2001/AUGUST

8/1/大阪府が財政難を理由に、
   大阪府立国際児童文学館の廃館を検討しています。

大阪府は何を考えているのか?オリンピックが招致できなかったからか?ノックさんがやめて、少しはマシになるかと思いきや、そのツケを子どもたちの施設の廃館というデタラメな正味エーカゲンニセ〜〜ヨと言う形で実施するつもりなのか?そういうのを正しい政治と言えるのか?子どもたちを目の前にして胸はってやれるのか?大阪と言う土地柄は、ヨソモンから見ると、弱いもんには寛大で、非常に好いたらしい土地柄なのである。タイガースがあんなに負けても寛大に今日だって2万3千人の観客が入っているじゃないか。それなのにこの所業は大坂ファンを裏切る以外の何物でもない。ウ〜〜ム。良くない。ひじょ〜〜〜に良くない。そういうわけで共感してくれた人は、是非、署名をお願いしたい。署名しても後からHなページの紹介メールなどは送られて来ないから安心して協力していただきたい。尚、
署名はDRした後、郵送しなければいけない。申し訳ないが、その郵送料もカンパということでお願いしたい。それ以上に鍋買ってくれとか、ビタミン剤買ってくれとか言わんので、ひとつ宜しくお願いしたい。

以下、メル友(こっちでそう思っているだけかも知れんが)ひこ田中氏からのメールより抜粋。

廃館阻止のための署名活動を始めています。 「児童文学書評」に署名用紙のファイルを用意しました。 http://www.reviewers.jp/ ダウウンロードの後プリントアウトという手間がかかりますが、 ご協力の程、なにとぞよろしくお願いいたします。 また、貴サイトから「署名のお願い」(http://www.reviewers.jp/syomei.htm)へ リンク(出来れば表紙から)していただければ情報がより広がってい きます。 また、お知り合い、ご友人にも、メールを回していただければ、活動の輪が広 がります。 あつかましいお願いではありますが、ご検討いただければ幸いです。
集まった署名用紙は、 「大阪国際児童文学館を育てる会」事務局へお送りください。 郵送料はカンパということで、自費でお願いします。
事務局は、 〒572ー0013 大阪府寝屋川市三井が丘4ー2ー115ー2上野勝子方 
TEL&FAX 072-824-3695 郵便振替 00920-6-86636


8/9/懐かしいやつ

懐かしい奴から電話がかかってきた。実に十五年ぶり。このT君には逸話がたくさんあって、その一つ一つが、もうお腹がよじれちゃうくらいに可笑しい奴なのだ。
(今回は奴の了解を得て、そのいくつかを紹介してしまおう)
奴と僕は高校時代からの同級生。僕はサッカー部を一年でやめてしまったけれど、奴は卒業までやりとげた。どちらかというとイケテル奴というタイプではなく、サッカーも体力勝負的なサッカーだったし、勉強も恋も奥手なタイプのジミー君と言う感じだったのだが、不思議な事に奴はモテたんだ。
モテるんだけれど、すぐ終わる。そのくり返しを何度もやっていた。しかも、先日の電話で、その原因が奴曰く、僕のアドバイスが原因だと未だに言い張るのである。
一番最初の彼女と始めてのデートの時、奴から相談された。なんかプレゼントをあげたいのだけれど・・・。そう、その日はその彼女の誕生日だったんだ。僕は吉祥寺まで奴と一緒に出かけてゆき、半日かけて、プレゼントを探した。小さなオルゴールだったと思う。そこまではよかった。
当日、奴は待ち合わせの駅に三十分も前に着き、彼女を待った。そして駅前の花屋が彼の視線に入ると、「そうだ!花束を買おう」と気がついたのだった。(うん。上出来じゃン)奴は何を買って良いのか解らず、店の前にアレンジメントされていた花束を買った。
そして彼女がやってきた。奴は花束を後ろ手に隠し、小走りに走ってきた彼女に、駅前に居た人全てに聞こえるような大きな声で「お誕生日おめでとう!」と花束を差し出したのであった。その花束を見て彼女の顔は、曇ったのであった。そして二人はその日、デートをして、井之頭公園でオルゴールも渡し、何事もなく、何事もできず、その日は終わったのであった。ただ、気掛かりだったのが、彼女が花束を隠すように持ち歩いていた事だったのだと、その晩、奴からの電話で聞いたのだった。
翌日。ウキウキと学校にやってきた奴は、下駄箱を見て愕然としたのだった。昨日あげたはずの、オルゴールと「最低!さよなら!」という手紙が奴の下駄箱に入っていたのであった。なぜだ?奴は悩んだ。僕も悩んだ。僕は詳細に昨日の話を聞いた。結論から言おう。問題は花束だったのだ。奴は花屋で「フランスの花束」を買ったと言っていたのだが、中身を聞くと「エ〜〜と、花の名前なんて良く解らないけどさ、菊の花が入っていたよ!」あっ!それだ。奴の買ったのは、「フランスの花束」ではなく、「仏花」だったのである。そりゃあ、フラれるよな。
次の彼女の時は、もっと答が早かった。奴は告白されたのであるが、15分後にフラレたのである。
2番目の彼女は奴に告白するためにおねえちゃんの香水を借りてきたのだ。(これは彼女から後で聞いたのだが、たしかクリスという香水だったはずである)彼女が告白して、奴は興奮して、何を喋って良いのか解らず、香りが気になったのでホメたのである。しかし、この一言が彼女の奴への憧れを一遍に冷めさせてしまったのだ。その言葉と言うのは・・・。
「良い香りだね。エッセンシャルシャンプー?」
その一言で終わりになったのだ。彼女の気持ちも解らないではない。たしかに僕は沈黙のデートは、気まずいものだと彼にアドバイスはしたが、これはぼくのせいじゃないだろう。
その後も、女の子の方から、あるいは奴から告白して、デートまでは漕ぎ着けるのだが、すぐ終わってしまうというくり返しだった。 来週、奴と久々に飲む約束をした。奴は今、12才も年下のカミさんと三人の子持ちである。今のカミさんをどうやってくどいたのか今度聞いて来ようと思っている。


