5月3日水曜日
耕運機我先に行く田植えかな 世間は後半に入る五連休開始である。マリコさんも連休最中であろうか。わらび餅売り場の相方もご亭主のご両親が来ている。明日は潮干狩りらしい。蒲郡プリンスホテルのコーヒー付き皐月見物という予定もあるようだね行ってらっしゃい。 娘が孫を連れて帰ってきたとホシノさん。健康ハイランドアイレクスのお風呂である。世間のどなたもいずこかへとお出かけの様子、お風呂もプールもガラガラである。プールは一人一コースお風呂にいたってはホシノさんと二人だけである。 昨日に引き続き極めつけ健忘症の話。タシロさんに泳ぎを教えてもらった と このホシノさんの娘さんが言っているらしい。15年も前、娘さんが高校生のときだったとおっしゃるがまったく覚えがない。人違いではあーーりませんか と言ったが タシロさんであると。高校生のお嬢さんにアタクシが泳ぎを教えた。事実ならばたいへんもったいない話である。なるたけ思い出したい。思い出してその肉感を充分に堪能したい。当時たしかにおそれおおくも人様に泳ぎを教えることはあった。一人だけ付きっりでクロールを教えて短期間で送り出した覚えはある。おせっかいであったわけだ。15年前といえばひとまずアタクシは二度目の新婚生活に入っていた時期である。他の女性にこころを奪われることはなかった はずである。ただのおせっかいである。アタクシだけでなくそんな風潮が当時はそこここで始まっていた。会員数も少なくのんびりしていたのである。 高校生のお嬢さんをねえ。娘はネエ 感謝してますよ泳げるようになって そうですか とお答えしたが釈然としない会話であった。なによりもったいない話でもある。高校生のお嬢さんをネエ。 フジワラさんが手を差し延べてくる。止めちゃったんだもんねーー。お家に行こうかなー飲みに どこ住まい? いらっしゃいいらっしゃい。あちこちで祭りが始まっている連休でもある。あまり体を酷使せずあさって5日の浜松祭りにあわせて休養を取り待機する。場合によっては朝出かけたままの夜に入る。長丁場が予測される。凧上げ大会である。こつこつと今日も額を2枚仕上げて画をはめる。 鶏もも肉の塩焼き80g 生野菜←レタス・サラダミズナ・人参小一本・オニオンスライス ドレッシングはだし混布を抽出した酢 たぶん総量280gほど 豚赤身肉小一枚とチンゲンサイシメジ炒め 南瓜のレモン煮 チーズ一切れ←このごろこの一切れ18gをメニューに入れている 納豆30グラム うずら豆の佃煮←子供の頃からの好物なのである ごはん100g ワカメスープ 夕食の豪華献立であるご馳走様でした。 川べりを歩く。若い女性のランナーが河川敷の下の道を走り抜ける。見る見る視界から遠ざかる。外国人が数人道幅一杯にやってくる。大声でうるさい外国人種である。数人の外国人種臭いが川べりを凌駕する。アタクシも河川敷の下の路に降りる。 厨房メモ おから おから一袋←冷凍できるので買い置きしておくとよろしい 油揚げ3枚 人参茹でておく ヒジキはもどす わけぎ一把 だし市販の味の素製品30グラム 砂糖適当 醤油少し香り付け程度 塩一つまみ あれば竹輪など おからをいる 水を2カップ投入。かなり水浸しになる。水浸しにならなければもう1カップ水を投入。そのまま水気を飛ばしつつわけぎを除いて 全部つぎつぎと投入 ゆっくりと竹べらなどで煮ふくめる おおかた火が通ったころあいを見計らい刻んだわけぎを参入 おからをどしどし食しましょう やってみればおからもそんなに面倒ではない。 |
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3月31日金曜日
激動の25個目の春仕舞い あれは一体なんだったんだ。体が突然熱くなってきた。心臓の鼓動も聞こえて来ている。これはなんかヘン、と思ううち意識が遠のく気配がしたのだった。スーパーの荷受台である。大根やらはんぺん、竹輪やら絹揚げ。翌日のおでんの調達である。麻婆ナスというのもあった。うーーん、ヘンである。咄嗟に考えたのは身分の証明である。財布に名刺はある。それだけだ。荷台に荷を置き外に出た。バッグを身に着けねば。しばらく荷台に手を付き体を支えた覚えもある。倒れそうだが倒れない。意識は遠のいているようだが何とか歩ける。車に戻って運転席に倒れこんだ。そのまま昏倒←ウソウソ。そのまましばらく動かずにいた。脈に手をあて。小学生の一団が通る。バイクが曲がってくる。運転できそうである。Nクリニックへ走りこむか。あれやこれ考えているうち正常に戻ったのであった。なんだったんだ。 大晦日である。三月の大晦日である。どっと最終のお客が来るはずになっている。わらび餅売り事業所の 行きます というお世話になったお一人 お世話になるお一人 には今日は来てはなりませんとお知らせした。入れない。頂いた胡蝶蘭を真ん前に据えてバリケードをこしらえる。最近顔を出すヤクザの二人は予約と言っても強引に座り込んでくるのである。グラスも並べ完璧な防御をしつらえた。大事な最終日である。顔を見せたとしても穏便に扱いたい。 おーーー、ヤクザならぬ黒めがねの松ちゃんが現れた。ほとんど レモンハートの設定ではないか。噂を聞いたようだった。噂の主大河原さんという先生は体の大きな先生である。ここをご覧になられていたようだ。同級で。と、松ちゃん。50キロ制限を183キロで走行したらしい。相変わらずの飛ばし屋さんである。一度その走りっぷりを目の当たりにした。早い、すばしこい、マスターの車のリアは反射してヤバイとも言っていた。路線バスに職種を変えていたようだ。免停である。講習を受けても45日は乗れない。まあ、いっか、事故じゃないんだから。とこれはアタクシ。 ケータイが鳴る。あらら、O場さんだ。松ちゃんは1本のビールも飲み干せないうちどどどどっと皆様が出現。O場さんはピンクパンサー。それにしても心残りが一つあった。O場さんの来店でその一つが解消。ははは。ちょっと痩せはしないか。新婚さん。気苦労もありますわな。松ちゃんのお相手が出来ない。ゴメン、そのうち出すもの出せば落ち着くと思ってるうち、帰ると松ちゃん。コロナビールを出しにカウンターを潜り抜けたとたん差し出された一万円札。これ、全部。はあ、これ取っといて。松ちゃんそれはかっこよすぎますよ。いつかこんなことをアタクシもしたかった。松ちゃん有難う。状況を判断する動物的勘を研ぎ澄ませて懲りずに飛ばしたら。ははは、アタクシは真似できないが。 かくして最終の夜は始まったのである。 厨房メモ キャベツのスープ煮 キャベツ コンソメ バター 塩コショウ キャベツに水1カップ コンソメ バター 塩コショウ を加え柔らかくなるまで煮込む。 |
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3月30日
すさまじき春の嵐に身をゆだね この毎日気力だけで店に出ている。わらび餅売りもサボろうと考えるが思い切れない。熱はどうやら峠を越えたようだ。ただフクビコウクウエン←鼻づまり蓄膿症が顔面を内側から強打し続けている。 ケータイをauに変えたのだ。あのケータイショップへ飛び込むには一つに勇気の要ることであったが飛び込むしかあるまい。レインボープールの飛び込み台も高いがケータイショップの敷居はまだ高い。想像できる、あれやこれ設定はこんなにも盛りだくさんあるがどの辺りがお好みであるか聞いてくるであろう。そんなものは使ってみないことには分からない。機種はどれにしましょうこっちはタダ。こっちは有料。タダがいいに決まっている。使えればいい。 ショップのおネエチャンはあたかも女刑務官である。いえ、刑務官は知らないがそんな感じであった。もう少し優しくしてくれないか。これは? と簡単ケータイを持って来た。やたらと字が大きい。アタシャネエ80は越えてないのである。多少のウェブへの入り方も知っている。未読メールでつまづいた。ウロウロしていると先ほどご確認なさったでしょう。なさったかもしれない。なさったかも知れないがネエチャンのあまりの浪々とした言語の流れについついうなづいてしまっただけのことである。これはまだ未読のメールがあるという印です。はあ、先ほどうなづかれたではありませんか、さあ、これを消してください。アタシャウロウロうろたえるだけである。カーソルって分かりますか? ほとんど小馬鹿にされている。アタシャネエ、星飛馬の父になりそうであった。ちゃぶ台ならぬカウンターをひっくり返すぞ。だんだん顔面に激痛が走ってきる。アドレナリンの噴出も痛みを増すようだ。審査を通すといって20分待たされた。 どちらかへお出かけになられてもよございますが まるでここにいてもらったんでは邪魔であるとでも言いたげである。いいえ、お目障りでもありましょうがここで待機させていただきます。このドコモの解約は? ドコモショップへ行って下さい。はあ。アタクシは電源とマニュアルブックの小さな袋を手渡されぽーーんと表へと放り出されたのである。コンチクショー。 岐阜から走ってますとメールが入る。看護婦さんである。アタクシに会いたいと。いつのまにやら子供がお二人になられている。身障の身内を持っておられた清美看護婦さんは10数年前、ファクスでコミュニケーションをとっていたはずである。聞こえなくても見える。すぱらしいアイデアであると感嘆したことだった。 厨房メモ サラダホウレン草とベーコンのサラダ サラダホウレン草 ベーコン オリーブオイル 酢 粒マスタード 塩コショウ ホウレン草は洗う ベーコンはアルミホイルに広げトースターで焼く オリーブ以下を仲良く合わせホウレン草のザク切りカリカリベーコンにかける。 |
