2006年7月31日タナボタ号を試乗させて頂いた。
タナボタ号とは
ど〜だ自動車ことアライブ石井自動車社長の遊び車である。
間違ってもデモ車ではない(笑)
文字通りタナボった車で
ダンプに突っ込んで廃車扱いだった車を
格安で引き取ってカムカバーとボンネット交換だけで復活したのがタナボタ号らしい(^^;

←タナボタ号M山入り口
しゃちょから聞いた断片的な話を繋ぎ合わせあいまいな仕様を書いてみよう。
たしかエンジンは1722ccにボアアップ。264くらいのカムだったかな?
スロットルボディのシャフトが折れても懲りずにじゃんぼっとるを装着。(私も付けてますけどね)
当然ど〜だ自動車製
『ど〜だバー』を装着しボディー剛性を向上。
↑ジグを作る為の実験車となった噂がある(^^;
ど〜だロールバーも付いていたが軽量化の為に取っ払い現在はハードトップを付けている。
足はKONI ASAでF:10K R:8Kのバネに205/50-15のネオバを履く。
上記の写真でもわかるようにかなりリアにキャンバーがついてる。
LSDはどこかの機械式1way でこれもタナボったものだとか…

←タナボタ号内装
ドアは内側の要らない部分を
ミニ四駆のように肉抜きし
内側から
鍵が閉まらない(笑)
ちなみに内側のドアノブは
ビニ紐である(^^;
内装は2005年筑波血戦仕様のままで
車検に通る最小限の装備である。
ちなみに助手席床に目を向けると
道路が見える穴が数箇所確認できる(汗)
もちろんエアコン、パワステはない。
んで動かしてみる。
唐突に繋がるクラッチにちょっと手間取る。
以前OS技研の強化クラッチが入っているロドスタを運転させてもらったことがあるが
同じくらいの重さとミートポイントだ。
一度分かってしまえば何てこと無いがコレで渋滞は
絶対嫌だと思う(^^;
走り出すとロードノイズが流石にうるさい。床鉄板剥き出しだし。
さらにナットかボルトがどこか転がってる音がする(^^;
私はしゃちょとほぼ体格が一緒なのでドラポジはイイ感じ。
デイープコーンのステアリングは非常にイイです。
んでいよいよM山を上りだす。
ゴワーとアクセルを踏んでいく。ツキは非常によくフラットなトルクの出方は乗りやすい。
んが私の鹿エンジンと比べると排気量が小さいせいか全体的にトルクが細い。
上まで回せばパワー出るのかな?と思い7500rpmまで回してみるけど…
アレ?こんなもんかな??
もっと上で盛り上がってくると思ってたんだけど…大して速くないぞ?このエンジン…(^^;
そろそろエンジン終わりかけなのかな?本気で思いちょっと怖くなり8000rpmで回せなかった(^^;
しかしコーナーは速い!私の鹿殺し号と比べてスゲー限界高けーぞ?何故に??同じ足なのに???
↑これはタイヤの差でした。この頃は私の鹿殺し号は195/50-15のサイズで
タナボタ号と同じ205/50-15に変えたら同じようなもんでした。
あとは鼻の入り方が全然鋭い!
タナボタ号はエンジンマウントブラケットに穴を追加し
エンジン搭載位置を10mm下げてある。コレが効いているようだ!!
全体的に軽く動くのは軽量化の賜物
しかし乗っていて
ボロさが
ヒシヒシと伝わってきて軽さに感動するどころではなかった(^^;
M山を2本ほど走ると室内が
灼熱地獄。
内装を引っぺがしているのでエンジンルームの熱がモロに室内に入ってくる。
これは短時間しか乗れねーな…
つか大人気ない仕様だよな…コレは。
マネだけはしないようにしよう!そう心に誓いました(笑)

←M山駐車場にてタナボタ号
タナボタ号、エンジンは思ったほど速くない。
けど車の動きは軽くてイイっす。
この仕様で
TC1000を42秒4とかで走る
しゃちょは凄いけど…
エンジンこのままなら筑波血戦に勝機はあるかも?