12月30日(土曜日)
小晦日カメラ屋さんは品定め いつもは7時半に起きる朝を二時間朝寝する。寝るといったって眠るわけではない。まだ起きませんよーーとぐずぐずしているだけのことである。うららかな朝陽が差し込んでいて、さしづめ窓辺でまどろむネコはこんな心境であろうかと思うが人間様は、まどろみつつもその先を考える。さて、 交換レンズを買い求めにカメラのKタムラへ。要らないカメラと要らないレンズが要るバッグ二つに詰めてある。結果的に一番小さなカメラが一番大きな下取り価格をつけていた。美品という査定でなんと4万円。聞いてしばしためらう。売るのはよそうか。どうやらマニアの間では品薄のコンタックスT3ということだった。ミノルタなんぞ2台ともそれぞれ5百円である。5百円かあまりにばかしくこっちこそ売るのをやめようかと思ったが持っていてもしょうがない。付いてたレンズは黴が発生していてお引き取りください。コンタックスもこの先お宝になろうとも何年生きれる。お宝になるまで。あっさり承諾する売ることに。下取り価格と欲しかったシグマの10-20広角レンズとの交換になる。たくさんの下取りと一本の広角レンズ。支払いの現金はゼロ円ちなみにレンズのお値段は実効価格の61,800円。たくさんが61,800円になった。やれやれ。T3を手放したことにあとで後悔しそうだが、これこそ持っていてもどうせ使うまい。それよりかもう一機D80デジタルを買わねば。いつ? フィルムの生産も縮小しつづけているのだそうだ。たくさんの査定にちょっとした時間がかかりあれこれ終わって2時になる。歳末のKタムラはからんとしていた。 稲荷裏手の松林へ。スーパーの特大レジ袋へまたたくまに4袋の特大マツボックリ、マツボックリではなくこのくらい年末に現金が拾えたらいいなあ。ジャンボは買ってないし。10数数年前組み違い10万当ててそれからまったく運が消えてもう買わない。特大マツボックリは確実である落ちてる場所を知っている。アタクシも世間並みのつかの間の休みが始まった。つかの間である。 厨房メモ 蕗ピラフ 蕗 ご飯 市販の鶏ガラスープの素 塩コショウ 蕗はそのように始末する 以上 炒める 工夫がないか。年末だもの。 |
|||||||
12月28日木曜日
歳を経てやっと風呂吹きうまくなり 吹くものはリコーダーだって吹けない。 用事があって帰りがけに立ち寄った豊川稲荷はまさに嵐の前の静けさとなっていた。ここに三が日で100万の参詣者が群れるはずだ。人口の10倍の計算である。鐘楼のまえに丸型の郵便ポストが現役で置いてある。たしか日本でも数のない古い丸型ポストのはずである。おりよく午後の陽が当たっていたので影を入れて写真に収める。 自転車をとめた裏手の松の木のしたで驚く。いたるところにマツボックリ。豊川稲荷のクロマツは大きい。リスが食べるアカマツのマツボックリはせいぜい2センチほどしかない。このクロマツのマツボックリはおおきいもので15センチくらいはありそうだ。思わぬ大収穫である。普段は拾おうと思って出かけてもそうそう拾えない。昨日の冬の嵐で落ちたものだ。大きいものを選んで拾い集めていたら犬をつれたオバサンがなーーに拾ってるのと怪訝な顔をしている。たしかに、こんなもの拾ってどうする。またたくまに自転車の前カゴが一杯になる。お土産屋で200円で売っていると聞く。買う人もいるのか。売る人もいるから。アタクシは拾う人。スタンドで 森のエビフライだ とリスの食べた後のマツボックリを指差したおねえちゃんがいたので、用意しておいたエビフライを差し上げる。子どもが喜びますと嬉しそうだった。お一人、女のお子さんらしい。このお家への今日の話題を提供した。 フィギアを見る。大会会場のアイスアリーナは夏はプールとなっている。浅田真央選手たちの滑っている同じ場所で200バタを夏のアタクシは泳いでいることになる。6月と9月の大会に向けて今年の泳ぎ収めは明日。仕事納めも明日。パソコンのCドライブが写真で一杯になっている。休みに入ったらここのお掃除もせねば。デフラグを掛けても状況は変わりない。マシンがどんどん重くなる。明日からどんどん寒くなる。やっと冬らしくなったか。冬は冬らしく寒くあるべきだ。 厨房メモ 鯵の南蛮漬け 開いた鯵 生姜汁 小麦粉 赤唐辛子 酢 醤油 砂糖 酢以下で赤唐辛子を入れて漬け汁を作っておく 鯵は面倒でも小骨を引き抜く 生姜汁をふりかけ小麦粉 フライパンで焼いて熱いうちにどんどん漬け汁へ漬け込む ビールのお供にも絶品。いくらでも食せる。 |
|||||||
12月27日水曜日
年賀状出してすっきり厠かな 相変わらず義理と人情のしがらみ生じる写真個展。義理と人情もお付き合いとして必然的に出かけれる範囲。これがひどかった。まず案内にある会場への道案内。土地勘があるからたどりつけたものの、1.5キロは交差点の範囲内。したがって交差点に目印としてある生コン工場がない。わずかに左に位置しているため仕方がない生コンの長いパイプを探しつつゆっくり走る。あった。会場の喫茶店は? 案内にある隣にはない。しばらく走る。あった。入りたくもない喫茶店であるが入るいかない。珈琲は嫌いであるし昼ごはんも済ませたばかりである二日遅れのアタクシのクリスマスケーキを注文する。写真は、 あるけれどお昼の時間帯である。あちこちとランチを食している人の頭越しに見なきゃならない写真というもなんともならない。それでもひととおり店内を歩いて食事する頭越しの義理と人情を果たす。花の写真展であった。花だけで人がいない。花壇の花と空だけである。個展初日であるから登板しているかと思った個展主人もいない。クリスマスケーキを崩しながら食しすぐ出てくる。わずかな時間も後半のアタクシ的時間には影響する。 健康ハイランドはこのため筋トレだけで済ます。空いてましたよーーというプールを帰りがけに覗くとなるほど人がいない。いたか、二人ほど。こんな静かなプールを見るのは何年振りであるか。仕事はあと二日である。新年を挟んで5日休むとまた仕事が始まる。休むことを楽しみましょう。 厨房メモ 豆乳鍋 白菜 長ネギ キノコさまざま 豆腐 がんもどき お餅 豆乳 あったら牛乳も コンソメ 鍋を作る要領 豆乳と牛乳で調理 市販の豆乳スープなど使わないこと。豆乳と牛乳でまろやかになる。 |
|||||||
12月26日火曜日
イブまでとイルミネーション消えてゆき ストーブの上にアルミホイルを巻いて焼き芋を作り食する。お腹一杯なのに、焼けていたのでついつい剥いている。意地汚いのである。食せない齧るだけである。 泳げるか、と心配しつつも、プール沈んでみる。芋虫みたいに太りすぎた中指が曲がらない。一掻き、何とかなりそうである。お一人ビート版で泳いでいた人が静かに隣のコースへと移動する。アタクシ的にうかがえばアタクシに遠慮したようだ。反対のコースは教室、まあ、なんと大勢の生徒さん。赤黒入り混じりざっと20人ほど並んでいる。一人でそのまま泳ぐことにする。今年のプールもあと二日である。暮から正月休みとなる。しばらく泳げない筋トレできないジャグジーに入れない。おかげでゆっくり休めることともなる。ヘンなものである。30分泳ぐうち芋虫がいくぶんほっそりしている。水圧は突き指に効果がある。 夕べ、レイトショー上映で 武士の一分 を見ていた。盲目の武士役キムタクは顔は知らない名前だけ知っている。映画である。顔が知らないのが幸いたとしても急いで作った映画という感はいなめない。筋立てが安易過ぎる。原作は読んでないがそうとう脚色しているのではあるまいか。いささかうんざりして出てきた外は午前0時になっていた。川べりのイルミネーションは消えている。キムタクと工藤静香が夫婦なのだそうな。ふーーん。そういえばそんなことを工藤静香のファンだというお客から聞いた覚えもあった。タシロサンってほんとにテレビを見ないのですネエと、わらび餅売り場の相方。このごろ見る機会が増えたのだけれどずっと夜の仕事であった。テレビなど見ている閑はなかったのが現実である。たぶん20年は見てない。それだけに時々見るドラマの役者が新鮮である。 いしだあゆみ、知ってます。健さん知ってます。藤田まこと、知ってます。中村錦之助、知ってます。渥美清、知ってます。だいたいこのごろ名まえを覚えられない。小林ひとみ、知ってます。家にビデオがある。 相方が今月の給料明細を手にして大騒ぎである。働きすぎたようだ。ご亭主の扶養になっている。103万が限度額らしい。限度額を越えているようだと大騒ぎである。限度額から五千円こえても12万納税が来るようだ。冷たい雨は昼過ぎから降り止まない。相方も泣いている。 厨房メモ 牛肉すし 牛薄切り肉 ごぼう 玉子 醤油 みりん 砂糖 市販のだし 牛肉とごぼうを煮てみる ご飯は寿司飯にする 玉子は煎り玉子に すべてを混ぜ込む。 |