8/11/イチローは球を斬る
毎日毎日メジャーを見ていると、たしかにイチローの技術の高さは、メジャーの中でも屈指の物である事は間違いないと確信させられる。もちろん走塁や守備もピカ一だけれど、そのバットコントロールっていうのは、他のチームを見ていても同様な選手が全く居ないのにも驚く。(いや、バッティングスタイルじゃないのだ。そのボールの捕らえ方なのだが・・・)
メジャーのほとんどのホームランバッターは、まるで斧やハンマーでぶったたくような捕らえ方をする。それに比べてイチローの捕らえ方は、まるで剣術の名人が敵の急所を軽く、そして適確にスっと斬るような捕らえ方なのだ。バットを刀に持ち替えて、バッターボックスに入ったならば、きっと、ボールがまっぷたつに切れてしまうのじゃないだろうか?なんて思ってしまう。たしかにそんなことを考えさせるほど、イチローはサムライなのかも知れない。このまま優勝したらMVPはイチローだわな。やっぱり。スゴイね。ホント。

8/12/五分間の空白?
埼玉県で起きた子どもの連れ去り事件。子どもが無事帰って来たのはいいのだけれど、なんとなく納得いかない。帰ってきた子どもを抱いてTVのインタヴューに答える親には安心の顔は見えるけれど、反省の色がない。犯人も捕まってこれが18才の短大生っていうのもちょっとオドロキだけれど
、でもさ、この事件、その発端は親の意識の低さが問題なんじゃないの?
車の中に置きっぱなしにして、でもエアコンつけて、キー付けっぱなしだから大丈夫?で、買い物に行く親の意識が信じられないね。これは、その時点でミステイク以外の何物でもないと、僕は思うけれどね。時間がどれだけ短くても連れていくべきだ。(そもそも、大人の時間と子どもが受け取った不安な時間の長さは別物だと思う)
ちなみにアメリカなら、この親、間違いなく児童虐待で捕まるよ。
最近、同じような光景をスーパーの駐車場で見るけれど、アタマオカシ〜〜ンじゃない?車は絶対壊れないと思っているのか?もし壊れたら、あっという間に、熱中症だよ。そうじゃなくても温度って言うのは、大人と子どもでは感覚が違うんだから、機械をあんまり信用してはいけないし、モラルというより何より、動物として当たり前の行動をするべきだよ。
なんの悪びれた表情も見せず、イケシャアシャアと被害者面でインタヴューに答える夫婦を見ていたら、胸くそ悪くなってしまった。ハッキリ言って、お前らが悪い!!