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3月29日水曜日
寝そべりてホトケノザよりの観覧車 気力だけで朝のわらび餅売りと夜の店に出ている。気力しかない。体調はここにかつてないほどの最悪である。熱が下がらない、顔面頬の盛り上がったあたりが猛烈に傷む。顔の癌にでもかかったようである。あまりの激痛に寝ていても耐え切れなく夕方Nクリニックへ。超音波を当てると傷む部分が影になっているのが見える。膿が溜まっていたのだった。鼻腔なんとか申されたが激痛で思考能力が失せている。つまり 蓄膿症 のようだ。どおりで風邪といった様々な症状が少しも現れない筈である。蓄膿の発熱だったのだ。蓄膿は子供の頃に一度、成人して一度、これで三度目である。タシロサンは蓄膿症になりがちな鼻腔であるぞよ と宣言された覚えもある。 なににしてもひたすら横になることだけで午後は終わる。寒波である。名古屋は雪が降ったようだ。テレビなど見る元気はないのにどこで見たのだろうそうか、薬局だ。あと二晩である。後にも先にも二晩しか残されてない。休みたいが休むわけにもいかない。抗生物質の薬は頂いて飲んだ。原因が分かれば完治も早い。31日は大型冷蔵庫の搬出運搬と加えて搬入設置がある。三台のテレビはどうする。慣れ親しんだ電動マッサージ器はどうする。←欲しい人は申し出てください。テレビはブラウン管32型。26型。20型。粗大ゴミ集積場へいく運命がすぐそこに待ち構えている。 ヒデキクン、泣くな。図体のおっきな男がさめざめと泣きなさるな。だいたい当事者のアタクシがあっけらかんとしているではないか。金沢先生は連夜である。9名入った直後にまた大勢がドアを開ける。お若い女性のグループが見える。大勢は無理です。お断りしたがどなただったのだろう。ヒデキクン一団は唄いまくっている。薬は飲んだが顔面が傷む。半裸のちえちゃんが遅くなりやした とメールを打ちつつ入って来る。マスター今日酒飲んでないじゃん。事情をかいつまんでご説明する。ちえちゃん気を利かし半裸を置いて、もう一曲だけと二曲歌ってお帰りになる。顔面に熱がこもっている。お腹もピーである。ちえちゃんが 雪の華 を歌ううちトイレにしゃがむ。うーーーん。 メールが入ってた。まったくこのケータイはときどき役立たずになる。着信メロを鳴らし忘れるのである。M子さん熱はかくのごとく下がってくれません。あと二日気力だけで頑張り続けます。帰って寝る前にどっさり薬を飲みましょう。薬の服用に 朝昼晩 とあるのがどうにも理解しがたい。生活パターンには深夜もあるのだよ。マグロの刺身 さつま芋サラダ 鮭の塩焼き 納豆 ご飯 今日の夜の食事である。ごちそうさま。 厨房メモ 菜の花と豚バラ肉のにんにくソース 菜花 豚バラ にんにく 煎りしろごま 醤油 ごま油 |
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3月28日火曜日
これぞ言ふ鬼の霍乱(かくらん)春嵐 更新がされてないとM子からメールが入る。そうかちゃんと読んでいてくれてるのだ。熱はあれどうれしくなる。昨日のふわふわが今日まで続いている。早めにわらび餅売り場を切り上げ我が家へ。どうやら熱が出てきたようだ。このまま寝込むとたぶん仕入れは危うい。必死の形相で明日の仕入れ。もしかするとダウンかもしれない。帰ってきてそのまま寝込む。 体温計を出す気力もない。6時ごろようよう気が付き熱を計ってみる気になる。7度7分であった。アタクシはこれで高熱だ。普段5時6分を保っている。気力を奮い立たせ店へ。ももこさん二人の予約がある。たぶん小倉部長も来そうな気がする。店を開けて程なくももこさん御二人。出すものを出しつつ日記の更新。ごめんなさい。予感的中で小倉部長。秋に開業予定。 アタクシ専用のギャラリーも作ってくださったようである。気合を入れねば。いい仕事をしたい。待合はテレビを外してギャラリーにするということであった。藤井カッちゃん。なにぞ飲んでと申されるが昨夜で懲りている。早仕舞いの予定が閉店の噂を聞いて先生の一段が退去してご来店。金沢先生が珍しく酔ってない。出張の帰りのようだ。なんとか気力だけで一日を通過する。何もこんなときに熱が出なくとも。今日一晩でここのお家賃ほどの収益を頂く。みなさま有難うございました。あと 三晩、気力で開店を続けます。明日は半裸のちえちゃんである。メールが届く。木曜日は南中。春の嵐が吹きまくってている。風邪を引いても休んでなどいられないのであった。顔面の右半分が痛い。熱か。帰って寝ます。クリームシチュー 南瓜のレモン煮 ココア 梅干し 夕食である。ご馳走様でした。 雨が降ってるから気をつけてと真理子からのメール。雨か。住宅は堅牢で雨嵐など聞こえない。今日は初めて車で来る。お隣N羽クリニックに止めさせていただく。 厨房日記 わけぎ 山芋 の和え物 わけぎはゆでる 山芋は短冊に 以上を酢味噌で和える。気力しかない。 |
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3月27日月曜日
どこまでが春の風邪やら花粉やら 眠くなります、と確かに言われた。風邪薬である。母の診察代の支払いついでに診ていただこうとN羽クリニックから出された風邪薬である。注意書きにも明記されている。2種類の風邪薬を飲んでうっかり白波のお湯割を飲み始めていたのだった。こんなに効くとは。 カトキンこと加藤金時、坂口、鈴木定夫のお三方が帰られ、朝倉夫婦が残ったあたりから体がふわふわと浮き始めた。持っているグラスは落とす取り替えようと持った灰皿は落下させ木っ端微塵となる。朝倉家が、もういいのよね閉店だから。そうではない。体がふわふわしているのである。感覚が失せている。こりゃいかにせんとしているうち朝倉家はお帰りになる。ここまではまだ意識はあった。このあとである。朦朧とした意識のまま安楽椅子に寝そべる。途中で一度意識を取り戻し、分別ゴミのビンやらペットボトルを出しにいく。朦朧とした意識の中でもゴミ出しを考えている。その後からが酷いことになっていた。まったく覚えがない。ラリッてる状態はこんなものであるという状況。そのまま安楽椅子に沈没目覚めたら午前2時になっていた。ここの更新を始めたのだがまだ朦朧状態は続いている。意を決して更新ままならず帰ったのである。午後から更新を始めようとしたがまだ朦朧状態。そのまま家に帰り明日のわらび餅の仕入れだけ済ませ、ベッドに沈没していたのだった。立派な生花を頂いた。1mもある胡蝶蘭がどさりと重く3本垂れ下がっている。この次生花をいただけるのは葬式くらいではあるまいか。有難うございました。坂口芳久 加藤勤 鈴木定夫 お三方。高校時代の同級生のつながりである。ACB←アシベは新宿のACBであった。一緒にいたのは鈴木くんらしい。おおむね40年も前になる。 厨房メモ 菜の花カレーマヨネーズ 菜花 マヨネーズ カレー粉 牛乳 コショウ 菜花をゆでる マヨネーズ以下を混ぜ混ぜ。和える。それだけ。 |
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26日日曜日
