教育・保育

すべての子どもの発達を保障するために、きわめて重要な意味をもっている学童保育に、障害をもつ子どもたちを受け入れ、ともに放課後の生活をつくっていくために、指導員をはじめとする人びとが、どのような知識や視点をもつことが大切かを概説したものです。
学童保育・児童館関係者のみならず、学校・教室で障害をもつ子どもを受けもつ先生方にもおすすめのできる、わかりやすい入門書にもなっています。

        白石正久 著  かもがわ出版 刊 1400円
学び合いで「自ら学ぶ力」を育てる犬山の教育と、「全国学力テスト」がもたらす競争の教育とは相いれません。すべての子どもに学びを保障する義務教育本来の姿と、学校の自立を支え教育の地方自治を担う教育委員会の役割を実践をとおして描きます。「『全国学力テスト』ってなに?」「個人情報保護はどうなる?」など、Q&Aでわかりやすく説明しています。

       犬山市教育委員会 編  明石書店 刊  1260円
子ども白書〈2007〉子どもの希望を育むアイデアの結晶―“美しい国”の悲惨の中で
 特集(アイデアの結晶―なぜこのような取り組みを紹介するか;「いたずら」がはじけて「夢」が広がる ほか)
 ことしの子ども最前線(教育再生会議は、日本の教育のなにを「再生」しようとするのか;激化する「選択と集中」―姿みせた新自由主義 ほか)
 特論・20世紀の証言(特論 少年司法政策・立法から見えてくる「子ども像」;20世紀の証言 家庭・家族はどう変わったか)
 子どもの発達と権利保障―データと資料で見るこの1年(子どものいのちと健康;子どもと医療 ほか)
 資料(教育再生会議第二次報告概要;障害者権利条約(仮称) ほか)

         日本子どもを守る会 編 草土文化 2625円
特集では、日本の現状を格差社会として捉え直し、その実態と保育の課題を論じ合うために、子どもの貧困問題を捉える視点を確立するための論文をはじめ、保育現場からの報告、ルポなど種々の論稿を掲載。
    
      全国保育団体連絡会・保育研究所 編 ひとなる書房刊 2625円
 

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