エアーフィルターの交換2

準備する物
  • ボックスレンチ&延長ソケット
  • 汎用ステー
純正と同じ形状の交換タイプの社外フィルターに交換し、 吸気音の多少の変化もあり楽しめたが、以前から気になっていたキノコタイプのフィルターを付けたい衝動にかられた。 プ○ットからハイエース用として発売はされているが2万円以上する高価な物。 そこで、一か八か他車種用の物を流用して取り付けしてみることにした。
付けられるかどうかも判らない物なので、とりあえず中古で適当な物を購入しました。 オイラが購入したのはHKS製S13シルビア1.8用だったかな?確か入口径が80mmくらいの物です。 フィルター部分は150mmと200mmの2タイプがあって、200mmタイプだったと思います。 中古なので当然汚れていますが、スポンジタイプなので洗って再利用できるのも良いところ。 カバーを分解してフィルターを取り出し、中性洗剤を使って揉み洗いします。 ごしごし擦ってしまうとスポンジを傷めてしまうので、程よい強さで・・・。 上が洗濯前、下が洗濯後です。まだ若干色は残っていますが充分綺麗になったと思います。
フィルターの交換をするには腹下からフィルターのみ取り出して付け替えればOKでしたが、 今回はフィルターボックスを丸ごと外して、ボックスの付け根の部分にフィルターを直付けします。 フィルターボックスは運転席を一番前までずらした状態で後部のカーペットをめくり、 ボルト4本でとまっている蓋をはずすと登場します。
蓋を外すとこんな感じになっていて、画像は下が運転席側、上が後部座席側になります。 赤丸印を付けた部分に、今回のフィルターを直接取り付けます。それ以外のダクト状の物は全て外さなければなりません。
作業をしたのがだいぶ前なので忘れかけてしまっているのですが、確か蓋を開けた場所から固定されている場所は画像の1箇所だったと思います。 位置は非常に見つけ難いのですが、画像右半分に写っているのが上の画像で赤丸印をしたフィルターを取り付ける部分。 そのゴムホースの後部座席側から手を突っ込み、かなり下の方で固定されています。 スパナやメガネでは外せないのでボックスレンチに延長ソケットを付けて外します。 あと、ダクト同士を固定しているホースバンドなどは全て緩め、ダクト同士を外しておきます。
次に腹下側から固定されているボルトを外します。画像に写っている丸いのがフィルターボックスで、 その奥の方で2箇所固定されています。これもボックスレンチ&延長ソケットで外します。 ボックスを外す時に邪魔になると思うのでフィルターは外しておいた方が良いと思います。
以上の固定ボルトを全て外したら(他にもあったらごめんなさい)ボックスを丸ごと抜き取ります。 上に抜いたか下に落としたか忘れてしまったんですが、車両売却前に戻す際に上から戻した記憶があるので 多分外す時も上から抜いたんだと思います。ただ、かなり知恵の輪状態で苦労した記憶があります。 ダクトの外せる部分はできるだけ外して、ゴムダクトは思い切り歪ませながらでないと出せなかったと思います。 アホみたいに大きなボックスを外すと、車両側にはガランとした大きな空間ができるのでそこに矢印方向にフィルターをブスっと刺します。
プ○ット製のフィルターは写真で見るとL字のパイプが付属しているので多分画像のように下向きに付けるんでしょう。 オイラが購入した物にはたまたま同じような鋳物のパイプが付属していて見事にジャストフィット! フィルターの入口径が80mmでその内側にL字のパイプ、そして車両側のゴムホース内側にもL字のパイプを突っ込む形になるので、 このL字パイプがうまいこと取り付けアダプターも兼用してくれることになりました。 これが駄目だったらホームセンターで塩ビの配管を使うつもりでいたので、もしフィルターのみお持ちの方はホームセンターへGO!!
ただ、このままでは車両側のゴムホースに宙ぶらりんの状態なので、汎用ステーを使って固定をします。 画像は腹下から撮影したものです。ステーは結構形を変えることになると思うので薄くて柔らかめの物を使っています。 ひ弱ですが無いよりは良いかなって感じでした。
最後に、今回外したボックス一式とフィルターです。こんなに大きな物が付いていたんですね。保管場所に困ります(^_^;) 交換した感想は、まず一番の違いは吸気音でしょう。フィルターだけを交換した時とは段違いに音を感じます。 例えるなら、フィルターだけ交換した時は窓を開ければ違いが判るかな?程度だったのが、 窓を閉めていても音が違うのが判るって感じです。 ボンネット車と違って運転している自分の真後ろで吸気しているんですから当然と言えば当然ですが、 ファミリー向けの車にはちょっとうるさいかもしれません。 また、オイラのはターボ車でしたのでアクセルオフの時にパシューンというブローオフ?音も楽しめました。 これで交換前と同じ運転をすれば、燃費の向上にも繋がったのかも知れませんが、音の変化に伴い無駄なアクセルワークも増えたと思うので 燃費については違いは感じませんでした。 雨の日が少し心配でしたが、全く濡れることもなく快調でした。
注意点
作業のコツ
  • ソケットレンチの延長ソケットは絶対必要なので事前に準備しておきましょう。20cm位の物です。
  • 蓋側で作業をする時、開口部の側面で結構手に傷が付きます。皮手袋や軍手などをした方が良いです。
  • ボックスを外すのがとにかく大変です。確か最初は下に落とした気もするんですが、 車載ジャッキで持ち上げたくらいではボックスが長くて出せなくて上から出した気がします。根気良く頑張って下さい。
  • 一般的に純正のフィルターに比べて集塵能力は劣るはずなので、オイル交換などのメンテナンスに気をつけて下さい。