|||||||
12月25日月曜日
油断して転がる男の冬紅葉 ロッカーの鍵がないーーと、日暮れのようなオカモトさんがまた鍵を探してる。オカモトさんはすでにこれまでになくしたこと2回。たんびに4千円ほどのペナルティを科せられている筈だ。不特定多数の使用者があるためなくすと新規の鍵に交換ということになって実費代である。この鍵になるまえはロッカーだけの鍵になっていたのでその鍵を持ってってしまう会員もいたようだ。今はカウンターで受け取る鍵がないとロッカーが開けられない、ゆやれやれ管理者もあれこれ手立てが大変である。普通じゃない人はたくさんいらっしゃる。そのもっと以前はロビーに個人用の鍵のつけたバーバックがあって幾多の酒が並んでいた。飲んで帰るのである。 昨日の本宮山である。行き会った貝印のコンドーはなにやらくちゃくちゃになっている紙コップを取り出していた。ベンチにはなんとかの鬼殺し 日本酒である。1枚外してまだ残る2枚にその紙コップの鬼殺しを注ぎはじめた。注ぎはじめたのはいいけれど外にこぼしている。紙コップも外した一枚のほうでなく2枚重ねてあるほうに注いでいる。たしか朝一杯飲んできているはずである。もったいないじゃんこぼしちゃ、もう下で飲んできたのかと訊ねると、いいえ、これが初めてだ。ウソだろう。手も震えているではないか。正気で転倒するのである、コンドーさん大丈夫であろうか。30分ほど登りつめた見晴らしのいい東屋で一杯飲むのがこのごろの貝印コンドーさんの日曜である。アタシャ酒飲んでは登れないなあ。そうでなくとも転倒しきりなのである。 今日のスーパーもローストチキンが山になっている。たしかにあのモモの形では普段売ってないなあと見ているが買わない、買っても食べおおせない、いや、買ってもたぶん食べない。手羽先を深谷葱で煮込む。生姜がなかったので、酒 みりん 水 砂糖 醤油 圧がかかって3分、自然放置。三本も食したらもういらない。 突き指の回復は早い。中指は まあ、あきらかに腫れていますーーと言われた腫れは芋虫のごとくだが、硬直したままだった親指が動き出して綿棒が使えるまでになった。 厨房メモ 鱈ちり 鱈 ちり は? 白菜 ネギ 人参 しいたけ エノキ シメジ 豆腐 がんもどき 市販のだし 白菜 葱 人参は圧力鍋で圧を掛ける 圧がかかって2分自然放置でも、急ぎ圧を抜いても くたくた白菜はおいしい。ここへ鱈以下の材料を。 |
|||||||
12月24日日曜日
喧騒を逃れて山の紅葉かな なのに、 チリンチリンと鈴の音。それも鳴るか鳴らないかの音でチリンチリン迫りくるのである。しまい損ねた冬の風鈴の如しである。静かな山の中でこれがまことに耳障り、振り向くと後ろにいるおッさんである。山の歩行というのはおおむね大差はない。休んでは追い越され、追い越しては一呼吸する。今日の本宮山はどうやらずっとこのままこのチリンチリンと同行するということになるようだ。しばらく歩いたがアタクシを追い越して行くこともない。しからば歩調を速めて先へ急ぐか。解決法はこれしかない。 ところが休憩した一つ目のベンチで追いつかれた。先へ行けばいいのにおッさんチリンとアタクシの横にザックを下ろしたのである。ここで言わなくてもいいことつい口に、あんねえ、その鈴うるさいんだよ。ここはクマなんか出ないから。みーーんな鈴なんか付けてないでしょ。外しなさいよその鈴。アタクシってけっこう迫力あるのだろうか。坊主頭はバンダナですっぽり隠してます。小さなピンクのリュックを背負ってます。おッさん、でもよそではけっこうこわいものですから。よそはよそ。ここはここ。ここはクマいないよ。 ザックにつける鈴はザックのアクセサリーではない。クマ避けに付けるものではなかろうか。ぷらぷらぷらぷら、見るとなにやらたくさんほかにもぶら下がりものがある。なんだサル避けもあるのか。この頃の中学生の有様ではないか。とにかくうるさい、外しなさいよ鈴は。アタクシは言い残して先に発った。ときどきモラルのパトロールもする。鈴がうるさく思うのはアタクシだけではなかろう。1時間15分の登坂時間は記録であった。頑張れば30分も縮めることができるじゃん。ところが下りで転倒したのであった。余計なことを言って罰が当たったのか。このあいだ転倒したばかりである。今回はいささかダメージを食う。地球を突付いた。 白菜3個持てない。人参3袋持てない。豆腐の5丁持てない。餅の1キロ持てない。深谷葱5束持てない。鱈の5パック持てない。シメジの5袋持てない。エノキの5袋持てない。カートを始めて押す。イブである。ローストチキンが山になっている。だし用の手羽先3パックも持てない。 ミニスカート、ふかふかのセーターに半分ふくよかなお胸も覗けている。少女コミックから抜け出してきたような風体でもある。この寒いのに。指は痛いが目は動く。姉妹なのであろう、高校生と中学生、鰻を1パック手にとり買っていった。なんなの。イブだ。ソックスから見えてる片方の足に刺青が見える。上を見ていくと中学生のおんなのこだ。モラルはどこまで、イブだ。 厨房メモ 手羽元と大根のすーぷ 手羽元 大根 長ネギ 生姜 酒 塩 手羽元は熱湯をかけて脂を抜いてみる 大根カット 鍋に水 全部を入れてことこと煮ましょう。 10000pageレシピのフォト←見ることのできる人だけ、は札幌・時計台。コンパクトカメラの妙技、妙技となるは計り知れない。ケータイなど想像の外。デジカメもあったがとても買うことのできるお値段ではなかった。13年前の今日であった。ワタクシ的な写真であるが今となっては涙の出る画像。隣にいた妻は今宵どんなイブを迎えているか。 |
|||||||
12月23日(土曜日)
