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Dear Life 通 信 第48号
〜豊かさを実感するために〜
2002年12月3日
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12月ですね。街にはクリスマスソングとイルミネーションがあふれています。
今年もあと少しだと思うと、何となく気ぜわしくなってきますね。でも同じ1日、
同じひと月。人間の心理って不思議だなと思ってしまいます。
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<目次>
◆記憶術 −ペグワード法−
◆美術館の展示案内 −12月の予定−
◆新刊新書案内 −11月の新刊 −
◆アンケートのお願い
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◆ 記憶術 −ペグワード法−
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12月に入ってクリスマスソングを耳にする機会が増えてきました。音楽を聴いてい
ると、昔その曲を聴いた頃のことを思い出すので不思議です。
先ほどもホワイトクリスマスを聴いていて、子供の頃、ビング・クロスビーの歌を
レコードで聴いたことを思い出しました。ドーナツ版と呼ばれるEPレコードを、
新しく買ったプレーヤーで聴きました。(もっと前はSP版と蓄音機でしたね。)
今日聴いたのは演奏だけでしたが、頭の中にはクロスビーの声や回転ムラの感じ、
買ったばかりのプレーヤーのにおいまで蘇ってきました。
人間の記憶には、あることを思い浮かべると関連するいろいろなことを思い出す働
きがあるようです。この働きを利用した記憶術がペグワード法です。心理学のレポ
ート課題で「ペグワード法による記憶実験」というのがありました。
1,2,3・・・に結びつく言葉、例えば「いちじく、にんじん、さんま・・・」
といった言葉(ペグワードといいます)に10個の単語を結びつけて記憶し、二晩
おいてからどれだけ思い出せるか実験してみよ、というものです。
たまたま解剖学で習った脳神経(脳から出ている神経。12本あります)を使って
試してみました。
1:いちじく…嗅神経→いちじくの実と鼻を連想して結びつけた
2:にんじん…視神経→目のついたにんじんをイメージ
3:さんま…動眼神経→さんまの目が動くところをイメージ
4:しいたけ…滑車神経→しいたけが滑車のように回るところをイメージ
5:ごぼう…三叉神経→ごぼうが3本交差したところをイメージ
6:ロース…外転神経→豚が転がるところをイメージ
7:なすび…顔面神経→なすのように真っ青な顔をイメージ
8:やきいも…内耳神経→耳の形をしたやきいもをイメージ
9:くり…舌咽神経→栗とのど仏を連想して結びつけた
10:とうもろこし…迷走神経→とうもろこしのツブツブが迷走しているところをイ
メージ
二晩たって思い出せたのが八つ、思い出せなかったのが二つ(1と8)でした。
***** 以下はレポートの抜粋です。*****
<学生の方への警告>
この赤字部分の記述は2006年2月20日に加筆しました。
先日、大学から<学生が提出したレポートに記述内容が酷似したレポートが見つか
り、不正行為の疑いで、学長や学部長などで構成される通信教育部委員会にて、学
生の処分等が検討されるに至った。ついては抜粋であってもレポートの公開につい
ては慎重なご配慮をお願いしたい>旨のメールをいただきました。
レポートの趣旨は、自分で試し、考えることにあります。安易な道を選んで後で後
悔するのは自分自身です。そんな心配のある方は、以下の内容をお読みにならな
いでください。
再生できたかどうかは、記憶の際の関連付けがうまく行えたかどうかで決まったよ
うである。再生に失敗した嗅神経は、いちじくと鼻の形を結びつけようとしたが、
あまり形が似ているとは言いがたく、関連づけがうまくいかなかったようだ。また、
やきいもと耳の形を結びようとした内耳神経も、再生に失敗した。これも似ている
というには無理があったようだ。
舌咽神経も、のど仏と栗との形が似ているとして関連付けを行ったが、これは再生
に成功した。いちじくと鼻、やきいもと耳に比べて似ている度合いが高かったから
だろうか? いや、それほど違いがあるとは思えない。関連付けを行った際、自分
で「面白い」と感じたことが関係しているように思う。なぜ「面白い」と感じたの
かはよく分からないが、嗅覚−鼻−いちじく、内耳−耳−やきいもほど安直な結び
付けでなく、舌咽−のど仏−栗というのが、「ひとひねりしてあって面白い」と感
じたようである。
ひょっとすると「ひとひねりしてある」ということがポイントかもしれない。「ひ
とひねり」=「記憶の際の思考が深い」わけだから、それだけ記憶に残りやすいと
も考えられる。「6(ロク)−ロース−豚−転がる−外転神経」など、相当無理の
ある連想だが、これなどは最も容易に思い出すことができる部類だった。無理のあ
る連想でも、ひとひねり、ふたひねりしてあれば、それだけ思考の処理が深く、し
