48g+/49gの利用法


当たり前の四則計算
普通の計算機にはない機能を使ってみましょう.

例:買い物リストのようにたくさんの項目の足し算をする場合を考える.
項目1 27,600−
項目2 21,900−
項目3 16,200−
項目4 13,100−
項目5  8,000−
項目6  4,700−
以上の合計をする.普通の電卓では,M+キーなんぞを使って,合計金額をだすわけだ.あとに式は残らないので,チェックしたり,全体の中のある項目だけ値を変えて再計算といったことは難しい.これは48/49なら簡単である.

こんな場合はどうか.
項目1 27,600−
項目2 21,900−
項目3 16,200−×2個
項目4 13,100−
項目5  8,000−
項目6  4,700−×3個
項目3と6の入力の時は,’’を押して’16200*2’という具合にENTERする.スタックには16200・2と表示される.
{27600 21900 16200・2 13100 8000 4700・3}
あとは同様でΣLISTを実行後,さらに→NUMで合計が求まる.

さらにタグ付きの値を使うこともできる.例えば項目1を:KOMOKU_1:27600と入力すると,
KOMOKU_1:27600と表示されてスタックに積まれる.
タグというのは,任意のコメント文字列のこと.このタグ付きの値もリストにできるし,ΣLISTもちゃんと動きます.(タグ付きの値にかけ算をしてスタックに積むというのは,できないようです)