冬ざれの田に疾走するパトカー 今年一番迷惑なもの、その一、 昨日届けられた詩集。大和便ではなく郵政公社便である。届き方としては今のとき清く正しい届けられ方である。重量は実に1.2キロ。縦横はいい。厚さが約5センチほどある。全集と銘打っているからもの凄い大作には違いないが、あまりの厚さに集合郵便受けには入れることができずたまたまアタクシ宅は1階である。ドアまで届けられた。むろんあまりの分厚さにドアポケットからも入れることはできない。郵政公社はピンポーン鳴らしたのだが、アタクシはちょうどカメラのミラーアップをしてカメラ内部の掃除をしていた。カメラ心臓部の繊細な部分である、手が放せない出るに出れない。おまけにもしかすると面倒な勧誘ということもある。持って帰っちゃったのですね郵政公社。 むろんここまではピンポーンが郵政公社であることも届けられたものが詩集であったのも知らない。置いてってくれればいいのにドアの外にある荷受台に。取りに出向いた今日は祭日である。本局しか郵政公社は開店してない。郵送先にあった 書肆山田 は知っております。書肆山田から蜜柑が届くことはあるまい。書肆山田から新巻鮭が届くことは天地がひっくり返ってもあるまい。書肆山田からお尻の大きいデリバリ嬢が届くことも あったら うれしいがありますまい。祭日開店の郵政公社に出向いたのだった。ここがまた込んでいる。歳末外国へ荷を送る外国人、アタクシ同様、不在伝票を持って並ぶ人、歳末バーゲン長蛇の列である。なんでこんなとこに並ばねばならないのであるか。おまけに前に立つ小柄なオバサンは汗臭い。テニスの後に縒れたタオルを首に巻くごとくなんでこんなに臭いの。後ろに立つ男はアタクシの2倍くらいある大男である。ちらっと見たが見上げることにめまいがした。大男は鬱陶しい。大男は不快である。大男は小さくなれ。アタクシは大男が大きらいである。見るたびめまいに襲われるのだ。 そうでなくとも日々アタクシは猛烈に多忙である。昨日ピンポーンで出ておけばればよかったにと悔やむことしきり、恨むことしきり、嘆くことしきり。ようよう受け取りの番が廻ってきて、汗臭いオバサンもいなくなって、本人確認の運転免許証をひろげて、運転免許証にかかれている本名と一般通用名の田代田さんの違いに郵政公社はあたふたしながらそれでも、そつなくこれですよと差し出されたのがくだんの厚さ5センチ、重量1.2キロの詩集であったのだった。これが迷惑でなくてなんとしょう。作者のNさんは存じ上げている。お会いしたかどうかは定かではないが、たぶん一緒に仕事をしていたことがある。贈られた詩集はそうしたカンケイからであろう。 アタクシは木枯らし吹く中よろよろと、自転車にまたがり、ともすればこけそうな自転車にまたがりよろよろと、重量1.2キロの詩集を持ち帰ったのであった。あまりに複雑怪奇で今日一日何をしたか忘れてしまってた。今日が果たして何曜日であったかも忘れてしまってた。ものには限度というものがありはしないか。あまりに迷惑で、今年一番迷惑だったその2もその3も何であったか忘れてしまってた。古紙回収は月曜にあるような気もする。 厨房メモ 豆腐の中華すーぷ 豆腐 コーンホイール 玉子 市販の中華風だし 塩コショウ 葱 水溶き片栗粉 豆腐と中華風だしコーンを合体 塩コショウ 水溶き片栗粉でとろみをつけて溶き卵を参入 しかし名物でも、写真一人鍋は哀しいなあ。三択ロースと今朝のののちゃんのお母さんはウレシイ。 |
|||||||
12月22日金曜日 落し物冬の砂場の三輪車 手違いで木曜が失せた。ま、よかろう。日記だもの日々失せる。 朝、燃料補給にスタンドに立ち寄る。給油が終わって出る時に、スタンドへの入り方が反対であると注意を促される。普通お客様はこちらから、と右手を差して 入ってこられますので出られるときは正面衝突しないようにお気をつけ下さい。大きなお世話である。どっちから入ろうとかってではなかろうか。いささか、むっとしたがそうですかと言いつつ出る。森のエビフライに感動してくれたスタンドである。朝なので感動人はいなかった。出勤前であろう。 わらび餅売り場の相方から竹輪を頂く。ふーーんと言って 竹輪かと冷蔵庫を開けてみるとあらら、上等な竹輪である。豊橋竹輪も二種類あってなかなか上等のランクは買わない。どうしたの? これってお高い竹輪だよ。お年季で配ったのだけれど 合成保存料が入っているものは食さないとのこと。で、これは? 義父のお年季で配ったもの。聞いたら相方、合成保存料添加食品は一切食さないのだそうな。はあ。そりゃまた、厄介なことで。いいのである。人それぞれ。長生きしたいのであろうか。長生きも、なあ。流れの中で息しているのだから流れのままに、というのが自然ではないか。 頂いたはいいけれど頂いた竹輪はそのままである。竹輪はネコが食するものとアタクシは思っている。ネコは敏感である。母のもとで変われていたネコは安い竹輪は跨いで通った。高い竹輪しか食べなかったネコであった。魚の粉が違うようである。頂きます明日のうちに。ネコに代わってご馳走様でした。 健康ハイランドアイレクスの更衣室。年賀状なんか印刷したものばっかでしょう。そうである。そうであるけれど工夫は凝らしているはずであるが、印刷したものであるには違いない。生存確認証明書でよかろう。お互いそう思っている。200枚プリントしたが店を畳んだためリストが少し減っていた。200枚が世間的に多いか少ないかわからない。 冬至である。冬が一番寒い日であるにも拘らず、ホッカイロがほしいほどは寒くない。茶臼山スキー場は人口降雪。渡り板のような雪に滑っている画像が出ていた。ごくろうさま。冬至は、は、日暮れが一番長い日であったか。そうなの、えーーー。 厨房メモ 葱ミルク シロ葱 バター 牛乳 コンソメ 塩 コショウ 葱はバターで炒める 牛乳以下に水を1カップほど加え火に掛ける ここへ葱をいれてとろとろになるまで煮てみる。 |
|||||||
12月21日木曜日
朝見れば破れ看板クリスマス ローストチキンを、 作るのであった。この時期クリスマス期間と称しての商い。レンジなんて洒落たものはなく一斗缶に穴を開けてコンロを作って、お客の来ない早い時間に外で焼くのであって、それが済むと赤や緑のリボンをつけて、ホネの部分をアルミ箔でくるむのであって、つぎはカナッペ作り。小エビのゆでたもの、怪しげなキャビア、ホンモンだかどうだか。塗ったくれるものは明太子やチーズにオリーブ。ゆで卵をギザギザにして、大皿の空間はレタスで埋めたのであろうな。真ん中にローストチキン、取り囲むようにさまざまな小物たち。これが基本形。お客が5人なら5本ローストチキンが重なるだけ。ワンセットいくらお代を頂いていたのであろうか。 これにシャンパンと称して不二家で売ってるようなキラキラしただけのジュース。シャンパンなんかであるものですか。むろんこのシャンパンをホステスたちも飲むのである。アングスチュラビターという臭いリキュール、これを数滴振り掛ける。これでちょっとアルコールの入ったシャンパンに変身。ドリンクバックという数式で働いていたものだから、一杯飲んで80円だったな。これが日給のほかのお手当て、ドリンクバックは現金で帰りまでに渡される。ローストチキンも始めのうちはホステスたちもかぶりつくけどそのうち見向きもしなくなってきて、使いまわし。お客が帰ってオードブルが戻ってくるとローストチキンは次なる大皿に。ずっとこんなまやかしの商いを続けていて、ノロウィルスなんてのは冬場の風邪であって。なんせ冷蔵庫というものがなかった時代の話。毎日飲んだくれていた45年前。わ、 やたらめったら豆電球をつけて店内外チカチカ光らせていた電飾をこの頃は普通のお家がやっている。もっと派手に。あと10日だ。2006年。冬至というのに暖かくはないが寒くもない一日曇り空。 ニコンデジタル一眼のソフト。イメージダストオフという昨日を作動させようと取り組むが、アイコンが消えたままで作業ができない。うーーーん。ミラーアップして、付着しているゴミをブロアで吹き飛ばすダイレクトな作業をしてみる。 カクテルはエンゼルキッス。カカオにフレッシュ・クリームが浮かしてある。簪はレッド・チェリー 厨房メモ 鮭ご飯 鮭 塩でも生でも 焼いておく じゃこ 白ゴマ 大葉 寿司酢 なければ酢に砂糖 混ぜ込むだけ。 |
|||||||
12月20日水曜日