たがって記憶に強く残る、ということなのかも知れない。
また、「面白い」と感じること、感情の分野も使うことが、記憶−再生にプラスに
働いたように思う。記憶の際は、「『目のついたにんじん』や、『さんまの目が動
くところ』なんて思い出せるだろうか?」と思ったものだが、再生実験をやってみ
ると、予想以上にすぐ思い浮かべることが出来た。 記憶の際、「目のついたにん
じん」や「目をくるくると動かすさんま」は「かわいい」と感じたし「転がる豚」
や「迷走するとうもろこしのツブツブ」もユーモラスだと感じた。そして再生実験
のときも、同じ感情を感じていたように思う。
「ひとひねりする」にしても「感情も動員する」にしても、どちらも単に「形が似
ている」というだけよりも、脳で処理される情報量が多い。「記憶する際に脳をた
くさん使ったほうが、それだけ記憶に残りやすい」という、あたりまえのことなの
かもしれない。
***** 抜粋終わり*****
成功率8割ですが、結構使えそうです。何かを覚えなければいけないとき、試して
ご覧になってはいかがでしょうか。
ポイントは「ひとひねりすること」と「できるだけ面白い連想をする」ことのよう
です。
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◆美術館の展示案内
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東京都内の10の美術館でどんな展示をしているか。各美術館のホームページに掲
載された情報をもとにお届けしています。(掲載は50音順です)
●上野の森美術館
住所:
最寄駅:JR・上野
TEL:03-3833-4191
URL:http://www.ueno-mori.org/
営業:10:00〜17:00
・ピカソ 天才の誕生 ピカソ少年期の作品 9月21日(土)〜12月8日(日)
●国立西洋美術館
住所:
最寄駅:JR・上野
TEL:03-3828-5131
URL:http://www.nmwa.go.jp/index-j.html
営業:9:30 〜 17:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館30分前まで)
休日:月曜日 (ただし休日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館)
・ウィンスロップ・コレクション
フォッグ美術館所蔵19世紀イギリス・フランス絵画
9月14日(土)〜12月8日(日)
●サントリー美術館
住所:
最寄駅:地下鉄・赤坂見附
TEL :03-3470-1073
URL :http://www.suntory.co.jp/sma/
営業:10:00〜17:00 金曜日は21:00まで (入館は30分前まで)
休日:月曜日(祭日のときは開館)
・川端康成 文豪が愛した美の世界 10月29日(火)〜12月8日(日)
・祝い寿(ことほ)ぐ−吉祥(きっしょう)の美 12月17日(火)〜2月9日(日)
●世田谷美術館
住所:
最寄駅:東急田園都市線・用賀
TEL :03-3415-6011
URL :http://www.setagayaartmuseum.or.jp
営業:10:00〜18:00(入館は30分前まで)
休日:月曜日(祝日のときは翌日)
・版画の世界 −表現の探究者たち 9月3日(火)→12月13日(金)
●損保ジャパン東郷青児美術館
住所:
最寄駅:JR・新宿
TEL :03-3349-3081
URL :http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
営業:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休日:月曜日(祭日のときは開館)
・スーラと新印象派 2002年10月26日(土)〜12月8日(日)
●東京藝術大学美術館
住所:
最寄駅:JR・上野
TEL:03-5685-7755
URL:http://www.geidai.ac.jp/museum/
営業:10:00−17:00(入館時間は16:30まで)
休日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
・ウィーン美術史美術館名品展 -ルネサンスからバロックへ-
会期: 2002年10月5日(土)−12月23日(月・祝)
●東京都庭園美術館
住所:
最寄駅:JR・目黒、地下鉄・白金台
TEL :03-3443-0201
URL :http://www.teien-art-museum.ne.jp/
営業:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休日:第2、第4水曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
●東京都美術館
住所:
最寄駅:JR・上野
TEL:03-3823-6921
URL:http://www.tobikan.jp/
営業:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休日:月曜日
