ALIVEⅢ / KISS
1993 MARCURY / POLYGRAM RECORDS
ご存知、KISS。もはや説明不要の大御所バンド。
世界初!?のお化粧バンド・・・なんて野暮な書き方は止めとこう。
白塗りメイクにド派手なコスチューム＆パフォーマンスといえば
知らない人はいないであろうけど、
意外とサウンドは知らなかったり・・・なんて人多いんじゃない？
ストレートなロックンロール（ハードロック）で見た目とは裏腹に聴きやすいですよ。
KISS通に言わせるとやはりデビューしてから後数年（1974～1980頃）が
良かったと言うでしょう。
残念ながら私自身ギリギリ生存はしてましたが、そんな事知る由もなく・・・
で、初めてKISSのCDを買ったのが’91年頃、
「SMASHES,THRASHES&HITS / グレイテスト・キッス(日本語タイトル)」
だったワケですが、これがいまいちピンと来ず・・・後に出たCDがこれ!!
ライヴ盤です。1992年からの三代目ドラマー、エリック・シンガーが叩いてます。
単純にかっこいい!!私が憧れるもの全ての礎がここにある！
といった感じでしょうか。
長年の活動の中、相次ぐメンバーの脱退・病死をも乗り越えて
復活に次ぐ復活をするも、
この頃になると日本でのムーヴメントや新しいバンドの登場で
悲しきかな嫌が応にもかつて程の人気は得られなかった。
にも拘らず、そこそこのセールスを記録しているのは流石である。
紆余曲折、波乱万丈の歴史の中、辿り着いた一時代をパッケージした
最高のライヴ・アルバムである。
誰が何と言おうが私はこのKISS！が大好きである!!