腰痛を堪えて見上げる桜花 せわしいがおおほけの母は 兄弟3人で手分けして介護することと決めた。なににしてもこの先タイヘンである。 今日もせわしい一日であった。桜が咲き始めた。はじけたポップコーンのごとく枝にチラチラ付いている。愛でる閑はない。ゆんべも遅く朝寝を決め込んだ。ゆっくりと起きてゆっくりと歯を磨き窓越しから庭のユスラウメを見届ける。ゆっくりと昼食をとってあわただしく買い物に出る。2時までに用意せねばならない、メーンは鮭の混ぜご飯である。どうやら風邪らしい。体がだるく腰が沈む。まずいなあこれはと 葛根湯ドリンクをがぶ飲みする。こころなしか生気を取り戻す。ビタミンドリンクなんかもがぶ飲みする。平熱であることが救いである。アタクシ熱に弱い。7度5分もあればダウンである。レポーターの みさきたまゑ から電話が入る。葬儀で出れないとメールでレポートを送ったと。えーーー、見てない。テキストは 小川洋子・博士の愛した数式 である。アタクシは楽しく読んだ。 わが書庫にエンツェンスベルガーの 数の悪魔 がなぜかある。4年前妻が置いていったものだ。マツボックリがこよなく好きなアタクシである。フィボナッチ数列を学習したが学習できなかった。数列ほど苦手のものはない。店にしばしば出入りし厄介であったヤクザさんの方がまだ処理がた易い。ヒトにはスキキライがある。アバウトのままずっと生き延びてきている。素数ですか、分からない。鉄道の好きな てるさん の世界である。聞いておけばよかった。てるさんは 小川洋子・博士の愛した数式 を読んだであろうか。読まないな。数式と文学は平行線のままだ、お互い相容れることをしない。素数の中に2が間違って入ってしまったようなものであろうか。 立ち通しである。午後2時から。ぽつりぽつりとメンバーが集結する。ぽつりぽつりは 中根さん、文具梅鉢屋の鈴木さん、佐久間和尚さん←本物の和尚である、城所さん、ぽつりぽつりはよったりである。永村さんはどうした。やがて到達するであろう。亡くなった父君の事後処理で奔走しているはずである。読書会というより即効に宴会が始まる。このメンバーににかつては北川透さんがいらした。おーーい、キタガワさん。読書会の履歴なんかを懐かしむ。夕刻ぽつりぽつりと散会。みなさん帰った後永村さん現る。ふたりしてカラオケ大会開始。あーーー、鮭ご飯渡すの忘れた。ごめんなさい、あーー。永村さん。帰りに持って帰ってもらおうと言っていたのだ。ボール一杯ある、アタクシも食べきれない。 半裸のちえちゃんにメール。今日は子供の世話で出れないの返事。そうか。金曜日ね。当店の最終日である。たくさんの生ゴミを処理して帰ります。たくさんくたびれた。 厨房メモ 小松菜とツナの玉子焼き 普通はオムレツと称する くたくたでいいでしょう 小松菜 玉子 ツナ とろけるチーズ てきとうにやってください チーズは最後に載せる。 |
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3月25日土曜日
春陰や車もじっと車庫の中 母の入院でいささかちょっとせわしい。磯病院による。心配している病院の支払いである。アタクシが請合う。よい。問題はその後のことである。認定を受ける。特養が8月に新設される。ひとまず申し込んでおこうと結論。痴呆が来ているようだ。冷たいがあまり顔を見たくない。母であるゆえ。 ゆんべの金沢さん、教頭先生 中尾ミエさん←こわ、よーー似てらした。いえ、お見かけするたびに 中尾ミエさんかと。 もしかして教頭先生 中尾さんであるか。ちがうな。そうかな。皆様お帰りになられたのは午前3時過ぎであった。アタクシ寝たのは何時? ちょっと寝て朝そのままわらび餅売り場へ。 健康ハイランドアイレクスはお風呂だけ。筋トレのローテーションも今夜の予約が入っていて早めに店を開けねばならない。まあ、いつかそのうち休憩も取れるであろう、咳が止まらない小青竜湯を口の中へ放り込む。 予約の小西さん永谷さん。7時という小西さんが8時過ぎても現れない。9時近く現れた小西さん、ボクシングを見てました。ごめんなさい。 コロナビール 山崎トリプルロック3杯 ジョニ黒トリプルロック1杯。へーー電気ブランですかと1杯。コロナビール3本目でとうとうダウン。小西さんはカウンターにうつ伏せになる。食べたいとお作りした特製玉子焼きは手付かずのまま。←寝てる間にお土産にする。持ってかえって明日の朝食すればよかろう。アタクシは心くばりがけっこうある。あは、小西さんは一人身である。寝なきゃならないのはアタクシもだが客商売である。つらさを持ち越し踏ん張る。すでに6時間立ち通しである。昶さんのサイトには先ほどやっとアップできえた。 ここでヘンなオジサン現る。喋りっぱなしのヘンなオジサンである。ビール1本だけくれというのでアタクシの店は突き出し←口取りもお出ししますよ、と宣言したら、場所代かと納得する。宇宙融合の真理なんかをしゃべりまくっている。こやつもしかすると 小川洋子 の博士か。数式まで持ち出して滔滔と語っている。語っている間に申し訳ないが引き出しの整理をする。母方から持って来たアルミのヤカンの極限まで腐食した中へ不要の姫フォークやらスプーンを投げ入れる。この間、小西さんはうつ伏したカウンターですやすやしている。明日は羊の会の会合がある。当店最後の集会である。メニューを様々考える。春だ、 アサリと春雨なんかよか。フライパンでアサリを蒸してあらかじめ茹でておいた春雨を混入。調味料はにんにく塩コショウ。 厨房メモ 鶏胸肉胡麻和え 鶏胸肉 菜花 胸肉はレンジでチーーンする 裂く 菜花はゆでる 彩りに頼もしき人参 ごまドレッシングで和える。←市販 車はバキュームカーである。あの管からあれを吸いあの管から処理場へ流し込む。あと1本は何だ。東京からは姿を消した。懐かしんでください哲男様。 |
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3月24日金曜日
血圧を測りつつ見る桜花 信号で向かい合わせになった軽自動車のお嬢さん。フロントグリルはなにやらぶら下げ物で盛りだくさんである。その中でぷわー、タバコである。良いであろう。人様だ。何をしていても。次になにやら下を見たと思ったら朝食らしい。パンをがぶりとほうばっている。ほうばりながらぷわーとタバコである。あのねえ、どっちかにしなさいよ。見苦しい。お嬢さんと窓越しに眼が合ったのだった。 特に患ってはいない現況のアタクシではあるが今年から高齢者医療の保険証が交付される。65歳である。この20年来、F田内科からT中医院と移った。F田内科は健康ハイランドの前にあっただけの利用でT中医院は胃カメラに過ぎない。血圧計に腕を通していて、母も診ていただき店もずいぶんとお世話になった。アタクシの主治医と定めるはここ丹羽クリニックしかありますまいとこころ決めたが、ひとまず現況はかかる理由がないだけ、病院ねえ、かかってない。それにしても丹羽先生このたびは妙なことになってしまってごめんなさい。入院という手段しか浮かばなかったのである。あの状態では到底連れてはこれないし。←88歳の母である。 カキハラ学校長南中の←実名ご一行。今日は目出度い終業式であったはずである。カキハラ学校長もフジタ教頭もハヤシ先生も有難うございました。永きに渡るご贔屓。ハヤシ先生には20年も昔、当店カラオケ大会の審査員になっていただいたご苦労もしみじも思い起こす。 メールが入りちえちゃんが飛び込んでくる。いつ見ても半裸であるなあこの子は。つまり肩は露出し、寒くはないのか。あるか無きかのミニスカートである。30歳だ、この子でよかろう。週末で二人の子供は母元へ預けたようだ。珍しくハイボールといってウヰスキーをオーダーする。しばらくカラオケのお付き合いとなる。できれば違う方向を目指したいが 叶わないか。慟哭、工藤静香である。休ませてはくれないようだ。 東中学から電話。 厨房メモ 里芋のグラタン 里芋 玉葱 シメジ ホウレン草 人参 牛乳 バター 小麦粉 粉チーズ パン粉塩コショウ 里芋は薄切りにしてゆでる 中華なべにバターを落とし玉葱を炒める つづいて人参を炒める 小麦粉と牛乳を交互に混入しホワイトソースを作る 塩コショウしてこねこね作る ホウレン草を生のまま入れる ゆでた里芋を入れる パン粉を載せる 粉チーズをたっぷりふりかけ 280度で20分焼き上げる ←チーズがとろければよいガスレンジの魚焼き器でも可。 |
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3月23日木曜日
植え込みがしゃがんで春を眺めてる 介護人定員から電話があった。入院中とお答えする。動けない。寝たきり状態。どうとっても介護度3くらいはいくのではありますまいか母である。真理子にいろいろ情報を聞きたいのだがメールでは伝達がうまくいかない。まどろっこしい、しかたがない。ごめんなさい。何にしても検査が終わったら引き取らねばなるまい。入院してては介護保険が使えないようだ。単純なことであるがこんなことが分からない。何で入院?と打ってきた真理子のメールがやうやう理解できる。 市民展の搬出日を忘れていて、引き取りに出向く。まさか捨てられはしないとは思うが終われば邪魔なものである。ものすごくすまなそうな顔と姿勢で預り証を差し出すと こちらへ と案内される。厳かに開けられた部屋を覗くと あらま、いるのであるアタクシみたいなやからが。5枚ほど並んで引き取り手を待つ写真が暗い部屋に立てかけられていた。 そういえばこんなふうにして保育園に娘を迎に行った。いつも遅くてぽつりと娘は暗い部屋で父であるアタクシを待っていたものだ。 覚えのないこの幾日か健康ランドアイレクスに出向いてない。本日はやうやう時間がとれてお二階筋トレとついでに下へ行きプールに入る。一週間は間が置けない。15年の健康ランド水泳が日常の一部に定着している。来月は安城。このごろ泳いだこともない平泳ぎの特訓である。 早川せんせい、絵描きの伊藤せんせい、英語の金子せんせい、おばさんせんせい、ボンジョビ ね。よくわかりません。歌いまくっていらっしゃる。風邪かなあ、と思いつつ足はだるいし鼻づまりである。声はガラガラどうしたって普通ではない。そうか、サウナで汗を抜くのを忘れていた。 ちえちゃんがまた半裸で現れる。半裸ではないが何か半裸っぽいちえちゃんである。チェリーブランデーのロックをガブガフ空けながら 工藤静香 を唄いまくっている。黄砂に吹かれてーーー、今日九州かどこか黄砂が舞い降りたようだ。春である。春であっても店内は暖房ぼんぼんである。おまけに白波のお湯割り、母が入院状態だか ちょっと なるたけ忘れる。ちえちゃんの半裸にはたびたびどきどきする。 マグロの刺身 レタスと玉葱のサラダ 南瓜のレモン煮 大根菜の漬物 ご飯 夕食であるごちそうさま。 厨房メモ 小松菜とベーコンのサラダ 小松菜みどり ベーコン 小松菜はゆでる 市販の玉葱ドレッシングで和える。それだけ。小松菜は東京小松川の特産品←語源である。 |