8/13/どうなっているの?
腹が立つと言うより、切なくなって来る。なんで子どもを殴り殺せるんだ。しかも川に捨てられるんだ?それでもね、きっと子どもはお母さんが好きだったんだと思うんだ。頼れるのは、お母さんだけだったんじゃないかと思うんだよね。だから自転車乗れるようになった時、お母さんに見てもらいたかったんだと思うんだ。それなのになぜ? 考えるだけで、息苦しくなってきてしまう。あのさ、僕としては、そういう事しちゃった奴は、だまって終身刑がふさわしいと思う。12才以下の子どもを害したるもの裁判の余地なく終身刑もしくはそれ以上の刑を科す。って決めちゃうべきだよ。ホント、どうなってるんだ? 

8/14/甲子園の手袋
甲子園の球児たちに数年前からバッティンググラブが認められた事を御存知?認められたのは認められたんだけれど、さすがにシバリの甲子園。黒か白と色が決められているのね。しかもノーブランド風にメーカーのロゴも入ってない訳。何故かと言うと、「高校生らしくないから」だと・・・・。
高校生らしくないって、一体誰が決めるんだろう?何を持って「高校生らしい」と決めるモノサシにするんだろうか?上の事件みたいに大人が「大人らしくない」世の中で何を今さら・・である。
ところで、イチローが試合中にかけているスポーツサングラス。これも甲子園では禁止である。理由は同じ。しかし、地方大会では、認めていた所もあったようだ。たとえば横浜高校の選手たちは予選では使用していた。これには横浜スタジアムで行われた決勝戦の時間帯に太陽が異常に眩しい方向にあるからという理由もあったようだけれど。
いずれにしても、バッティンググラブやスポーツサングラス、リストバンドなどというものは、これ全て機能があるわけで、ただ単にファッションではないのだ。合理的にスポーツを考えて、合理的にその底上げを願うなら、「高校生らしくないから」なんて時代錯誤の不思議な理由をつけずに、もっと自由にやらせる方がいいんじゃないの?と思ってしまうのであった。

8/15/国立墓苑
一日早めて昨日、この国の首相が靖国神社に参拝をした。このことについては、特に意見を言うつもりはない。ただ、くだらん!と思ってしまう。だって、これで急に右傾化出来る訳もないし、それほど僕らはバカじゃない。
それよりもだ・・・。沖縄には終戦間際に大激戦があって、軍人だけでなく多くの民間人も死んだ。その人達を追悼するために、敵味方、軍人、民間人を問わず、犠牲になった人間たちの分かる限りの名前を刻んだ追悼碑があるそうな。その考え方は素晴らしいと思う。
戦争で死んでしまった人達、あるいは生き残っても未だにその悲惨な記憶から抜けだせずにいる人達。少なくともそのことで得をしちゃった人と言うのはかなり希有なのではなかろうか?つまりほとんどが犠牲者、被害者であろう。そういう人達の心や魂を分け隔てなく、癒すために、どこの宗教にも哲学にも傾かない墓標、追悼碑を早急に作るべきだと思う。考えてみりャ、今までなかった方が不思議だと思うけれどなあ・・・。
ちなみに8/15。原小キッズのコーチのモデルのとっちゃんの誕生日である。おめでとう。

8/16/翻訳サイト
TONNPAこと紀美ちゃんのページからの受け売りだけれど、ウェブページを丸ごと翻訳してくれるサイトを発見。ことに優れているのが 、英文を和文にしてくれる所には、まだまだ問題があるようだけれど、和文を英訳してくれる所なのだ。つまり僕のページも英文で見れる。もちろん機械が行っている事だから、方言や独特の言い回し、あるいは正しくない日本語表記は、怪しく変換されてしまうが、それでもなかなかの精度を持っていると思われる。
(正直な話、どこまで正しいか、ブロークンを超えてクラッシュな英語能力しかない僕には判断がつけられんが)
少なくともこのサイトで英語を勉強しようとか、考えている訳じゃないから、それはそれで楽しい。
僕のページも、これで見ると結構おかしい。(特に大人の漫画あたりが)さらに僕が制作しているPTAのソフトボールのサイトのメンバー紹介が笑える。特にメンバーの実情を知らなくても、それなりに大爆笑できる。是非、お試しあれ。
Excite エキサイト : 翻訳>WEBページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/url/
上ノ原ソフトボールウェブサイト http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/5437/
(上ノ原はtop NO fierdと訳されている。カタカナは対応していないみたい)

