1月14日日曜日

アイゼンを忍ばせ登る山の冬 あいぜんをしのばせのぼるやまのふゆ

案じていた積雪は消えていた。山の冬は賑わう。登る時間と下る時間がほぼ等しい。そうとう慎重に足を下ろしての下山ということだ。よかろう。転ばぬ先の杖 というは構築した生活に一石を投じる格言であって平地でも山道であっても、杖など転ぶときには何の役にも立たない。転ぶときには転ぶ。きちんとカンさんに出あう。無造作にタオルを土方縛りにしてきちんと時間を定めて来ているカンさんに出あう。風もそうとう冷たいが冬場の山は快適である。汗をかかない。水が要らない。

790円で買い求めたザックを背負っている。救急セットが入っているだけである。一度ザックを捨てて登ろうかと考えるのだが、迷う。迷って結局背負っている。救急セットなどポケットでよかろうに。お昼過ぎには下山するので食料は持ってない。たぶん遭難もしないであろう。エバラ焼肉のタレをあの男はなんで持っていたのだ。とても食せませんでした、なんていわずにこれで一命を取りとめました。とでも言っておけばエバラ食品から焼肉のタレが一生分送られてきたはずであったろうに。バカな男だ、いやいらねえか、焼肉のタレなんか。しかし休みごとに本宮山に登っている。ほかにやることはないのかねえ。かなしい休日ではあるまいか。

厚手の五本指ソックスを買う。山登りにはよかろうとKローバーで厚手の五本指ソックスを買う。2足798円の厚手の五本指ソックスを買う。若いんだかバアちゃまだか、厚化粧で見当がつかない女主人から欲しくない笑みをお釣りと共に返される。明日の仕入れをする。下山のついでで車だから大根の10本を買う。ウソウソ、10本は要らない。いくら2本で74円でも10本は多い。2本で74円という値はどうやって算出されたかちょっと考えてみる。友愛数であるか。無造作に外で売られているナスと店内で過保護タイプで売られているナスとはどう違いがあるのかも考えてみる。かぼちゃ、人参、キス、シーチキンなどと、カゴに次々と放り込んでるうちに友愛数を忘れる。

華麗なる一族 を見る。長谷川京子 というタレントの意地悪そうな目がいつだったかのドラマで覚えていた 華麗なる一族 を見る。読んでないなあ。山崎豊子。意地悪そうな目が好きなのである。ヘンタイである。 

厨房メモ ルシアン 

カカオ ジン ウォッカ 氷塊 

それぞれ同量をシェーカーに入れ氷を入れ振り回す。3杯で酔っ払う。問題はグラス。普通2オンス半のグラスと言われている。目分量。これくらいがグラスの3分の一かなと思ったらまよわず従う。

7月31日月曜日

月曜になりて静かな夏の夜

書籍小包を窓口に差し出す。書籍です←アタクシ 孔が開けてあるかどうか確かめてやおら、手紙は入っていませんね←公社局員 書籍です←アタクシ メモなど入っておりませんか←公社局員女性である だから書籍と言っているでしょ←アタクシ 疑りぶかい女である。女←失礼。よしんば一枚や二枚入っていたところでなんだ。糞!!! 法令にのっとり瑣末的雑事でいたずらに労を重ねる。昨日のカメラマンといい、この女といい、腹の立つヤツが続く。

羊羹の字について考える。子供の頃から羊羹の字がもの凄く難しく感じて、今もって書けないけれど、歳を経て 羹 が何ものであるかわかってますます奇っ怪になった羊羹の字について考えたのだった。あつもの である。羊の肉を入れて作った熱いスープである。豚なら豚羹である。ブーカン。あはは。牛ならギューカン、あはは。語源を調べてなんだ、である。羊肝の カンの音で似ていて非ならざるが、羹の字をあてがったらしい。深く考えるものでもなかった。しばらくヨーカンは食してない。当地に伝わる手筒花火の一番小さい手筒をヨーカンという。手筒花火であるから間違いなく熱い。まさにあつものである。羊肝は甘いお菓子ということのようだが。単純な生業にくたびれる。

毀れた自転車の少年を見つけた。自転車直したんだ、おかあさん? ううん、ろくまるにごう のヒトにやってもらった。602号室である。そうか、よかったね。ものおじのしない少年である。アタクシの少年時代もこんなふうだったらどんなにか楽だったか。

健康ハイランドアイレクスで異変。わわわわわ、とプールサイドに人だかり。手に手にみんなカメラを持っている。バッシャバッシャ撮り始めた。アタクシに向けてではない。色とりどりの子供たちが入っていた。色とりどりは着ている水着である。子供たちのお母さんのようだ。中にはしょんぼりとお父さんも混じっている。ざっと目算した。30数人。夏休み体験入学のイベントのようだ。スクール生になると水着は同一のものを買わされる。色とりどりはにわか集めの子供たちである。ここでアタクシの上の娘が学んだ。29歳になる娘だ。土曜日になるとここへ娘を運んだ。臙脂色の水着を思い出す。もっとも施設の移転はあったが。いえいえ、バシャハシャである。プールサイドに大人の女が衣服をつけて立っているという光景が異常である。妙に生々しい。プールには水着以外では入ってはなりません。こんな断り書きがどのプールにも貼ってあるはずである。プールから出てプールサイドを歩くと対面する人たちはみんな衣服をつけている。一人は悲しい。プールサイドといえども多勢に無勢である。悪いことをしたように縮こまって出たのだった。

400メートル個人メドレー。正式種目にはない。200メートルまでである。4コメをこなす。

厨房メモ ナスの甘味噌乗せ 

ナス 味噌赤 砂糖 みりん 水 

ナスは適当にぶった切り水に晒す 赤味噌みりん砂糖 で練り味噌を作成 なすをつきづぎと中華なべ或はフライパンでいためる、塩コショウも。あつあつを皿に取り甘い味噌を乗せる ご飯に乗せてなす丼も可。

7月30日日曜日

盆踊りお魚くわえたドラねこ

何年かぶりに盆踊りに出合う。大抵はらしきところは通りかかっても真っ昼ゆえ、やぐらだけのとことか、提灯を張る万国旗の飾り付けのような紐を引っ張っていたりだったりする。川べりの反対岸に明るい無国籍冷食ストアができた。前を走り抜ける自転車の母子とか、二人乗りとか帽子とか、シルエットが鮮やかに通過して写真に撮りたいと思っていたものをようようやってみたのだった。これがなかなか難儀であった。少し撮ってひとまずあきらめ、そのまま盆踊り会場に足を向ける。

自衛隊のグラウンドだ。自衛隊が輪になって盆踊り大会をやっている。これがなかなかの盛況ぶり。市民総出とまではないが、広いグラウンドが人々で埋められている。このごろ涙もろくなっている。お魚くわえたドラネコ、追いかけて、ハダカで駈けてる愉快なサザエさん。泣けるのである。所々で輪になった浴衣や自衛隊員がびょんぴょんと跳躍するのだ。びょんぴょん。みんながわらってるーー、お日様が笑ってるーー、ぴょんぴょん。泣けるのである。

国府←コオと音読。の夏祭りに出向く。隣は御油の町で東海道の宿場である。遊郭があったであろうか、名残の夏祭り花魁やら何とか太夫やら石川五右衛門とやらが練り歩く歌舞伎行列の夏祭りとなっている。フォトコンなどないのにカメラマンだらけである。役者のちょっと前に出たりすると立ち並んだカメラマンから どけどーーけー と怒鳴られる。おい、オジサンどけよ にアタクシは一瞬アタマに血が上る、タダでさえ暑いのだ。だれが言ったんだーと集団の中に入って開き直るもだれも返事がない。みんな一斉にシュンとしている。威勢はよかったが開き直ったとたん午後のオジサン蝉と化している。意気地のない団体である。どこかのカメラ教室であろう。一人を捕まえてお主かと詰め寄ると アタシじゃないです ほどほどで止めておく。根性のないカメラマンは暖簾にクギ。は、暖簾にジダンである。またたくまにフィルムに換算5本180カットを消費する。

パラグライダー、フライヤーのみなさんたちのバーベキュー花火見物に参加。後半懸念していた雨雲が垂れ込め出した。経験豊かなえむ子さんなら雲の高さも瞬時にして算出できるだろうが雲は消せないかも。こんなとき葛野さんの出番でないだろうか。雲が消せるのだ。そうでしょう。連れてくるべきであった。最後の三尺玉がすっぽり雲のなかで破裂していた。ひどく悲しかった。炸裂しても見えない花火は悲しい。むろんここではバーベキュー大会が愉快に過ごせることですべてがオーケーである。どこにでもシェフが出現することに拍手喝采。長芋は煮てもおいしいですよえむ子さん。焼き上がりを落としてごめんなさい。ちゃんと楽しんでおりました。付かず離れず、共同体の一部分という自覚などして。

ベランダから火の粉が降ってくるがごとしの打ち上げ花火を見ていたのは夕べである。盆踊りのフィナーレだ。夜に干した洗濯物が焦げていた。安全運転も自覚しつつびゅんびゅんと五井山国坂峠を下る。

厨房メモ ほろ酔い鶏 

ささみ ムネ肉でも 白ワイン 豆板醤 市販のリケン青ジソのもと 

白ワインを煮立てる この中にささみまたは削ぎきりムネ肉を入れ茹で上げる 取り出して市販のリケン青ジソのもとをかけまわし食する ワインで茹で上げるからほろ酔いと名づける。

7月29日土曜日

潔(いさぎよ)く宣言したら夏模様

痒くて目が覚める。なんども掻いているうちに目が覚めのだった。4時である。見ると二の腕にかけてあれやこれ丸くぷくりと膨れている。痒いくるぶしまで見る気がしない。4年物のキンチョウリキッドはどうした。薄暗がりで取り替える。これもかれこれ4年ものである。キンチョールも見つける。なぜかベランダの大きなポリバケツに入れたのを思い出す。なんでこんなところに入っているのか深く考えない。夜明け前だもの。ポリバケツは大きいから入っているキンチョールは深い。荒野の七人ばりに部屋中に噴射する。ムヒも塗ったくる。コンチクショーコンチクショーコンチクショーめ。ヒトが寝ているのをいいことに、好きなだけ吸い付きおって。チチチッと蝉が鳴きだすのは6時半である。7時に気が付く。刺されて膨れていた箇所が平坦になっている。痒くもなくなっている。3時間経つと毒素も消滅し膨れているのは平らになるのだった。10日ほど前の怪奇現象が解決する。痒くて明け方目が覚めた。一眠りして目が覚めたら痒いのはどこへやら刺された痕もなかったのである。朝はいろいろ哲学させられる。朝からくたびれる。