・生誕400年記念「狩 野 探 幽」展 よみがえる江戸絵画の巨匠
10月19日(土)〜12月8日(日)
●根津美術館
住所:
最寄駅:地下鉄・表参道
TEL :03-3272-8600
URL :http://www.nezu-muse.or.jp/
営業:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
・知られざる唐津 ―二彩・単色釉・三島手― 11月2日(土)〜12月15日(日)
●山種美術館
住所:
最寄駅:地下鉄・九段下、半蔵門
TEL :03-3239-5911
URL :http://www.yamatane-museum.or.jp/
営業:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休日:月曜日(祝日は開館し、翌日が休館)
・年暮る 2002年11月22日(金)〜12月23日(月)
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◆新刊新書案内
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12月3日現在の各社のホームページから、11月発行の新書を
ご紹介します。(50音順。価格は税別です)
中公新書を更新しました。
●岩波新書 http://www.iwanami.co.jp/shinkan/
・『遺伝子とゲノム』 松原 謙一 700円
・『インターネット術語集 II』 矢野 直明 740円
・『女歌の百年』 道浦 母都子 740円
・『人生案内』 落合 恵子 740円
●岩波アクティブ新書 http://www.iwanami.co.jp/shinkan/
・『泡盛はおいしい』 富永 麻子 700円
・『心と体にやさしい四季のハーブ』 桐原 春子 940円
・『生活習慣病へのアドバイス』 堀 三郎 700円
・『無敵のバリアフリー旅行術』 おそど まさこ 740円
●講談社現代新書 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/gendai/
・「『ひらきこもり』のすすめ デジタル時代の仕事論」渡辺浩弐 680円
・「スポーツ語源クイズ55」 田代靖尚 700円
・「人形作家」 四谷シモン 880円
・「これが現象学だ」 谷 徹 720円
・「最新・北朝鮮データブック 先軍政治、工作から核開発、ポスト金正日まで」
重村智計 720円
●光文社新書 http://www.kobunsha.com/top.html
・「仕事で『一皮むける』関経連『一皮むけた経験』に学ぶ」金井壽宏 740円
・「天才は冬に生まれる」 中田力 680円
・「シングルモルトを愉しむ」 土屋守 900円
・「京都人は変わらない」村田吉弘 680円
・「くまのプーさん 英国文学の想像力」 安達まみ 740円
●集英社新書 http://shinsho.shueisha.co.jp/
・「短編小説のレシピ」 阿刀田 高 700円
・「歌声喫茶『灯』の青春」 丸山 明日果 700円
・「ナショナリズムの克服」 姜尚中 森巣 博 700円
・「生き物をめぐる4つの『なぜ』」長谷川 眞理子 740円
・「パリと7つの美術館」星野 知子 950円
・「『明星』50年601枚の表紙」明星編集部・編 解題 橋本 治 1000円
・「学閥支配の医学」米山 公啓 640円
●ちくま新書 http://www.chikumashobo.co.jp/shinkan.html
・「宮本武蔵の真実」 小島英熙 720円
・「謎とき『日本』誕生」 高森明勅 720円
・「英文読解完全マニュアル」 澤井繁男 700円
・「『美の文明』をつくる −『力の文明』を超えて」 川勝平太 720円
●中公クラシックス http://www2.chuko.co.jp/classics/
・「文明の生態史観ほか」 梅棹忠夫 著 白石隆 解説 1500円
・「学問のすすめほか」 福沢諭吉 著 坂本多加雄 解説 1300円
●中公新書 http://www2.chuko.co.jp/shinsho/
・「暮らしの世相史」 加藤秀俊 760円
・「ドイツ 町から町へ」 池内紀 760円
・「カラー版 アフリカを行く」 吉野信 940円
・「ドン・キホーテの旅 神に抗う遍歴の騎士」 牛島信明 760円
・「幕府歩兵隊」 野口武彦 860円
●中公新書ラクレ http://www2.chuko.co.jp/laclef/
・「シンプル人生の経済設計」森永卓郎 著 700円
・「高校卒海外一直線 エリート高校生の『頭脳流出』」 800円
・「ホームレス人生講座」風樹茂 著 740円
・「ドキュメント 時代を拓いた女性たち 第二集」読売新聞解説部 編 720円
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◆アンケートのお願い
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