ATシフトレバーの交換(その2)

準備する物
  • +ドライバー
  • ON/OFFスイッチ(O/D SWを別にする場合)
  • 社外品のノブ
  • ノブに合うサイズのボルト・ナット
  • シフトロッドのネジ山に合うナット
  • 中空パイプ
  • ワッシャー
シフトノブ交換パート2は、前機にも採用していたAT→MTアダプターを自作してMT用のノブを付けてみました。 前機は木工でしたが今回はきちんと固定でき、操作性も考えて鉄工で行いました。途中、ボルト・ナットを使用しますが 作業は結構前に実施した内容なので残念ながらサイズは忘れてしまいました。
【画像1】
【画像1】はパート1で既にご覧になっているかと思いますが、純正のノブを外した状態です。 純正ノブの操作ボタンを押すと、この赤い部分が下に押し下げられることでノブの操作ができます。
【画像2】
この赤い部分を左に回していくとロッドから外れ、長いスプリングも一緒に外れます。【画像2】 このスプリングの力によってボタンが押し戻されているんですね。ん〜、原始的(笑)
【画像3】
で、今回作ったアダプターが【画像3】です。これまた醜い!!(苦笑)見た目はご容赦いただきアダプターの説明をします。 黒い部分がノブサイズのボルトです。このボルトの頭に中空パイプを溶接してあります。そのパイプの下には シフトロッドのネジ(さっき外した赤いパーツの付いていた部分)と同サイズのナットを溶接しています。
【画像4】
取り付けるとこんな感じ。【画像4】ロッドのネジ部が結構長いので中空パイプの中を上方奥の方まで入るように作りました。 ただ、これでもスプリングのテンションがあまり強くなかったので私は大きめのナットとワッシャーをスペーサー代わりに噛ませています。 スプリングの固定にもワッシャーを用いています。
【完成】
あとは好きなシフトノブを付けて、付け根をカバーすれば完成。ボルトにナットを付けておくと、シフトノブを付けたあとにナットを締めることで ノブの廻り止めにすることができます。操作する時はシフトノブを押しつけて前後させます。ノブの自重よりスプリングの力が強ければ 操作後に手を離せばノブは自分で持ち上がります。私の車両の場合、20cmのクリスタルノブが丁度良い重さでした。 30cmは重かったみたいです。純正より強いスプリングがあれば使えますね。
注意点
作業のコツ
  • 赤い部品が外れる瞬間、スプリングが勢いよく飛び出し紛失する恐れがある。
  • 長すぎるとPレンジにした時にオーディオの操作がしにくい。
  • 重すぎてロッドが下がったままで運転をすると、急ブレーキ時に勝手にレバーが動き大変危険!!