COLUMN

151    言葉にならない・・・・
更新日時:
H19年8月11日(土)
「ひらり」を産む前の体調がよかった時期、家によく遊びに来てくれていた子供達がいた。
5歳、4歳、2歳の兄弟。出産が近ずき、新犬舎にもワン達が移動してきて、多忙な日々に入ってからは、なかなか遊ぶ時間がなくなった。それでも時々出会うと、可愛い笑顔で話しをしてくれた。
ほんの3週間前、5歳と4歳の男の子2人だけで、家にきた。庭先でちょっと話をして、2人は帰って行った。ちょうど私はワン達の食事準備最中だったので、相手をしてあげる時間がなかった。
 
昨日、家庭事情で3人兄弟「施設」へ預けられた事を聞いた・・・・泣叫んだと聞いた・・・
胸が締めつけられた・・・3人の顔が浮かぶ・・・
兄貴にすぐ電話した・・・兄貴もよく知る子供達・・・ショックを受けていた・・・
 
でも、他人。責任なしで、簡単な事は言えない。口を出せない。
2人で家に遊びに来てくれた時、何か言いたかったのかな・・・「家」に行ってみようかあ〜ってただ遊びに来てくれたのかな・・・それでも「家」に来てくれた。。。遊んであげればよかった・・・
気になって、あの子達の「家」へ行ってみた。庭先に「自転車」があった。2歳の子のカバンもかけてあった。。。でも・・・静かすぎた・・・
 
環境はまったく違うけれど、「長女」とだぶった・・・
「ひらり」を抱きながら、2歳の女の子とだぶる・・・
 

152    あれも、これも
更新日時:
H19年8月9日(木)
はじめて「歩行器」に座らせてみた。「歩行器」は成長によくないと聞いた。「おんぶ」もよくないと聞いた。医学進歩の現在、いろいろな話を聞く。
でも「ひらり」はおんぶが大好き。長女も大好きだった。17年前の子育中は、「おんぶ」がいけないなんて聞いた事がなかった。長時間は確かに悪いのかもしれない。時間に気をつけたら、「歩行器」もいいよねっ。
だって、この笑顔だよ〜(>▽<;;
きっといつもと違う視線、姿勢、「ひらり」には楽しかったんだと思う。
 
父にも聞いてみた。「おんぶ」は、よくないの?と。「お前達も、おんぶで育ててきたんだから。」
アハハハハ・・・・(;^_^
 

153    ちょっと、そこの3匹!
更新日時:
H19年8月5日(日)
「新たまねぎ」の皮をむいていた。それを見ていた兄貴が「朝からよく働くなあ〜」と言った。その一言の飛び火が3匹達に向けられた。
 
「他に誰がやってくれるの?誰が忙しい私の手伝いをしてくれるの?飲茶が洗濯でもしてくれるの?えっ?クリスが掃除機でもかけてくれる?ダリなんてホコリと毛を撒き散らすだけじゃん!・・・・・・」
しばらく続いた、出来るはずない小言。。。。
 
あくまでも「しらんぷり」の飲茶・クリス・ダリ

154    くちぐせ
更新日時:
H19年8月2日(木)
「頭数」にびっくりされた後に、必ず「全員の名前と顔、憶えられますか?」と聞かれる。私も最初、不安だった。
ケージに名前とグループわけのシールを貼った2年前。今でも、はがれてないのが少しある。
 
みんな「ダックス」でもみんな違う。「顔、性格、声、匂い」み〜んな違う。憶えるのに心配していたほど「時間」は、かからなかった。でも、今でも「名前」は間違える事がある。頭の中では、その子を呼んでいるつもりなのだが(笑)ついつい癖になってたりもする。例えば「マロン&チェリー」はペアだから2匹で一度に「マロチェ」と呼び戻す。「ビング・マービ・パース」は3兄弟いつも一緒だったから、「パース」がいなくなった今でも呼んでしまっている。今日もついつい「ビング〜パース〜マービー〜」・・・・
笑ってしまいながら、寂しくなる「口癖」・・・・そして又思い出す・・・・
 
画像は「ビング&マービー」

155    やっぱり「父の影響」か・・・
更新日時:
H19年7月28日(土)
幼い頃から「生活」の中に生き物がいたな。犬はもちろん、隣の祖父の家には2匹の「やぎ」がいた。父は飼育にはまると、とことん手間とお金を賭けていた。「錦鯉」に「出目金」、「インコ」、「チャボ」、「うさぎ」もいたなあ〜。母は動物が苦手だった。新しい「犬」を迎える時、父は母には相談せず勝手に決め、迎えに行く時に私を連れて行ってくれていた。でも私は嫌だった。父は運転しているし、仔犬は私に飛びかかり甘噛みをしてくるので、車の中で「ギャーギャー」泣いていた。
大人になり家を出るまで、はっきり記憶に残る犬は「4匹」。
写真を見たり、話を聞いたりして、かすかに残るのが「2匹」。
死が「辛い事」と知った犬が「3匹」。
父は「放射線技師」だった。(今でも老後のバイトで職も健在だ)「総合病院」に勤務していた。
病院の裏は「山」。裏の「職員駐車場」に父の車が入ると、「野良犬」が何処からともなく集まってきて、「車」を囲む。幼い私は固まった・・・みんな「父」が大好きで「父」が病院裏で手なずけていた「犬」達だった。家で飼ってきた「犬」と「父」にくっついていた「犬」と、思い出は、ごちゃ混ぜ〜(笑)
そんな父も、「歳で世話ができなくなるくらいなら、その子の為に飼わない方がいい。最後まで面倒みてやりたいから。」と言い、今は母と2人だけ。。。。その言葉に心底動物が好きなんだと思った。。。。
 
実家に帰ると、私が持って帰った「白めだか」の池を父が作っていた。大きくなり、数も沢山増え、とっても住みやすく「工夫」されていた。
私も毎日「白めだか」を世話しながら、やっぱり私は「父」似だと・・・・
 
最近「ひらり」は「犬」はもちろん、「亀」「白めだか」も喜んで目で追うようになった。
大人になったら私みたいに思ってくれるだろうか・・・
「動物を可愛がる父でよかったな・・・」って。。。
それとも・・・・「限度ってものを知らないの〜?贅沢できないのは誰のせい?こんな騒がしい生活は二度と嫌だっ!」って言われそう・・・こ・これって、今の私の叫び?(爆)



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