この時節柿の売らるる不思議かな 初冬の空にうろこ雲。 朝、いつもの道が珍しく渋滞している。師走渋滞とも思えなかったがなんだかわからない。お巡りさんがいて対話をしている人がいて大型のトラックが止まっている。 昨日の震度2、夕方の地震の話になる。相方の家ではコップの水が揺れたようだ。テレビをつけていて地震のあった瞬間は報道されて知っていたがアタクシの部屋は何も感じなかった。ひとまずこれ以上の地震はないことにしておきましょうと、75個の餃子をくるんでもらい、アタクシは硬い南瓜と奮闘して朝は終わる。 今日は空いてますよーーと、いつも小ぜわしく支度をしているツチヤさん。なるほどプールに出向くと一コースに一人である。そんじゃあとのんびり1キロバタをこなす。時間もあるのでジャグジーバスへ。ここもどなたもいない。昼間の会員は主婦がほとんどである。アタクシの周辺には歳末のあわただしさは微塵も感じられないが、それぞれお忙しいのであろう。オバサンたちがいないと火が消えたような静かなプールである。もっとも水しかないプールだ。静かで快適である。ジャグジーからも空を見る。もううろこ雲はない。更衣室で、いずこのボウさんであられるか、豊K稲荷の坊さんであられるかと問われる。ずっと訊ねたかったのであろう。ははは。 亀田の拳闘とフィギアのエキシビションを交互に見る。忙しい。時々間違えてヘンな人が、よく知ってる歌を歌ってるチャンネルになる。紅白らしい。ヘンな紅白である。 厨房メモ 鶏もも肉のニンジンご飯 鶏もも肉 ニンジン 油揚げ 醤油 みりん 鶏もも肉 ニンジン 油揚げ を醤油みりん水で煮ておく 炊き上がったご飯に混ぜ込むだけ |
|||||||
12月19日火曜日
半ズボン小学生の心意気 泳ぐ日であったのに靴しか持ってない、靴じゃなあ。しかたがないので筋トレに。毎週のことなのにどこで勘違いしてくるのか。10年後が恐ろしい。あの母の子だものなあ。 使ってなかったカーキ色のデイバッグを背に自転車で市内をちょっと走り回る。買ったもの、拾ったもの、下さるもの、いらないもの、欲しいが変えないもの、さまざまなものがいざというとき詰め込める。サンタの袋である。出すこともある。書店に寄る。写真ライフ冬号 を買う。アタクシの写真が投稿欄に掲載されている。偶然にもzouhai10000pageのレシピ写真と一緒になった。講評、光がないか。そうだね、銀行の通帳が一杯になっているので新しくしてもらおうと待つことしばし。に寄る。出来上がったら ATMでも作れると申し訳なさそうに言い渡される。ふーーん。いえ、最近設置したばかりですとは言っていただけるも。進化しているなあ。毎日、時間の捻出をしているのに知らないことで時間を大きく浪費している。週間新潮が一冊読めたが。 週間新潮の日航ジャンボ機機長20年前UFO目撃談、はわざわざ書店に立ち寄って読んだものだ。アタクシもUFOはなんども目撃している。ヘンなものがいることは確かだ。最初の目撃は逆算したら52年前になる。なんどもここに書いた覚えがある。ヘンなものはいます。見ないとソンである。見たからってなんなるものでもないが。日航ジャンボ機機長のように。選ばれたヒトだけが見ることのできるUFOならば、選ばれているということにもなる。いいじゃないか。つまらないものでも、つまらないものに選ばれていようとも。 知らない小学生から挨拶を交わされる。なんとも切なく世知辛い世の中。ヒトを見たら泥棒と思え という格言は子どもの頃からあった。考えてみればそういうことなのである。その中で優しい小学生である。こころがあたたくなる。僕の歩く道 最終回を見る。転んで突いた手の平がだんだん回復している。昶さんのブログの修正は無事終わったろうか。 厨房メモ 鶏肉もものネギ煮込み 鶏肉もも あったら深谷ネギ なければすき焼き用のネギ つまり太いのである ニンジン 生姜 みりん さとう 醤油 市販のだし すべてを食べやすいサイズにカット 材料の半分よりちょっと下程に液体の部分で満たす 圧がかかったら7分細火 自然放置。仕上がりのおつゆが多いようであったらむろん得意な水溶き片栗粉でとろりとさせる。写真は唐辛子。 |
|||||||
12月17日日曜日
北風と何が楽しき山歩き 本宮山、出がけ、 に長い電話が入る。Mさきさん。名古屋での若Yさんの出版記念会で何かパフォーマンスをやっていただけないか。うーーーん、朗読はキライ。だいたい出席するかどうかも考えてない。お断りする。それからが長かった。ポンポンと詩人の名前が出てくる。幾分かは存じ上げるがわからない。はせGりゅうせいさんがいらっしゃる。豪勢なしゅっぱんきねんかいではありませんか。どんどん詩人が出てくる。どんどんわからなくなってくる。Mさきさんは憎めなく楽しい人である。 碧南の永Sさんも出席とのこと。碧南の永Sさんには先般次から次へと詩集が届いた。同じ詩集が3冊にもなった。わけを聞かねば、二月である、ずいぶんと先である覚えていられるか。 寒いからかさすがに登山者の数は減っている。登山口で中学生がトレーニングをしている。どこかの野球部の登山トレーニングにも出あう。ずいぶん遅れて下ってくる部員もいる。頑張れと思わず声をかける。下山でチエMさんとであう。写真をいじりたいということでフォトショップ5.5をウォーキングセンターに預けておいた。うまくこなせるといいが、 スーパーでいきなり あげるわ とオバサンから実のついた小枝を渡される。え、すだちだよ。いただく。おかしなスーパーである。たぶん八百屋のオバサンなのであろう。レジを通すとき もらいもの といったら ふーーん、と言ってる。日常的なことなのであろう。 100均ショップへ出向きカレンダーを買う。2007年手帳を買う。シンプルでまことによい。手帳など年齢早見表などいりません。地下鉄路線図などいるものですか。100均ショップの実用的な部分は見習うべきである。 登り5941、下り6345というのが登山の歩数であった。万歩計をつけて登ってみたのである。下りの方が少ないと思っていたのは間違い。急な階段など少しずつ歩を重ねて降りてくる。必然的に下りの方が歩数が多くなるのであった。一日一万歩。軽くクリアした日曜日である。記録として万歩計は面白い。フィギアを見る。結果は朝刊で知っていた。 真央ちゃん無念だったねえ。欲もあったか。幾つにでも生じるこころのかなしさ。 厨房メモ ザーサイときゅうりご飯 ザーサイ きゅうり ご飯 市販の中華ドレッシング ザーサイ きゅうり は適当みじん切り ドレッシングで合える ご飯に混ぜる すごく簡単。やってみて。おにぎりにして持参も可。 |
|||||||
12月16日土曜日
換気扇年越二年重み詰め 早いか、年越しは。 朝一番、流行性胃腸炎、ノロウィルス警報のお触れが廻ってくる。ひとまず手洗いしか手立てはない。 残ったもう一つの換気扇の掃除。ガス台の真上にあったこのもう一つの厄介なこと。外す行程は昨日学習したものだからなんなく外せたが、外に出してびっくり。カバーなどほとんど目詰まり状態。今年もそのまま見逃していたらどうなっていたやら。40分かかってようよう油を剥がしとる。おそろしい。相方は小麦粉がなかったとからと、天ぷら粉で生八橋の皮を作ったようだ。いいでしょう。粉には違いはない。膨張剤とかコーンスターチが入っている。腹持ちがいいか。換気扇がピカピカに光っている。月に一度外して拭いておけばいいのにねえ。ちょっとその気になっている。 一号線経由で健康ハイランドアイレクスへ行くという方法があったことを4年目にして考えつく。そしてその通りに行ってみる。時間の節約、燃費の節約、なにより早い時間帯に到達した健康ランドのプールには人がまばらにしかいなかった。どうやらスクールが終わった直後のようでもある。オバサン生徒だけがたむろしている。1キロバタフライを始めるとあっちでもこっちでも潜って観察し始める。見ても泳げるようにはならないのですがね。イメージトレーニングは大事とは教えられたが。飛蝗のように、いえ、蝗のように、いえ、家鴨のように、いえイルカと言いたいのが遠回りした。或はシロナガスクジラのように。潜ってでてくる。潜ってでてくる。 長老の盛Yオバサマから、20数年続いている読書会の世話人を降りますと封書が来る。配達証明のつもりであろうか。高齢の為とある。高齢といったってまだ70歳なったかならないかくらいであろう。アタクシと大差はない。