自転車が壊れたんだけど。と見知らぬ男の子である。直してくれと訴えている。朝の5分は到着の5分に直結する。お母さんは直せない、と小学校2年生くらいの男の子は既にして母を放棄している。素晴らしい。素晴らしいが、おじさんは時間がない。ここで誰かを待っていても解決にはつながらない。お母さんは直せないかも知れないけれどお母さんのお友達が直してくれるかもしれない。ひとまず可能性を選びなさいと午後帰ってみたら哀しげな目をして見上げていた男の子も自転車もなかった。

乞われてバタフライの教習をする。春田さんほか、オバサマ連区5人。神妙に皆様聞き入ってくださる。傷む腰をジェットバスで揉んでいたのに。15年前は怖くて水にも浸かれなかったあたくしである潜って見ててもダメであるとお教えする。写真も同じである。たくさん泳ぐしかない。たくさん撮るしかない。あとは持って生まれた感性を目覚めさせるしかない。手かき足かきはお教えできるけれどこの方法はわからない。

フォトコンライフから入選ハガキ。Aランクである。ヤッホー、三重丸ははじめてであった。秋発行66号。

厨房メモ あずき餡と鶏ムネ肉の賄い

を灰皿町でご教授。つまり取り合わせの考えられない素材を使って調理してみる。余りモノを合体してみる。鶏ムネ肉を電子レンジでチンをして細かく裂き、あずき餡とあわせる。またはシンプルに煮込む。やってみることは明日の希望につながる。

7月28日金曜日

松林破き浴びせる蝉時雨

もろもろ事情があり、ぶっかけそーめん、ぶっかけうどん、ぶっかけそば、のぶっかけタレの吟味をする。ヒガシマルは極上。ややお値段は下がるがそれだけにお買い得イチビキの ころつゆ はヒガシマルに準じての合格。酷暑の主食は蕎麦に限る。準じてそーめんに限る。みょうがを思い切り切り刻んで煎り胡麻を混ぜ薬味とする。ネギは後がいつまでもくさくて厄介である。市販のタレも悪くはない。活用すべき。因みに二日で使い切るようにとあるが四日経過しても異常なし。四日でおおかた使い切れる。むろん家族がいればそれ相応に対処されることを。

酷暑が続く。真っ黒けなスイカを売っている。愛知産でドッチボールほどのスイカが650円である。お安い。若いレジの子がうんこうんこと抱え上げスイカ用のビニールの網に入れている。買うおばさんもうんこうんこと抱え上げている。皮が厚いのだそうな。ラベルには 赤 とあった。黒くとも果肉は赤いようだ。むろんアタクシは観察しているだけ。こんなものでもあこれ品定めをしているおばさんも居る。下のを取れと指図したりして。並べている真っ黒けオジサンはそれでも厭な顔は見せない。下からごろごろ抱え上げて渡している。売ることが先決だ。外科のドクターが エックス線の予防にいい とスイカを賞賛して食べていた。記憶があいまいになり、阿佐ヶ谷のバーに来ていたドクターか、市民病院から三重の辺境に赴任したドクターか判断に迷う。

夏休みの学校の遊具に近づく。小学校である。雲梯をバックに入道雲を入れて撮るためである。雲梯に雲。アタクシらの学校にも似たものはあって懸垂をしながら渡ったものだったが、雲梯といっていたかどうか。雲梯という言葉の響きとなるほど雲の梯子であるかと納得できる物語性があってこの遊具は好きである。夏休みだからと言って子供が居ないわけではなかった。麦わら帽子の女性が一緒に遊んでいる。子供が センセイ と呼んでいる。あら、センセイでいらしたか。小学校を遷移する。ここにも麦わら帽子がいらした。どうやら当番でセンセイは一日中校庭で不審者の番をしているようだ。坊主頭である。どうやら不審者ととがめられなはしなかった。隣の校区の小学校には二宮金二郎が酷暑の下で汗もかかず本を読んでいた。

赤羽根で世界サーフィン大会が開催されている。500mmくらいの玉では肩身が狭いが、海岸に上がってくる選手の顔は至近距離でキャッチできる。生涯通してアタクシの写真としての理念、顔である。物事を極めようとしているときのヒトの顔は美しい。華麗な波乗りもむろん画になるが胴体撮ってなんになる。

4ヶ月咲きつづけていた胡蝶蘭の一つがようよう終焉に近づいている。色が変わり萎れてきた。ありがとう。カトキン、スズサダ、サカグチ、くん。最後のひとひらの胡蝶蘭も。こんなにも咲き続けることができるものなのか。不思議。予感を察して数日前に撮影。遺影 といっていいかどうか となる。

厨房メモ ささみの激辛フライ 

鶏ささみ 小麦粉 卵 パン粉 キムチの素←市販品 

ささみに塩コショウ 溶き卵にキムチをしっかりと入力 小麦粉 キムチ入り溶き卵 パン粉の順 揚げる。酷暑の一品。

7月27日木曜日

顔だけを隠して通る日傘かな

酷暑である。涼を求めるため 聊斎志異 ←中国の怪異譚。を改めて借り出す。いつの頃からか文庫を読むのはいささかくたびれる。手にして小さく、読むに細かい。近眼の特性、メガネを外せば読むことはできるが、縦横斜め、こじんまりしている文庫の世情が窮屈なだけである。聊斎志異 は岩波文庫しかなかった。上下巻、読み終える頃はナンキンハゼの実も白くなっている頃であろう。酷暑である。いろいろ忘れる。そうでなくともいろいろ忘れる。献本する孑孑の用意をしてあったのに座席に置いたままである。取りに戻り献本する。一号分ナンバーをたぶん飛ばした。はて、前の号は? と訝しがるかもしれない。埋め合わせに次号をタブらせるか。いい加減な編集者である。酷暑である。発送の準備がしてない。いい加減な発行元である。お局様が休会するを期に、次号よりレイアウトの一新をする予定。ただ今65号、100号を目指して。年3発行、これも10年計画となる。死ねない、くたばれない、歳も取れない。

お仲間、片岡さんグループの写真展へ。先に出たという葛野さんはアトリエルに行ったようだ。パワーが回復したよう。いいことである。グループの皆様の作品はそこそこよろしいではないか。絵葉書の枠はでないが。それにしても主導者のI丹さん。10年一日のごとし。撮っても撮っても光やら落ち葉やら。よくもまあ、飽きないものと絶え間ない精神にあきれる。感心などしない。あきれ果てる。片岡奥様、桜とベンチはよいのだが、ベンチの下にジュースの空き缶、左に会社の白い看板、ちよっと苦言を呈す。ごめんなさい。旦那様は情報の入れ過ぎ。写真は引き算。どんどん削る。どんどん接近する。嫌がれるのは承知で。いい子にしてると写真は撮れない。アタクシの理念。たぶん理念は同じであろうカメラマンたるどなたも。

酷暑である。酷暑であるができるだけクーラーを入れない努力をする。経済的事情もある。酷暑に体を慣らす必要性もある。開け放したベランダの戸と、今日はジョニ黒をいただく。かつて1万円であったジョニ黒である。今は涼しいお値段になっている。店から引き上げた洋酒満載でしばらくはアル中から逃れられない。木曜は唯一からだが休める。健康ハイランドアイレクスの定休日である。筋トレはしなくてい、泳がなくていい。見知らぬ女性からコンバンハと声をかけられる。川べりウォーキングであった。

厨房メモ じゃが芋きんぴら 

メークイン 赤唐辛子 みりん 醤油 ごま油 

メークインは洗って皮付きのまま細い櫛形にカット 水に晒す 唐辛子は種を取りカット フライパンでいためて調味料を参入 水分を飛ばす けっこういけてます。

7月26日水曜日

蹴飛ばした肌掛け代わり蝉時雨

図書館に勝るものなし閑静にして冬暖かく夏涼し。利用料金もなし。駐車場整理員はシルバー人材。酸欠状態の金魚なり。いっそのこと梅雨明け宣言出せばいいものを。借りたものをいったん返しそのまんままた借りてくる。涼を読もうと 聊斎志異 を借りたつもりが小林恭二の日本版であった。なんだこりゃ。

冷蔵庫を開けたらスイカが入っていた。買ったことを忘れている。丸ごとでも半分でもない5切れほどカットされたスイカである。

車の走行は快調である。もう一度と前部から下を覗いてみたら、ああ、ここですか。新品になったステアリング・ロットが光っている。ハンドルさばきが軽くなったことは間違いない。このさきまた10年は乗れるであろう。新しきweb週刊誌、新しき増俳とともに走り続ける。10年の区切りでアタクシの飽くなきバタフライも。

ダイハツのコンパーノというライトバンが最初に与えられた車であった。いくらで購入したか覚えはない。売りつけた友人は20年も前に癌でさっさと鬼籍に入っている。天沼の荻窪税務署前の借りた駐車場は住んでいた4畳半の部屋代と同じであった。さして車の要らない生活に車を入れていた。もっともここでこの車に出会わなければ、ペーパードライバーになっていた可能性もある。以来車は次々と変えてきたが車のない生活は無い。生活のあった池上を基点として首都高を工事車輌で走りまくっていた時代もある。唯一水商売から足を洗った時分である。迷い道くねくねーーー、←渡辺真知子 が流行っていた。

厨房メモ じゃが芋の酢の物 

じゃが芋 ニンジン サラダ水菜 貝割れでも 酢 砂糖 

じゃが芋 ニンジンは千切り まず水に晒す 熱湯で2分茹で上げ笊などに上げ水気を切る 酢以下の調味料であわせる。じゃが芋はメークインを使うと茹で崩れない。

7月25日火曜日

炎昼や木蔭で眠る大男

デイラーに行くと言ったら、ディーラーね。わらび餅売り場の相方である。明日出張からご主人が帰って来るといそいそしている。いいね、あたしはデイラーだよ。

うやうやしく差し出されたコーヒーと、ころあいを見計らい出された冷茶を飲み干し、青木玉の一冊、なんでもない話 を丁度読み終わったら 車ができてきた。この間1時間半である。青木玉は一年分である。一年分を1時間半でこなす。

よくあるここんところをこのように取り替えましたからと外した部品を見せることは無かった。どんな手順で車軸を取り替えているのか見学したかったが町工場ではない。そうした雰囲気は与えてくれなかった。ここはディーラーである。殿様気分で待つだけである。リコール車だ。シャフトを取り替えましたのでこれで安心して乗っていただけます。と青い伝票を手にまたうやうやしくその人は宣言したのだった。トヨタのディーラー平日の午後は一人二人とお客が居ただけである。冷やかしっぽいワイシャツが二人きた。うろうろしているお年寄りが一人来てうろうろと腰をかけた。アタクシのサーフのほかに不具合を是正しているサーフはなかった。止めたところにできましたというアタクシのサーフは止められていた。えーー、ホントに取り替えたの? と見てないから疑ってしう。トヨタである。信用していいだろう。なにはともあれこれで山道悪路も安心して走れる。明日職場まで走って見ないと感触が出ないが、走行が軽くなった気がする。健康ランドアイレクスの駐車場で前輪の下に首を突っ込み見てみたがどこんところが新しく取り替えたのか見えなかった。15万キロ走って消耗した前輪のシャフトである。新品は好ましい。これは正直、儲けた というべきであろう。リコールであるから無償である。

