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Dooney & Bourke Case

Dooney & Bourke Case 今までは純正のスリムレザーケースを愛用していたのだが、WorkPad c3を50Jに買い換えたついでにケースも新調することにした。購入したのは前から気になっていた、アメリカのブランドDooney&Bourkeのレザーケースだ。

 手に取ってみた第一印象は「パリパリ」だ。強く絞ったタオルを徹底的に乾燥させた様な感じで、しっとりとして柔らかいスリムレザーケースとは対照的である。しぼ加工されたレザーは、多少爪で引っかいても傷一つつかない。

 Dooney&Bourkeのサイトでは、All-Weather Leatherと書かれているところをみると、同社のレザーバッグ用の素材で作られているようだ。強靱で手間いらず。仮に傷が付いても独特のしぼ加工で目立ちにくく、カバンのみならず、こういうPDAケースに流用してもいいことづくめの素材である。一見無骨な印象のレザーだが、薄く仕上げられているため必要以上に厚くならず、適用範囲の広い素材といえる。コーチのグラブタンレザーは私も好きな素材だが、さすがにあの素材ではこのようなケースは作れない。

 カバーの下の方は、WorkPad c3に合わせて扇形にカットされている。また、背表紙(?)のあるコの字型に整形されているので、閉じるといかにもカッチリとした印象だ。本体への装着は純正スリムレザーケース同様、スタイラスの溝を利用する。中にはカードポケットが二つあるが、伸縮性のあるカバーではないので、名刺は数枚程度、クレジットカードでは1枚か2枚にしておくのが良さそうだ。

 内側のポケットを利用すると、カバーにも本体にも傷を付けずにストラップが取り付けられる。方法は簡単で、使用済みのテレホンカードなどをポケットのサイズに合わせてカットし、パンチで穴を開けてストラップを結ぶ。これを内側のポケットに差し込むと完成である。ただし、このストラップを持って振り回すのは止めた方がいいだろう。

テレホンカードを加工ケースに差し込んで完成

 WorkPadに合わせてブラックカラーを選んだのだが、他にオーシャンブルー、レッド、タンがある。また、しぼ加工されてないレザーを使用したToinyシリーズもあり、こちらはブラック、オーシャンブルー、レッド、タン、フォレスト、タンジェリンといったカラフルなラインアップとなっている。明るいシルバーカラーのPalm Vならば、タンジェリン(オレンジ)もよく似合うだろう。

 このDooney&Bourkeのケースを付けると更に高級感が増した感じだ。購入価格はVis-a-Visで7,980円。純正ケースほど安くはないが、価格相応の品質で満足できること請け合いだ。せっかくケースも豊富なPalmなのだから、凝りに凝って吟味されることをお勧めする。

2000/09/02
 

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