とかく我儘な人なのである。メンバーの一人からお世話になったのだからなにかお礼かなんか、と電話が入るが、ほっときなさい。高齢かも知れないが自分から世間を狭くすることもなかろうに。盛Yオバサマにはずいぶん前から、世間が広がるからパソコンをはじめなさいと申して出ていたがまったく聞く耳を持たない人でもあった。いいけれど、原稿をいまだに紙縒りで閉じる堅物なのである。孑孑も止めると言ってきたからもう会うこともあるまい。おつかれさま。 フィギアを見ている。真央ちゃんがんばれ。 厨房メモ おから おから わけぎ あぶらあげ がんもどき 細切り昆布 ニンジン 市販の顆粒状のだし 砂糖 塩 わけぎは小口切りにしておく あぶらあげ がんもどき も適当にカット 細切り昆布は水で戻す、この戻し汁は使う捨てない ニンジンは細切りにしてゆでておく 油を引いたフライパンで おから を炒める ついで あぶらあげ がんもどき 細切り昆布 を参入 だしと砂糖塩で調味 からからになってくらから昆布の戻し汁、水を入れる ここで焦げないように水を足しつつひたすら返しながら煮る 醤油は色づけ程度として仕上げに 汁気があるころあいで火を止める 調理時間10分。 |
|||||||
12月15日金曜日
この冬も圧力鍋で煮てしまえ 昶さんのとこが出ない。ほんとに毀れたのかな。おーーい、年末年始に掛けててえへんだ。親分。 仕事が終わる草々に、一基だけ巨大換気扇を取っ払い2年越しにこびりついていた汗と油を擦り取り、支払いが未納だった高D自動車へ支払いに、やっとお日さまが顔を出してならば店を広げているであろう年末の風景を1枚撮りに、帰宅してから期日の今日までであった図書館へ返本とそのま借り出し、公共料金の通帳へ入金。それから改めて健康ハイランドアイレクスへ。ああ、忙しい。一週間分の仕事をまとめて終了。これで年末まで瑣事は何もない。風の中外で換気扇を洗っていたので感覚がわからずちょっと怪我をしてるか、指が。這い上がったレンジから滑り落ちて腰も痛い。 元海軍通信兵の藤Tさんが相変わらず タシロサーーン、アタシャアもうくたびれて、年が越せるだろうか と不自由な足をさすりさすり。スタッフの理Eちゃんが 聞いてもいいですかと ナポレオンって高い? 空港であわてて買ったようなナポレオンなら、びっくりするほどのものでもないかもと、それでもナポレオンだからいいお酒だよとお答えしておく。2万5千円くらいするかも。 クリエール、 ルイ・バロン、ジャンヌ・ダルクなんてなるとナポレオンでも大型酒店で1400円くらいで買える。おおかたナポレオンという名で騙される。アブナイアブナイ。レミーであってもナポレオンは5千円くらいである。もうナポレオン神話は崩壊した。頂くならバカラかブックだ。10万なんていうバカラもある。バカラなどうわさだけ。見たこともないが。飲んだのはいただきもののブックまで。ブックで1万3千円くらい。アタシャ、白波でいいね、このところはお安いので宝焼酎を飲んでます。けっこう美味い。宝も焼酎ではブランドだ。いいじゃない甲類でも、トライアングルなんてキッコーマンが作ってる。いいのか、いいのだ醤油メーカーだ。JINROと鏡月だけはどうも飲む気が失せる。飲みません。 パイプマンスムースジェル1000ml 本日の特売198円は よく効きます。むっとするほど臭かった下水の臭いが消えた。 暖房もつけるとくせになりますね。工業団地の大きな会社の正門にある大きな木が、今年もイルミネーションをつけているのが遠くからでも見える。去年までは店の帰りに立ち止まってはしばし見上げていたものだ。デカイツリーである。 厨房メモ 大根と鶏ももニンジンがらみの煮付け 圧力鍋レシピ 大根と鶏ももニンジンがらみは市販の液体だし みりん 砂糖 塩 醤油 でくるみ、水を材料の三分の一ほど入れる。大根から出る水があるからこんなもので。圧がかかったら7分。自然放置 おいしい大根煮の完成。おつゆが沢山あるようなら味を見て水溶き片栗粉でとろみ。ごはんにかけてもおいしい。 |
|||||||
12月14日木曜日
熟し柿爺婆烏とつつきけり おーーーい、鬼平愛マックご臨終ですか。 マックならぬマスクを買いにVdrugなるドラッグストアに立ち寄る。バローとも言うようである。入ったらいきなり バロー食パン98円 と山になっている。食パン大好き。買おうと立ち止まりかけたが、封も切ってない食パンが買ったまままだ確かあったことに気がつき通過。そんなん食せない。 60個入りで498円というはお買い得ではないか。使い捨てマスクである。アタクシ始末屋で使い捨てていません。一週間くらい平気である。アタクシの出費ではないのだからどんどん使い捨てればいいのだけれど、出来ない。やな性分である。ついでに色々見て廻る。広くて迷いそうになる。住宅の奥様と出あう。まあ、こんにちは。この奥さまイギリス人ふうの旦那様とご夫婦で二人の女のお子さんが人形のごとく可愛い。ミニローバー乗ってるからってイギリス人とは限らないか。概念が乏しい。ついでに物干しのハンガーなど籠に入れる。無臭のハンドクリームも。これは個人用。パイプマン レンジクリーナー、わらび餅売り場の大掃除やらねばならない。面倒なので去年は通過した。2年越しである。おっきな換気扇二つが目詰まり状態。せめてこれくらい今年はやっておかねば換気が不十分で窒息しかねない。ばたっ。 薄ら寒くさすがにストーブを点ける。焼き芋はできる、お湯は沸く、餅も焼ける、重宝な昔ながらのストーブである。ファンヒーターなど役立たずではないか。 午後からずっと雨が降り続く。健康ハイランドアイレクスは休館日のため写真の整理でもしようと思っていたのにいつしか日が暮れる。雨の中でも鳥が飛んでいる。きれい好きな鳥の沐浴か。 厨房メモ 鶏肉ももと大根の煮つけ 圧力鍋使用 鶏肉もも お安い大根 中国産ニンジン だし 砂糖 醤油 鶏肉ももは食べやすい大きさに あたり前ですね カット 大根はちょっとおおぶりにカット 市販の混布だしつゆと砂糖色付けの醤油に 全体の半分ほどの水 これで火にかける 圧がかかってから10分ことこと煮 自然放置を待たず15分ほどで圧を抜き蓋を開ける 素晴らしい 色つやお味 おつゆがたくさんあったので水溶き片栗粉でとろみをつける。完了、絶品。 |
|||||||
12月13日水曜日
深い霧の中を烏が一羽二羽 へんだなあ。月 曜日が 飛んだ。ま、いいか。修正。一年ぶりに<筆まめ>を開くと、さて、年賀の書式がわからない。はて、どうやって打ち込んだものか。16はたぶん去年までは新しかったバージョン。でしょう。去年買ったような覚えがある。ついでにこんなこともあろうかとテキストを買っておいて正解であった。少しずつできていく。フォントが沢山あるはずなのにないではないか。さぐってみると、フォントの追加インストールというのを見つける。ふーーん。 冷蔵庫の製氷室を洗って氷が出来るようにしたのはいいのだが、冬が来た。。なんやら冷蔵庫がぶつくさ言って氷がバラバラっとできてくる。荷物が多くて製氷室に冷凍するものを入れていた。入れっぱなしで二年は通過している。ひとまず2年越しの冷凍ものは処分。製氷室は氷を保存する場所です。修正する。どうでもいいことであるが冷蔵庫が二台ある。一台は仕事用。共にスイカが丸ごと冷やせるが冷やしたことはない。リンゴと柿が冷えている。リンゴはアタクシ用、柿は仕事用。わらび餅に混ぜ込む。やわらかくないとダメ。鶏ムネ肉としいたけニンジンを圧力鍋で煮込む。 母という字の筆順は、そうか先にてんてんであったか。いいのです、ちょっと中学生を思い出す。痛めた筋肉は回復しつつ健康ハイランドアイレクスは筋トレ。突然の雨は明日もあるようだ。 厨房メモ がんもどきもどき ワカメ 豆腐 卵 小麦粉 ワカメは水で戻す 豆腐と卵をボールに入れて混成 そこへ小麦粉 天ぷらの衣の硬さにする スプーンですくい取りつつ油で揚げる。 |
