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IBM WorkPad c505 70J
カラーのPalmデバイスは本家のPalm IIIcに始まり、Visor Prismがずいぶん前から発売されている。最近ではSONYのCLIEが有名だ。また、Palm以外に目を向ければ、CASIOやヒューレッド・パッカードなどからもカラーPDAが発売されていたが、いずれも購入しようという気が全くしなかった。なぜか? 理由は明白である。デカいのだ。そして重い。 PDAは手帳の代わりである以上、程良く小さく、軽くなければ使う気がしない。SONYのCLIEは非常にスマートで日本人向けの製品ではあるが、あのきらびやかな外装は遠慮したい。私はスターのマネージャーではない。そう、主役は奴ではない。私が求めるのは司令官を補佐する参謀役だ。 …というわけで、例によってWorkPadである。ようやく私が求めるカラー対応Palmが登場したのだ。 全体のデザインはWorkPad c3の流れをくみ、非常にスマートだ。ボディの両側にはくびれがあり、全体的に丸みがついたので柔らかい印象を受ける。カラー液晶に目を奪われがちだが、スクロールボタンなど細かい点も改良されている。 さて、肝心のカラー液晶だが、長い間モノクロPalmを使ってきたせいか素直に感動を覚えた。何より使って楽しい。しかもカラーになったことで視認性も良くなる。予定に色を付けるだけで重要度が一目瞭然だ。しかもTFT液晶は反応が速く、きびきびとした動作は使っていて非常に気持ちがいい。 さらに、今度のWorkPad c505はMMC/SDカードに対応している。MMCとSDカードの違いは良く知らないが、Palmデバイスで使う分にはどちらでもいいらしい。今は東芝製の32MBのSDカードを使っている。現在のところ記録デバイスしかないが、将来的にはBluetoothカードやデジカメなども登場する予定だ。 外部メモリがサポートされたことで、バックアップや本体メモリに入りきらないデータの保管に便利になった。BackupBuddyVFSというソフトを使って毎日0時にSDカードにバックアップするようにし、Palm辞スパを使って英和・和英辞典のデータはSDカードに置いている。他にはPowerRUNを使って、あまり使わないソフトはSDカードに移動させてしまった。 Palm m505, WorkPad c505は、現在もっともフットワークの軽いカラー対応PDAだろう。いまのところ唯一の弱点は通信環境だ。SDカードは小さく軽く将来性のあるデバイスだが、現在は高価なメモリーカードに過ぎない。このSDカードサイズのPHSなどが出れば、面白いことになるのだが…。
2001/07/21 |
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