サイドモールとスライドレールの塗装

準備する物
  • 400〜600番のペーパー
  • マスキングテープ
  • カッター
  • 新聞紙、ゴミ袋など
  • 脱脂剤
  • ウレタンバンパー用プライマー
  • 缶スプレー
【画像1】
ハイエースバンの上級グレードやワゴンの下級グレード、オイラの乗る特装車には、【画像1】の様な黒いサイドモールが付いています。 前機のハイエースバンの時は剥がしたんですが両面テープと接着ゴムみたいなのが頑固で取れませんでした。 なので車両注文時、これからラインに乗るってことだったのでサイドモールは貼らない様にお願いしたのですが対応してもらえませんでした。 邪魔なだけなのに・・・。そこで、今回はボディと同色に塗ることにしました。オイラの場合、サイドエアロがモール下まであるパネルタイプなのとオーバーフェンダーも付けているため、 2度手間を省くため、それらのエアロを取り付ける直前に作業をしました。 また、同時にスライドレールも塗装しました。
【画像2】
まずは耐水ペーパーを使ってモールに足付け。その後、マスキングをします。 オイラのモールはモール上部にメッキのラインが入っている微妙に高級タイプだったので、メッキの部分もマスキングしました。 メッキと同じ幅のマスキングテープが無かったので幅広のテープを貼った後、カッターでカットする手間がありました。 モールの上下は私は新聞紙でマスキングしましたが、ビニール袋など面積の広い物なら何でもOKです。 お金に余裕のある方はマスキングテープにビニールが一緒に付いている物を使った方が簡単です。 スライドレールは黒い部分だけを塗装するので内部の金属(レール)部分もマスキングします。
【画像3】
【画像4】
塗装直前に脱脂剤を使って脱脂します。モールには微妙にシボがあるので強く擦る様に脱脂しました。 今回の塗装には【画像3、4】の塗料を使用しました。【画像3】はウレタンバンパーの補修に使うプライマーで、 ウレタン部へ塗装するには必需品です。【画像4】は右から(プラサフ)(塗料)(クリアー)です。 この画像は他のページから流用している画像なのでプラサフも写っていますが、今回はウレタンプライマーを使うのでプラサフは使いません。 塗装後、塗料が半乾きの状態でマスキングを剥がします。洗車は1週間程度控えましょう。
【完成】

【完成】
納車から3年経っていますが色が色なのでそれほど日焼けなども目立たず、缶スプレーとは思えない出来映えです。 光の加減で黒く見えますがモール上で黒く見える部分はメッキの部分、スライドレール部は金属の部分です。 ちゃんとマスキングができていたので綺麗な仕上がりです。 余裕を見て今度はアウターハンドルにも挑戦する予定です。
注意点
作業のコツ
  • 下地がきちんとしていないと洗車の時などに塗装が剥がれてきてしまうので、足付け、脱脂は念入りに行い、ウレタンプライマーも欠かさず使用しましょう。
  • マスキングに使う新聞紙は、端の部分には針穴が多数開いているので上手に重ねて塗料が透けない様に。新聞紙同士の継ぎ目も気をつけましょう。
  • マスキングを剥がす時はゆっくり、塗装面と直角になる様に剥がして生きます。剥がしたマスキングが塗装箇所に着かない様に周囲にも気を配りましょう。
  • 焼付け塗装の様に丈夫ではないので、エアロを付ける時に擦らないように注意しましょう。