税金は5万6千円、バッテリーは二つ付いてるし、タイヤもデカイ。交換時はタイヘンな出費である。よっこらしょと声をかけながら転席に這い上がっている。走ればジーゼルエンジンでうるさい。しかし欲しくて買った車である。二酸化炭素を撒き散らしながら走りましょう。この先ディーラーで車を買うことはあるまい。我が家からトヨタのディーラーまでわずか五分であった。

河津桜の話になった。岡田さん、枝振りが賑やかで広がってしまうのだそうな。河津桜は一本だけ川べりにあったらしい。寒緋桜と大島桜の自然交配種。原木から大島桜に接ぎ木され今になったようだ。河津桜だけは一度出向いて撮ってみたい。ちょっとした先の希望である。我が家の大島桜一年目の今年は花をつけてくれなかった。

五時ごろ剃り上げた頭がもうざらついている。日々更新している実感を味わう。ははは、

厨房メモ シンプル茄子 

小振りな茄子 砂糖 醤油 

丸ごと炒め煮にして仕上げる 水気が失せたらあれば酒 なければ水を加える 茄子が大きければ乱雑に切りましょう ラー油或は和からしで 夏の一品。

7月24日月曜日

高架から垂れ下がる葛(くず)跳ぶ蛙

完璧なものか、なんか弾みでまた腰痛が復活する。降ったり止んだりの梅雨空のようである。

孑孑を取りに来ていただいた岡田さんから、胡蝶蘭の新芽の出し方を教わる。二節目でカット。ここから新芽が 運がよければ 出るようだ。水を適度に補給することとスポイトみたいな栄養剤を差し込むことしかアタクシには手立てがない。三月に付いていた一輪はまだ咲き続けている。岡田さんにはこれまでも私的にこまごと面倒をおかけして来ている。住んでいる場所を覚えていてもらいたい一人住まいで高齢化の進むアタクシ的事情もある。

孑孑を取りに来ていただいた岡田さん というところからややこしき話に展開する。盛山同人に孑孑を届けてもらったのだったが、孑孑を取りに来ていただいた岡田さん というところに盛山同人は激昂したようだ。なんで一人でとりにいくの? アタシを除け者にして。そんなことはない。あなたが それじゃあ岡田さんに預けて届けてくださいな会費も岡田さんに立替えてもらって と言ったではないの。面白くないから と言ったかどうか。しばらくアタシは休会しますそう、タシロサンに言っておいて、うーーん。アタクシが悪かったか。岡田さん一人に取りに来ていただいたことが。盛山同人に悪気はないであろうが、いつでも自分が中心に座ってないと情緒不安定となる性癖の同人である。あんねー、70歳にもなっておやめなさいよ駄々っこは。見苦しい。一体いつまでお幾つのつもりであられるのか、こんなことが二度か三度あった、今回はほっておく。お好きにしなさい。

川べりに新しきシザーハンズが大鋏を振るう。チェーソーでばっさりばっさりと桜の枝が切り落とされている。たしかに、傘を差せば傘に枝がサラサラと当たった。ところどころ首を下げねば枝にぶつかりもした。ええではないか。そこに花が咲いたのだ。咲いたさくらを避けながら歩ける川べりなんてそうざらにはないであろう。土手に沿って大ぶりな枝が歪曲して川面に下りていた。川の光に反応して枝が水辺へと下がって行ったのだ。向日性という植物の持つ原理を体験できる場所でもあったはずである。それらの枝をすべて切り落とされていた。打ち捨ててある枝は、どれも大人の太腿ほどの枝である。少し酷くないか。歩道の草むしりでもやっていただきたかった。泣けはしないが少し悲しい。

厨房メモ ホウレン草とはんぺんの胡麻和え

ホウレン草はゆでる 彩りのニンジンも はんぺんは紀文でよいか 白いはんぺんである 拍子木にカット 醤油 砂糖 煎り胡麻でもすり胡麻でも 混ぜる。

7月23日日曜日

無花果の実を見つけたり塀の内

降ったり降ったり止んだり止んだり、まさに梅雨只中である。南の地区で豪雨。増水した川を見に行って帰ってこないという人というのもいるらしい。そんなもの見に行ってどうするの。足でも滑らせたか。パチンコでも行ったきりなのか。

昼食後のウォーキングと傘を持たずに歩き始めたのだが歩くうちだんだん雨の粒が増えていく。そのうち本降りになる。川沿いに生えている昔からのナンキンハゼが冬につける白い実の準備をしている。一本のナンキンハゼなど既に葉っぱが一葉としてない。枯れたのではない虫に食われたようだ。なんという食欲。どんな虫。アカメガシワが雌雄の花を賑やかに付けている。巨木となったマテバシイのどんぐりも賑やいでいる。ヘクソカズラが雨に赤い。

雨の日曜である。あれもこれもと欲張ってみたが、あれもこれもできないまま筋トレに出向きどうやら一日が終わりそうである。筋トレルームでは体調を聞かれる。 今日の真理ちゃんと同じ といつもお答えすることにしているのだがお返事がなかった。あまりよろしくなかったのであるか生理の初日であるか。小池真理子さんとおっしゃるふくらはぎがとてもきれいなお若いトレーナーである。それにしても似た名が身近にあるものだ。

昶さん、大丈夫かいね。食欲がないのはよろしくないし血圧も高いですねん。

一週間分のタマネギをスライスする。ほぼ一週間分である。計算しているわけでもない。無くなった、つくる、無くなった、つくる、の繰り返し連続である。こんなのも10年は続いている。当初は吐く息までタマネギ臭かったようであるが、昨今はそんなにも食してない。ほど、という自覚もする。

買い物に立ち寄った雨のサンヨネはごった返している。大根一本174円。ニイちゃんがバッサバッサと包丁で大根の葉を切り落としてならべている。これも一つの鮮度のよさのデモンストレーションとして納得するが、あぶねーっ、たらありゃしない。隙をうかがって一本素早くカゴに放り込む。餅つきの打ち手と返し手の阿吽の呼吸に似る。こんなとこで知らないニイちゃんと大根前にして阿吽をやってどうする。

駐車場で思いっきり切り替えしをする。あぶない、あぶない、この繰り返しでステアリングロットが折れるという。これまでよっく折れなかったものだ。軽くハンドルを握っていると右へ右へと寄って行ってしまうのである。前輪の片側が異常に磨り減っている。ロットが曲がっているのではなかろうか。

メディアプレイヤーのラジオの入りか悪い。接続をあきらめる。なをさん増俳の写真有難う。職場で タコ と言われるが あまりにもタコ だ。

厨房メモ こんにゃくのオランダ煮 

板こんにゃく 砂糖 サラダオイル 醤油 唐辛子 みりん あれば酒 

板こんにゃくの表面に縦横浅い切込みを入れる、味をしみこませる手立て サイコロにカット 油を引いたフライパンでサイコロこんにゃくを焼く これで水気がなくなる 砂糖以下の調味料を加え 煮汁がなくなるまで煮つめる 

オランダ煮はこんにゃくに限らない 長崎に入ってきた西洋の調味料と料理法に 西洋のという意味合いからオランダを冠した煮方 平たくは油で揚げてから煮る調理の方法。

7月22日土曜日

ツイギーといふモデルも居たり夏大根

同人の盛山さんに電話する。本人不在でご主人が電話口へ。ご主人とお会いしたのは10数年前になる。当時は夫婦で洋裁店を開いていた。「孑孑ができましたので」お伝えくださいと言うか言わないうちに、「孑孑が、そりゃあまあ難儀に」あのーー、孑孑ですが、はあ、孑孑ですね。わかりますよ、お困りでしょう、このごろ病院通いをしているというご主人の容態を尋ねつつそっと電話を置く。会話の少なくなった70歳を越えるお二人の、今夜の夕食での会話はさぞ賑やいだことであろう。

わらび餅売り場の仕事に入る前に外の伸びている庭木の刈り込みをする。にょろにょろと足元に這出てきて歩くたびに足にさわり鬱陶しい。だれもこれを刈ろうとしない。だれもが己の足もとを確保して通過するだけだ。今日の相方は ここの責任者がやってくれるものと思っているんですけど がずっと けど だけである。どうにも苦になる。鋏片手のシザーハンズとなる。車には鋏を始めとして、脚立、シャベル、金ノコ、千枚通し、爪きり、ハンマー、包丁、ロープ、長靴、コンパス、靴べら 折りたたみ椅子 ランタン ネズミ捕り、熊鋏み、広辞苑 マンドリン リコーダー 無線機←たぶんバッテリーはとうに無い わらび餅売り場の身分証←ヘルパー2級とある、二つあったバケツは下ろした。過去14年バケツは使わなかった。東海沖大地震についてのマニュアル小冊子もあるが読んだことがない。

土曜の健康ハイランドのプールはガラ空きである。ゆっくりと確実に自分に科したトレーニングをこなす。体調は完全に復活する。奥田さんから電話が入る。ケータイにいれたけどとおっしゃる。入っていた。遠くに置いたので聞こえなかった。CDに焼いた写真を開きたいのだけれどどちっとも開かない。単純な操作ミスである。パソコンには慣れていらっしゃる奥田さんであっても、写真となるとお手上げなのだった。

厨房メモ ニンジンとホウレン草のコーンクリーム煮 

ニンジン ホウレン草 シーチキン ハムでも 長ネギ コーン・クリーム 牛乳 コンソメ 塩コショウ 

ニンジンはゆでる ラップに包んで3分チンでも可 ホウレン草もゆでる 鍋に千切りした長ネギをいためる。シーチキン或はハムを参入 コーン・クリームとコンソメ 牛乳を加えてひと煮する 

7月21日金曜日

前線の空へ伸び切れ葛の花

もの凄い雨であったが、止んだ。庭のオオシマザクラがぐいいいい、と伸びている。あちこちの葛もぐいいいいと伸びている。

げにヒトはなんとも情けない。福岡で診療と言って薬の処方を求めに訪れた女子高性の陰部←こう記述してある。に指を挿入したり←こう記述してある。朝日新聞。写真を撮ったというのだった。福岡発。逮捕である。開業医42歳医師。男性。あーー、産婦人科医にならなくてよかった。あぶない。あぶない。

トヨタのディーラーでの続きである。背広を召されていたからそこそこ責任者であったろう。ジーゼルから自衛隊の車輌に話が移った。車検がないというのだった。車検免除。国の車輌ですから。おまけに車輌としては違反車輌だらけ、だって荷台に兵隊さん←ここはアタクシ言。が満載でしょう。アンテナだってビュンビュン空を付いてるし。カモフラージュなんかも。そうであった。サマワで戦争が起きて、車検が来たから帰る。ってわけにはいかないね。車輌事故があっても出てくるのは保険屋出なくて国です。国か。燃料もスタンドで寄って給油している自衛隊車輌を見たこともないな。駐屯地の中に国のスタンドがあるのだろう。でなきゃ給油車輌が付いていく。隊員の住宅も国有地になっている。立入り禁止である。入ったところで用事はないが。

