第3回
「明るく撮りた〜い!」

 前回は、どんな場所で撮ると良いですよーと言う話をしましたね。
 でも、そんな場所でも、自分がイメージ通りの写真になるとは限りません。(^^;
もうちょっと、明るく撮りたいとか暗く撮りたいとか。
 そんな時「露出補正」という機能を使えば、自分の持っているイメージに近づけることが出来ます。
 ということで今回は「露出補正」の話です。

「露出補正」なんて言うと、難しいなんて思う人いるかもしれませんね(^^;
「露出」の話をしだすと、長くなるし説明が大変なのでここでは割愛(おぃ)
ただ、この「露出補正」ですが、たいていのコンパクトカメラには付いている機能のようです。
だから、この機能を使わない手はないですよね(笑)

「露出補正」は、撮れた写真が自分がイメージした写真の明るさと違う時に、それを補正するために
使います。
「露出補正」は、”+0.5”とか”−1.0”と言うように指示します。”+”は明るく補正、”−”は暗く補正と言う意味があります。
次に、”+”や”−”の後の数字ですが、数字が大きければ大きいほど変化量(明るさ)が変わります。
中には、”0.3”や”0.7”など、刻みの細かい数字で設定できるデジカメもあると思いますが、
刻みが細かいほど、細かい設定が出来ると思って下さい。

 撮った写真が、ちょっと暗いなーって時は、「+方向」に補正して下さい。
逆に、ちょっと明るすぎるなー飛んでいるなーって時は、”−”方向に補正して下さい。
 例えば、逆光の時などは、被写体が暗くなることが多くなると思いますが、この時は、”+”方向に
補正すると、被写体が明るくなると思います。 補正値は、撮る環境によって異なってくるので、何度が
撮り直してみて、気に入った写真が撮れるまで補正してみて下さい。

 逆光の時などは他にも、ストロボを強制発光させて撮るという方法もあるのですが、ストロボ光が
強くなり過ぎたり、被写体がてかってしまう事もあるので、少し不自然になることもあるので、
出来ることなら「露出補正」で調整して撮った方が自然な写真になりやすいと思います。
今まで、なかなか思った通りの明るさで撮れなかった人は、「露出補正」試して見てくださいね。