修理に出した。そのあと快調に使い込んでいてまた不具合が生じてきた。書き込みができない。アンインストロールして入れなおした。マニュアルが付いている。昨今の周辺機器にはマニュアルは冊子になってない。費用も手間もかかるものだから組み込んであるらしい。ここが問題であった。始めて読んでみたのである。あら、あらら、使い方が書いてある。あら、あららら。ら。ウェルにファイルをドロップ&アウトして書き込みボタンを押してください ってこんなことだったの。アタシャ4年という歳月実に手間取ったことをしていた。ファイルを奥へ奥へと開きながら取り込んでいたのだ。もしかすると深層へと入っていくこんな手間で不具合が生じていたのかもしれない。二つを並べてドロップ&アウトしてみたのである。とたん見事に書き込みが始まったのであった。思わず天を仰ぐ。いえ、天井を仰ぐ。ハラがたって買い換えようかとあきらめていたのであった。こんなこともある。ほとんどバカである。

因みにあたくしのセンセイの勧めでMOがつけてある。もっともこのごろこのMOは役立たずになっている。取り込んでもMOを読み取ってくれるカメラ屋さんはない。フイルム・スキャナー、メディア・リーダーも取り付けてある。PCのデスクからはみ出そう。お賑やかなPCである。むろんUSBポートは足りないので足してある。メモリーも256からこつこつと1ギガまでにアップしてある。こんな手間なら最初からきちんとしたものを買っておけばよかったが、おかげでPCの構造を少し覚えた。頑丈なSOTECであるまだとうぶん使えそうである。

明日は市民プール。仕事は有休を取り水泳大会である。100バタと200コンメ。100メートルバタフライと、200メートル個人メドレーという。妙な略し方をするものだ。ひとまずひとつストレスになっていた書き込み不具合をクリア。

阿久悠・NHKを見ている。若い都はるみが唄っている。若い八代亜紀が唄っている。坊やみたいな五木ひろしが歌っている。背伸びしている石川さゆりが唄っている。どうにも止まらないも唄っている。

厨房メモ 里芋カレーをやってみた おおむね二人分の量

豚肉 タマネギ しいたけ 冷凍里芋 カレー粉大匙1 めんつゆ・濃縮4分の1カップ コンソメ2個 醤油少し しお コショウ 水 水溶き片栗粉 様々は薄切り  冷凍里芋は煮込むときそのままドボン あとは適当に入れてみた。

8月2日木曜日

祭り終え満月伴に家路かな

もの凄い熱風である。雨も断続的に降っている。朝、あまりにも好天なので今日も今一度と、赤羽海岸へ行きかける準備をしたのであったが思いとどまったのが正解であった。サーフィンのできる状況ではないようで場所を伊良湖に移したと夕方のニュースが報じていた。伊良湖岬となるといささか遠く午後発ではとても写真を撮る時間などない。2時過ぎには雨も降ってきていた。午後の時間も早い。図書館へ図書の返却と貸し出しをおえ、二つほど買い物に立ち寄ればすでに4時である。三つ目に立ち寄って帰ってきたら5時になっていた。今日はたくさんの仕事を午後にやり遂げようと意気込んでいたのだが、買い物で終わる。

朝青龍をあんな関取にしてしまったのは相撲協会にも責任があるのではないか。ついこの間訴訟を起こしていた八百長問題の裁判はどうなったの? ま、ガイジンばかりが横綱で国技が泣いてます、ということでもあるのだが。始まると相撲中継はよく見ている。やかましくないから。一番の理由である。

眠いのか欠如した赤血球がそうさせるのか、アイスまんじゅうをかじったりソーダアイスをかじったりアイスBOXグレープフルーツをかじったりものに集中できない。そうこうしているうちに十一時を廻っている。クローズアップ現代に バッテリー の作者が出ていた。よー喋るおんなである。キライだ。外付けのCD-RWがこのごろちっとも働いてくれない。取り込むのに苦慮する。買い換えねばならないのか。どうかすると作動し始める。はっきりしろコノヤロー。といいたい。 

厨房メモ 鉄製の中華なべをかいこみゴーヤ炒めをしたのだった。

ゴーヤ 豚肉 小松菜 エリンギ 人参は切るのがめんどくさくカット 塩 コショウ ラー油は出来上がってから振りかける。

8月1日水曜日

行く先のどこまで続く百日紅

急ぎ仕事を済ませ赤羽根海岸ロングビーチへ。

順調なら1時間でいけるはずが渋滞。その上、はて? 景色が違っている。夏だけとは言えかれこれ20数年通っている道路である。景色の記憶は完璧である。大体低くなっているはずの山が大きくなってきている。なんだ。見慣れた交差点を突っ切ってから突如景色が新しくなったのであった。このままいけば山に入る。アタシャ海へ来たのである。サーファーは山になどいるものか。ころあいを見て引き返す。突っ切った交差点が問題であった。Tの字になっていた交差点が道ができて十時になっていたのだった。2時に到着。

台風余波。波がけたたましくうねっている。陽射しがないので海にメリハリがない。岩場に降り立つとスリムなお嬢さんお二人が短い水着で魚を捕えている。ハローと挨拶する。フィリッピンかと思ったのだ。日本のお嬢さんだった。ビキニ姿はよろしいじゃありませんか。岩場に数人いる男どものお連れかと遠慮してたら、なにやらそうでもないようである。捕まえた魚を見せに来る。魚は知りません。鯵の子供かなあ。フナどはないよ絶対に。といいつつカメラを向けると、撮ってもいいけどこれでも撮ってよ、と持っているコンパクトデジカメを手渡される。けな気なお嬢さんたちである。出し惜しみしない。アタシャこうしたお嬢さん大好きである。了解を得たのでしばらく激写。いきなり水着撮影会になってしまった。ふつうなら有料撮影会になっている。サーファーそっちのけ、世界大会ではあるが日本のビキニのお嬢さんの方が、いいなあ。もっとも500ミリの長い玉である。激写にも苦労する。170ミリ側で離れて撮らせていただく。こんなとこでレンズ交換などできません。カメラを壊す覚悟はいる。モニターを見て、モデルがいいからね、とお嬢さん。捕えた魚を逃がしてお帰りになる。バイバイ。

ようよう、夢屋田原プロ世界大会に専念できる太平洋ロングビーチなのであった。アタクシもどこにいてもせわしいのである。2時間半。痛烈にくたびれたのであった。大会は日曜日まで続く。明日から台風接近。ガイジンばかりの世界大会であるが自然は遠慮ない。タイミングとは得てしてかようなものと知る。

厨房メモ 簡単コーンすーぷヒジキ入り コーンクリーム コンソメ 水溶き片栗粉 玉子 ヒジキは水で戻したもの 鍋にコーンすーぷをあける コンソメ投入 ヒジキ投入 水溶き片栗粉 さいごに玉子を割りいれる ヒジキはたくさん作っておく。なんでもヒジキができる。貧血防止。