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3月21日火曜日
初蝶を見たり午後の電車道 一時はやたらと昼間ライトを煌々と点燈し走る車を見たが、この頃はめっきり減った。点燈して走っているのはデイサービスの送迎車くらいのものだ。前照灯などだれがつけますまいか。消し忘れのバッテリー切れ、点燈しすぎのライト切れ、経費が思いのほか嵩むのではなかろうか。つまりは事故回避のための策略だったのであろう。物体に頼るな。ドライバーの心しだいではないか。昼間っからピカピカピカピカ鬱陶しいッたらありゃしなかった。母の介護で疲れる。なんて母であろう。母であることが信じられない。わがままでなんともならない 日曜の特出ワラビ餅行商がまだこたえる。眠い。 カトキン←実名から電話。月曜に顔を見せてくれるようだ。そうか、会いたいなあ。加藤金時というアタクシ高校時の同級生である。アシベという店があったのだ。銀座とあとどこか、どこかは覚えがない。金時と坂口餡子と三人で井上ひろしを見に行った。遠い昔である。 厨房メモ ホウレン草サラダ サラダホウレン草 おろしにんにく ヨーグルト ベーコン 粉チーズ オリーブオイル 塩コショウ フレッグコーン ベーコンはカリカリに焼く。おろしにんにく以下を同量で和える ホウレン草にかける フレッグコーンをふりかける。←仕掛けが面倒だね。ヨーグルトだけでもよろしい。 |
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3月20日月曜日
五井山の上空浮かぶ春コプタア 突風である。自転車に乗っていて自転車が突風で漕げなくなったのは初めて。アタシャ降りて自転車を引いていた。こんなふうにお年寄りが自転車を引く姿をよく見る。とうとう来たか。突風にもめげず走っている自転車も見るものだから。母の介護もあるにはあるが大した仕事はしてなかったのに日曜の特出がこたえる。一日中眠い。しかし人間はこうも脆くもなるのであろうか。たどり着いてみないとわからないが。つい最近まで自転車で走り回っていた母である。毎朝の目覚ましの音がけたたましい。明らかに目覚めるように踊り狂うのである。鳴ったとたん頭を押さえて黙らせるのも面倒とケータイの目覚ましを一週間ほど前にセットしたのだった。それもあろうことか 明日があるさ あしーたがある、あしーたがある あしーたがあーるうさーー。 狭い生活道路の走行中前を走る立派な車の窓からいきなり火の付いたタバコが捨てられる。ふーーん。ヒトのことだからいいけど。一時間くらいハラが立っていた。妙な道徳心もないけれど目撃するとハラも立つ。アタクシ爪楊枝の一本も捨てられない。噛んだガムは捨てるけど。←ウソウソ。 ガムを噛むヒトもよくわからない。あんなくたびれるものなんで噛むの? かつてバーテンダーなる職種は手を首から上へ上げるなときつく教わった。つまりお客様の前で耳をほじるな、目を掻くな、頭を掻くな、鼻をほじるなということである。分泌物の多い顔は穢いものの定義。律儀なものでいまだにこれは習慣づいている。明日は祭日無論わらび餅を売り歩く。 厨房メモ 煮豆腐のなめこあんかけ 豆腐 なめことその仲間たちのキノコ様々 豆腐は温める キノコたちをだしで煮る。豆腐の上からどばっと浴びせる。 ↑は鮭ご飯。 |
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3月19日日曜日
オレだよと朧の電話に覚えあり 三年ぶりであるかコバヤシくん。健康ランドアイレクスの記録男。退職したあと某清涼飲料水の配達に3年目だということ。ふーーん。この頃は国体に出たという勲章を下げてその勲章を見せびらかしていたきらいがないでもない記録邁進男。好かれはしなかったな。それだけに。記録マンも32歳になったようである。おめでとう。 タシロさん、腕が疲れたらキックだけで泳ぐことですと技術を教えてくれたコバヤシくん。アタクシはゆんぺの祟りで3時間しか寝てない。某清涼飲料水の配達で如何にして今日の地位までこぎつけたかを語ってくれるのであるがアタクシ眠くて。欠伸を何匹噛み殺したか。退屈な話を退屈でないようにもって行く精神力も疲れる。ヤな人間ではない。好きではないが。また来ますといって鏡月の水割りを二杯ゆっくりと空け帰ったコバヤシくん。または、あと12日。ゴメンなさい。 急遽襲う寝たきりになった母の介護 おむつ交換と食事介護←ヘルパー2級アタクシ的本領を奮い立たせる、見よう見まねであるがやらねばならない。母ではなくヒトであると。母にも息子でなくヘルパーであると言い聞かせる。午後の半日邁進し市民展の搬出を忘失。いっか。仕方がない、処分することもあるまい、写真はいらないが全紙大の額はいる。9000円もしたのだ。アルミのフレームだけでこの金額はいささかお高くはないか富士フィルムさん。高い。 葛野さんには感謝しております。ヘルパーだアタクシ。マスターはあと12日に限られた。 厨房メモ 鮭とレタスの混ぜご飯 鮭 レタス いりごま ご飯にほぐした鮭とレタスを混ぜる。これもけっこういかします。 |
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3月18日土曜日
春驟雨眼鏡の奥まで騒がしう 予約とは言えすさまじきはカウンター一杯のお客である。女医さんと看護婦のももこさん率いる元患者の不思議なグループ。恒例のキャンプにはアタクシも二度ほどお誘いを受けて参加している。雪乃ちゃん明るくなったねえ。雪乃ちゃんのパパなんぞ←父である。空調機の真下で熱風をうけて半袖のシャツ1枚になっている。車なので飲めない。あや と申されたあやさん、ヤフーでもグーグルでもゴーでもとアタクシが言ったら、ゴーじゃあーーりません。グーでーす。あ、そう。グーですか。このサイトの検索である。ありゃグーであったか。ははは。 途中でばったり小倉センセイ。どーーなってんだーよーーとカウンターに入ってきてまった。おれは昔バーテンのバイトやったことあるとカウンターに立ったのはいいのだけれど二十歳のグーのお嬢さんにやり込められている。11時過ぎに健康ランドアイレクスのアタクシ的アイドルフジワラさんとアライくんが来るはずになっている。何とかなるか、の何とかにフジワラさんとアライくん。何とかはなったけれど延々皆さんお帰りになられたのは3時である。アタクシの床についたのは3時半。4時だったかも。明日は休日出勤。 厨房メモ 山芋の酢味噌和え 山芋 ツナ缶 ホウレン草 ワカメ シンプル素材を適当に切り酢味噌をかけるだけ。 |
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3月17日金曜日
それはそれで春の嵐も凄まじき 母親の介護認定を受けるため市役所へ。足腰が立たない様子。介護度1はあるのではなかろうかというおよその判断。トレーニングで元に戻る歳ではない。アタクシもヘルパー2級である。性根をすえて母親のおむつ交換をせねばならない逼迫せいが明日にでもある。忙しいんだよね、そうは言っても。アタクシ今月は。なんかきったないのである、あちこち流しも。キレイ好きだった母親の予期せぬ変身。掃除から始めるか。決してこんなふうなヒトとならぬようにと身を呈して教えてくれた自尊心の高い母親である。親とは思うがどうしても好きになれない。中学生のときから芽生えていた乖離である。親には悪いが。 強風のせいか←そんなことはない。健康ランドアイレクスのプールはガラ空きであった。トレーニングを開始した平泳ぎが進まない。キックで水を捉えきれないのである。ヒラは何年も泳いでないのであった。沈没はしないが何とかせねば。 ひとまず水泳は安全なスポーツである。転ばない、倒れない 凍死しない。加えてアタクシは無理をしない。緊張でいったん踊りだした心臓はなかなか鼓動が元に戻らない。このまま飛び込んだら死ぬかと覚悟することしばしばであるがそれでもなんとかこなし続けてる。大体が四季を通してパンツ一枚である。なんという経済性。汗をかいてもタオルもいらないのだ。飲みたきゃ水までそばにある。 今朝のののちゃんをご覧になられたか。天井から わはははは と笑う声だけが聞こえていた。教室にもときどき見慣れない生徒が紛れ込んだりする。ときどきちょっとコワイののちゃんである。こわいぞー。 厨房メモ さわらの味噌マヨ焼き さわら 豆味噌 マヨネーズ みりん 味噌とマヨネーズみりん同量でこねる これをさわらに塗り焼き上げる 焦げるので焦がさないように見てる みりんと醤油で一晩漬け込むのもめんどうであろう。淡白でお安いさわらのびっくり変身。 |
