幼い頃から「生活」の中に生き物がいたな。犬はもちろん、隣の祖父の家には2匹の「やぎ」がいた。父は飼育にはまると、とことん手間とお金を賭けていた。「錦鯉」に「出目金」、「インコ」、「チャボ」、「うさぎ」もいたなあ〜。母は動物が苦手だった。新しい「犬」を迎える時、父は母には相談せず勝手に決め、迎えに行く時に私を連れて行ってくれていた。でも私は嫌だった。父は運転しているし、仔犬は私に飛びかかり甘噛みをしてくるので、車の中で「ギャーギャー」泣いていた。
大人になり家を出るまで、はっきり記憶に残る犬は「4匹」。
写真を見たり、話を聞いたりして、かすかに残るのが「2匹」。
死が「辛い事」と知った犬が「3匹」。
父は「放射線技師」だった。(今でも老後のバイトで職も健在だ)「総合病院」に勤務していた。
病院の裏は「山」。裏の「職員駐車場」に父の車が入ると、「野良犬」が何処からともなく集まってきて、「車」を囲む。幼い私は固まった・・・みんな「父」が大好きで「父」が病院裏で手なずけていた「犬」達だった。家で飼ってきた「犬」と「父」にくっついていた「犬」と、思い出は、ごちゃ混ぜ〜(笑)
そんな父も、「歳で世話ができなくなるくらいなら、その子の為に飼わない方がいい。最後まで面倒みてやりたいから。」と言い、今は母と2人だけ。。。。その言葉に心底動物が好きなんだと思った。。。。
実家に帰ると、私が持って帰った「白めだか」の池を父が作っていた。大きくなり、数も沢山増え、とっても住みやすく「工夫」されていた。
私も毎日「白めだか」を世話しながら、やっぱり私は「父」似だと・・・・
最近「ひらり」は「犬」はもちろん、「亀」「白めだか」も喜んで目で追うようになった。
大人になったら私みたいに思ってくれるだろうか・・・
「動物を可愛がる父でよかったな・・・」って。。。
それとも・・・・「限度ってものを知らないの〜?贅沢できないのは誰のせい?こんな騒がしい生活は二度と嫌だっ!」って言われそう・・・こ・これって、今の私の叫び?(爆)
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