8/19/気がつけば
実は、あまり日記を書く時間がなくて、まとめて書いたから、順不同だったり、日にちがずれてるかも知れない。なんだかこの八月は忙しいんだ。
ところで昨日の夕方、我が家から火事が見えた。息子の保育園の方向だったので、ちょっと心配になってその近辺の友人に電話をかけたら、保育園の斜向いのクリーニング屋(工場)が焼けたのだった。保育園とは10mしか離れていなかった。実はこの工場と隣接する所にPTAの別の友人の 家があり、彼の家の一部分も類焼の憂き目を見てしまったそうだ。なんともはや、慰めようもない。彼の居住している部屋には問題はなかったそうだが、賃貸で貸していた一室が屋内全焼だそうである。大事にしていたギターが三本灰になってしまったそうな。可哀想に・・・。
その30分後、我が家からは全く同じ方向に二子玉川の花火大会が望まれた。
同じ火の仕業だが、片方は幸せを台無しに片方は心を癒すという、なんだか複雑な光景だった。

8/19/追記/どうでもいいけれど・・・
どうでもいいけれど・・・研ナオコ・・・。歩いているのにスピード速すぎ、いくらTVでも少しは考えろ!

8/22/資料の秘密
今、躍起になって描いているのは、年長さん向けの児童雑誌の付録の図鑑なんだけれど、約20種位の動物を描いている。手を抜けば、いや、手を抜くと言うより、ラクなタッチで描けば、アッという間に描けそうなんだけれど、テーマそのものが僕の絵の目的に合致しちゃっているので、なんだか妙に気合いを入れて描いてるんだ。(〆切りに間に合うかしらん)
動物の絵を描く時、資料はどうするの?現地に行かれるんですか?なんて質問をよくもらうんだけれど、その度にアフリカや南米に行っていたら(行きたいが・・・)間に合わないので、大抵の場合、写真、図鑑、秘密のファイルにたよる事になる。数枚の写真や絵からその動物の特徴、骨格などを頭に入れ、それを動かして、デッサンをして、下描きを起こす。意外に手間がかかるのだ。
よく、ウェブで「動物の絵」を描いたサイトを見つけて覗いてみると、下書きに写真を取り込んで上からPSとかペインターでなぞって描いているものを見かけるけれど、あれはダメ! そういうのは、写真の盗作以外の何物でもないし、上手に描けていたとしても、単にPSとかペインターが上手なだけ。絵が上手い訳でもなんでもない。
ところで、絵を描く場合、資料がどうしても見つからない事がある。「写真に撮れないので絵で描いてくれ」という場合もある。たとえば、「ムトトがきたよ」の出産の場面。ゴリラの出産の場面というのは、動物園の記録にかすかにあるだけで、実際に野生のゴリラの出産に立ち会った人はいない。朝になったら生まれていた。というのがほとんど(いや全部)である。
そこで「ムトト」の時は、ニホンザルを研究されている菊間さんという人の話を伝え聞いて、想像をして描いた。また下の息子が生まれた時に立ち会った事も「大きな資料」になった。
====その時に、激しいうなり声が聞こえた。回りの木々には群れのサルたちがいるわけだけれど、寝ている様子はなく、逆にそこにいる私たちに警戒するようなモノすごい気配を感じた。うなり声はやがて叫びに変わり、同時に回りの森もザワザワと一瞬騒がしくなり、やがて静かになった。そして警戒するような群れ全体の気配も消えた」====
これが、僕の伝え聞いた、野生のニホンザルの生まれる時の様子である。僕はなぜ群れ全体が起きているのかに疑問を持ったし、うなり声が叫びに変わるのは、人間も一緒だな。なんてことも考えた。結局、群れ全体が起きているのは、新しい仲間に対する礼儀と言おうか、喜びと言おうか、あるいは、期待なのではないだろうか?と考えて「ムトト」を描いた。
これなんかは、比較的資料になる話や体験があったわけで、もっとスゴイ、リクエストも あったりするし、誰も見た事ない絵を描かなければいけない時もママある。その時は、内緒の秘密のファイルを使うのである。秘密のファイルが何なのか?もちろん秘密なのだ。イヒヒヒヒ。

