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rotring 4 in 1 input

rotring 4 in 1 文房具には多機能ペンというジャンルがある。一本で複数の機能をもつペンの総称だ。今回はドイツのロットリングから発売されている多機能ペン、フォーインワン・インプットを紹介する。

 黒ボールペン、オレンジの蛍光ボールペン、0.5mmシャープペンシル、スタイラスの4種類のペンが内蔵されている。多機能ペンは他社からもいろいろ出ているが、ロットリングのものは丁度いい太さとバランス、変に安っぽくならない点で勝っているといえるだろう。マットブラックのカラーリングもWorkPadと良くマッチしていて、いつもセットで持ち歩いている。

 4種類のペンを内蔵している割には、見た目には普通のノック式ボールペンである。どうやって4種類ものペンを使い分けるのか? このカギは上部のマーキングにある。それぞれのマークを上にしてノックするだけで対応するペンが出てくるのだ。指先でくるくるとペンを回し、親指で押し込むという自然なアクションで4種類のペンが使いこなせる。しかも、ちらりと見た感じは普通のボールペン。このさりげなさがロットリングの魅力である。

 このフォーインワンにはタッチパネル用のスタイラスが内蔵されていて、さすがに付属の爪楊枝のようなスタイラスよりも、ずっと快適に入力ができる。二色のボールペンとシャープペンシルで、大抵の用事はこれ一本でOKだ。ロットリングの多機能ペンには多くの種類があるので、自分の好みのタイプが見つかるだろう。換芯はZEBRAの4Cと呼ばれるものが使用できる。オレンジの蛍光ボールペンよりも赤が欲しいので、ZEBRAの赤芯と交換して使っている。

スタイラスのマーク

 これはスタイラスのマーク。どう見てもデスクトップパソコンなのだが、スタイラスとは関係ないのでは無かろうか? ここはぜひPalm風のマークにして欲しいところだ。

黒ボールペンと0.5mmシャープペンシルのマーク

 黒ボールペン(左)と0.5mmシャープペンシル(右)のマーク。

オレンジの蛍光ボールペンのマーク

 オレンジの蛍光ボールペンのマーク。

スタイラス芯はオレンジ色

 スタイラスは見間違えようのないオレンジ色なので、間違えてボールペンでグラフィティエリアを傷つけることはない。

WorkPadとRHODIAとrotring

 これ一本で、WorkPadへの入力から筆記までカバーする。rotringであることを主張する赤のリングがマットブラックに映える。黒と赤は、ThinkPadカラーでもある。

ZEBRAの4C換芯

 ZEBRAの4Cタイプの換芯が適合する。黒と蛍光オレンジを、それぞれZEBRAの黒と赤に交換して使っている。先端を樹脂で固めてあるので、使用する直前まで鮮度が保証されている。

 買ったばかりのボールペンはインクが劣化していることがあるので、書き渋る場合は一度リフィルを交換することをお勧めする。

2001/8/12

 

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