|||||||
12月11日月曜日
半ズボン小学生の息ここにあり タシロサン、それって、 おかしいよ、と今朝の相方。わらび餅をこねながら。うーーむ。ちなみに1480円というのが今日の治療代。歯医者である。歯石とってもらうだけだもん、アタシは5百円くらいで2回行けば終わりだよ。はあ、アタクシはですねえ月一回の予約しかなく左右の奥前の上下で計6回。終わるのはたぶん5月になりまする。特別にいい道具を使っているか薬が違うのかもね。で会話は終わったのだけれど、なんで一度にやってくださらないのかという疑念はいつもある。一度聞こうとは思うのだがなにせ口は開けっ放しである。聞くに聞けない。まあ、コリコリ削り取ってくださる歯科助手の方がいいからいいか。いいからいい。今日など予約というのに時計を見ていたら45分も待たすのであった。これはよくない。週刊ポストを3冊読む。あの院長週刊ポストがお好きなのだ。過激なマンガに食いいていたら隣にいた3歳くらいの子どもが覗き込んできた。ははは。おとこのこである。 いささかわけあって腕が痛むのではあったが、健康ハイランドアイレクスの本日はプール。雨のため仕事帰りそのまま立ち寄る。泳げばなんとかなる。結局なんとかなる。腕は動く肩も動く。1キロバタフライ、300バック。アタクシは淋しくなんかありません昶さん。歩く前には本宮山はあるし、立ち寄ればプールがある。写真教室には微小ではあるがこころよい人たちがいらっしゃる。空は青いし大根は白い屁は臭い。ごめん。 厨房メモ キムチの卵とじ キムチ 卵 ネギ 豆腐 土鍋に豆腐 キムチ ネギの斜め切りなど入れ込む 火が通ったら卵をときつつ流しいれる。あったら冷凍豚肉、ご飯など アレンジせられたし。 |
|||||||
12月11日月曜日
をばさんももしもしau冬の朝 介護福祉士の実技試験に受かったよーーーと、仲間の一人。学科試験は1月にある。こんなこともアタクシの水面下では行われていたりして。介護福祉士は国家資格である。資格ほど収得するのにお金もかかるが収得すれば邪魔になるものでもない。森林インストラクターの試験にアタクシは限度年数の3年かかったのであった。介護福祉士の試験も実技免除は3年なのだそうな。学科が落ちても3年はパス。試験はつらいです。60歳を越えて学習できますか。 たががタコに チャン をつけるのがとても不愉快、たかが竹輪に チャン をつけるのが不愉快、ましてや うどんに チャン だと。一本の松の木の影がアタクシの車に覆いかぶさるのが 不愉快。 今日1日の後半に、急ぎの用事が控えてるため健康ランドは金トレだけ。下Yさんが駆け寄ってくる。どうしてたんですかー。時間帯がずれているのであろう。このごろお会いしてなかった。毎回参加のマスターズにも参加してなかった。こんなことが どうしてたんですかー につながっていくようである。ごらんのごとくと言いつつ、40年前の下Yさんのお姿を想像している。 厨房メモ ねぎ玉 はよくやった 卵 ネギ だし 砂糖 醤油 塩コショウ ネギを小口切り だし以下を混入 ゆっくりと焼き上げる 砂糖が入っているため焦げやすい。 |
|||||||
12月10日(日曜日)
寒風を突いて開始の山歩き 快適登山である。 久しぶりの長谷Gさんに出あう。特別に深くは思ってないだろうが、長谷Gさんは今の職場へ誘い入れてくださったいわばアタクシにとっては恩人である。60歳を過ぎた男にそうそう職場などあるものですか。アタクシを誘い入れ翌年定年で退職。アタクシは居残っている。最速一時間を切って登れたと笑っている。もう一度と下っていったが、もたもたしてると再度登ってくる長谷Gさんに追い越されそうでちょっとだけ急ぐ。寒いが動いているから暑い。Tシャツ半ズボンという出で立ちの男と出会ったりする。転んだらどうすんだ。たぶん転ばないのであろう。登山口で部活のトレーニングという中学生を見守っていたのは、よく来店してくださった先生であった。アタクシの最速は今日の1時間25分。上でとうとう追いつかれてしまった長谷Gさんと再度出会い共に降りる。元気な人である。 豊川稲荷へ行ってみる。本宮山を済ませたら、これも久しぶりに行ってみようかと朝、思い立っていたのだ。お参りではない。写真である。門前町へと抜けて歩いていると、カメラを持った若い男女を見かける。一眼レフである。カンケイはわからないがただのペアではあるまい。写真学校の学生であったか。3時間ほど歩き回る。本宮登山よりくたびれる。豊川稲荷の境内は50年前と少しも変わっていない。50年前に見たものがそのままある。マツボックリを二つ拾って帰る。 豊川稲荷の初詣は久しくしてない。 厨房メモ 安い白菜のブイヨン煮 白菜 固形ブイヨン 塩コショウ 白菜は適当にカット 深い鍋に白菜を詰め込む 水を入れ火を起こし沸騰してきたらブイヨンを投入。塩コショウで味を調え仕上げ。 |
|||||||
12月9日土曜日
子守り柿と言うか悲しき北の空 とうとう、 店を閉めたのであったゴルフショップである。半年くらい開けていただろうか。通勤の通りすがり、信号で止まるものだから見ていたが、ついぞ一人とて店に人がいたためしがなかった。居たであろうオーナーの姿さえも。ゴルフ好きが高じて退職金なんかはたいて店を開いたのではなかろうか。ゴルフショップの前はお持ち帰りの寿司屋であった。それだけに広い店舗ではない。間口二間入って奥に一部屋あるくらいのものであろう。だいたい、人が通らない。通るのは車だけである。こりゃ無理だ。家賃と電気代でどんどん蓄えは消えていく。修理・販売とあったがクラブなど置いてなかったゴルフショップであった。 元気のいいのは相変わらずパチンコ屋である。パチンコはやらないので実体は知らないが看板だけでも賑やかしい。朝から昼からギンギラである。この頃のパチンコ屋の姿勢がいいこと。トイレなどお使いくださいとある。たぶん入ることはないが、時にこれはありがたいのではなかろうか。。 タシロサンはいいとき店を閉めたねえ、と言われる。飲酒運転の罰則も強化されてどんどん店は止めてってるよ。とおっしゃるが、どんどんはなかろう。確かに気は楽になった。日銭の入る楽しみはなくなったが月末にあくせくすることもなくなった。耳子さんなど水飲んで歌うたって、3万円くらいポイと下さっていたのだから。いい加減な商いを続けていたものだ。のんだくれの耳子さんをうまくあしらってくれる店はそうそうないであろう。どうしているやら耳子さん。信号機が二つ見える夜などしょっちゅうであった。たぶんもともと酒は強い。それだけにあのまま続けていれば酒で体を壊していたという可能性もある。やれやれ。 金Dさんが泳ぐのを控えているという理由を聞く。夏の間の力泳が高じて気管支を毀したようなので冬の期間は筋トレだけに励みますよ。ふんふん、聞いていて神妙な顔はしているがアタシャまだまだ、と他人の不幸を心のどこかで楽しんでいる。弱みなどうっかりこぼしてはいけないよ金Dさん。快調に1キロバタフライと300バック。ここの若いスタッフだが鮎のように泳いでいる。いいね、鮎。 厨房メモ 肉団子と高野豆腐の煮つけ 肉団子は出来合い お厭なら 豚引き肉 ネギ しょうが レンコンのすり身 卵 パン粉 でお作りください 肉団子 高野豆腐 みりん 醤油 市販のだし 塩 砂糖 みりん以下を混交 肉団子 水に浸しておいた高野豆腐を合体 圧力鍋で圧がきてから4分 自然放置。むちゃくちゃ簡単、それでいておいしい。 |
|||||||
12月8日金曜日