8/25/お腹がこわれた時の食事
これね、掛け値なしで本当の事なんだけれども・・・。
集中して絵を描いていると、消化に「気」が 行かなくなって、お腹が膨れて来る。体重は変わらないし、食欲もそんなに変わらない。で、数日間その事が続くと、僕の場合、確実にお腹が壊れるんだよね。それもドカンと壊れる。さらに先日の大腸内視鏡検査で「どうってことない」と診断された内痔核君があまりの通行量のために出血する。でも内痔核というのは内臓にあって、神経が比較的ないところだから、痛くないのよ。後でトイレの中を見て、ウソ!って思う訳。もちろん僕は男性だから「あっ!始まっちゃった」とは思わないけれどさ、それだけにちょっとあわてる訳だよ。 で、今回も同じ事が起きた。そういう時は、三食おかゆ。三日間くらい。それにポカリ。最初は、しらがゆでねぎとごま油と醤油だけ。お昼は炊ける直前に卵を落として、温泉卵風に、で、夜はゴマ昆布などを買って来てもらって、味を変える。で、二日目、朝は同じ。お昼は前の日に仕込んでおいた「マグロのヅケ」をしらがゆにまぜ込みながら食べる。で、夜は炊きあがる直前にホタテの刺身を ぶち込んで、熱が通る前にネギ+ゴマ油+醤油。で、さらに三日目。ここに来ると、もう濃い味が飽きて来てしまうので、シソを塩揉みしてしぼり、細かく刻んだものを炊きあがりに混ぜ混み、塩味でいただく。 これは「シソめし」の おかゆバージョンだけれど、旨いからお試しあれ。

そういうわけで、今日が三日目だったのだ。夜は家族と同じメニューを食べた。ビールも飲んだ。
実は滅多にない事なのだが、今日出版社に電話して〆切りをほんの少しだけ延ばしてもらったんだ。そうしたら少し気分が落ち着いて来て、作画の進行も少しスムーズになった。それならと、ここでちょっと気分転換てな調子だ。
メンタルな事なのは、重々承知の上なんだけれど、なかなか仕事に入ってしまうと、キリがつかないからね。これからもこの手のお腹が壊れる事とは付き合っていかなければいけないんだろうなあ。覚悟しておきましょう。
正直言って、僕は下痢のベテランよ。(もちろん自慢できないけれどね)

8/26/撃沈
ホントウかよ。昨日飲んだのはビール一本だよ。それなのに今朝4:00からトイレに通う。出血はしなかったけれど、ダメージは今日の方が重たい感じだった。正直、今日一日ボーに振ってしまった。だってベッドから立ち上がれないんだもん。マイッタ。それでもカミさんが知人の御葬式に出なければならず、夕方ムクムクと起き出して来て、ホワイトソース作って、シーフードバターとお酒で戻して、パスタ作って食わせる。ほんの少しだけ自分でも食べる。子どもたちは、お店のそれより1.5倍の量をペロリと平らげた。ウ〜〜ム。お前らの内臓が羨ましい。
〆切り間際のここに来てのダウン。仕事が多方面多種に渡っているだけに厳しい。明日は5:00起きだな。こりゃ・・・。試練の日はまだまだ続く。

8/30/打ち上げパーティー
昨日、夕飯前くらいだったかな・・・。戸外のどこからか愉しそうな音楽が聞こえて来た。盆踊りとかその手の類いじゃなく、ライブ、イベントという感じ。うん?どこかでそんなイベントあったっけ?聞いてないな。と思った瞬間、分かった。
我が家はから500m程の所に航空宇宙研究所というのがある。略して「航研」もしくは「航空研」などと呼ばれている。そう、昨日、ロケットを打ち上げた種子島宇宙研究センターの本家と言おうか、本元と言おうか?それがここの「航研」なのである。
つまり、これが本当の「打ち上げパーティ」が行われていたらしいのである。

しかしである。一回の 打ち上げで100数十億円を使ってしまう通信衛星は、今の世の中では割高な高級品らしい。それを二回失敗して、空の藻くずと化させ、そして今回、なんとか成功した訳だが、商売として成り立つのかと言えば、かなり難しい話らしい。実際、今時の、世界的な通信衛星の打ち上げ標準価格は80億円ほどらしい。つまり、頑張って研究していた間に、ロケット業界もユニクロ化しちゃっていた訳ね。日本の衛星に期待して契約していた会社は当初の20数社から現在では、わずかに八社に減っちゃったらしいのね。
それでもいいじゃないか?国家事業なんだからと言われるかも知れない。違うのだ。今は、「航研」も同所にある「交通審査研」も「船舶技術研」も国家直営の事業じゃないのだ。少しづつ組織が改編されて昨年からちょっと変わっているのだ。ちゃんと営利を目的としなければいけないのだ。
でも資本として使われているのは、税金だからね。コマッタもんである。