「ひらり」は「お腹空いた〜」って言うようになり、傷にしみるからって柑橘系は止めていましたが、今日食べてみて大丈夫でした。まだ「カレー」のような刺激が強いものは駄目で、喉を通す時は冷ましてからですが、元気も戻ってきましたし、順調に回復してると思います。
「自分は常識がある人間だ。」とは、胸を張って言えません。でも、世の中には常識のない人がなんて多いんだと思った事があって。。。。
「ひらり」の病室での事です。小児救急センターでもある大きな病院なので患者数もかなりです。狭い病室に4個ベットが並べられています。
カーテン越しに隣の子の足や手が当たるほどです。
ここは病院で入院してるんです。なのに、家族旅行気分というか、同病室の隣ベットの一家族は、「ピアノ」音が出るおもちゃを持参して、あげくは親子で「ピアノ」演奏までする始末です。痛みに耐えている「ひらり」はウトウト寝ていても、「ビック」として起きてしまう事が何度かありました。なんの為にテレビ音も消してあるのか、これじゃ意味ありませんよね〜。
小さい子ならともかく、ひらりと同じ年長さんでした。大声で騒ぎまくる子で、親もまったく注意しません。ずっと我慢していましたが、消灯時間を過ぎ、真っ暗になったとたん、「トム&ジェリー」のDVDを音を消さずに見始めたのには、さすがにナースコールをして注意してもらいました。
そうそう、父親とお婆ちゃんが親子喧嘩はじめたのも目がテンでした。
我慢もピークでした。
家は、そんなご身分じゃないですが、兄貴が「個室」に移ろうって言ってくれたので、室料のいる「特別室」の希望を出したら、満室で、空くのをひたすら待ちました。
もう一家族は、父親の声がとても大きいんです。昼間ならまだしも、これ又、消灯時間過ぎてから子供とパソコンでゲームをはじめます。キーボードのカチカチという音だけでなく大声で笑い、父親が本気で遊んでいます。「ひらり」でさえ、何も言わなくても、院内の夜は小声で、必要な時だけ話すって事を知っています。
私はとうとう「声、小さくしてもらえませんか!」と言いました。それからやっと小声にはなりましたが、ゲームはしばらく続いていました。 ありえない〜ありえない〜ありえない〜 書ききれないくらい小さい事はまだまだあって、ほんと ありえない〜が頭の中いっぱいになっていました。
やっと「特別室」に移れたのは土曜日、退院3日前でした。あの病室でのストレスはかなりのもので、個室に入れた時の嬉しさは忘れられません。「バンザ〜イ」しましたもん(^▽^;)
個室でも、なるべくテレビの音は小さく、「キット」も静かにさせていました。
これって当り前だよね〜
「他の患者さんの事を考え、病室では静かに過ごしましょう!消灯時間がきたら静かに寝て下さい!」なんていちいち説明しないとわからないのでしょうか?・・・
実は「キット」もまったく同じ扁桃腺肥大で、5歳になる頃に手術の予定です(ノ_・、)その時は絶対「入院貯金」して最初から「個室」希望しようね〜って話しました。
ちなみに個室料は1日5,250円でした。今回は4日分支払いました〜
退院前日の「ひらり」です。退院が決まり、笑顔いっぱいです♪
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