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3月16日木曜日
束ねたりゴミステーションの春雨傘 部屋の中の配置換えを決行。わらび餅売り材料専用の冷蔵庫が入るが、ダイニングルームが広くなった。ふーーん、いいではないか。ここに置くようにとコンセントのある場所に設置した左開きドアの冷蔵庫が流しの左にある。開けるたんびに回り込まねばならないわずらわしさが解消。 外に出たらすさまじい雨である。ここの作りもどうなっているのやら堅牢なる鉄筋コンクリも住宅全体から外壁に雨漏り。通路を歩くのに雨漏りを避けねばならない。 これまでの雨漏り傑作は店の中の怒涛のごとくの雨漏りである。台風で瓦がずれていた。ポッカリと空が覗けるくらい。流れ込んだ雨がそのまま天井の低めに伝わって漏れ出したのである。アタシャ思わず傘を差してしまってた。今も店の奥の冷蔵庫の上から雨漏りがひどいが波板をあてがい壁へと逃がしている。築四十年。撤退後カウンターを取っ払い事務所に変身するようである。使えば使い込めるだ。家主はいいなー。濡れ手で粟。 来月の家賃の振込みを訊ねると前家賃になっているとのこと。やっと家賃の支払いから身が逃れることができた。6万円の家賃を25年間支払い続けていたのである。いったいいくらになってたか恐ろしく電卓を叩く気にもならない。健康ランドアイレクスの更衣室で毎日顔を合わすちょっとオタク的人物。先日家を買ったというのだった。はあ、指を3本と8本立てた。はあ、一括払いだそうな。はあ、それも親の支払いで。で、どちらの? と一応お訊ねしたら、それはいえないいひひひひーーー。ヘンなヤツである。 マッサージ器で横になってたら二時間眠り込んでいた。この二日続けての深酒と寝不足、お疲れさま。 かぼちゃのレモン煮 ごぼうと白菜えのきと椎茸人参のスープ 生鮭の塩焼き 豚バラと小松菜しめじのにんにくソテー 大根菜の漬物 ご飯 夕食の献立である。ご馳走様でした。 厨房メモ 蒸しナスのゆず味噌かけ ナス ゆず 黒味噌 砂糖 ナスは皮を剥きフライパンで水を加え蒸す ゆずの皮は下ろす 残りは叩く 砂糖を加えた味噌に混入 |
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3月14日火曜日
寒の朝まず髭剃りから始まりぬ うたた寝をしていたのであった。興奮するものは何もない。何もないが六時に目覚めた。新聞を読んで将棋をさして五目並べをしていたらそのまま起きてしまったのである。いささか眠い。勢いのまま夕方一杯飲んでしまったのが睡魔を誘ったようだ。そこへ片岡さん。きんきん声で目覚める。そうです、残念報告。市民展は全員討ち死にである。市長賞がどんな写真であったか見忘れる。ま、いいか。わが町のフォトコンは始まったばかりである。 雪がちらついた。冷てーーーと叫びつつ小山先生。白波ロックをアタクシもいただき二人で唄いまくる。ダンシング・クイーーンから天城越えまで。カラオケの不思議である。次元を越える。 アタクシの忘れ物に皆さん目がテンになったらしい。ピンクの小さな網バスケットである。そこへ詰めるだけ詰めた。あのーー、黒い帽子も? 青柳さんである。はあ、帽子も忘れていた。仲間、という共同体はいいものである。仲間だ。 鮭の塩焼き チンゲンサイといろいろキノコのばら肉いため 白菜とキノコのスープ 大根菜の漬物自家製 かぼちゃのレモン煮 キャベツとレタス玉葱のスライスの生野菜 ご飯 35度の純一杯 本日の夕餉であるごちそう様。 厨房メモ ナスのゆず味噌 ナスは皮を剥ぐ ゆず味噌を作る 皮を剥いだナスを適当に切断湯がく ゆず味噌で合える。簡単。 |
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3月13日(月曜日)
春昼の郵政公社や日章旗 浜松に忘れてきた水着と再開。水着2着 ゴーグル度付き2機 くもり止めと小銭入れ一つ 拭き取りタオル1つ←吸い取り紙のごとくの水泳用タオル キャップ2つ 普通のタオル これらを入れたバスケット やれやれ。 メダルを貰い受ける。金色←バタフライと銀色←バック。来年は200Mメドレー←バタフライ バック 平泳ぎ クロールの50Mを続けて泳ぐ。に新たに挑戦せんものと本日よりトレーニング開始。平泳ぎが苦手なのであった。←たぶんぶざまな河童化している。ゆっくりでもスマートにがアタクシのステータスでもある。外せない。 プールに行くとLG←ライフガードにフジワラさん。土曜ね。混むかも。土曜にいらっしゃるの申告。そうか申告は明日までだ。ヤなものは早く済ます。申告初日に済ませること過去15年。娘くらいのお歳であろうかフジワラさん。 帰宅したら光フレッツのおニイチャンが外でなにやらまた管を通している。前を通ったものだからの前置き。はあ、ごくろうさまです。アタクシの知らないところで光フレッツがごそごそしている。 田代フォト教室であった。うーーん、ポジカット一枚40円という現実を認識していただきたい。富士なら一本1800円である。カット一枚50円。一枚シャッターを切ると50円ですぞ。スナップはデジタルを覚えなさい。処理は順次お教しえます。くずのさん。 帰るか、風邪っぽい。どうやら下連雀から熱線が電線にそのまま伝わって来たようだ。腰にはまだ来てないが。白波のお湯割りで退治。出来るか。葛根湯を降り注ぐ。 厨房メモ ホウレン草のソテー ホウレン草 鮭缶 玉子 塩コショウ ホウレン草をざく切り 鮭缶を開ける 汁を切って鮭とホウレン草を炒める むろん人参あればじゃが芋のスライス玉子なんてよか。玉子アレルギーの真理子はダメ。玉子は外す。 |
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3月12日日曜日
バタフライ200完泳冬終わる 5時半起きはいささかつろうございました。4台で浜松市へ発進。本坂トンネル経由下を走ると言ったじゃんけ。先を走るスタッフともう一台、途中でさっさと変更し東名に上がったと後で聞く。バカヤローである。我等2台が下を走り ああ、懐かしや豊橋ケアセンターではないか。マリコちゃん。メールが無ければまだここにいると思っただろうねえとしみじみ。一度ここへ来て以来である。ここを辞した前後のアタクシの気がつかなかった事実関係を聞いてみたいいつの日か。一体いつ何があったのかなんて考えているうち浜名湖湖畔へ。 それからどんどん迷う。先を走るカネダさんはどうやらアタクシと走り方が似る。間違っててもどんどん走ってしまうタイプらしい。 帰りは帰りでアタクシが迷う。ヘンな場所なのである。こんな土地で暮らしてたら毎日アタシは迷っている。小さなお子を連れて軽にのりこもうとしたお母さんをとっつかまえ問う。お母さんじっとアタクシの持つ地図を見ていていきなり逆さまにする。こうだ! よくいらっしゃいます地図を逆さにする人。そんでもってお母さん逆さにした地図の方へと体を持ってきている。同じじゃん。仕方がないのでアタシもお母さんにくっつく。二人のお子が下からピースをしている。はあ。アタクシもピース。長閑なハママツミカタガハラである。 それでも散々迷ってようよう豊川へ。午前中で競技がすんだアタクシはさっさと会場をあとに。帰りは一人だったのである。バック200は泳者四人。なんとバタフライ200Mは35歳の女性と共に二人だけだったのである。泳いで優勝。ははは、久しぶりの優勝であった。泳ぎ終わったら会場から拍手を頂く。よくあるシーンである。へとへとになって最後のランナーが引きずる足でスタジアムに姿をあらわすシーン。拍手が沸く、これに似る。哀しい。 問題はまだ続いたのである。市民展の搬入に立ち会う。その後である。水着一式がない。はあ、ない。捜しても ない。忘れてきたのであった。うーーん。けふのユニフォームは真っ黄黄の長いパンツに合わせての真っ黄黄のキャップ。買って間がない。うーーーん。他に替えの水着 ゴーグルが2本。うーーんうーーんと健康ランドアイレクスでケータイに電話を飛ばしてもらう。タシロサーーーンありましたそうです。 忘れ物が多い アタクシの小中学一貫して書かれていた通信簿の評価である。えんえんと続いている。ありがとうアライくん。 厨房メモ かぼちゃのコロッケ かぼちゃ かぼちゃを茹でて潰す何も入れない何も足さない 小麦粉 溶き玉子 パン粉の順につけて揚げる |
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3月11日土曜日
