話題の新刊

正社員もパートも派遣労働者も、働く権利が脅かされている。
その現状を打開するための、日本共産党の雇用・労働政策、関連する法案要綱とその活用法を紹介。
働くルール確立に向けた考え方の基本と具体的提案がこの1冊に。

  これが人間らしい働き方のルール 市田忠義 著 新日本出版社 1575円


一握りの富める者と膨大な数の貧しい人々・・・。急激に進むアメリカ社会の二極化の足元で何が起きているのか。人々の苦難の上でいったい誰が暴利をむさぼっているのか。追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告する。

  ルポ 貧困大国アメリカ 堤未果 著 岩波新書 735円


一家に信頼の1冊を
  加藤周一対話集 第6巻 「憲法・古典・言葉

三粋人経綸小問答 一海知義/奥平康弘     私たちはまだ、自由を手にしていない 樋口陽一
歴史に正対しなければ未来はない 後藤田正晴     転換期ー世界のなかの日本 都留重人
揺らぐ「自由」ー議論尽くすとき 藤原帰一    詩の言葉、変遷する日本語 谷川俊太郎/田 原
言葉との格闘ー「明暗」について 石原千秋/小森陽一
「日本 その心とかたち」をめぐって 高畑勲    教養と何か 今道友信
<インタビュー> 日中の相互理解のために 彭 佳紅
朝日新聞夕刊に好評連載中の「夕陽妄語」の8冊目

映画・時間について   翻訳・風流・自然   「オウム」と科学技術者
『巨匠』再見―劇場の内外   応挙と白隠   また9条
拷問の論理   夏休み・二つの詩集   アインシュタインの靴屋   チェーホフの医者〔ほか〕

加藤周一 著  朝日新聞社 刊  2520円
なにげない日常の裂け目から、ふと見た眺めとは?!短編小説、詩、エッセイ、論考…書き下ろし全8篇がひらいた、かつて見たこともない風景。
辺見庸の最新作

  たんば色の覚書    ミルバーグ公園の赤いベンチで   側   累   自問備忘録
  剥がれて   私たちの日常―「決して有用でないもの」への視線
  痛みについて―あとがきのかわりに
      
    辺見庸 著  毎日新聞社 刊  1260円
第1部 「格差社会」に氾濫する言葉(キツーイ一言―仕事編;思わず出る一言―小・中学生編;不安が募る一言―青年期編)
第2部 理不尽とたたかう言葉(職場でトラブルが起きたらどうするか;貧困を見つめる、貧困とたたかう;「意欲の貧困」を考える;「自己責任」論と言葉を操る者の連帯)
身近に溢れる「キツイ言葉」「イタイ言葉」の分析から時代の病理を見つめ、それと闘う人々の言葉に耳を傾けた文芸評論家の社会評論。

   小森陽一 著  新日本出版社刊  1575円
いま日本は、戦争をする国・格差と貧困の社会を許してしまうかどうか、岐路に立っています。侵略戦争の反省に立った九条、人間らしい生活を目指す二五条など、平和・人権・民主主義の憲法の基本精神をしっかり学習したい。そのための最適の学習書。最近の憲法状況についての解説(川村俊夫)を付して刊行

  渡辺洋三 著 新日本出版社刊 1890円 
現代社会の生活の中には脳をボケさせる要因が多い。
私たちは気づかないうちに、何かをしなくなっている。
電話番号を直接入力しないでワンタッチ機能を使う。
計算するときに電卓を使う。
部屋を片づけない。 テレビを見すぎる…。
「脳を元気に保つ暮らし」とはどんなものか、一緒に考えてみませんか。

  蜂須賀裕子 著 大月書店 1365円
第1章 残業代、出ないのが普通だと思ってました  第2章 手取り少なすぎ。これじゃ生きられない
第3章 職場にいじめやセクハラがある       第4章 突然クビ!?そんなことあっていいわけ?
第5章 派遣や請負をモノ扱いしないで!    第6章 バイト、パートだからってめちゃくちゃするな!
第7章 正社員はひどい条件でこき使うのが当然?   第8章 就活で迷ったり悩んだり…
第9章 このままでいいわけない!―思いを行動にすることから

  笹山・中田・林・平井 著  新日本出版社  1575円
「生活困窮者は死ね」と言うのか。
「福祉が人を殺す都市」と言われる北九州市。
それは国の生活保護政策の手本である。
しかし「ヤミの北九州方式」は、旧厚生省天下り官僚の下で造られた、「国の生活保護切り捨てモデル」であり、厚生労働省の指導と通知によって日本全国に広がっている
1部 いのち切り捨ての実態とその元凶を糾す(3年連続4件の餓死・自殺事件;虐げられ、蔑まれ、命を奪われた人びと;「ヤミの北九州方式」のからくりを暴く;「ヤミ」を支える「オモテの北九州方式」;北九州から反貧困の狼煙を)
2部 全国から見た北九州市生活保護行政問題(なぜ、私たちは福祉事務所長を刑事告発したのか;北九州市生活保護改善のたたかいの意味)

    藤藪貴治・尾藤廣喜 著  あけび書房 刊  1680円
文部科学省は、なぜ教科書検定で「集団自決」の真実を歪めるのか!?沖縄は、なぜ島ぐるみでそれに抗議するのか。

第1部 教科書検定はなぜ「集団自決」記述を歪めるのか(「平和の礎」の前で;「軍命による集団自決」をめ      ぐって;教科書検定「住民虐殺」削除問題;「住民虐殺」から「集団自決」へ ほか)
第2部 沖縄住民が体験した「軍隊と戦争」(三度目の悪縁;自衛隊の“沖縄上陸作戦”;沖教組のパンフレッ      ト『これが日本軍だ』;久米島住民虐殺事件 ほか)

    大城将保 著  高文研 刊  1890円 


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