孑孑ができてきた。

健康ランドアイレクスに行きそこなう。行きそこなって川べりを歩く。

厨房メモ 簡単枝豆とヒジキの白あえ 

木綿豆腐 枝豆 ヒジキ ニンジン 

豆腐は両手でゆっくり押さえて水を抜く 手に余れば半分にカット これで大方水は抜ける ヒジキは水で戻す 枝豆ニンジンはゆでる ボールにすべてを入れて醤油 砂糖 塩 で調理。残った枝豆はビールなど飲みつつむろん食する。

7月20日木曜日

リコーダーどこか哀しい梅雨の空

愛車ハイラックスサーフのかじ取り装置 ステアリングリレーロッド というらしいが リコールがでていることでトヨタのディーラーに出向く。行かなくちゃ。パロマの二の舞になる。トヨタ車だけはリコールが出た場合、町の工場では一切いじれないのだそうな。折れてハンドル操作ができなくなると知らされてからはカーブでハンドルをきるたびに慎重にならざるをえなかった。五井山など相当な切り返しが連続する。折れたらどうする。谷底まっさかさまでないか。お調べしますと待たされること出されたコーヒーを飲み干すまで、ディーラーの対応は素早かった。明日部品が入るのでご希望の日に。週末はアタクシも忙しい。ならば月曜にと申し出たら月曜日定休日であった。火曜日にする。13年15万キロを走って一部分とは言え足回りが新品になる。得した気分にもなる。しっかし、アタクシも貧乏性である。ディーラーなど無縁と入ったことがない。かしこまって応対されるものだからこちらもかしこまならざるを得ない。くたびれるのである。そうはいってもこれまでよく走った、山道をあちこち。段度山林道など胃と腸が入れ替わったくらいの悪路であった。よくも無事で。

名義の変更ができて車庫を隣の市へ持っていけたのだった。ジーゼル車の規制がかかりこの町では乗れない車とされていたのだ。持つべきものは友のはるちゃんである。ありがとう、はるちゃん。いずれ日本全土ジーゼル車は乗れなくなるであろうがそれまで乗り続ける。今日新しい車検証ができてきた。二度目の自分の車になる。二酸化炭素を増やし続けるジーゼル車には違いないが作って売ったのだ。買って乗るのは仕方あるまい。物流の90パーセントはトラック輸送である。ガソリン車ではパワーが不足で物流は滞る。当面トラックのジーゼル車はなくなることはあるまい。乗用車だけを規制するのはいじめに近い。ふん!! 嬉しいことを見つけてはそれを肴に一杯飲む。正確に言うと譲渡して自分の車ではなくなったが乗れることになったサーフに乾杯。仕組みは単純にして且つ、ややこしい。

ややこしいのはアマチュア無線の住所変更届であった。東海総合通信局 という役所がある。ハガキで住所変更を届け出たら書類の不備で戻されてきた。無線局変更申請書 ならびに 無線局工事設計書及び工事設計書 を提出せよと通達である。さすがお役所である。さっぱり要領を得ないのであった。えい面倒と、電話をし言われたようにネットに繋いで申請書のダウンロードを試みたがあちこち無線局だらけである。厄介な免許をこれでも国家試験で収得していたのだった。ケータイが考えられなかった25年前である。新しい無線機は持っているけど使ったことがない。Jから始まるコールサインはあるけれど交信することもない。高い買い物であったおまけの面倒な住所変更である。

980円のズックを履きお客の忘れ物の傘を差して川べりを歩く。雨の川べりにはだれもいない。歩道に垂れ下がり覆いかぶさるカモジグサや葛やアキノノゲシなどをハサミで切り払い歩く。

厨房メモ 南瓜のカレーツナサラダ 

南瓜 ツナ缶 マヨネーズ 塩コショウ カレー粉 

南瓜はゆでる むろんラップで包みチンすること7分くらいでも可 ツナは油を切りカレー粉マヨネーズ塩コショウで調理 ツナの油は油揚げの代わりにでもして味噌汁の味付けにも

7月19日水曜日

足裏の絆創膏見せ夏の女

履いている靴に異変。履こうとしたらなにかチラと明るいものが見えている。下の三和土だった。はあ、ならばもう片方の靴底はと見たら2センチほど裂けている。ここまでよくぞ履いていたり。軽いから去年買ったスーパーの1980円。川べりをこれで歩いていた。破れれば本望。土砂降りの雨は上がり川べりは爽やかである。何人も走る人がいる。あの仲間には加われない。むかし、大昔だが一度走ってその晩歯が腫れた。荻窪に住んでいた二十代の頃である。それ以来走らない。

コースにマニュキュアのシライさんしか入ってないので30分バタフライがどのくらい泳げるか再挑戦。後半ちょっと邪魔が入ったが1200Mというのが正しい結果であった。200Mを4分30秒ほどで泳ぐ。ほぼ計算どおりである。みなさん、あきれている。30分バタフライを泳ぐ人はいないであろう。ほとんど異常である。何年かぶりに思い出して胸囲を計測したら1mある。このままどんどん加算されていったらどうなる。2m、わあ。身長を越える。タイヘン。フジワラさんから明後日から夏休み、子供の世話があってタイへーンメール。泳いでる間隣のコースでよその子供のレッスンをしていたフジワラさんである。

パラグライダーのみなこさんからバーベキュー大会のお誘い。伺いますとも伺いますとも。蒲郡3尺玉花火観戦しながらのバーベキューである。バーベーキューセットがあったのだ。引越しでワンセットそのまま捨ててしまった。うーーん、ちよっと惜しかったか。差し上げれたのに。いつのときも思いがけない先のことはわからない。店も含めて続いた3度の引越しである。捨てたものにヨド物置というものがあった。お隣へ差し上げたのだがたしか7万くらいしたはずだ。買って二年足らずである。今あれば重宝だがあれば荷物がまた増える

厨房メモ ホウレン草のニンニクすーぷ 

ホウレン草 当然ワカメ 人参 ニンニクひとかけ 味の素鶏がらスープ 醤油 塩コショウ 

ホウレン草とワカメと人参のスープを作る これにフライパンで焼き色の付いたニンニクのスライスを投入 塩コショウでまとめる 乾麺の中華そばなど茹で上げ湯を切って入れてもよいでは。食する時にラー油も。

7月18日(火曜日)

           日盛やぶるんときたりJR

9月創刊のWEB週刊誌 増俳 に華々しくデビューさせていただくことになりました。簡単レシピと斬新photoを皆様どうぞよろしうお楽しみ下さりますことを。読んでますか真理ちゃん。清水哲男さんの新しい電子週刊誌ZOUHAI 10000PAGESにレギュラーで参加することになりました。おもえば10年前、キーボードも打てなく年賀状の あけましておめでとうございます を代打ちしてもらった。覚えてますか。人たるもの進化しなくてはいけない。別れて身についた信念です。ちよっとずつ進化してきてます。歳とともに。

しばらくモルトウヰスキーをいただいていた。腰痛が去った今日久しぶりに薩摩白波にも復帰。ニッポンだ。そういえば昶さん、ニッポン酒を飲んでいらした。いいのか。ニッポン酒はアブナイ。ニッポン酒は危険である。知らず知らずに三半規管の機能を毀す。美味いから飲む。上善如水・新潟 水っぽいから飲む。水だから飲むひたすら飲む。押さえが効かないやがて潰れる。又は暴れる人もいる。

200万の民事請求が来た社長さんのその後はどうなっているのであろうか。思いが叶わぬ女性社員を殴りつけた、床にうずくまった女性社員を蹴っていた。蹴りつける鈍い音をアタクシは聞いていた。助けようにも助けようがない、あっと言う間の出来事だった。マスター止めるな!! と社長さんは叫んでいた。カウンターを飛び越えて助けるべきであったかもしれない今思えば。横暴横柄な社長さんであった。月100万浪費するという奥様の見返り精算が社員の昇給凍結であった。凍結どころか馘を切っていた。会社に来てくれないか、と誘われた。行けるもんですか。社長さんの顔色を窺いながら仕事をするなら泳いでいるか、山を歩いている方を選ぶ。お金にはならないが。

この事件で社長さん、罰金10万を支払い刑事事件では前科が付いた。殴られ蹴られた女性社員から民事の請求があった。払わない。と社長さんは雨に蝦蟇蛙である。むろんアタクシは目撃者であり舞台役者である。舞台を提供していた。アタクシの事情聴衆も3時間余に及んだ。正月が開けてすぐである。小さな電気ストーブの刑事部屋でアタクシはかしこまっていた。エノキダ刑事という若い刑事の顔は忘れてしまったが、名は覚えている。うずくまった女性社員を蹴っていた靴の音と刑事部屋もありありと思い浮かべることができる。酒を呑みすぎるとこんなことも起こりうる。いつしか3年経っている。

厨房メモ 煮なます お年寄りには最適 歯の弱い人にも最適 なますはお正月のものだけではない 夏など是非 大根 ニンジン 酢 砂糖 塩 

大根とニンジンはそれぞれスライサーで薄切りにし千切りに刻む 沸かしておいたお湯でも、水からでも 千切り大根ニンジンを別々の鍋でゆでる 適当です時間は。3分としておきます。湯を切る 甘酢をつくって混ぜ合わせる 煮ても大根は腰がある。あて の一品。

7月17日月曜日

夏の客乗せて東上新幹線

降ったりやんだりしている天気が夜にいたりて本降りとなれリ。川べりのウォーキング中にもしたたかに降られリ。ずぶ、濡られりである。この頃の女子高生の一つの生態に傘を差さずに雨の中を行く、という光景を随所で目撃する。何ゆえか、傘を携帯しているのもかかわらず濡れて歩いているのである。濡れることが本義とするならばすでにして本義ここに極めリ。なのであろうがしかし、雨に打たれながら歩くというのはやってみるとこれが案外気持ちがいいのであった。濡れたら明日はどうすんのよ、とわらび餅売り場の相方に訊ねたことがある。高校生の娘がいたのだ。アイロンをあてるのよ。制服の2着は買わないそうだ。この春卒業して制服がいらなくなった、というものだから、頂戴よと頼んであるがまだ持ってこない。

健康ハイランドアイレクスはプール。コース一人の貸し切り状態であったがため久しぶりにバタフライを30分続けてみる。途中で邪魔が入ったが1キロであった。たぶん1キロと200Mほどはこなせるであろう。完全に復活する。祭日のため祭日人間が入ってくる。平日は勤めがあって来れない。このため日曜祭日しか来ないという会員も出る。ジャグジーで隣のコースにいた久嶋くんが 蹴られた と申告。アタクシもちょっとだが蹴られた。危ないのは下手くそな平泳ぎである。蹴った足が思い切り蛙足になる。隣のコースまで侵略するのである。うかうかすると侵略した足で蹴られるのであった。アタクシはその足をかわしつつ泳ぐ。プールで何が危険か、がむしゃらに泳ぐ若者の平泳ぎの足である。