春昼のコンビニドアを開け放し ハダカで歌うという倖田来未←来が捜してもないのである厄介な名だねえ。が出るというのでミュージックフェアという歌番を見るため満を期して点けたテレビの前である。出てきたがなんだ着てんじゃん。ま、いいか。だいたいはぐらかされるものだ。夕方の6時だものなあ。 ピアノを弾いてテネシーワルツを歌うおばさんはだれだ。アップで思わず口へ運んだ箸が止まった。見るに忍びない。団体に混じって中尾ミエの顔がミエえる。郷ひろみが出ていたから ちょっと 懐メロも兼ねてるのかねえ。ま、いい。ヒトトヨウという歌手はコワイ顔をしてるねえ。何だかよく分からないままに中尾ミエが唄いだした。はあ、声がまるで森山良子ではないか。はあ、森山良子か。だって歌が 涙そうそう だもの。久しくテレビを見ないうちに森山良子もふけたねえ。あーーびっくりした。 光フレッツの取次ぎに電話する。なんでも0円スタートというのはよいかな。やって来た電話会社のおニイちゃま、そとの壁なんかをドライバーでトントン叩いている。はあ、そんなとこ這わせるのですかケーブルを。下に降りてマンホールの蓋の窪みに入っていた小石をドライバーで小突き出している。はあ、蓋を開けるのかいね。ぴょんと出てくる。 失礼しますと部屋に入ってきた。どうやらあれは儀式だったようだ。先祖は何かいインディアンか。電話の?ぎを外して ちょっと工具を取ってきますと 言って出て行ったけれどなかなか戻ってこない。どこまで取りに行ったのか。会社か。ドアを開けっ放しなので風が吹きぬける。気温は春だが風は冬だ。それでもやっと戻ってきた。どこへいってたの? とは聞けない。失礼である。壁のあちこちを剥がし始める。あ、なんて言っている。いいのか。天井に背が届かない。そりゃそうだキリンじゃあるまいに。脚立を差し出す。アタクシがだ。見ておれない。ケーブルを差し込んだりなんなかいろいろやりとげ、おしまい。どうやら内部の状況はクリアしたらしい。これが第2段階。 あとは外からここへケーブルが引っ張れるかどうか 電話します。だって。光フレッツは思いのほか難工事である。まだ引けるかどうか分からない。第1段階は工事を施工できる集合住宅管理者からの許可認定だった。パソコンのお引っ越し準備段階。部屋のケーブルは個人持ちだって。無線で飛ばす方法もあるようだ。なんだ0円じゃないじゃん。無線のモデムが一万五千円から3万だって。 明日は浜松、マスターズ。 厨房メモ アサリとブロッコリーのぬた アサリ殻つき ブロッコリー 味噌 みりん 砂糖 醤油 ゆず ゆず味噌ソースを作り 茹でたブロッコリーとアサリをあえる ゆず味噌ソースは何にでもつかえるから便利。沢山作っておくと重宝しますよ。 鮭の塩焼き 小松菜と豚肉人参エノキいため まだあるかぼちゃのレモン煮 まだある大根菜の漬物 カリフラワー ご飯 歯みがき6分 今夜の食事でしたご馳走様。プログ版酒場日記を更新しました。 |
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3月10日金曜日
校庭は女子中学生で暮れかねて 久保家である。久保家とは25年来のお付き合い。お嬢が18歳になっていた。久保のおとーさんがいらしたのは 何年ぶりであるか。 店というのは往々にしてそうした関係が保たれる。行けばやってる。デパートではない。伊勢丹ではない。高島屋ではない。西武なんぞ駅前からとっとと退散した。十合←ソゴウ百貨店なんてあったよな。永遠のものではないよな。コイズミも永いけどずっとやり続けるわけには行かないであろう。な。 久保家のお嬢 阿佐美ちゃんはよく成長していた。赤ちゃん→小6→今日の18歳 である。アタクシが会ったのはこの3度だけだ。行ってみれば何もないに等しい。しかしこうした関係はそうそうあるものでもなかろう。状況はカウンター一枚 だけである。こんなとき商いを続けていてよかったなあと、大袈裟ではないが実感する。 倉知センセイが連れていらした看護婦さん。あーーー、失敗。何歳か? の問いかけに28とお答えした。25歳であったような。沢山書きたいがただいま午前1時半、帰らねば。久保家の阿佐美ちゃん登志子さん 倉知センセイ看護婦の夏目雅子さんコイズミキョウコさん、有難うございました。 厨房メモ 鶏団子の甘酢煮 鶏ひき肉 ネギ パン粉 白菜 椎茸 ひき肉とネギをこねる パン粉を加えこねる 団子にして湯で火を通す 白菜を鍋の下に敷き煮る むろん彩りにホウレン草とか人参。 |
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3月9日木曜日
まだ咲いているんだ節分草ふーん よほど節分草を撮りに出向こうと思っていたが、うーーん、ま、来年にすっか。まずは大掃除と店へ。健康ハイランド休館日なのである。 舞台カーテンの裏の倉庫にあるボックスを引き出し解体。スピーカーなんかも解体。ゲーム機なんてのもある。こいつは厄介である。インベーダーゲームなら家へ持っていくのだがたしかこいつはピンポンみたいなゲームであった。欲しい方差し上げます。と言っても取りにも来れないか。こつこつ捨てていた効果大、本日で舞台裏倉庫はほとんど片付く。これまで満杯一体何が入ってたんだ。使いもしないものばかり。 アイスクリームストッカーのモーター部分を外す。本体自体は当の昔に壊れた。台になっていただけだ。下校で通りかかった小学生が覗き込んでくる。興味があるのかい? うなづいて入ってくる。大丈夫男の子である。店内をきょろきょろ眺め渡している。この怪しげなドアの内部は一体どうなっているのだろうと通るたびに想像していたに違いない。外から見るより広いンだー。大きくなったら呑みにお出で、というとウンもスンも答えはなかった。パーカッションのコンゴが気になったらしい。こうやって叩くのがあったとアクションをしている。話して片付けているうちガラスの大きなサラダボールを落として割ってしまう。びっくりしたのかすっと帰ってしまった。割れはしたがこいつも役立たずの厄介者であった。クリスタルガラスである買えばたぶん高かろう。ちょっとせいせいする。結果的に捨てきれず家へと運ぶ羽目になっていただけだ。店が日増しに広くなっていき部屋はだんだん狭くなる。 おっと けものみち を見ねば15分超過している。最終章って終わりってことかいな。気負ったナンバリングである。どうでもいいけど。何がなんだかわからないまま終わる。終わったようだ。終わりだろう。中島みゆきの歌だけが印象に残っただけの、おもわせぶりたっぷりなだけのドラマであった。ごくろうさま。途中のCMがよかったけどなんだったろう。端から忘れていく。A子さんそんなものですよ。端から忘れていっている。 倉庫の壁にぶら下がっている小さなスーパーの袋がある。中を見るとキャスターだった。パソコンデスク と自筆のメモがあった。ふーーん。偉いねー。なかなかやるじゃん。 厨房メモ かぼちゃのレモン煮 かぼちゃ半分 レモン1個 砂糖 塩 かぼちゃをカット レモンはたわしでよく洗う 薄切り 両者を煮る さつま芋のレモン煮の亜流である、思いついてやってみたらかぼちゃはほくほく 美味かった。 |
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3月8日水曜日
卒業式今日は造花も華やげり 華やげりと打ったら 花や下痢 と出てきた。ははは。出しっぱなしだった牛乳をもったいないとがぶ飲みした思い。 風がある。パラの飛ばない今日の五井山は静かです。健康ハイランドアイレクスの明日の休館に備えてフルコース。お二階筋トレをし終えプール。泳いでいると わっ! オバサンが3人潜ってアタクシの泳ぎを注視している。わっ! 3人ももぐっていると異様な光景である。どうやったらあんなにおよげるのかしらららららん、と見るのはいいけんど3人は わっ! である。見られているからきれいにキチリと水をかいて差し上げる。サービス。サービス。どたなかわからない。もっとも、どたなと申しでられてもわからない。どたなではなかった。どなたである。 泳ぎ終え子供の教室に入ってきたパートインストラクターフジワラさんをぼーーと見てると←お顔が穏やかで癒されるのである。独身でいらしていたとき口説くべきであったかなあ二人の子の若いお母さんインストラクターフジワラサン わきの下を剃ってない←見たくない見たくない 昔、腋毛女優って言われた日活のどなたかがいたが、ありゃ女優さんだった なんで剃らないのよ、危険な庄子さんがワアワア言っている。耳栓をしているので何を言ってるのか聞こえない。うっるさいなあ、ねえ、フジワラサンと、ちょうど目があってフジワラサンが手を上げるのを応えて、何さ庄子さん。次の日曜の浜松であった。200? 浜松マスターズ。アタシャまだなんも聞いておらんぞ、 フロントで日程を貰う。9人の参加だけのためおろそかにされている。申し出をしないとそのままほっとかれそうである。この頃の健康ハイランドアイレクスの姿勢ははっきりしている。儲からないプールなどに力を注いでない。大会も職員が選手を乗せていくのを取りやめた。不測の事態での保障の回避である。総力を注いでいるのはお二階、ヨガやら腰痛体操、整理券を配るほどの満席である。企業の営利姿勢である仕方がない。 200は午前中であった。単独参加で終わったら即刻帰る予定を考える。会場の三方原の地図を広げてみる。カーナビが欲しいねえ。市民展の搬入を原さんに頼んである。申し訳ない、結果的には搬入出来る時間は出来そうだが、たのみます。全員入賞するといいねえ。気合だ!気合だ!気合だ! ははは。品格に今ひとつ欠如するものがあるな、あのおとーさん。 厨房メモ 煮なます 大根 人参 酢 砂糖 少々のお塩 大根を削ぎきり 人参も同様 千切りに 人参は茹でる 大根は熱湯を通す 甘酢に漬け込む やわらかい お年寄りも難なく食せます |
