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Brentley 3way Bag

Brentley 3way Bag

 シンプルな外見だが、山育ちの頑強なバッグだ。

 COACH、ZERO HALLIBURTONと続いて、3つ目のバッグ紹介だが、これもアメリカ製だ。どうもバッグはアメリカの合理的な製品に目がないらしい。別にこだわっているわけでなく、たまたまそうなっただけのことであって、フェリージのブリーフケースにも興味はあるのだが…。

 さて、今回紹介するのはBrentleyの3wayバッグだ。Brentleyというのは、Brenthaven社(ブレントヘブン)の日本向けブランド名とのことだが、現在はBrenthavenで統一されているようである。Brenthaven社は1972年に創業されたアメリカのバックパックのメーカーで、そのノウハウと技術を生かして、最近では本格的にコンピューター用バッグも展開している。ブランドイメージではTUMIの方が上だが、高品質な製品を手頃な価格で提供してくれる、良心的なメーカーである。

 このバッグはコンピュータ用ではなく、ごく普通の3wayバッグである。購入動機は出張時の着替えなどを収める、軽量で手頃なサイズの3wayバッグが欲しかったのだ。ポーターのタンカーという選択もあったが、ちょっとカジュアルすぎたので除外。同じく吉田カバンのZONEシリーズに手頃なバッグがあったのだが、ナイロン製とは思えないずっしりとした重さに驚いた。結局、一番軽い3wayバッグがこのBrentleyだった。97年10月のことで、購入価格は25,000円ほど。

 アメリカでの製造にこだわり、購入時の紙タグには縫製した職人のサインがあった。(惜しくも無くしてしまった) 「Tru-Balistic」と呼ばれる1050デニールのバリスティックナイロンを使い、縫い目はナイロンテープを巻いて縫製されている。要所は#92のナイロン糸で5重に縫い合わされている。ジッパーは大きなYKK#10が採用されていて無骨さ満点のバッグだが、持ってみると拍子抜けするほど軽い。スケールがないので詳細は不明だが、1000gちょうどぐらいではないかと思う。これが購入を決意した点だ。

 Brenthaven社のWebページを訪ねてみると、現在はコンピューターケースがメインになっているようだ。普通の3wayバッグの購入を検討している人にはぜひともお勧めしたい製品だけに、多少残念である。

でかいジッパー

 YKK#10のでかいジッパー。愛嬌のあるパーツだ。

ハンドル

 ハンドルはバリスティックナイロンを巻いて作られている。スナップで重ねて留めることが出来る。

ストラップ

 ストラップは本体側が金属の大径リング。ストラップ側がプラスティックのフック。金属同士だと擦り切れてしまうので、この組み合わせは正解だと思う。街で見かけるTUMIのストラップは、削れて切れそうになっている。

頑丈な縫合部

 ストラップの縫製部。何重にも縫い込まれている。ほつれる様子は皆無だ。

前のポケット

 前には大きなポケットが二つ。ここにカードケースやペン差しが欲しかった。

ショルダー

 後ろにウレタンパッドが入ったショルダーが収納されている。背負い部分にもウレタン板が入っていて、バックパッカーメーカーならではの背負いやすさだ。

内部

 フルオープンするので、収納は容易。ポケットも豊富。

着替えを入れてみたところ

 上着とパンツを一本入れてみた。結構モノが入る。内容物が少ない時はぺしゃんこになるので、普段のブリーフケースとしても使える。

2002/02/02

 

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