なにゆえか本日はインターネットでのここのサイトの開きが遅い。どうしたのだ。雨ゆえに光が届いてないのであるか。NHK名曲アルバムが10巻が届く。島津亜矢の次に好きなのが、なるたけ昔の歌のないオーケストラである。一輪だけ3月末にいただいた胡蝶蘭がまだ花をつけている。どうしたのだ。枯れる気もないようだ。純白のままだ。

東京でしか撮れないカットである。メトロ大手町駅。あのケツが打てるか。

厨房メモ 豆腐のコロッケ 

木綿豆腐1丁 ひき肉200gほど タマネギ大半分 茹でニンジン1本 パン粉 小麦粉 卵 揚げ油 

豆腐の水切りはけっこうめんどくさい、ゆえに両手で豆腐を持ってひたすらじっくり押さえつける、これでほどほどの水気は切れる ひき肉とタマネギをいためる ここへ水切りした豆腐を混入 茹でニンジンも 適当に丸め置き 小麦粉卵パン粉と順に付け揚げる。すでにして3回ほど書きこんだ。今回はあえて分量の表示をつける。ソースはケチャップとウイスターソース、マヨネーズをぐちゃぐちゃ混ぜる。

7月16日日曜日

適当に駅に出てみろ夏ダイヤ

原さんから電話。葛野さんのご母堂がお亡くなりになったとのこと。94歳。場所を聞いたら義父と弟もお世話になった斎場である。二人ともここでの通夜は故人をよそに、飲んだり食ったりアタクシはさっさと退散したが有志は一晩中酒を飲んでいたはずである。そのつもりでのんびり出かけたらまあ、列席の方々黒の礼服でなんときちんと祭礼をしていたのであった。ちょっと慌てる。いろいろしきたりがあるのでんな。着席したとたん通夜は終わったのであった。まあ、このほうがあっさりしていていいか。まいったな、

蝉が鳴いたのであった。初鳴きである。夏だ。汗びしょのシャツもズボンもボウシもシーツも洗って干せば昼過ぎには乾いている。夏だ。長谷川さんが梅の塩漬けをわざわざ届けてくださる。フキ 酒と合体させて飲めば脳梗塞の予防になるという摩訶不思議かつ怪しい信ずるも信じないもここに極めリ民間療法である。せっかくのご好意無駄にするわけにはいかない。明日作って飲んでみっか。アタクシは納豆が善しというので毎日食しているがさすがに昨日の神保町メニューに納豆はなかったか。

やたらと思い出すかのごとく夕立ちょっとまえやの夕立や、正しい夕立が来る。ちょっとまえというのは午後3時ごろだ。夕立の定義は何時だ。

6階の黒メガネさんが新しい車に乗っている。おーー、新車をお買いになられたか。うれしくてうれしくてを10回ほど連発する。見ると中で二人の子供がシートベルトを閉めている。たった今納車だったんですよーー。エステマである。400万。ふーーん。キャッシュでねーー。

昶さんがよっく運動するねえという運動を開始する。どうかすると痛むけれどほどほどに腰痛は遠のいた。お二階筋トレ開始。このごろお尻の大きい小さな女性の顔がない。

生ずるものであるから仕方がないが、男の わ●が は最悪である。最悪なのは本人に認識がないことだ。隣で腕なんかパタパタやられるとめまいがしてくる。冷蔵庫が猛烈に臭っていた。ニラが溶けていたのである。ニラのとけた臭いも最悪だがまだニラの方が許せる。ニラだから。8×4があるではないか。少しの気の配り方で周りを不愉快にさせない方法というものをしていただきたい。筋トレしつつあっちこっちと逃げ惑う。どなたかが わ●が よくわからないのだ。

厨房メモ バナナ酢 

バナナ1本 氷砂糖100g リンゴ酢200cc これを50秒電子レンジにかける あらゆるサラダにかけて食する。便秘症の方に最適バナナ便がスルスル出る。黒くなったバナナも食せます。酢漬けだから安心 一ヶ月アタクシが身を呈し実験してのご報告。これは<壮快>からのパクリ。

その2 ニンジン タマネギ゜エリンギ ゴーヤ の豆板醤いため 

ゴーヤだけ薄切り あとはそれぞれ乱切り、豆板醤 塩コショウ 砂糖 あれば酒 普通にいためる。むろん豚バラ肉などあったら参入。水溶き片栗粉でとろみをつけてご飯と混ぜてもいけます。

7月15日土曜日

日盛や東京神田神保町

4年ぶりの汽車であった。いつも時間ギリギリにことを行うので今日はちょっとだけゆとりの時間を保ちつつ出かける。

土肥さんお若いのにびっくりしました。おやゆび姫様そうかそうかとびっくりしました。なをさんお若くて活動的でびっくりしました。佳音さんあまりに想像通りでびっくりしました。アラマさん遠いところお疲れのみじんもなくびっくりしました。かよせんせいお若くてびっくりしました。なによりおきれいな方ばかりでびっくりしました。もう少し早く俳句の世界に入っていればよかったにとびっくりしながら悔やみながら三田線に乗りました。そうです、男性陣の方々も何を申し上げたらよいやら一度にたくさんの知己を得ることができましてびっくりしました。本来ならびっくりすることではないのですが、びっくりしたのです。東京には過去19年住み着いておりましたが大手町メトロ駅のうなぎの寝床状態にはびっくりしました。井川さん、なによりこうして拝見すると今さらながら東京は文学活動の一点集中拠点である事実にびっくりしました。一民さん、斉藤悦子さんアタクシなりは仏門に入る状態でびっくりさせました。

ビアホールを辞したのは6時ごろではなかったのかよくわからない。部屋に戻ったのが丁度午前0時。東京駅で食した駅弁がもたれてもたれて、しまった食するんではなかったとただ今バーバリーを飲んでおります。

神保町をカメラ片手に歩いているうちにフジワラさんからメールがいっていた。ランチデートのお誘いである。いいね、ここも久しぶりの父と娘である。娘のフジワラさんは幼い二人のお母さんでもある。

前に座ったお嬢さん。ミニスカートもここに極めリ、見せてはならないものがありありと眼前に。日焼け止めのクリームなのであろあうかそのうち腕から脚から塗りたくり始めたのであった。見せてはならないものなど見せてもこの頃の風潮としては当たり前なのであろうか。皮膚の一部としての認識しかないのかもしれない。はあ、

神保町の駅のそれも切符販売機の横である。制服の女子高生と丸刈りの男子生徒が口を吸いあっているのであった。ふーーん。ニッポンもここに極めリ。あまりにびっくりしてカメラは手にあったのにシャッターが切れなかった。

集会所学士会館前である。

厨房メモ 気をよくしての料理番 ホウレン草と鶏もも肉の和え物 

ホウレン草 鶏もも肉 椎茸 ニンジン 片栗粉 だし汁 醤油 砂糖 あれば酒 鶏

もも肉は適当にカット 水気をキッチンペーパーでふき取り片栗粉をまぶしておく ホウレン草は普通に茹で上げておく ニンジンも茹で上げておくのだがスライスしたニンジンをラップに包んでチンを2分間でも可。鍋に煮汁を煮立て鶏もも肉を弱火で10分ほど煮る ここでの鶏もも肉は油で揚げない 椎茸を加えて煮るのです 10分ほど。

7月14日金曜日

川べりを打ち上げ花火と共に行き

ジダンの頭突き問題、頭突きならば暴力ではあーりません、ということになるとこれから頭突きが流行るかも。とっちにしろあまり利発なヒトのやる行為ではないな。やられたらやりかえせ、うーーん。戦争だ。もっと不思議なのはもめたのはフランス人とイタリア人である。言語がわかるということだ。フランス語で罵ったとしても。ニッポンの選手は大丈夫か。相手国の言語ぐらい試合の最中にでも理解してないと勝負にならないということにもなる。先ごろ日本の引退した××選手が仮にもイタリア人に お前のおかんは××××!!! と罵られたとしてもきっちりジダンみたいにお返しできるのだろうか。国際試合は相手国の言語にも精通することが要ということでもあるらしい。

完璧ではないがやうやう腰痛は通過した。用心のために泳ぐことにだけに専念。600バタ200バック、ブレ、フリー。泳ぎ終わってジャグジーバスに浸っていたらお隣から声。よっくまあ、あれだけバタフライが続きます 慣れです。とお答えする。80歳になって名古屋のレインボープールで200バタを泳ぐトレーニングを今から始めているともいえない。15年も先の話だ。こつこつはたぶん先へとつながる。無理をしない筋トレと共に。一所懸命ができない性分は長期戦には効を発する。

浸りながら健康ハイランドアイレクスの会長に終戦直後の町の様子を聞く。穴を掘って埋めた罹災者はそのあとまた掘り起こして身元の確認をし焼きなおしたようだ。この住宅の、時ならぬ号砲が6発自衛隊の基地から。テポドンを飛ばしたか。夏祭りの合図であった。基地を越えた向こうの神社である。松林を越えて花火が上がっている。

アピタのチケット売り場で汽車の切符を買い求める。東京は森林インストラクター試験・面接からの久しぶりである。東京往復15200円。東京駅・丸の内線・大手町・三田線・神保町駅下車 アタマに叩き込む。久しぶりに昶さんと飲みましょう。乙女連に幽閉されてなければ。哲男さんの増俳十年完了パーティの集い。いいなあ。フジワラサーーン。メールはどうした。

川べりを歩きながら思いがけない打ち上げ花火を見る。カメラを持たなくて花火を見るのはいいものだ。ところどころあるベンチにも人が団扇片手に座っている。打ち上げ花火はどれも小さいがいいものだ。戻ると駐車場で外国人・日本人妻・女児・女児 という家族が腰をこけて花火観戦をしている。いいおとこ・いいおんな・すごくかわいい・もっとかわいい という構成である。毎朝一緒になる。オジサンバイバイと声を掛けられる。

厨房メモ 釜揚げホウレン草 

ホウレン草は骨の形成を助けるマグネシウムが豊かに内包している。根を切り落としまだ残る根元へ包丁で十文字に切込みを入れる。塩とサラダオイル少々 を加えた熱湯に根元から入れてさっと茹で上げ切らない。スパゲティのごとく皿に束ねて醤油だけで食する。ゆえに釜揚げホウレン草と銘じる。