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3月7日火曜日
春一番春一番のTVかな 中学校の卒業式だったようだ。校門から数枚シャッターを切る。3時に約束の時間が迫っている。長居は出来ない。離れたところでたむろする あたしたちはまだー というピースサインの在校生の数名も撮らせていただく。 風が海風になっていたようで五井山の上空に5機ほどのパラグライダー。これは断念。パラの五井山がはじまったようである。本日はなんにしても午後は時間がない。パラはこのあといつでも機会がある。東海地方の春一番は無い。去年も吹かないままに春本番になって行ったような記憶がある。定かではないが。 冬物のジャージと今日の暖かさである。ちっともじっとしていないアタクシである。あたしの←いえ、もとい。あしたの わらび餅の材料を仕入れひとまず帰宅。タシロサン フントーにわらび餅なんて売りしてるの? と加藤栄子さん。フントーですしてますとも。毎日25食分のわらび餅売り。フントーしてます。本日はおまけに おでん など作ってしまいました。鶏むね肉とホウレン草の胡麻ソース和えなんてのももひとつおまけに。 急ぎコグンフントーすべく厠へと座り込み着替えの前に股間←失礼 と足を洗う。清潔と思いやりだけを大切にしているアタクシのつもりである。これからの時間 股間を使用することは まず ないとおもわれるが あーーさっぱりした。忙しいのである。毎日フンきざみの時間割。お客様のいない時間だけひとまず安楽な時間帯。頂いた田口の酒 和 を飲みながら五平餅を口にして有線のテネシーワルツを聞いております。 春来たりひとり酒場で江利チエミ 金輪際ひとさまにはお教えできない宝庫ではあるが節分草が真っ盛りと岡田さんから聞く。そうか。今年は梅の開花と同じく遅くなっている。ブログ酒場日記を更新しました。 えのきとしいたけ人参と鮭の炒め合わせ←夕べの残り物 カリフラワー←夕べ茹で置きしもの バナナと林檎のヨーグルト和え ミルクココア 今朝の食事である。ご馳走様でした。 厨房メモ サワークリーム&トースト サワークリーム 8枚切りの食パン フランスパンでも レーズン パンを焼き サワークリームを塗りレーズンをトッピングに いたってシンプル |
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3月6日月曜日
絵馬の中見知った名前見つけたり 財賀寺 ここでかつて主婦殺しなんて犯罪があったことなど、もうたぶんだーーれも思い出しません。アタクシも忘れてた。たった今、思い出したのでありました。そのくらい参詣者はいない。由緒あるお寺なのに。山の中だからなー。 幟の名前に 羽柴静香とある。なんか凄いお名前であるな。羽柴か。筑前ではなかった。加藤茜 というお名前もある。なんかヘンである。加藤に茜は似合わない。茜子ならちょっと座りがいいか。かってに変えても人様の名である。やはり加藤には 栄子 ではないか。シンプルに尽きる。加藤勤という名も存じ上げている。勤は字画が多いゆえ座りがいい。茜はつけすぎである。早く結婚しなさい。田代茜 ヘンだな。茜が良くない。田代は真理子しかない。小倉は? 城之内茜 やはりヘンである。いろいろ幟の名前にいちゃもんをつけながら歩く。閑そうなおじさんから声をかけられる。いい写真が撮れますか? 大きなお世話である。フン! 八木教室へは退会する申し出を次回の作品展欠席のついでにFAXして送る。むろんよくよく考えての申し出である。3年か4年在籍していたのではなかろうか、どうにもこうにも加藤茜、座りが悪いのである。我慢と言うのが子供の頃から出来ない性分である。それにしては営業こつこつ25年、よっくぞ我慢し続けたものよ。 MOMO子さん←ナース から来週来店の予約メール。先般来たけど開いてなかったって。はあ、 健康ランドアイレクスはお二階筋トレ。こんなのもかれこれ15年続けている。あしたはその加藤栄子さん。午後開店。ここんとこご要望が多々のためさすがに腰を入れてざるそばのタレを作る。イチビキのタレではまずかろう。蕎麦屋仕込みのタレである。↓ 厨房メモ とっておき門外不出のレシピ蕎麦屋のざるそばのタレ かつお節←ヤマキのあじ節でもよし 醤油 みりん 出汁は濃い目←ここがコツ にとること 以下が重要 出来上がった出汁の量を測る コップ3杯ほどの水←600mlで出した出汁は目減りして2.5杯←500mlていどになるはず きちんと計量←ここがコツ その計量した500ml×0.4 つまり200ml の醤油とおなじく200mlのみりんを煮立て合体 900mlのタレの出来上がり。一ヶ月はもつがまあお早めに。蕎麦屋のタレと遜色ない舌触りになること受けあい。蕎麦アレルギーの方は冷やしうどんでもそーめんにしても。 |
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3月5日日曜日
受験子の絵馬で膨れる文殊堂 昨日ベッドを窓際から離す。眩しい朝日が眼を射る。少し朝寝がしたい。 高野豆腐 鮭の塩焼き 林檎とバナナのヨーグルト和え ご飯 カカオミルク←半分飲んで紅茶を混ぜてみる カカオミルクティである。ははは、 ご馳走様でした。今朝の遅い食事である。食しながら そうか 財賀寺へ行ってみるか。時間の半端な本宮山を中止。受験生がお参りに来るこのキャッチともくろんだが人はまばら、帰りがけに梅園でもと欲張っていたがここでタイムオーバー、急ぎ戻りナガムラ氏父君の斎場へ。ボンジャラーーーンと坊さん7人もいらっしゃる。静かな度胸の中で突如大声を上げる坊さん。びっくりする。びっくりして椅子から3センチくらい飛び上がる。あーーびっくりした。どうやら禅宗の葬儀形態らしい、アタクシにはよくわからない。 ご焼香というのも回数がよく分からない。葬儀にはなんども出てる。なんど出ても何度のたんびに前の人の仕草を真似ているだけである。不謹慎と言えば不謹慎。今日は前方に参列させられいきなりご焼香の番である。ひとまず三回つまんで額へ近くつまんだ指を持っていく。後で見ると1回の人もいる。5回はないようだ。10回も無いな。ぎっちょもいなかった。 葬儀後、知人の えいさん、びーさん、しーくん、初めてのでーさんと近くの喫茶店へ入る。途中で財布を持ってないことにも気づく。車の中だちょっと困ったな。しーくんが 田さんここででなんですが孑孑の購読料をお渡しします はあ、ありがたい、コーヒー代が即刻できる。しーくんである城くん、財布を持ってないというアタクシのコーヒー代を支払ってくれるというもうしでだったが今頂いたよ。購読料、ありがとう。 戻ってナガムラ氏に連れられ実家へ行ってみる。ここで死んでたと掘りごたつを指差す。わあ! 早く言ってよ踏んじゃった。電気が入っててね。心筋梗塞のようだ。二日間炬燵であぶられていた。炬燵布団は捨てたようだ。よかったねすっと逝ってくださって、苦労は知っている遠慮のない間柄である。本音を申し上げる。4時ごろおいとまする。 財賀寺の帰りがけお札を持った女子高生らしい私服のお嬢さん。カメラを向けたとたん作動しない。電池切れの表示。デジカメの電池切れはいきなり来る心筋梗塞状態になる。ふってもたたいてもいれなおしても反応は無い。 厨房メモ 豚もも肉と大根のこってり煮 豚もも肉 大根 ネギ 生姜 にんにく 市販のだし 醤油 砂糖 みりん すべてを混入ことこと煮る 大根は皮の下のすじまで削ぎ切ること←ここは大事 安売りの大根などこの時期皮が硬い |
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3月4日土曜日