せんさふがあったのですか初時雨 開戦記念日、 と暦にはずっと記されて続けていた12月8日である。終戦記念日はあってもいつのまにやら、開戦記念日はなくなっている。むしろ記念し続けていくことは大切ではないの、過ちを繰り返さないために。開戦記念日。 アタクシは6月生まれだから、かろうじて半年の間は父の母とアタクシと東京との平穏な暮らしがあったのであろう。むろん日々は過酷に流れる。父の出征はこのあと3年後となる。 母の再婚で父の写真はすべて破り捨てられ、お隣へ預けて置いたという1枚だけ手渡されたが、はて、どこへしまったやら。居なくていまだにときどき面影を追っているだけのことだ。生きてて呆けてりゃどうするの。むむ、残酷。三回の結婚を敢行したしたたかな母は、88歳にして尚もしたたかに痴呆へと日々進行しながら元気である。生きてるのもつらかろう。呆けてるからいいか。 健康ハイランドアイレクスでの着替えである。お二階筋トレを済ませお風呂を済ませ着替えたのであった。プールには行かない予定でしっかり汗をかいている。筋トレ、お風呂、暖房である。あちち、あちち、あちち、郷ひろみ、は古いか。着替えて様々なものをしまいこむ。はて、ここにあるものはなんだ。ひろげてみると、は、着替えではないか。アタクシのパンツはドラえもんだの、キティだの金ちゃんらーめんだの、チキンラーメンだのとキャラクターパンツである。煩雑で覚えきれない。覚えきれないが着替えにと新しく入れた色違いのシャッは覚えている。もしかするとさんざん汗をかいたシャツとパンツをまた着ているのではないか。 開戦記念日に。古いアルバムを見ている。写真館で撮られた写真であろう。軟らかそうな椅子に立って3歳までのアタクシの歳を追っての写真がある。こちら側を想像する。アタクシは一人で写真館のソファに立っている。こちら側にはいたであろう父と母のまなざしを。写真は常に残酷である。 厨房メモ 白菜 豚バラの重ね煮 白菜 豚バラ コンソメ 醤油 白菜と豚バラを交互に重ねてことこと煮る 白菜の水気が出るからことこと煮でいいが、お急ぎの場合は水を足してことこと煮る。ご飯にかけていもおいしい。 |
|||||||
12月7日木曜日
朝もやを突いてランナー冬の息 309人、 というのが愛知県の先月まで今年の交通事故死であるそうな。全国一ワーストワンだそうな。そりゃ思い当たりますです。まず信号を守らない。そのほか見る人見る人運転席でケータイやりほうだい。メールを打ってるなんてドライバーも見かけたりして。悪の根源はこの二つではなかろうか。たまにアタクシも黄色で進入することがある。通過途中で赤になっている。見ると後ろのドライバーもそのまま侵入している。当然のごとく。 自転車でもしょっちゅう命拾いの体験をする。信号が変わってで横断しようとする目の前を右折車が、早く右折しようと思うのであろう。スピードも落とさずに横切る。追いかけていって後ろから蹴飛ばせるものなら蹴飛ばしたい気分になる。こんなところでという見通しのきいた交差点で双方の車が大破している。無理な右折と直進車の衝突のなれの果てだ。我れ先にがどうにも優先する人種ばかりである。困ったものだ。気をつけねば感染しないように。 厨房メモ チルドシュウマイのあつあつ よくあるシュウマイ 玉葱 椎茸 だし 砂糖 圧力鍋使用 玉葱 椎茸は適当にカット 圧力鍋にだしと砂糖材料の半ばくらいの水を足して 圧をかけること1分 自然放置。 |
|||||||
12月6日水曜日
北風や観覧車ひとつ空回り 戦没者等の遺族に対する特別弔慰金国庫債券の交付について、という通知が届く。本籍は生まれた浅草から移動してないため石原慎太郎の名が記入されている。来年から10年において毎年4万円の国債が郵便局で換金される。10年で40万円だ。くれないよりいいけれど戦死した父のアタクシへの弔慰金である。このまえ、10年間も同じ形で頂いた。それ以前もあったようだが少なくとも2回は知らなくて対象から外された。妙な制度で遺族から申告しないことには、国は知らん顔をしたままである。ソンをしたような、ソンじゃ済まされないような、再婚した母は再婚の時点で遺族の権利を消失した。たぶん再婚しなければ一生生活には困らない保障はついて廻っていただろうに。むろんアタクシも成人するまで何がしか頂いていたようだが手にしてないからわからない。 実を言うと戦死したことなどもうどうでもいい。重い事実だが済んでしまったことだ。やれやれ、重い10年の始まりである。10年分ミシン目の入れられた一枚の国債である。だいたいしまい忘れる。しまい忘れることのないように念を押して、ここだよ と本箱に差し込む。 変わらないペースでお二階筋トレを済ませたのち、1キロバタフライ。3時ごろの時間帯はプールに入る人も少なくコースは独り占め。いえ、遠慮してどなたも入ってこない。頭を剃っていたのを見ていたのか、大変ですねえと声を掛けられる。大変じゃない。昨日も今日もたぶん明日も、生活していくリズムの一つである。 捨てられたように箱の中に柿がまだ売られていた。4つで140円である。持てるだけ買う。わらび餅を売り歩きながら、柔かい柿の皮もむく。 厨房メモ ソーセージのポテトサラダ メイクイーン フランクフレトソーセージ 玉葱 市販のドレッシング ソーセージは茹でておく じゃが芋は洗って皮ごと一つづつをラップでつつんで ちん パセリのみじん切りなどあったらいいな。ラディッシュなんかもあったらいいな。全部をさっくり混ぜる。 |
|||||||
12月5日火曜日
短日や電気ブランに薄い月 日の出と共に雨のごとく滴り落ちるもの有り。昨夜来屋根に凍りついたものが溶け出して降り注いでいるのだった。松林の松が長い影を引いてアタクシの車を覆う。陽は昇り9時前だというのにフロントガラスは真っ白である。ワイパーを動かしても剥がれない。ふざけるなと叫びたい。毎年アタシの車だけである。一番奥の松林の影がいつまでも溶け出さない駐車場のコーナーである。毎年不公平な扱いを受けている。出番である。三角定規で剥がし取る空を見上げると天頂に短く虹。 確実に寒くなってきた。陽に干した毛布の1枚をシーツにして敷く。1枚は掛ける。毛布と毛布の間に紙魚のように滑り込む。あったかい。薄っぺらな電気行火なんてものもあったことを急に思い出す。いつの間にかない。要らないが。 キン山さんが、今年はあと一、二回泳ぐだけにしておいて上の筋トレに励みますよと、上へ。そうか、50mバタフライで先日自己新記録を出したキン山さん、意気込みが違うなあ。泳ぐだけのアタクシは遠く及ばない。火曜日は子どものスクールの休講日である。いつになく火曜だけ狭いプールもだだっ広い。一人コースを独占して30分1キロバタフライに残りの300をバック。確実なゆっくりターンを学習する。 煌々と満月である。寒い満月である。耳宛てのあるニットの帽子を被り、なるたけ大股で手を振って川べりを歩く。電気屋の景品で貰った万歩計が出てきた。30分歩くとおおまかで3400歩くらいが表示される。 年度末恒例の道路工事があちこちで始まる。これこそ何とかならないものか。談合よりもこの馴れ合いは根が深い。夕方5時近くの買い物。450円2切れ入りのサワラがいきなり100円引きになる。すいませーーん、こっちもシール貼っていただけますか、すでにしてカゴに4パック入れてあるのだった。わらび餅を売り歩きながら何故かサワラも焼く。 厨房メモ チンゲンサイのミルク煮 チンゲンサイ むきエビ ねぎ しょうが 牛乳 塩コショウ ごま油 水溶き片栗粉 ごま油でねぎ しょうが にんにくのみじん切りを炒める エビを投入 チンゲンサイを参加 牛乳で暖める 塩コショウ 水溶き片栗粉。 |
|||||||
12月4日月曜日