7月13日木曜日

竹煮草山全体を裏返し

昨日、かっこいい車 の前に抜けた一行あり。歳のわりには若向きの

図書館に寄る。当市にはリクエスト制度というありがたいはからいがある。高額な本は対象にならないが、読みたくても図書館で所蔵してない書籍は発注を申し込むことができるのである。これまでもずいぶん買っていただいた。植ほとほと物関係の本以外はアタクシもう所蔵したくないのである。本をため込むことにほとほとうんざりした。用があって、V・S ナイポール<ある放浪者の半生>をリクエストしてあっただ。図書館も粋なものである。愛知県図書館から取り寄せた。宅急便で名古屋からはるばる届けられるのであろうか。用があってついでに当社 雪月社発行の孑孑、酒場日記のコピーを取る。続いた二度の引越しで在庫を無差別に捨ててしまっていたのだった。1月発行の近刊さえ一冊もないのである。情けなや、自分の本を積み上げせっせとコピーを取り続ける。その孑孑の返礼が届く。お届けしたのは1月であった。悠長さはアタクシも引けはとらないがこれには負ける。有難うございました63号とある。うーーん。どうやら一号分飛ばしてしまったようだ。今号の出来上がりを65号とした。

夏休み前の平日である。帰りがけに通過したプールも閑散としている。梅雨の合間の猛暑である。夕方になって樹木たちに水遣りをしようと思った矢先、突然の雨。文字通りの夕立であった。通り過ぎてからぽつりぽつり出ている夏草を引き抜く。痛て、と思わず手を引っ込める。一本が山椒だった。地下茎から再生を始めていた。

年中背広姿のおっさんをときどき眼にする。ときどき眼にしてから久しい。十年以上はときどきの眼になっている。久しぶりに見たのだった。夕方とて、気温は下がらない暑い。相変わらずの背広姿で汗もかかずにせこせこと歩いていた。常にして小脇に抱えているのはB4くらいの紙包みである。このスタイルも変わらない。このおっさんの歩行がまた早いのである。せっせせっせとわき目もふらずに先を急いでいる。ときどき本屋でも見かける。本屋の中ではさすがに、せっせせっせと歩いてはいない。東へせっせ、西へせっせ、南へせっせ、北へせっせ。市中いたるところで見かけるのだった。せっせおじさん、勤めているとも思えない。仙人みたいなおじさんである。たぶん市中では有名ではないか。

厨房メモ もやしと高菜のピリ辛煮 

もやし 高菜漬け みりん 醤油 

高菜はこまかく刻む 鍋にもやしをいれ水少々で火にかける 煮立ったらみりんと醤油を足しすぐ切り刻んだ高菜を投入 汁けがなくなるまで煮立てる。味付けは高菜成分だけ。

7月12日水曜日

風鈴で殺人事件あったよなあ

竹細工の店先に風鈴が幾つかぶら下がっていた。街道筋なので車の音のほうが大きく風吹けど風鈴鳴らせど聞こえはしないであろう。ベランダで耳を済ませてもたどたどしいリコーダーの音色は聞こえるが、風鈴の音は無い。風鈴を今は買うこともない。四万六千日の鬼灯をいただいたことがある。鬼灯はやがて枯れたが、付いていた風鈴は店のカウンターの上で揺れていた。四年ほど揺れていたかもしれない。これも店の片付けでゴミとなった。

大したことはないと高を括っていたのだが、かぶれにかぶれたのであった。皮膚がざらざらである。掻けば痛いし、掻かなきゃカイイ。よっくもまあかぶれたものよ。ゼラスターという経皮吸収型鎮痛消炎剤。使用期限の2001年も古いには古いが。古いか。このせいか。オイラックス軟膏とインドメタシン軟膏のあわいがない。皮膚の上でまぜこぜになっている。もっともオイラックス軟膏とインドメタシン軟膏もいつのものやら不明である。文字がかすれて読み取れない。過去四年は買ってないような気もする。

腰に聞けば OK という。オバサンが横で平泳ぎに余念がない。これが怖いのである。腰を蹴飛ばされたら気を失う。すれ違いに気を配りつつ400m個人メドレーをこなす。ちょっとよくなればもう飲んでいる。いえ、トレーニングを開始している。どうしてもじっとはしていられないのであった。

五井山でパラが飛んでいる。今日は人と会う約束ができている。急ぐこともないが時間までと待っていたら夕方になっても現れない。忘れていたのだと。まあ、

土曜日の天候が気になる。別に雨でも汽車の中は雨が降っているわけでもない。早く出て昔住んでいた協会通り天沼界隈を散策してみようと欲張ってはいたが。無理。

リコール該当車と思うといささか気がかりにはなるハイラックス・サーフである。かっこいい、とよくいわれる。デカクてゴツイ。音もうるさい。5年登録を10年中古で購入しマリコさんが4年乗ってそのあとアタクシが引き継いで4年である。

厨房メモ もやしと切り混布の煮付け 

乾燥ものの切り混布 もやし 赤唐辛子 砂糖 醤油 みりん 

切り混布は水で戻す 材料をすべていれことこと煮つける 調理時間10分ほど

7月11日火曜日

地べたりあん梅雨間梅雨間に花開き

泥付きニンジンを買う。千葉県八街市産、7本入り178円。八街市←なんと発声するのであるか。ふーーん、やちまたし というらしい。ネギを耕しているお隣から声がかかる。物知りですねえ。

トヨタの幹部がリコール身届で書類送検されたニュースにアタクシの車が映っているではないか。同じ車種です。リコール? なんでも舵取り装置に不具合があって折れるのだそうな、えらいこっちゃではないか。ネットで調べるとどうやらリコール対象の車種のようだ。なんとかせにゃ。折れる前に。事故は人身1件だけのようだが。車検が通っているのは何故だ。

腰痛が五日目にしてますますいいほうに向かっている。アンメルツ縦横斜め前、バンテリン1.0パーセントインドメタシン、あれもこれ、ありたけの腰痛緩和剤をぬりたくり貼りたくったのだった。しかし貼りたくりは三日目にしてかぶれてくるのだった。いささか難儀をしている。ハダカのシリをうっかり電子香取の上に乗せていたのである。熱い熱い。飛び上がる。いろいろ厄介はうっかりにもやってくる。週末の新幹線に飛び乗る頃には完治している手ごたえは感じる。気をよくして本日健康ハイランドアイレクスは腰を使わずしてしっかり泳ぐ。ジャグジー・バスへもしっかり浸かる。

義理と任侠の世界の隣町への個展へ出向く。油絵とパステル画。3点ほど印象に残る。まあ、と足を止めるどれも大作である。絵はいいなあ。帰りがけどっちがついでだかわからない孑孑の校正をついでにとどける。ステテコ姿の社長さんはステテコ姿でなく奥のほうで活躍している。お嬢さんに手渡す。二十日には上がる予定。東京の土曜には間に合わないな。

一回飲めば脳梗塞にならない飲み物というのをそういえば昨夜聞いたのだった。塩漬けの梅1個・フキの絞り汁小匙3・清酒小匙3、これを飲む。不味いらしい。フキの絞り汁だものね。不味いけどこれで脳梗塞にならなければ飲まねば。しかし梅がない。梅干しではない。生梅の塩漬けである。

熱帯夜である。さすがにクーラーを入れる。あはは、昨日は入れてキッチンで作業を続けていたら何やらどうにも暑い。暖房になっていたのだった。

厨房メモ ポテトサラダ 

男爵 キュウリ ニンジン ケンコーマヨネーズ 塩 酢 

じゃが芋は半分に切り皮付きのままニンジンと共にゆでる 火が通ったら皮を竹串でこそぎとりつつ塩を振りスライスしたキュウリを混ぜ込む マヨネーズで和え 酢を振り入れる。お好みでリンゴをスライスして入れても可。ただしリンゴが歯に当たるといってお年寄りには不可。モーニングを出していた。たぶん20年くらいポテトサラダを毎日作っていた。

7月10日月曜日

明け方に蚊の声迫り耳を打つ

田代教室というのがある。優しい写真教室である。本日は欠員2名。2名出席のこじんまりとした教室である。チヂミなんかを食する。タコのサラダなんかを食する。アタクシはサントリー・ロイヤルをロックで勝手にいただく。2名出席者の原さん、長谷川さんは烏龍茶である。いいのか、いいのである。教室なんてそんなものである。伝えたいことは伝える。ダメなものはダメ。写真はその点がはっきりする。見てわかるのである。詩は難しい、俳句はより難儀である。昶さんちへ入り方のパスワードを知らされる。あ、そうか。知るは易しい組合わせは無限にある。田代教室本日の一品は長谷川さん。たくさんの花の中で咲く開ききった数本のチューリップ。

腰痛が遠のいていく。遠のいていくついでに泳ぐ。

遅い時間夜の11時に川べりを歩く。川べりをさっさと歩く。耳が痒い。老人性痒い痒い病である。耳掻きで掻くと耳が破ける。綿棒で掻き出す。本日はおやすみなさい。

厨房メモ タコのチヂミ 

タコの足一本 ニラ一束 チヂミ粉120グラム 水200cc よく混ぜる なるたけうすく広げてフライパンで焼く。ドレッシングはお好みで。よく食した。

7月9日日曜日

腰痛へ梅雨空鈍くのしかかり

難儀である。腰痛が梅雨空同様停滞する。65歳から急に体力が衰えてあっちこっちと不具合が生じてくるとこれは肩が廻らなくなって難儀をしている69歳の星さん。健康ハイランドアイレクスの風呂談義。さふいふものですか。今日もジャグジーバスで腰をマッサージする。65歳ね。これまでも3度は停滞が続いた記憶がある。これまでもひとまず何とかなってきている。腰痛前線が消えるのを待ちましょう。何もしない日曜日が必然的に成立。朝は昼近くまで寝ている。寝すぎで背中まで痛くなる。

昶さん、熊った。パスワードは取り決めたけれどユーザー名なんて取り決めなかった。俳句航海日誌に入れない。ま、これもそのうち何とかコンタクトが入るか。外国からの掲示板荒らし対策。

中人という区分けがあった。久しぶりでサザエさんを見る。カツオが大人と子供のあわいで悩んでいる。ちゃんとあったのだ昔は中人が。銭湯の入浴料金区分けである。大人・中人・子供。中人料金がなくなったのはいつごろであろうか。

川べりウォーキングの帰りに後ろから こんばんは と声を掛けて自転車の小学生がすり抜ける。まあ、なんと律儀な。姿を追うと住宅へ入っていった。ときどき出会う小学生かもしれない。宵闇である、後ろからの声はちょっとびっくりする。

厨房メモ 鶏もも肉の唐揚げ 

なんのこともない唐揚げである。エバラ市販の唐揚げのたれ208円が案外うまい。手間いらず。お勧め。

7月8日土曜日

夏草のぐっと伸びきれ雨後の月

腰痛は少しずつ緩和するも痛てっ ! 土曜日午後も夕方の健康ランドアイレクスは土曜日族で賑わう。ジャグジーバスで腰のマッサージに専念。後ろを振り向くのに難儀する。え、お腹がへこんだというのですか。アタクシ。いとうさんがバタ足でやってきてプールサイドのアタクシに宣言したのだった。お腹がへこんだ。

人間ドックの結果が来ていた。十二指腸潰瘍の疑いあり、こんなものほっとけである。毎年の検査結果。ずっと疑われている。十二指腸は臓器で唯一癌にならない臓器である。と聞いた。クレアチニンが0.9、0.1減っている。good。驚いたのは尿酸値であった。なんと5.7。完璧な安全圏ではないか。去年は7.3とある。これでビールががんがん飲めそうだ。どうしたというのだ。タマネギときのことバナナ酢が功を奏したか。まあまあの健康体である。

四駆が馬力を発揮する。山道で脱輪したワゴン車を引き上げる。パラのリフト代わりのワゴン車である。もっとも四駆を作動したことなどはるか昔、我が家の車庫に入れるとき作動した覚えだけである。。どうすんだ。すっかり忘れている。忘れているから四駆に入れずそのままローギアで引き上げる。通常走行で四駆など使わないわな。冬は冬タイヤを履くし。なんにしてもようござんした。毀れたものは直せば直る。ぶつけたバイクのニイチャンがまた、アイレクスの母体ハクヨの社員であった。よかったね、みなこさん。アタクシの顔を知っていた。人の顔を覚えない。困ったもんである。この山道は狭くアブナイ。もしかして下ってくるみなこさんのワゴン車に行き交うこともあるとちょっと危険予知して走行していた矢先です。慣れた道ほど油断する。ことにけふは土曜日慣れない車も入ってくる。安全第一。仕事柄これだけは毎日肝に銘じて走行運転しているアタクシである。でんさん!