Gパンのお尻に止まる春や春 長谷川に似ていらっしゃる先生である。 長谷川←わーはは、友。長谷川も某稲荷学校の養護の先生である。幾つになったであろうか近頃他人様の歳ばかり考える。長谷川は19で知り合って20年プラスして単純に わあ! お前39か。 その、長谷川に似ていらっしゃる先生である。胸の発育がすこぶるよろしく思わず吸い寄せられる。デカイ。夏の夜にお会いしたかった。8人様。ものぐさに徹しているこの頃のアタクシである。カラオケを歌っていただけることで毎日を濁している。こんやはいささか違った。キールをオーダーされた。白ワインはある。一杯のキールにワインをあけたくもなく お断りした。じゃあギムレット。あたくしあなどっておりました。オーダーしたのは長谷川に似ていらっしゃる先生の横でホンモノのセンセイふうな眼鏡をきつく召された女のセンセイである。え、飲めるの? ギムレット。すっとお空けになったのだ。 サワークリームとトースト、ヤな先生である。サボっていてサワークリームの用意がない。じゃあクリームチーズ。ありません。どんどん整理している。ざるそばの竹の汁入れも捨ててしまった。そのざるそばのご注文もある。かろうじてそーめんのガラスの器が捨てずにある。すてるのがちょっと早すぎないか。長谷川に似ていらっしゃる先生のお胸にどうしても目が止まる。羽織っているカーデガンがはちきれそうになっている。Gパンのお尻も大きい。長谷川に似ていらっしゃるが いいなあ。 今朝のわらび餅売りの相方と胸の話になった。話になっただけである。気にしてるのよ、胸のないヒトは。はあ。 次々とカクテルのオーダー。久しぶりに真面目な仕事に徹する。ルシアン、カカオとジンとウオッカである。するっと飲んでいる。キールかお作りするべきだった。お隣の男先生はカルアミルクを再度オーダーしてくる。あたしを酔わせてどうするのと電気ブランをぐいっと空けている女の先生はけなげである。どういうもの? と問われて、飲んでみたらとアタクシはお答えしたのだ電気ブラン。グイッ! である。 8人いらっしゃれば飲めない先生もいる。ひたすらウーロン茶に終始している先生もいる。島美人を感嘆される。そう、このあたりでは島美人を置く店はないであろう。島美人はアタクシのこだわりでしかない。鹿児島の芋焼酎である。ストレートかロックがうまい。お奨め。 明日はナガムラ氏父君の告別式。起きれたらその前に本宮山。動きすぎ、と自覚はある。無理せずぼつぼつ、とこれでも案外慎重なのだ。時間をさぐってて5分でもすっと横になる。今夜も店の安楽椅子で寝ていた、そこへ電話であった。以上の仕事に即刻かかる。 厨房メモ 鶏肉のやわらか三昧 鶏もも肉 料理酒 みりん 醤油 生姜 サラダ油 氷←ここがコツ氷です 料理酒 みりん 醤油 生姜 サラダ油は適当に混濁しておく。混濁した混濁汁に鶏もも肉を漬け込むこと30分。これは仕方かない、味のしみこませである。引き上げてオーブンで←無ければレンジの中 200度で10分焼く 無ければレンジの中の設定ではこの限りではない火を通せばよし 火が通ったらもったいないけど氷を満載したボールに入れて洗い 洗ったら引き上げ水を丁寧に取り払い薄切りにする 混濁汁を火にかけたあと薄切りした鶏肉にそっと注ぎ込む。見事にへーーー、こんなというほどやわらかい鶏肉照り焼きの出来上がり。 |
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3月3日金曜日
伊賀饅頭雛祭りにだけ顔を見せ 電話がじゃかすかと入っていたようだ。ナガムラ氏の父君が亡くなられた報。ひとり暮らしのため発見に五日を要したとの痛ましさ。昨年母君を亡くされたばかりであった。日曜告別式。ちらりと一度だけお顔を拝見しただけの父君であった。ナガムラ氏の撮ってくれたマリコの全倍の写真の額を外し掃除をしていた最中に電話を受ける。合掌。 伊賀饅頭の話になる。アタクシは皆目分からない。スーパーで確認、はあ、見たことありますわ。たぶん食したことも。ネットで検索。どうやら三河地方だけの雛祭り饅頭のようである。むろんアタクシの周囲の人々はみな知っている。饅頭の上に色のつけた米粒がまばらに載せてある伊賀饅頭。どうやら全国版にはならないような饅頭でもある。人様の生死にかかわらず物としての行事はどんどん進行していく。 マリコの全倍の写真の額を住宅へ運び込む。お二階のおばんが立ち止まり、これーって洋酒のポスターかいね さいです。でかいのだ160×100、重さもそれなりにある。 厨房メモ 麻婆ナス ナス ネギ 鶏ひき肉 ごま油 片栗粉 あればトマト ナスを切る ネギはみじん ごま油で鶏ひき肉を炒める ここへミジンネギとナスを投入 味噌みりん醤油砂糖あれば酒ブイヨンを参入 火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつける あればトマトを皮を剥きさいころにカットし参加。彩りにわけぎの小口切りなどをはらはらと。 |
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3月2日木曜日
観覧車梅一つ枝乗せまわりをり キャベツを切りながら左の小指の先も切り落とす。白い半纏と軽トラで売る歩くわらび餅屋としては、正真正銘これでモノホンのいでたちとなる。ははは。ウソウソ、左手の人差し指の先を爪の一部と指の一部をかすめて切り落とす。ちょっと足りないか。探すのが面倒でキャベツにそのまま混ぜ混む。純良な蛋白源である。蒸せば分からない、よかろう。 早い時間にお客様。カッちゃん。ヨシエも一緒と言うヨシエちゃんはカッちゃんの上のお嬢。ちょっと前までアジアン料理店を気合を入れてやっていたが母のカッちゃんが腱鞘炎を起こしリタイア。一人じゃイヤとあっさり辞めてしまった。いきなり飼い猫の話で盛り上がる。アタクシ猫にはのめりこめませんと思いながら21年健在の猫の話に引き込まれる。21年か。ざるそばがご所望。市販のたれでも よか とざるそばを音を立てて啜りながら 何をお呑みになっただったか、アタクシは白波ロックをいただく、←これが呑みすぎて朝がいささかつろうございました。いえ、11時のスーパー銭湯へ行くのだと帰られたあと、ものの流れと言うことがある。 続いて入ってきた半裸のちえちゃん肴に飲み続けたのであった。半裸ではなかった。この時節半裸ではお寒い。半田へ行ってきたとお土産に4合壜を抱えて来たのである。もっともちえちゃん夏にはほんんど半裸でいらっしゃるがもう拝見できないか。 わらび餅売りの相方に入っていたメールを打ち返すが間違えて送信先を娘へとしたようだ。ちがうよーーー と娘から返事が入る。はあ? 何時に帰ったか覚えがない。泥のように眠りに入るのも時にはいいものだ。 厨房メモ お花見鮭寿司二人前レシピ もう一度 生鮭2切れ 人参大1本 キュウリ1本 玉子2個 ご飯2カップ←市販の寿司酢で寿司飯を 寿司酢50ml 面倒なら酢に砂糖を入れてください酢と砂糖同量 玉子2個←砂糖を加え入り玉子にする 鮭は焼き皮を剥ぐ 人参はそのまますりおろしご飯と炊く キュウリは千切りで細切れに 出来たすし飯にいり玉子を混ぜ キュウリも混ぜ 鮭の骨を取り除きつつほぐしてさっくりと混ぜる お花見ご飯を召し上がれ。 |
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3月1日水曜日
観覧車欣喜雀躍二月盡 ついにしてアタクシ的カウントダウンが始まった三月になる。それはほとんど爆弾宣言ともいえたお客様への今年の年賀状の文面。今年の四半世紀絶え間なく続けてきた当店の店仕舞いと決断した三月が始まった。この十年は一日たりと休む日はなかったのではあるまいか。艱難辛苦ともいえた営業実数25年間に及ぶアタクシ的快挙の終結である。ここまできての感慨はさしてない。やれやれと言った思いだけである。ごくろうさま。 お世話になった幾多のお客様のあれやこれ、あんなことこんな悪口はすでにして別枠に用意してある ブログ版酒場日記 へと引き継がれることとなる。毎日更新は出来ないがいってみればここはアタクシの整理箱。お世話になったお客様の一覧表ともなる場所である。営業を続けているうちはホンネなど言えますかいな。うーーん、オフレコという取材用語がある。オフレコでしゃべることならしゃべりつづけて半日は要するのではないか。口数の少ないアタクシが。ウソウソ。 辞めてそれからそれからどうするの という質問を受ける。どうもしない。朝はこれまでどおり生計のためわらび餅を売り歩き夜は寝る。65歳になって夜の夜中の2時になるまで働き続け、そのあと崩れるごとく布団に入るのは普通ではない。普通ではない生活をし続けアタクシが一番大事にしていた伴侶を失った。失ったものはもう取り戻すことはできないが、42年ぶりに人間としての生活は取すことはできる。42年はもっと永かった。42年間眠っていない気がする。夜は眠る。寝かしてください。仕事とは言え夜の夜中の2時にラーメンなど作りとうございませんでした。タバコを吸わないアタクシがタバコを買いに走らねばならない。タバコなど買いに走りとうございませんでした。辞めないで というありがたいお声もかかる。そのたんびにアタクシはお答えし続けている。この先の70歳の垣根はいささか辛うございます。 辞めれば新しい何かが生まれるような気もしている。42年間、永い遠回りであった。まだ遅くはないはずである。夜は眠る。やっとアタクシ的最後の二月が終わった。 時には空を見ることも必要だ。UFOも飛んでいるかもしれない。 厨房メモ 白菜と桜えびのくたくた煮 白菜 桜えび コンソメ 塩一振りと醤油少々 くたくた←冗談。 白菜を軸から入れてコンソメも入れる 少量のみりんを投入 白菜から水が出るから葉っぱもころあいで投入 桜えびも参加 人によってエビがお嫌いと言うこともある シーチキンでもよか 最後に一振り←ここがコツ の醤油で味を調える |