をばさんもぐいっとドリンク冬の朝 コンビニの前で、 そうとうお疲れのご様子。くたっと椅子に腰かけ、停めた自転車の荷台に両肘をついてしみじみ栄養ドリンクを飲んでいるオバサン。ついでの溜息も伝わってきそうな気配。アタクシは出勤途中、信号待ちしている車の中。朝の九時であった。 あのうと、遠慮しがちに、お客様のー、と、変えた新しいスタンドである。カード給油にしたが引き落としされなかったのであるか、とドキっ。ままあることであるゆえに。あのう、と、再び、お客様のぉ、そこにつけておられるのは、もしかしたらリスが食べたというマツボックリなのですか? そうひとまずアタクシはお客様なのであった。アタクシのスキンヘッドも手伝ってか声掛けが遠慮しがちになっている。ルームミラーに森で拾った エビフライ をぶら下げてあったのである。 なんで知ってるの? こんなもの。問いただしたいのはアタクシのほうである。あ、やっぱりそうですね。そうじゃないかなあと見てたのですがマツボックリも乗っかってるので間違いないかと思って。ダッシュボードにはマツボックリも転がしてある。エビフライっていうのですよねえそれって。給油していたスタンドのお姉さまである。どうして知ってるのよ? トリビアの泉ってテレビがあるのですが、その番組でみたのですう。タモリか、見たことはある。なんぞかバンバンバンと叩いて点数を出す番組だ。スタンドのお姉さんは強風に唇を震わせながらも嬉しそうである。始めて見ましぁホンモノを。ほんとにエビフライみたいですねえ。ひとまず今日は、スタンドのお姉さんの家族に今宵の話題を提供したようだ。年の初めに学校での45分講演が予定されている。35人ほどの一人一人の生徒に今年はこのリスがこしらえた 森のエビフライ を差し上げようと思いつき、すでにフィルムケースに入れてあるのだった。生徒たちが、森に近づく一歩としてこんなものがもしかすると役に立つかもしれない。そう考えたのだ。第一寒い中、スタンドのお姉さんの顔を明るくさせたではないか。去年まではマツボックリに入っているタネを差し上げていた。教室でみんなに飛ばしてもらったのだ。むろんこれも充分役に立ったが。 その強風にめげず自転車で健康ハイランドアイレクスへ。出で立ちはほとんどサンタクロースである。毛糸の帽子にマフラー手袋、リュックサック。配るものは何も入ってないが。筋トレをすませ、再び自転車に乗るとき、バンバンと窓を叩いて手を振っているお嬢さんがいる。筋トレルームのRえちゃんである。いいお嬢さんである。 厨房メモ じゃが芋のお手軽グラタン じゃが芋 生クリーム 塩コショウ とろけるチーズ バター じゃが芋は固ゆで グラタン皿にバターを塗りじゃが芋を並べて上から塩コショウした生クリームをかける チーズを載せる オーブンで焼く。ガス台の魚を焼くロースターでも よか。 |
|||||||
12月3日日曜日
首一つ覗かせてをり秋桜 昨日の10年、で息切れ。 は撤回。zouhai10000page が10年計画の発行ではないか。20年は変わりなく稼働し続けていかねば。本宮登山の登坂速度が以前に戻っている。登り1時間半、下りの1時間はアタクシの快調時のペースである。たぶんもっと縮められる。このペースはあと10年は持続するであろう。これまでこのペースで10年持続してきていたのだ。その延長がこの先に続く。まだまだ。 ウォーキングセンターに車を入れたら、センター前でさかんに手招くヒトがいらっしゃる。ここが空いているから来なされ。という手招きであった。センターの真ん前である。ここなら窓を開けっ放しで停めておいても安心な位置である。長く通っているけれどこんな一等席に停めることができたのはただの一度もなかった。 寒い予報が寒くない。気温は低かろうが風がないのである。風は耳を引きちぎる。引きちぎって耳がなくなる。耳がなくなると困る。何も聞こえない困った、以前の問題が瞬時にして生じる。アタシャ、メガネが掛けられない。登りつめた奥の院の温度計は氷点0を示していた。動き詰めのためそれでも寒くはないが、動いてない両手の指先が毛糸の手袋をしていてもかじかんで感覚が失せている。指に息を吹きかけながら下山。雨かなあ、と携帯ラジオを胸から下げているオジサンがスギの木の間から上を見ている。前にも拝見したヒトではないか。マエハタガンバレ、マエハタガンバレ、の実況放送が聞こえてもくるほどの携帯ラジオは、お宝ではないか。雨は降りませんよー、一応声をかけてアタクシは下へ。本宮の800Mくらいでも頂上付近は雲がかかったりする。アタクシはここの登山歴10年、本宮を熟知している。飛び出ている木の根っこまで知っている。むろん、あらかたの植物も。 田園、タイムさんの水墨絵展。出向いたら片付け始めていた。ゴメンなさい。またミスをしてしまったようだ。田、という竹材で彫った陰陽二つの印鑑を下さる。あーーあ。最終日は4時のはずなのに3時から片付け始めたようだ。そのまま美術博物館へ。隣町の市民展。応募した写真の搬出。落っこちたのだった。居合わせたヨシオカタさんとなぐさめあう。さめざめ。そうそう甘くない。山より地上の方が寒い。インクの補充でエイデンに立ち寄るも師走でごった返している。ついでに哲男さんの欲しがってたニコンのD40を見てみる。小ぶりで軽快持ちやすそう。69800円だったか。電気屋になんか入ると欲しいものだらけである。さっさと出てくる。もう、薄暗い。 厨房メモ ベーコンポテト ベーコン じゃが芋 お好みで(ホット)ケチャップ とろけるチーズ ベーコンは食べやすいサイズ切り じゃが芋は適当切り ←水に晒さないこと ベーコンはフライパンで先にカリカリに炒め置く 塩コショウしながらじゃが芋を押し付けるようにして焦げ目をつけ蓋をしてとろけるチーズを載せて蒸し焼きにする 出来上がったらここにカリカリベーコンケチャップをかける タバスコなんかもいいね。彩りはホウレン草なんかを横につけて。 |
|||||||
12月2日土曜日
埴輪にも裏の貌あり蜜柑剥く 二階から、 朝の8時だというのにノコギリを引く音が聞こえてくる。探しても柱はないから壊してるわけではあるまい。住宅は堅牢ではあるが上下の音は抜けるようだ。子どもの走り回る音。ピアノの音。和太鼓を叩く音。ドラムを叩く音、はないか和太鼓もピアノも。朝が早いのか夜中のノコギリはない。音といったって騒がしくはない。我が家が静かであるためかすかに伝わってくるだけのことだ。 お二階の仕事を想像する。建具屋、仏具屋、船大工、目立て屋、こちらのお二階からはいつだったか糞尿を浴びせられた。堅牢な建物であっても雨水も抜けるようだ。糞尿も。この騒動の折り、お二階を覗いた。ちらっと覗けた広い部屋は何もなかったような気配があった。少なくとも色の付いたものは見えなかった。五階からはこのごろものは落下してこない。冬が始まった。ベランダのガラス戸は閉じらけたままであろう。こっちはしばらくの間静かになりそうだ。 強風が通路を吹きぬける。陸の孤島である。松林を透かして近眼の目にも鬼灯のように赤く輝くものが見えた。いそいで三脚を据えカメラを装填する。朝陽も夕陽もファインダーを覗いて1分くらいではないか。夕陽はあっという間に落ちる。朝陽はもう覗けない。目をやけどする。 1キロバタフライが恒例のメニューになった。しばらく頑張っていたオバサンも出て行く。目標は9月のレインボーカップである。長いな。といってもあと、9ヶ月しかない。すぐやって来る。誰もいない湯船に浸かって考えていた。このあと20年生きるのは難儀である。このままどこまで動けるものか。10年か。いいとこ10年である。過ぎた10年など瞬きの瞬間であった。毎日こつこつも実に難儀であったが。帰りは雨に降られる。冷たいが、泳いだ直後である。裸じゃない。雨に打たれながら自転車で走る。 厨房メモ なめこうどん うどん なめこ ネギ ホウレン草 市販のうどんのつゆ うどんをゆがく ホウレン草も ネギは薄切り斜め切り 薬味用にも うどんのつゆをあたため、なめこ ネギに火を通しうどんを投入 なめこのとろとろがよろしい。 |
|||||||
|