帰り道、いつも危ない信号であると緊張してすり抜ける小さな町の小さな信号で、軽自動車が二台仲良く並んで角の民家のブロック塀にぶち当たっている。出会い頭の事故のようだ。ほんとにぴったり寄り添ってそのまんま並べたように塀でフロントを小破させている。二度あることは三度ある。わが身の安全に気を配り帰宅。マニュアルで四駆の入れ方、を読んで学習する。スコップと脚立は乗っているが牽引ロープがない。本日の一件で牽引ロープも用意すべきであると学習する。

そうかムラサキシキブであった。五井山山頂で出会った樹木の花である。特徴のある花である。見たはずだ、見たはずが思い出せない。厄介な森林インストラクターである。それにしてもよく育ったムラサキシキブであった。舞い上がるパラグライダーと共に見上げていた。昨日どうしても思い出せなかった石井さんの名も思い出す。人の名も忘れる。厄介である。ごめんなさい、

人違いであられたかも。若い女性の顔もみんな同じに見える。ごめんなさい。

厨房メモ 鶏もも肉と長芋(山芋)の煮物  

鶏もも肉 長芋 人参 醤油 砂糖 塩 みりん 酒など 

長芋は皮を削ぎ適当に切断 鶏もも肉も同様 人参はあらかじめ茹でておく 普通の煮物のごとく煮つけましょう 鶏肉に火が通ったら出来上がり、手早い料理である。ゆえに人参は別鍋で茹でておく 長芋は煮付けると里芋のごとく食感になる。

7月7日金曜日

七夕に張り出した枝折っている

毎朝行き交うスクーターのお嬢さんのこのごろ見えなくなっていた姿と行き会ったのだ。10分ほど早出した。そうか、出勤時間が早くなっていたのでしたか。

逆療法という療法があるのだった。ジャグジーに行くには水着でないことには入れない。ついでにキャップとゴーグルを手にしたらそのまま泳いで見る気になったのである。なんとかなるか。若者が一人ターンした50メートルで大きく息をついている。泳ぐか。隣は2コース使って水中運動の真っ盛りであった。ゆらゆらこっちも波に漂う。

終わったあとジャグジーバスで腰を揉む。糖尿のおじさんと出合う。会わなくなって3年半になる。このおじさんからはかちんかちんに硬化した足裏かかと周辺のT字型剃刀で削る方法というのを教わった。このとき剃刀もいただいたのだった。四年ほど前のアタクシの足裏は酷いことになっていた。叩けば音がするほどの角質化が進んでいたのである。厄介なのは硬化して次に来るものは破けることであった。足裏かかと周辺が破ける。異常事態である。昔でいう、アカギレ であった。皮膚科を3軒変えた。何の変化もなく角質化は進んだ。3軒目はそのまま市民病院への紹介状を突きつけた。結果的にこのおじさんの 角質化した足裏かかと周辺の徹底治療法 という、剃刀で硬い部分をひたすら削り取る方法というものに励まされて治療に的を絞った。薬など無用である。そうは言っても剃刀を眺めてどれほどためらったことか。削るのである。踵を剃刀で。一年近く削り取っていたのではないか。春が来て夏が来て、足裏が元の皮膚に戻りつつあったのである。このおじさんには 柔かい靴 から、何故かラッキョウの漬物までいただいた。ずいぶん世話になったのだった。足裏かかとの恩人なのであった。アタクシは深々と頭を下げた。なんだアタマもつるつるになられたか。最初に名前を聞きそびれておじさんもアタクシもお互い名を名乗ってない。健康ハイランドアイレクス更衣室だけのお仲間である。北朝鮮とニポンもこんなふうにならないものか。過去の清算がなんだ。アタクシも顔も知らない父を失っている。

フジワラサンが手を振って寄ってくる。ちょっといいですか、腕を密着する。聞いてみる、来世があったら一緒になってくれるか いいよ、探してねあたしをあたしを。いい七夕である。帰りがけ体育館に立ち寄り市民水泳大会の申し込み 100バタ 200個人メドレーをして帰る。

顔に当たる張り出したナンキンハゼの邪魔な枝を手折る。乱暴ではあるがこのまま放っておけば秋には歩道がふさがれる。幼木である。

小雨の川べりを腰を気遣いつつ歩く。

厨房メモ ホウレン草のおしたしライトツナ入り 

ホウレン草をゆでる すりごま 砂糖醤油で下味 ライトツナの汁を開けた蓋で押し付けてしぼりだし捨て ツナを混ぜ込む。

7月6日木曜日

草刈の見え隠れする頭あり

フェンスの隙間から歩道へとはみ出ている葛やらギシギシやらブタクサをハサミでぶった切る。悪いとは思ったが街路樹のナンキンハゼの枝もぶった切る。両方が歩み寄って広い歩道が動脈硬化状態なのである。アタシャどうにも苦になっていた。ここをすり抜けるたびに後ろから自転車もすり抜けてくる。アブねえんだよ。すっきりする。問題はそのあとであった。ぶった切るのに様々な力を入れすぎ指の皮がむける。軍手という安全策を忘れていた。ブタクサの逆襲、ナンキンハゼの反逆。まだ問題があった。ハサミ片手にそのまま川べりのウォーキングはいいのだけれど、片手にハサミである。長いハサミなのでギンギラ宵闇にも光っている。アブナイおっさんである。ハサミ片手にウォーキングとは。ビニール袋なんて安全圏も忘れている。

なんかの弾みで腰に不具合が生じている。痛てっ。先月で高齢者のハードルを越えたのだった。過ぎたるは及ばざるが如し。運動のし過ぎであるか。わらび餅売りに午前中難儀する。かがめない。米倉涼子と篠原涼子は別人であるか。だよな。同じ時間帯にドラマが始まっている。新藤涼子という方もいるけれど。今夜は蒸し暑い。名前が涼しい人はクーラーはいらないのであろうか。夏子なんて熱いだろうな。腰が痛いと思考も不具合になる。スズメがピョンピョン撥ねているを見て、あいつは腰痛なんてないのだろうとつまらないことも考える。モルトではないか、暑気払いにバーバリーをロックで飲んでみる。

ドアの不具合を修理してもらった請求書が入っている。3675円。お安いではないか。これが直らないことには、毎日助手席側から運転席に滑り込まねばならなかった。

弾みというものがある。弾みで餃子を作る。F井さんのアジアン料理店。餃子をよくいただいたが、ここの餃子の食するとばくちは巧いのであったが、あとでなにやら胸が焼けるのであった。何を入れていたのだろう。冷食であったのであろうか。餃子くらい手作りにしなさい。この店もとうにつぶれたが。

厨房メモ 焼き油揚げと水菜の和え物 

油揚げ 水菜 ごま油 醤油 コショウ 煎り白ごま 

フライパンで油揚げをかりかりに焼く 細切り 水菜を切る ごま油以下を合わせてドレッシングを作り和える。簡単。

7月5日水曜日

塊りて捨てられてをり梅雨の傘

景気はどう? KANTAくんは笑っている。お手伝いの女の子を入れたようだ。入れたとたんに閑になっちゃって、と言いながらも笑っている。この笑いのゆとりをあとで知る。

赤ちゃん筆センターのオヤジが死んだと大木さんが情報を入れてくる。けっこうメジャーな筆やさん、というか散髪屋さんで赤ちゃんの産毛を記念の筆に仕上げるという商法が大当たり。どこそこの芸能人もやってくるという話も聞く。値段はお客が付けていくらしいということも聞く。ふーーん。オヤジの歳を訊く。アタクシより若いらしい。なんで死んだんだろうねー、大木さんは中へ。ここでKANTAくんが、市民病院移転先が決まったとニコニコしている。えーー、どこへ? アピタの横一帯でーーす。俄かには場所の想像ができない。アピタの横といえばごちゃごちゃ人馬宿場が入り乱れている。たしか関所もあったんではないか。そうですそこです。ニコニコKANTAくんである。よくよく聞けば市民病院ができればKANTAくんの店は隣接する。飲み会の場所として賑わうことになろう。ニコニコしていたわけである。移転のついでに諏訪の駅も高架になるという話になる。ふーーん。こっち側に来れば立ち退きでお金が入るし、どっちでもいい、言いながらニコニコ顔である。5年後はずいぶん変貌する町になる。駅まで20分、病院も歩いて通える近くとなる。

フジワラさんの水着姿はいつも姿勢がいいと言いかけて、10年も前にも言ったことを突如思い起こす。チビだから大きく見せるため胸を張って歩いているの。そうであった。この二日充分に眠るよう心がけている。体が軽いのである。泳ぐ前に血圧を測ったら94-45であった。ふん? 血が巡ってないようだ。40分泳ぐと800グラム体重が減っている。800グラムの汗が出ているという計算にもなる。来世行き合うことがあったらもっと接近してくれるらしい、フジワラさんである。来世ね、

北朝鮮は戦争をしたいのだろうか。こまったもんである。それにしてもみょうちくりんなネーミングだと思っていたらどうやら地名らしい。大浦洞。地元では白頭山と呼んでいるらしい。らしいばかりである。川べりに出向いたら昨日のゴルフオバサンの姿はなかった。川べりはテポドン何処飛ぶ風せっせと歩く人ばかり。

厨房メモ 夏野菜炒め 

ゴーヤ タマネギ ナス←皮は剥く、でないと仕上がりが汚くなる。ナスの皮に栄養分があるそうだがこんなもんで栄養を考えるな。 ブナピー 豚肉 調味料 朝鮮の辛い味噌があればこしたことはないがなければ 砂糖と酢で味付け。ニンニクなども。

7月4日火曜日

めまといのどこまで子供付いてくる

今日もうおわりですか? マニキュアのシライさんへであるアタクシ。あらーなんて言いつつシライさん隣へ腰掛け髭を剃り始めたのだ。アタクシはまだ頭を剃っている、黙っているということもない。声掛けは時候の挨拶ごときのようなものだ。いいえ、これからプール。ささっと髭を剃り終えたシライさんはそういい残して行ってしまった。そういえばパンツを穿いていた。やっぱり油断のならない人である。泳ぐ前に髭を剃っている。

五井山はバラの飛びごろではないかと番犬 空 のおやつのパンを焼き、蜂蜜をつけて立ち寄ってみたらだれも居ない。たぶん移動中でやがてやってくるであろうがせっかちの面もある。待ちきれずそのまま帰る。パンはどうする。食べながら帰る。

フォトコンの写真を探すにたくさんの過去歴に眼を通す。明るい陽の光に透かしてたくさんのポジフィルムを見つつ、ちよっとしんみりする。どのポジフィルムにもある時間と場所の記憶がよみがえる。写真はすべて捨てたがポジは捨てきれずにあるのだった。

川べりでオバサンがぶんぶんゴルフクラブを振り回している。危険極まりないオバンである。首をすくめてかたわらを通過し戻ってきたらまだ、ぶんぶん振り回している。よけいなことを言うのは止めようと思っているうち、近づいてもまだぶんぶんを止めようとしない。普遍的なヒトの持つ、遠慮とか気兼ねとか恥じらいとか、あってしかるべきものの欠如と判断し、振り回すんならあそこへでも入っておやんなさいよヒトがいないから、と川を指差す。川べりであっても堤防に作られた道路である。いまどき公園でもこんなもの振り回すヒトを見ない並の神経ではない。反対に文句でも言って食って掛かってくるものと次なる言葉を用意したが、あっさりスイマセンとあやまってくる。安全だと思っていた川べりのウォーキングも命がけである。何人かにすれ違ったがどなたも見て見ぬりをしているのであろう。アタクシはそれができない。

厨房メモ じゃが芋のシーチキン煮 

じゃが芋 タマネギ ニンジン シーチキン 醤油 砂糖 塩 

肉じゃがを煮るようにじゃが芋を普通に煮る。煮えた時点でシーチキンを汁ごと投入。

7月3日月曜日

紫陽花や見るも無惨の見苦しき

モーターパラグライダーの事故死を朝刊で見る。62歳男性。海へ落ちたらしい。モーターパラグライダーをネットで検索。ふーーん。こりゃなんだ、タケコプターそのものではないか。背中にプロペラを背負っている。

一機100万円ほどするようだ。察するに定年退職し2年後、目出度く年金が受給されたお人と見る。趣味を見つけたのであろうか。100回飛べば一回が1万円だ。1000回飛べば千円だ。毎日飛べば三年で千円になる。たくさん飛べば単価は安くなる。操縦を誤ったとあったから単価を低くする前に本人が落ちてしまった。安易なスポーツは身を滅ぼす。山まで担いでいって飛び下りなきゃ。健康はハイランドアイレクスは月9千円ほどである。毎日行けば一回三百円だ。人の不幸でスポーツの換算をしている。不幸だが人ごとだもの。五井山のパラグライダーは一回飛んで5百円。儲からないないなあオオノ校長。

朝のウォーキングしながらの喫煙している人を見る。そうまでして吸いたいかタバコ。タバコは毛細管を縮める。歩くことに満足している人種と見る。どうでもいいが、吸い終わったあとの吸殻はどうすんだ。名古屋の一部で路上喫煙の罰則。見つかったら2千円の反則金を支払わせられる。富士登山で一番のゴミ。タバコの吸殻だそうである。庭に落ちている吸殻上から落としているのであろうか。人ごとだがこれは不愉快である。

遅れて届けられた孑孑の原稿をファックスでイシグロへ。面倒なので巻頭に配置してもらう。遅れて得することもある。今日あたりからせめて午前0時には眠るように努力してみる。泳いでいて体が重い。食しすぎではなかろう。お昼はあまり食べない。寝不足と判断する。マニキュアのシライさんが擦り寄ってくる。いつのまにかケツについているのだ。伊呂波歌留多曰く、月夜に釜を抜く。釜を掘られそうである。油断がならない。もう出るんですか?、油断がならないのだよ。

7時過ぎの明るい川べりを歩く。こうもりがブンブン飛んでいる。アイツに2度も家の中に入られたことを見るたびに思い出す。枕元にあった発泡スチロールも。こすって出る音が蝙蝠には効くようだった。だいたい、あんなものが家の中へ入ってくること自体おかしい。妙な体験だった。出て行った人のことはなるたけ考えない。時には考えないでいることも心の安寧につながる。

厨房メモ 肉なしクリームシチュー 

バター ニンジン メークイン タマネギ 市販の安値←198円のクリームシチュー 

メークインは茹でておく 一緒には煮ないこと粉っぽくなる 出来上がりに放り込む たっぷりのバターでタマネギを茶色になるまでしっかり炒める バターです。マーガリンはダメ。炒めたらニンジンを適当に裁断しことこと煮こむ。仕上げに牛乳をたっぷり混入する 絶品ヘルシークリームシチューのできあがり。作って毎度のこと旨いと感心する。肉の苦手なヒトのためのレシピ。或は肉など食べとうないヒトのためのレシピ。読んでくれてるんだ。これからも読んでくれてっていると思って書いていこう。

7月2日日曜日

乳母車押すや老女へ縷紅草(るこうそう)       

静かな朝である。ひとしきり雨が降っている。ひとしきり雨が降ったりやんだりしている。幼木という木は身のほどを知らぬやつばかりで、育ち盛りはやたらと葉を茂らせる。雨が降って風が強く吹けば自分の葉の重さで自分の体が折れる危惧など考えてない。見るとオオシマザクラが風と雨で大きく屈伸運動をし続けている。しかたがない。黙って見ているわけにも行かず添え木を打ち込んで固定する。

かめのぞき←瓶覗 というこんな色があることを知る。ふーーん。白い布がちらっと甕を覗くわずかの間にうつる淡い藍色(こぼれ種・青木玉)とある。手元の 色の手帖(小学館)で覗いてみる。ついでにキブシのフシが 五倍子 と表記する語源をネットで検索してみるがどれもかくとした語源は出てこない。ヌルデを白膠木と表記して覚えるのとおなじかとしぶしぶ納得。ついでに 空五倍子色 ←うつぶしいろ を覗いてみる。日本の情緒をあれこれ覗き込んでいるうち朝の大方は消費してしまう。

郵便受けにでも入れておけばよいかと孑孑をイシグロへ。おやおやドアが開くではないか、そうっと入ってみると奥の奥で社長がステテコ姿の椅子でうつらうつらしている。社長さーーーん。うはうは、やって来る。ここで一時である。

花火の写真個展はやめ。この間はたまたま搬入の時に拝見させていただいただいただけのことでもある。熱心に案内はいただくが日本の情緒に浸りすぎて立ち寄る時間がなくなった。もっとも花火などどう撮ったところで所詮花火でしかない。83歳のご婦人の絵のこれで最後という個展に立ち寄らせていただく。83歳である。粋な生き方を覗いてみる。ダイソーに立ち寄る。100均デパートである。もの凄い人出。ふーーん。駐車場に整理員まで出ている。賑わいは毎週なのであろう。むろん買い物がある。オーブン可の小鉢を30個買い求める。家族が毎日25人いるのである。このごろ足りなくなった。家族ではない、足りないのは小鉢である。ここで3時。健康ハイランドによって健康をいそしみまだある。明日のわらび餅の仕入れに走る。

厨房メモ ささみとキュウリの梅和え 

ささみ キュウリ 梅干し 醤油 

ささみはゆでてもよいですよ 食べやすく裂く キュウリは小口切り 梅干しは潰す 梅ドレッシングという手もある。

7月1日土曜日

朝五分ゆとりを持つか葛の花

孑孑の原稿と割付がやっと終わる。この頃は毎号難産で苦闘する。引越しであらかた処分してしまい、何号になるのか前号が無いためわからない。ま、いいであろう。65号ぐらいにしておく。中身は更新しているからよいであろう。月曜に印刷所へ。ひとまず肩の荷が軽くなる。

月変わりは思いもよらぬことが生じていたりする。広義には増俳の新企画の発表。狭義には健康ハイランドアイレクスに16年勤務していた 途中一時退職復帰 の、春お嬢さんが退職した。ここの退職者は常にひっそりとである。職員の写真が外されていたのに気づきフロントに訊いて判明する。水臭いではござらぬかとメールを打つ。16年のお付き合いはこれからも変わりませんよーーと返事が返ってくる。サウナにいたらタシロさんが泳ぎ始めたので慌ててできましたとマニュキュアのシライさん。出てらっしゃらなくてもいいのに。一人で泳がせてよ。いやな顔もできないさっさと30分こなして出る。マニュキュアシライさんは2時間くらい浸かっているのだそうな。ふやけそうである。アタクシにそんなゆとりはない。たかだかゆとりは五分である。腕がちよっと重い、体も重い、すっきりしない天候のせいにしてみる。なんて暑苦しい、ノウゼンカズラがいつもの電柱に巻き付き咲き誇る。したたかである。毎年夏を忘れない。今月のカレンダーは7・8はヘンな絵である。富士山のふもとに象の群れがいる。子供がオープンカーの運転席にいる。イヌが眼鏡を掛けている。

降る降るといって降らない。よく考えてみる。明日の日曜は何も予定は入ってないはずである。雨でなく起きれたら午前中に筋肉運動に出かける。ときどき植えつけておかないとたるんでくるのである。本宮登山。通販で買い求めほったらかしの足モミ器具を机の下へ設置。時間が来ると勝手に止まる。大きなお世話である。運転ボタンを押す。橋本もと総理が死んだ。六八歳である。宮沢もと総理が映っていた。びっくりした。橋本もと総理は腸に血液が行かなくなったんだそうな。待てよ、熱中登山も危ない。画廊めぐりに変更。

川べりのウォーキングで声を掛けられる。ときどきいるのである。挨拶を交わすウォーキング者が。正しい姿勢であるがびっくりする。次にすれ違うウォーキング者は挨拶を交わすだろうかと緊張もしてしまう。体に良くない。下に降りて河川敷をウォーキングしている人を見る。声を掛けられたくないヒトと見る。

厨房メモ 鶏もも肉のまりちゃん夏カレー  

鶏もも肉 ゴーヤ タマネギ ニンジン メークイン←別鍋でゆでておきカレーの仕上げに加える 

普通にカレーを作る 鶏もも肉のとろけるような柔かさを味わいたい方へのおすすめ 大きめにぶつ切りした鶏もも肉を煮込む ことこと煮こむ びっくりするほど柔かくなる 水を足しつつ1時間は煮込むこと ことことことこと。